2015年07月03日
まず始めに河川愛護モニターが二期目に入り、その委託式が昨日あったのですが、私
が日程を間違えていたので欠席してしまいました…。
仕事に集中している時だった事もあり、どうしても様々な事を忘れがちになってしま
います…。
関係者の皆さんには、ご迷惑をおかけしました。(すみません)
ただ私が二期目だった事や、新規で二人のモニターの応募があったらしく、そう問題
にはならなかったようです。(幸いにも)
後で新規モニターの方の名前を教えてもらったのですが、少し気になったのは「聞き
覚えのある名前だ」って事です。
要は「ヒスイ関連の人かも」って事で、何かしらの意図を感じました。
まぁ、今の時代は大義名分(免罪符)が必用なので、それも道理でもあるように思え
ます。(まだヒスイ関係の人かは定かではありませんが)
そして同時に思った事は「二人も応募があったのなら私は必要なかったのでは…」っ
て事です(笑)
河川モニターで在っても無くても、姫川の魅力は伝えて行くので私的には別に良いけ
どね。
私の報告スタイルを基準とすれば、それぞれがより姫川の魅力を伝えられるようにも
思えます。
でも、ほぼボランティアの活動なので、対応できる人は限られるでしょうね…。
この領域が今後、どう変化して行くのかも楽しみの一つになりそうです。
さて本題ですが、姫川クリーン作戦に参加しました。(今日の午前中に)
初めてだったのでよく解らずに現場に行って、その参加者の多さに驚きました。
清掃に「こんなに参加するんだ」と驚くと同時に、すぐにある特徴にも気が付きまし
た。
集まったのはボランティアではなく「姫川を活用している企業団体である」って事で
す。

フライングクラブやライオンズクラブ等の団体もいましたが、単体のボランティアは
私を含めて二人くらいだったと思います。(もしかしたら私一人かも)
ここにも大義名分(免罪符)が必用なんだなって思いながらも、その行動自体は必用
な事なので参加しながらモニターしてみました。
それぞれの団体が1班〜3班に分かれて、河口付近のゴミ拾いをします。
で…、私はどの班になるのかを聞いたところ、「どこに入っても良い」って事でした
(笑)
一般の参加は念頭に置いていなかったらしく、その対応を決めてないようです。(受
付でも個人だと言ったら驚かれました)



個人と言っても河川モニターなので、全くの一般人の参加って訳ではないのですが…。
とりあえず配られた説明書きにも、一般参加は1班(シャレか?)となっていたので、
最も海に近い区分でゴミ拾いをしました。
これが私が拾ったゴミです。(しんがりだったので少な目です)
ゴミの種類を見て納得しましたが、一般的なゴミよりも企業の産業廃棄物の方が多い
ようです。
紙製のゴミは殆どが土に還っている状態が多かったので、プラスチックや金物を中心
に探しました。
この黒い桶みたいなのもゴミで、発砲スチロール製のゴミです。(軽くて良かった
(笑))

何を梱包するのに使ったのか定かではありませんが、ゴミを拾う際にはトレイ代わり
になって便利でした(笑)
通常だと三つの袋を持って分別しながら拾って行くので、けっこう面倒です。
ゴミも使いようだな…、と思いながらも、最後には捨てるゴミを活用してみました
(笑)
これが1班の最終的なゴミになります。
結構な量のゴミがあったのが、見て解ります。
コンビニ弁当やペットボトルもあったので、全てが参加した企業の廃棄物とは限りま
せん。
でも作った過程には関わっているかもね…、それは売った者も買った者も同じ事です
ね(笑)

気になったのは中身が入っているペットボトルと、木製のゴミです。
正直、中身がお茶なのか小便なのか解らない(笑)
発酵しているので臭いも酷く、もっと危険な液体が入っている可能性もあるかもしれ
ません。
まぁ、五年前から行われているようなので、その間に被害がなかったのなら大丈夫な
のでしょうけど、何かあってからでは遅いので考えた方が良いかもね。(中身を出さ
ずに集めて、相応の業者が処理するとか)
一年に一回の作戦らしいので、あまり経験則が集まらない気もしました。
木製のゴミは、流木との違いが解らない程に劣化している場合があるので迷ったりし
ます(笑)
これはどうでもいい話なので「人工的なゴミなら集めれば良い」って事で納得しまし
た。
一時間ほどで終わり、皆が集まって解散しました。
とりあえずゴミ拾いは終わったので、その成果をモニターしに行きます。

これが2班の集めたゴミです。
外来植物の排除も目的とした作戦なので、それらも集められています。
最初に説明があったのですが初めての参加と言う事もあり、どれが外来植物なのか解
りませんでした。(名前を言われても解らない、常連に聞くなどして憶える必用があ
りそうです)

これが3班の集めたゴミです。
見て解るように、河口へ行くに連れてゴミが多く巨大になっています。
同時に上流へ行くに連れて、ゴミの種類が変わって行くのだと思います。(コンビニ
関係のゴミになって行くのでしょう)

関係ないですが、ゴミの確認をする際に歩いた野球場を撮影してみました。
綺麗に整備されていて、ネムの木はたくさんの花を咲かせています。
天気は曇りでしたが、時々晴れ間が出て気持ちの良い日でした。
ただペットボトルの話では無いですが、近くのタイヤ工場から出ている臭いは「場に
合ってはいないな」と感じました。(夏場は特に臭うのでしょう)


姫川クリーン作戦を体験してのまとめは、まずは商売として活用している団体が主に
なって清掃する事が目的なのだと解りました。(これも給料の範囲内なのだな〜、と
感じました)
一般の参加は、河口よりも上流でのゴミ拾いが良いかと思います。(大野のヒスイ橋
の下など)
これなら大勢の人は必要ないし、ゴミの種類が違うので一般人とゴミの関係もより深
くなるかと思います。
後は、一番の問題でもある「捨てている者への対応」になるかと思います。
ハッキリ言って「どちらがゴミなのか解らない存在」でもあるので、どうにかした方
が良いでしょうね…。
ゴミ拾い自体の活動は素晴らしく精神にも良いのですが、大元の「捨てた連中の後始
末をしている」って言う現実が付いてまわります。
これでは大義名分(免罪符)を目的としている者しか集まらないでしょう。
そんな事ならいっその事、川原乞食の免罪符(強制労働)にした方が良いかもしれま
せん。
ゴミがなければ大義名分(免罪符)には成らず、ゴミがあれば馬鹿の後始末にしか成
らず、奇妙なバランスを保ちながら繋がり続ける、これが今の人間社会の縮図なのか
もしれませんね…。(ゴミが無くなっても水を汚している現実は消えないので、ゴミ
は必用悪になるのでしょうね)
そんな社会に対応して行けるのか…と、自信が無くなっている今日この頃でした(笑)
原動力が何であるにせよ、成される世界に美があるのなら、それも良しとすべきなの
かもしれませんね。