2017年08月18日
糸魚川に大きな被害を出すことなく台風は通り過ぎ、空は久しぶりの晴天となりました。
海水浴を楽しもうと青海の海岸へ訪れたのですが、海は濁り強烈な波が押し寄せていました。
せっかくの海水浴日和でしたが、海の状況がこれでは泳ぎは楽しめません…。
なので海水浴を止めて、いつも通り転石探しに切り替えました(笑)
泳ぐつもりで海へ来たので、海水パンツのまま探す羽目になりました…。
サンダルでの探索は砂や石が入って足が痛いですが、暑さは軽減されるので気分は良いです。
濁った白波が打ち寄せる中、波打ち際の石たちを注意深く探っていきます。(たまに来る大きな波で転倒しそうになりました(笑))
左側の海岸を探しましたが、特に魅力的な石はありませんでした。
とりあえず移動の為に駐車場へ戻り水道で足を洗っていると、アゲハ蝶(キアゲハ?)が水分補給に来ました。
台風が過ぎてアゲハ蝶も喜んでいるようです。(ヒラヒラと優雅に舞っていました)
次は右側の海岸、こちらは私同様に海水浴に訪れた人たちがいましたが、やはり強い波によって躊躇しているようでした。(私のように転石拾いに変更している人もいました(笑))
右端の姫川河口の合流点では、より濁った水が流れ海流自体が奇妙な動きをしていました。
山側の空を大きな雲が覆っていて、未だに雨を降らせているようにも見えました。
この状態の海へ引きずり込まれたら助からないでしょう…、早々に河口を離れて安全な場所へ移動しました。
一通り歩き、この日に拾えたのは軟玉(透緑閃石?)1個、ロディン岩1個、ヒスイとロディン岩の混合石(と思われる岩石)1個です。
良い結果ではありませんが目的を変更した事により、それなりに楽しめたので良かったです(笑)
帰り際に緑と黒とが半分に別れた石英(珪石)も発見。
磨いて輝くのなら面白いので、ちょっと試してみようかと思います。(主にニッケルにより発色した鉱物かな?)
次第に空は曇ってきましたが、海水浴に訪れた人たちは増えていました。
泳ごうと試みている人もいましたが、強烈な波で浜に打ち上げられていたようです。
特に子どもは体重が軽いので、簡単に波の影響を受けとても危険です…。
こういう日は潔く諦めて浜辺で遊ぶのが良いでしょう、大人が思うほど子どもは「泳げなかった事」を残念がる事はなく、家族で旅行した事を大切な思い出としてくれます。
親が浜辺での遊び方を知っていれば更に効果的なので、大切な日をそれぞれに楽しんでほしいと思います。
ヒスイ日和と言える天気ではなくなりましたが灰色ヒスイの景色を投影し、その中に宿っている美しさを見出して「自然の美」を感じたいと思います。
え〜、場所と話が変わりまして(笑)、また安曇野へ遊びに行きました。
この日は甥と友人親子とで、水晶を探しに川を探索しました。
ここは10年ほど前に訪れていて水晶(石英・玉髄)を拾えた川でしたが、以前の状態とは違い見付けるのが困難となっていました。(年月により環境も変わっていました)
花崗岩の多い川なので可能性は高いのですが、どうも昔のようにはいかないようです…。
と、言う事で探索方法を変えて「小砂利が集まった場所」を崩しながら探す事にしました。
チビッコを連れて川を歩き回るのは危険だし、体力的にも無理です。(大きくなれば問題無し)
それに花崗岩が風化して積もった砂利ならば確実に石英は在るので、確率を考えると最も良い方法だと言えるでしょう。(自画自賛です(笑))
発展途上国の宝石採掘のように、手や流木で砂利を崩しながら透明度の高い石英を探す遊びは思ったよりも楽しく、チビッコ(友人も)と霧中になって探しました(笑)
特に友人の子どもは鉱物や化石が好きで、好奇心に満ちた瞳を輝かせて楽しんでくれたのが嬉しかった〜。
更に芸術的センスが抜群の友人の息子なので感性も良く、今後の成長が楽しみでもあります。
ちなみ私の甥はともてマイペースで、石英を探しながらもオタマジャクシを捕まえていました(笑)
これはこれで面白い、昆虫博士にも成りたかった私なので生物に興味がある気持も解ります。(私がカエルの種類も解ったら良かったのですが…)
この日は台風が上陸して来ていたので川へ遊びに行けるか心配でしたが、午前中は晴れて川も濁りがなく増水もありませんでした。
楽しい時間を過ごせて良かったです。(肝心の水晶の写真を撮るのを忘れてしまった…)
今度は月長石(ムーンストーン)でも探しに行こうかな〜。
小さい欠片しかありませんが、光に照らされて青白く輝く姿は星空のようです。
また遊べる日を楽しみにしているよ!(甥と遊ぶオッサン、友人の子と遊ぶオッサン、この立場は来年も変わる事は無いでしょう(笑))
また話は変わって(笑)、最後はレザークラフトの青年とのコラボ作品です。
以前にも紹介した腕時計ですが、試作を改良して「よりヒスイのルースを頑丈に固定」し、時計を固定する「両脇の縫い目も内側に移動」したようです。
基本的に腕時計は青年主動で販売するので、納得の行く完成度を求めたようです。
この事により私主動のアクセサリーの発想も進み、ブレスレットとしての新作も作ろうかと思い立ちました。
コラボはこういった事があるので面白い!
全てを自分で行ってしまっては孤独なだけで、確かに収率は高まりますが「人との縁」は進みません。
これが「他者へ向ける存在でなければ自己完結の品だけ」でも良いのですが、人との繋がりを必用とする以上は利益を分割しても協力する意味はあるでしょう。(完全な自給自足を望むなら別だけど…)
レザークラフトにしろ、シルバーアクセにしろ、やってやれない事は無いですが、それに特化しようと進んでいる者がいるのなら協力した方が楽しいに決まってます(笑)
それが若者なら尚更で、基本的に私より長生きするので頼り甲斐もあります。(長く付き合って活動できると言う事です)
よって「自身で成り立つ領域を持ちながらも他者と協力する」って事が最も大切で、更に可能な限り「若者が良い」って事も重要だと思われます。
まぁ、その者の素質が必要不可欠なのは当然なので、どうしても相応の力を示す必用はありますが…。(それとは別に同業種でのコラボは非常に困難だ…)
最初は未熟でも成長により完成度が増す過程は魅力的で、常に変化する可能性は見ていて飽きません。(これは支えてくれる方々の総意かと)
そんな仲間を創れたら最高だと思っています。
そして、そんな作品を創って行けたのなら、それぞれの未来を示せると信じています。