2016年08月17日
今年も甥(チビッコ)が、夏休みに糸魚川へ遊びに来ました。
いつも特に変わった遊びはしていませんが、この日を楽しみにしているようです。
まずは、やはり夏と言う事で海へ行きました。
甥のお気に入りの青海の海岸(須沢)へ向かいます。
この日(8/5)は快晴で、お盆前でもあったので人は少なくプライベートビーチのようでした。
波も強くなかったので泳ぎ易かったですが油断は大敵、私も初老間近の身体をさらし一緒に泳ぎます(笑)
甥は毎年、網で魚を捕まえる事に挑戦しているのですが、海の魚を網で捕獲するなんて不可能でしょう。
と、思いながら泳いでいると「捕まえた!」と大きな声が聞こえました。
きっとクラゲでも捕まえたのだろうと思い見に行くと、25cmくらいのガンコウ(カサゴ系)が網の中にいました。(大きな魚でビックリ)
マジか!、って言うかまず浅瀬にガンコウがいた事に驚きました。
今になって後悔するのは「写真を撮っておけば良かった」って事です…。
泳いでる最中だったし、荷物を親父に預けていたので手元にありませんでした。(そして親父はヒスイを探して浜辺を彷徨って見当たらないし(笑))
それを見たのは私の他では、泳ぎに来ていた一組の家族だったので、その人達だけが証人となるでしょう。(誰も疑わないから証明する意味も無いか(笑))
運と執念の成せる技と言う事でしょうか…、甥にとって良い思い出となった事が嬉しいです。
私はと言うと、もっぱら浅瀬でヒスイ(綺麗な石)を探していました。
甥を気にしながらなので集中できず、ついにヒスイと出逢う事はありませんでした…。(集中できても拾えない事の方が多いけど)
それでも綺麗な石とは出逢えました!
まずは翠の玉髄です。(クリソプレースと言えるレベルかな?)
非常に綺麗で、海の雫を手にしているような感じがします。
次はロディン岩、ヒスイに似ていますが別の鉱物です。
濃い緑の部分は蛇紋石(ボーウェナイトでしょう)、白地と硬度が違うのが特徴なので確認は簡単です。
非常に重く、浮力の恩恵を受ける海中でも持ちながら泳ぐのは大変でした。
大きいので加工に使えそう、とりあえずは確保して後々活用を試みます。
こんな感じで甥と海水浴を楽しみました。
日差しが強かったので日焼けでヒリヒリ、普段使わない筋肉も使ったので身体中が筋肉痛になったのは言うまでも無いでしょう(笑)
この後は近くの川でザリガニを捕獲すべく、ペットボトルで罠を作成して仕掛けてみました。
一回目は罠を誰かに盗まれ断念…。(おそらくザリガニが入っていたかと)
二回目は場所を変えて、より家に近い石垣の川で試したところ、狙い通りに掛かりました!
これには甥も大喜び、サイズは小さめですが良しとしましょう。
最終的に2匹を捕まえましたが、これ以上増えても困るし(ほとんど同じ姿なので見慣れてしまう(笑))撮影も最初のだけにして逃がしました。
あのまま続けていたら、どんどん増えた事でしょう(笑)
カブトムシの罠も仕掛けたので夜に出かけると、辺りが真っ暗で熊にでも会ったら大変。
そこで朝早くの確認に変更し、この日はトランプをして寝ました。(疲れた〜)
早朝に罠を確認したらカブトムシのメスが入っていました。
ちょっと微妙…、クワガタのメスよりは大きいから大物感はあるけど、でかいコガネムシみたいだし格好も良くない(笑)
それでも甥は喜んだので良かった、きっと何が入っていても一緒に遊ぶ事が楽しいのでしょう。
キャッチボールも教えて、それなりにボールが取れるようになりました。(後は練習あるのみです)
そんな感じで約1週間を甥と遊んで、今回も夏を満喫したました!
子どもは「承認欲求の塊」とも言えるので、同世代では張り合い競争を憶えていきます。
それに長けた者とそうでない者とが分かれる中、疲弊していく子ども達に目を向ける必用があるかと思っています。
どちらかと言えば私はそれに長けていた子どもだったけど、甥はそうでは無いタイプに感じるので、叔父の私くらいは承認し続けたいと思います。
遊び相手が必用ならいつでも遊びに来いよう〜。
ちなみに、甥と一週間遊んだ後、親戚(同年)のチビッコの遊び相手もしました。
幼少期に遊んだ彼も今では立派なお父さんとなっていて、独身の私はその子どもと遊ぶオッサンとなったようです(笑)
自由研究で石英を調べるとの事で監修を頼まれましたが、そこまで高いレベルのデータは小学生には必要ないでしょう。
必用なのは体験なので、川で石英を探し研磨を経験してもらいました。
水を付けながら耐水ペーパーで磨き「石英の硬さ」と「磨けば光る事」、更に「石英は身近に在る鉱物だ」と言う事を教えます。
水晶と玉髄の見た目の違いも教え、同じ石英である事も理解してもらいます。(サンプルを渡して説明します)
それにしても、自由研究に石英を選ぶとは見所がある!(私個人の評価です(笑))
このまま鉱物好きとして育ってくれたら有り難いなぁ〜。
女の子なので宝石の方が好きになるかな?、とにかく成長が楽しみです。
もっとチビの弟もいるので、二人にチャンバラを教えました。
絶対に子ども同士では打ち合わせませんので、私が二人を相手して疲労困憊(笑)
私は幼少期にチャンバラをする相手だけはいなかったので、その子たち以上に楽しんでいる気がするなぁ…。(幼少期のシャドーチャンバラが役に立ってる!)
打ち込んでくるのを払うだけなので剣先(棒の先)は子どもに向く事は無く安全、反射神経の鍛錬にもなって面白いです。(最近は衰え気味)
なんか防御に定評のあるオビ・ワンみたい(笑)、だとしたら弟子はダークサイドに落ちるのだろうか?
そんなどうでも良い幻想を楽しんでいる自分がいるのが笑えます(笑)
基本的に「面白く無い大人の生活」を、子ども達が随分と楽しくしてくれています。
これも私の創作活動に必用な事なのでしょう、きっと私も一緒に成長しているのだと思います。
最初の心持ちを思い出させてくれる子ども達に、心から感謝したいと思います。(エンジンが新品なので、中古の私は疲れますけどね(笑))