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2021年11月16日
しばらくは雨模様が続くとの予報でしたが、普通に晴れたので再び探石に出かけました(笑)
今回も良い出逢いがあれば最高だな〜、と期待しながら自転車で冷たい風を切りながら海へ向かいます。

それでは11月四回目の探石記録を書きます。

前回から二日しか経っていませんが、この景色を見ると胸が晴れます。(11/16)
今回は始めから快晴、平日なので訪れる人もごく少数です。(ほぼプライベートビーチです)
いつも通り左側から探石を開始します、風は弱く(ほとんど無く)暑くさえ感じる気温でした。





浜辺へ向かう途中の段差に「石の顔(だった石たち含む)」を発見。
ここで撮影会をしたのかな?、「保護側の活用」としては消費せずに楽しめる遊びだと言えます。(海辺ならどこでも良い遊びですが、石の種類が豊富な糸魚川なら表情も多彩になるのでしょう)




小春日和と言える陽気で環境としては最高でしたが、満潮だったのでいつもより後方を探す状態でした。(波もそこまで速くなかった)
波との追いかけっこはできましたが、この状態では崩れていく浜から出てくるのを待つしかない感じでした。(あくまでも可能性が高い方の話し)




最高の気晴らしを楽しみながら折り返し地点に到着。
かなり押し上がったように見えますが、正確には「押し上がっていた浜が満潮で削れた」って状態なのだと思います。


これだけ石が溢れているのに輝く石が見当たらない…、やはり探す場所がズレているからのように思えました。(それを含めた「運」なのでしょうけど(笑))


それでも入口に戻る途中で、石英斑岩1個、ヒスイ転石1個、玉髄1個を見付けました。


石英斑岩は模様と姿が好き、なかなか趣がある感じがします。

ヒスイ転石はロディン岩との区別が難しく、消去法(黄緑が入ってないし、地がクリーム色でもない)で確認し、最終的に触り心地(触覚)で識別しました。
微細なキラキラも見えたので大丈夫でしょう。(ルーペでも翡翠輝石を確認しました)

玉髄は石英脈が割れた感じ、白い部分は小さな剣水晶が潰れた痕跡だと思われます。
残っていたら綺麗だっただろうな〜、でも今も氷みたいで綺麗なので磨こうかな〜。


右側も一通り探してみましたが、遂に美石を見付ける事はできませんでした…。



環境は最高で状態は最悪、そんな感じだったかな?、こういった日に10年に一度のヒスイ転石(完成されたヒルコ神)と出逢ったら、一生の思い出になる事でしょう。

まぁ、一生の思い出といっても、人生(平均年齢)の半分が過ぎているのでイマイチではありますが(笑)、それでも20代〜40代前半で出逢った転石には、今現在の活力となっているヒスイ転石(完成されたヒルコ神)が在るので、私にとっては「力の根源」と言えます。(自身の聖域に奉っています)

この先も魂のカケラ(ヒスイ転石)とは出逢えるのだろうか…?

明日も晴れるかな〜?、荒波によって押上の海岸では探せなくなる時期が近づいているので、今の内に楽しもうと思います。(期待しながらも執着せずに楽しもうと思います(笑))


これで今回の探石記録を終わります。
2021年11月14日
最近は肌寒さが増してきて、顔が引きつるような冷たい風が吹いています。
海辺のまちの特徴なのか満足な紅葉が訪れる前に落葉となり、休息の季節の訪れを強く感じさせます。(潮風で葉が落ちるのでしょう)
しかし休んでいる場合ではない、ここで作らないと再生の季節に同志と遊べません(笑)
来年はガイドを兼ねた体験教室にも挑戦したいので、その間に出来ない加工を冬期に行いたいと思います。(創作は後回しに出来ても、制作は常に行わないと運転資金を稼げません(笑))

それでは11月三回目の探石記録を書きます。

今回も押上の海へ探石に出かけました(11/14)
午前中は晴れていましたが、午後は雲が多くなり日が陰る事が多くなりました。



午後12時頃の景色、お世辞にも綺麗とは言えません…。(とてもヒスイ日和とは言えません)
日が出たり陰ったりを繰り返す状態で、更に強風で目の負担が大きくて辛い環境でした。

波との追いかけっこは波が速すぎて成立せず(笑)、浜辺の「海水に濡れている部分」に気を付けていても押し上がった浜により海水に跳ね上がり、油断すると腰までズブ濡れになる恐れがありました。(気晴らしとしては最悪な環境…)


「来る日を間違えたかな…」、と思いながらも、「せっかくなのだから」と左側から探し始めました。(石が上がるチャンスはある環境でしたので)
昨日(土曜日)は快晴でしたが強く冷たい風が吹き渡っていたので探石を断念しましたが、今日は風自体はそこまで冷たくなく、海水温は驚く事に温めでした。




しかし、やはり強風だったので日が陰ると手先などの末端が冷えて体温が奪われます。
雲の切れ間からの陽光が浜を照らす時がチャンス、僅かでも光を膨張する石を探します。




とりあえず撮影したのは、友人からもらったコランダムの転石です。
押上で出た転石ではないのですが、綺麗に写したかったので持ってきました(笑)
赤系のコランダムで周りにロディン岩らしき鉱物も付いている立派な転石サンプルです。



ここまで立派なのは見付けた事がないな〜、押上の海岸では難しいのかな?
とにかく感謝、大切にするよ〜、また面白い石とたくさん出逢って下さい!


え〜、肝心の見付けた石たちは、玉髄1個とヒスイ転石1個です。
探し歩いている人たちが多めでしたが、それでも見付ける事は可能です。(見逃したり、新たに上がったり、下から出てきたり、いろいろと可能性はあります)


この時点で「来る日を間違えたかな…」と言う思いは吹っ飛びました(笑)
やはり1個でもヒスイ転石と出逢えると満足します。


そして折り返し地点に到着、押し上がりが強すぎて浜辺が変形しています。
青空も見えなくなってきたので、これで帰ろうと思い入口に向かいました。(寒かったし)




帰り際では、小さなヒスイ転石とオンファス輝石を発見。
小さいけど嬉しい!、見本として活用できるでしょう。


この辺りから不思議と空が晴れてきました。
さっきまでの寒さが嘘のようで、改めて太陽の偉大さを感じた瞬間でした(笑)


気分と環境が良くなったので右側も探してみました。
休日なので家族連れや石拾いの人たちが訪れて、それぞれに楽しんでいました。
こちら側は押し上がっていないので、波に乗ったり下から出たりする可能性は高いでしょう。




折り返し地点では快晴となりました(笑)、これぞヒスイ日和です!
最初はどうなるかと思ったけど、結果的に美しい景色を楽しめました。




こちらでの結果も満足なもので、まずは右側の探し始めで灰色ヒスイ2個を見付けました。
先客はこれをヒスイとは思わなかったのだろうか?、レア度も2程度なので求めるヒスイ転石ではなかったのかな?、なんであれ嬉しい出逢いです。




更に碧系のヒスイ転石も発見!、オンファス寄りのヒスイで波を想わせる景色を宿します。
練度・練磨ともに良い感じ、加工素材としても活用できるので悩むところです。





更に更に大きなヒスイ転石も発見!、帰り際に見付けました。
最初に歩いた時には無かったはずなので、打ち寄せられたのか、小砂利から出てきたのか、どちらにせよ驚きました。(形状は平らだけど、大きいので下から出たように思えます)



ヒスイ自体のレア度は3くらいですが、押上の転石にしては大きくて珍しい、また転石としての完成度(サイズ・練度・練磨)も高いので簡単に出逢える存在ではありません。

最近まで海が荒れていたからなのだなぁ〜、こうも多く見付かると久々に血沸き肉躍る気分になります。(来て良かった〜)
探石は「勝手に神々(自然、というか主にイザナミ)から祝福された気分になれるのが醍醐味」かと思います(笑)、これから進もうとしている事も肯定してくれているような感じがして嬉しいです。

きっと、もっと良いヒスイ転石と出逢った人もいるのだろうな〜、その出逢いを腐れ縁にぜずに大切に生きてくれる事を願います。


帰る頃の押上の海岸(午後2時頃)、この時間に来れば良かったと思うほど晴れました(笑)
訪れる人たちも多くなり、さっきまでの人たちよりも海を楽しめた事でしょう。



でも同じように出逢えるとは限らないので、今回の探石は大満足だと言えます。

これから冬にかけて海は荒れ出しますので、くれぐれも気を付けて楽しんで下さい。


これで今回の探石記録を終わります。
2021年11月09日
来年に向けて協力者と企画定住課へ情報収集に行ってきました。
ここを訪れるのは何年ぶりなのだろうか…、根知に移住を考えていた人たちとの交流会以来です。
あれから移住者(移住希望者)の情報を更新していなかったので、もしかしたら「移住者同士のコラボ」も可能かと期待しました。

担当者と「こらからの計画」や「これまでの活動」を話し合い、新たな移住支援策も知る事ができました。
以前は根知に限定されていた支援も、今は期間こそ短くなりましたが糸魚川全域に広げたようです。
里山で暮らすには相当の覚悟が必用ですが、まちなかとなれば私の方でも誘いやすくなります。

残念ながら今回もコラボが出来そうな作り手の情報は得られませんでした…、やはり「待っているだけでは私が求める人材は揃わない」と答えが出た気がします。(10年は待ちましたので)

まずは楽しい場の開拓、良い季節に良い思い出を残せたなら、その後の発展にも繋がるかと思います。
最終的には「作り手の理想郷」を作りたいなぁ〜、糸魚川の中だけで完成するコラボ体系を作りたい!
外の同志たちに体験教室(ヒスイとコラボが可能な技術の教室)をお願いし、糸魚川で育てながらも即戦力となる外の同志と協力して行く、そんな場を創りたい、それが後々に魅力的なモデルになってくれたら最高です。

糸魚川はどうしても「ドワーフタイプ」が多すぎて、求める「エルフタイプ」が少なすぎる…。
だからいつまでも洗練されず小汚さを感じてしまいます、しかし極端な例えですが「浅草では渋谷の商品は通用しづらい」って事と同じようにも思えます。

まちの特性を変えるのは独りでは無理(笑)、少数の仲間たちで「ある部分の属性だけを変えて行く」ってのが関の山でしょう。
保身を考えて老人に媚びたのでは政治家と変わらない(笑)、今後も消えていく命(古い命)よりも生まれてくる命(新しい命)を優先して行きたいと思います。

これが「ごっご(ままごと)」で終わるのか、そこから一歩出られるのか、それとも完全に出て未来に繋がるのか、後続のデータにもなるので私なりに進んでみようかと思います(笑)
50歳になった時には結果がどうであれ結論を出して、その後は自身の創作に徹する予定です。(50歳以降は惰性が強まるので…)


冬期は売上げが見込めず(そもそも見込めた事ないけど(笑))、加工するのも辛い時期になりますが、共有するやり甲斐は見出せたので、迷わずそこへめがけて進みたいと思います!

いざとなれば独りでも対応できるよう準備せねば…。(協力者たちにも、それぞれに都合があるので強制はできません(笑))
2021年11月06日
夜は雷が鳴り響き不安定な空になっていますが、日中は晴れる日が続くようになりました。
気温も高く太陽光を浴びると暑く感じる陽気ですが、風は冷たく日陰では「遠くで冬の足音が聞こえてくるよう」です。
急激な温度差で体調を崩さないよう、気を付けなくてはいけません。

それでは11月二回目の探石記録を書きます。

今回も快晴、前回よりは風が強く冷たさを感じましたが、潮が少し引いたので浜辺が広くなりました。(11/6)
休日だったので海岸に訪れる人も多く、それぞれに海を楽しんでいました。





前回同様で午前中は仕事(加工)を行い、午後一番から探石開始です。
今回は左側からの探石、やはり入り口付近は砂が多く期待できない感じでした…。




進むに連れて石が大きくなり押し上がりが強くなるのもいつも通り、若干ですが「前回よりも石たちが押し積もった」って感じました。


あまり環境としては変わってない感じ、二日しか経っていないので当然と言えるのかな?
でもこれだけの波を繰り返すのだから、数時間で形を変えるようにも思えます。


この時点で見付けたのは、オンファス輝石2個、シーグラス3個、ヒスイ転石2個です。
久々のオンファス輝石が嬉しい!、ヒスイ転石は豆ヒスイと小さめのヒスイですがこれも嬉しい!(実はシーグラスも意外と嬉しい(笑))




良質のネフライトも発見、透明度が高く美しい姿をしています。


前回よりは早めの収穫で石の種類も増えました、やはり刻々と環境は変化しているようです。


最近は体の調子が良いので、右側も探してみました(笑)
こちら側は家族連れなどで楽しんでいる人たちが多いです、あまり邪魔にならないよう速度を上げて入り口付近から離れます。




満潮の際には訪れなかった折り返し地点に到着、ここら辺は砂場となっていました(笑)
あまり来る意味がないですが、こういった状態でも見付かる時は見付かるので、運試しとして歩くのも無駄ではないでしょう。(基本は遊びなので)




こちら側では、ヒスイ転石2個を見付けました!
やっとまともと言えるサイズ(笑)、上は碧系でオンファス寄りの碧ヒスイ、下は灰紫が入るタイプのヒスイです。


この時期の光源は黄色みを強めているので、探石自体が難しくなります。
でも、そういう中でも識別できるのが分かると安心します(笑)、まだ目と勘は大丈夫、ヒスイとの縁が在っても見付けられないのでは悲しいので、今後も定期的に目を鍛えて行きたいと思います!


帰る頃にも続々とヒスイ拾いを楽しむ人たちが訪れていました、石拾いを楽しんだ後には「お土産も買って行って下さい」と願いつつ、押上の海岸を離れました(笑)

これで今回の探石記録を終わります。
2021年11月04日
「秋を通り越して冬になったのではないだろうか?」と思うほど寒い日が続きましたが、最近は太陽が出始めて暖かい気温になっています。(日中の話しですが)
紅葉が見頃となり行楽のシーズンになりましたが、今年も糸魚川への来客は見込めない感じです…。(残念ですが仕方ない、みんな苦しいのだから…)
これから春までを準備期間にできる者(体力がある者)が、来年の再生期に本領を発揮できるので、それを目指して協力者(同志たち)と準備したいと思います。

それでは11月一回目の探石記録を書きます。

最近は「午前中は晴れて午後曇り」と言った天気が続きましたが、この日は午後も快晴だったので押上の海岸へ探石に出かけました。(10/4)
ガイドのモニター以来の探石、午前中に仕事(加工)を済ませて午後一番から開始です。





まずは右側、左側は体力に余裕があれば行こうと思い右側から探しました(笑)
波は長くて強い状態、砂・小砂利・大きめの石と所々で上がっている石の大きさが違います。


砂では豆ヒスイを探し、小砂利では小さめのヒスイ転石を探し、大きめの石では面白い石を探してみました。
大きく引いたら海へ向かい、大きく押したら浜辺へ向かう、行ったり来たりを繰り返す「波との追いかけっこ」の季節の到来です!

この季節の基本である「目で石を探し、耳で波の音を聞く」を忠実に守り、乾いている浜辺の位置を確認しつつ、浜の半分(安全に歩ける場所)まで探しました。


この時点では、質の良いネフライト1個、模様の面白い石英1個、豆ヒスイ1個、シーグラス3個を見付けました。


環境から考えて、もっと見付けられて良い感じではありましたが、運が無かったのか魅力的な石とは出逢えませんでした。(特に豆ヒスイが少なかったな…)


物足りなかった(執着した?)ので、左側を探石。
入り口付近は豆ヒスイを探すのに理想的な状態でしたが、どうにも見付かりません。


風は程良く暖かな気温、ミスト状の波しぶきが降り注ぎますが不快ではありませんでした。(むしろ爽快な感じ)
これで結果が伴えば最高なのですが、そう上手い具合に行かないのが「神々との交歓」です。


進むに連れて大きめの石たちが押し上がっていました。
こうも押し上がると歩きづらいし見付けにくい、満ち潮も相まって重い石が下に埋まってしまっているように思えました。




今回は無しか〜、と入口に向かって歩いていると、最後の最後でヒスイ転石を発見。


レア度は1.5〜2程度ですが、どうであれ在ると無いとでは大違い(笑)
気晴らしとして探石を楽しんでいるのにも関わらず、「何故か感じてしまう徒労感」を吹き飛ばすには十分な成果です!

午前中に加工したヒスイ素材と比べると、天と地ほどの差があるのですが、それとは別の「何か」を満たしてくれる魅力がヒスイ転石(ヒルコ神)には在ると思います。(特に手を加える必用がない「練度と練磨の良いヒスイ転石(ヒルコ神)」は最高の存在と言えるでしょう)

色はともかく石質は抜群なので普通に加工しても光沢を備えます、シルバーアクセにするのなら十分に存在感を示せるでしょう。(通常の商品ではなく、思い出をカタチにする(他者に顕示する必用のない)使い方に限って存在感を示せるでしょう)

探石の楽しさを再確認できた日でした〜、いつでも来られるのが移住した特権なのだから、今後も海へ遊びに行きたいと思います。(天気が悪い日は加工が優先、特に冬は加工を頑張らねば!)


これで今回の探石記録を終わります。
2021年10月30日
以前から心残りであった事が、運良く解消しました!

数年前ですが、脱着可能の「円環のレザーブレス」を購入しに来てくれたお客さんに対応できなかった事があり、それがとても心残りでした…。(わざわざ東北からの来客でした)
作品自体は購入されたのですが、問い合わせの際に相対できなかったのが悔やまれました。

その後悔が少しずつ薄れていた今日、観光物産センターに寄ったところ「円環のレザーブレス」を身に付けている人を見付けました!(私のケースの前で品を見ていました)
探石以外であれだけ血沸き肉躍った事はあっただろか?(作品が仕上がった時は例外(笑))

かなり使い込んでいて、レザーが良い感じに仕上がっていました。(経年変化が抜群でした)
すかさず声をかけて、まずは購入の感謝を伝え、対応できなかった事をお詫びしました。
幸いな事に今回もヒスイリングとカービングの首飾りを購入され、その対応は私がしました。

それにしても凄い偶然…、行かなかったらまた出会えなかったのでしょう…。

心残りだった事が一気に解消しました、そして新たに縁を強める事もできて感無量です!
やはり早急に「コミュニティーの場」が必用だと認識しました、来年までには候補を絞って進めて行きたいなぁ〜。

もう「今更どうにもならない」って連中や場は無視し、前に進める仲間だけでカタチにしたいと思います。
楽しい場にできれば「季節の良い時期は遊びがてらに寄ってくれる」と思うので、その場で稼ぐ事は重視せず(糸魚川で小売りは困難)、稼いだお金を生き金にして活用する事を求めたいと思います。(クソみたいな人生の延命に使うような死に金にはしたくない)

必然的に外の人たち重視になるか思いますが、とそれでも糸魚川の中にも同志はいますので、その人たちとも協力して未来へ進みます。

まだまだ先は長いですが、人の縁を大切にして生きたいと思います。

とにかく嬉しい出会いでした!
2021年10月26日
10年くらい前に知り合った糸魚川の知人から「某ブランドのブレスレットをアレンジしてほしい」と以来を受けました。
ゴムが切れて使えなくなっていたのを「直すならいっそのことアレンジに」と思い付いたそうです。

これからカタチにして行こうと思っている計画の良きアドバイザーでもあるので、相応の装飾品を身に付けてもらいたいと思います。(一つ年上の男性です)

当初はシルバーパーツと合わせるので「黒ヒスイが良いだろう」と話していましたが、いろんなタイプの丸玉を見せて行くうちに「やはり糸魚川のヒスイらしい淡翠が良い」との結論に達しました。
一般的に「格好良さ」を優先するなら黒ヒスイがベストですが、「品格」を重視するのならば透明度が高めの淡翠が最適、アピール性も考えて「見て分かるであろうレベルの糸魚川ヒスイ」で丸玉を揃えました。(宣伝を兼ねたお守りです)

数珠の印象が強めの丸玉ブレスですが、シルバーパーツを入れると装飾品の印象が強くなります。(それを期待しての依頼です)


トルコ石の玉だったのを淡翠ヒスイの玉に変更したシンプルなアレンジですが、一気に糸魚川感が出たように思えます。
シルバーパーツの格も高いので見劣りはしないでしょう、今まで育てた燻しはそのままにして凸部分は磨きをかけました。

今回は「ヒスイの色がこれ以上強くなるとバランスが崩れるかも」ってギリギリを攻めてみました(笑)
「若者にも目を向けて欲しい!」との思いで試しみたスタイルです。
金額は若者向けではありませんが(笑)、「憧れるようなカタチを身に付けてみたかった」との思いを受けての品です。

人それぞれに好みはありますが、知人にはピッタリでした!
サイズも調節の必要なくスムーズで、専用感すら感じる仕上がりになったのは不思議な偶然でした。
とにかく喜んでもらえて良かった、作った甲斐があったと言うものです。

糸魚川の男性(年の近い同性)がヒスイを身に付けてくれるのは嬉しい事です、そういった仲間が増えていけば良いなぁ〜。

まずは少しずつ知り合いながら、縁を深めて行けたら幸いです。(なのでコミュニティーの場が必用なのです、私には!)


これから忍耐の冬に入りますが、この季節での頑張りが来年に繋がるので創作活動にも正面から向き合って行きたいと思います。(最近は加工以外の活動が増えてきている気がする…、それも仕方がない、じゃなければ同志と知り合えないのだから!)

ヒスイ日和(探石記録)も更新して行きますので、楽しみにしている人がいたら待っていて下さいね(笑)
2021年10月14日
前回に引き続きガイドの試運転(後編)を書きます。
ヒスイ拾いがメインとなっていますが、これは私のプランでの話なのでグルメプランや秘境プランなどにも対応したいと思っています。(秘境も私の得意な分野ですけど(笑))

それでは10月2日のガイドからです。

この日(10/2)は晴れのち曇り(夕方から雨)の予報、海は荒れ模様で空には鉛色の雲が見られました。(ギリギリ探せる環境)
今回も現地集合として、午前9時から探石を始めました。





短時間での探石にした方が良い感じだったので、右側の半分程度を探す事にしました。


強くて長い波が押し寄せていて、浜辺は小砂利だらけ…。
今回ばかりは無理かな〜っと思いながら探していましたが、綺麗な豆ヒスイを見付ける事ができました!
画像はモニターした方がSNSにアップしているかと思います、本番のガイドでも私が撮影をするのを控えようと思っています。(通常のヒスイ日和(探石記録)と変わらなくなるので(笑))

40分くらい探してヒスイ拾いは終了、「短時間での探石にした方が良い」とした理由には海の状況が悪いからもありますが、この日に開催されるマルシェと翠風展を楽しむ為でもあります。

糸魚川に来て石拾いだけで終わっては勿体ない、楽しそうなイベントがあるのなら参加して楽しんでもらおうと思います。(既にヒスイ転石は十数個見付けていますし(笑))

午後にシェアハウスで打ち合わせの予定があったので、まずはマルシェで腹ごしらえをしました。
一度解散して私はシャワーを浴びて汗を流し、10時半頃に糸魚川駅に集合しました。
マルシェは歩いて行ける距離なので助かるなぁ〜、知り合いの木工のおじさんも店を出していて、なかなか賑わっていました。

何を食べようか迷いましたが、おこわ・牡蠣フライ・甘エビのフライ・コロッケを購入しました。
くじ引き券をもらったのでガラガラ回してもらいましたが、当たりは出ませんでした…。(残念)
ちなみに私の母もマルシェへ行ったらしく、日本酒ワンカップを当てて帰ってきました。(お酒が飲めないのに…、あまり意味ないな〜(笑))

キターレも賑わっていて座れそうになかったので、奴奈川姫と建御名方の像がある公園に行って昼食をとりました。(過剰な賑わいは苦手です…)
車の通りが多いのが難ですが、遠くを見ると日本海が広がっているので景色は悪くありません。
曇りがちだった空も晴天になって強烈な日差しが降り注いでいました、これを残暑と言うのか分かりませんが、早めに探石を終えた事を幸いに思いました。(波しぶきと日差しでベタベタになった事でしょう)

そして翠風展の会場へ移動、昔は的屋のようなヒスイ売りが大勢いましたが、今現在は山野草の展示販売がメインとなっているイベントです。
それほど詳しい事は分かりませんでしたが、姿の美しさや愛情を込めた形跡が見られて面白かった、出入り口のアンケートを書いたら翠風展の印刷があるタオルを貰えました(笑)

この後はシェアハウスを見学、女性限定で防犯システムも万全、新しいので部屋も綺麗でした。
自分がまちで暮らしているのに「移住を勧めるのは里山」って話は無理がある(笑)、食品を買いに行くのに20分〜30分かけるのは負担が大きすぎます。
まずは駅近くで住めて、一人ではない方が心強いでしょう。(打ち合わせも容易ですし)

個人的には、シェアハウスを活用できるのは若い内だけのように思えます。
特に25歳〜35歳くらいはターニングポイントを向かえるので、そういった人たちに活用されるのが良いように思えます。(私は27歳から迷い始めて29歳の時に糸魚川へ来ました)

個人差があるとは思いますが、オッサンになってくると共同生活にストレスを感じてくるので適応できなくなるかと…。
あの頃に楽しめるたのは若者だったからでしょう、今でも良い思い出として残っています。



話を戻し(笑)、探石としては最後になる10月5日、新しい参加者を入れてのガイドです。

新しく参加するのは、お客さん兼モニターの彼氏さん。
夫婦をガイドする事もあるので、その予行を兼ねての探石ガイドです。
まず肝心な事は「私は嫁が欲しい訳ではない」って事と、「間男ではない」って事です(笑)
必用としているのは「創作活動を共に進められる仲間」であり、楽しい時間を過ごせる同志を見出したいと思って行動しています。

それを踏まえてヒスイ拾いを開始、既にヒスイを見付けているお客さん兼モニターは一人で遊んでもらいました(笑)
それにより彼氏さんに集中でき、ヒスイとの出逢いの確率を可能な限り高められます。



穏やかな押上の海岸、環境としては悪くありません。
迷ったのはどちらの海岸を探す方が良いのか?、で、左側にも在りそうな気配を感じました。


こちらが左側の入口付近、豆ヒスイならこちらの方が確率が高そうです。
なるべく自分で見付けられるよう、ヒスイの特徴などを説明しながら歩きます。


どうしても間違えるのがチャートや石英斑岩の豆タイプ、海水で濡れていると紛らわしい事この上ない石たちです。
そうこうしながらも、緑の豆ヒスイを見付けてしまいました…。
私が見付けてどうするって感じですが、今回のガイドで一番「そのまま磨いてペンダントになるタイプ」でした。(絵に描いたような理想なサイズと発色でした)

先に見付けないよう後ろを歩くようにしていましたが、そんな事をお構いなく現れるのだから嬉しいやら悲しいやら…、とにかくお客さん兼モニターは喜んだので良しとします(笑)


左側から場所を変えて右側へ移りました、こちらの方が見やすさは上です。


初めてのヒスイ探しなので見付からないのは当然と言えますが、その中での「引きの強さ」を示すのもガイドの努めと言えるでしょう。

幸いな事に飽きる事なく集中して探してくれるので、こちらとしても頑張り甲斐があります。
何が何でも1個は見付けてもらう覚悟で識別していると、際立った光沢を示す小さな転石を拾い上げて手渡されました。

見た瞬間にチャートでも石英斑岩でもない事は分かりました、後はロディン岩と硬質の曹長石の可能性を消して行くだけです。
発色からロディン岩ではない、触り心地と光沢から曹長石でもない、しっとり艶やかなヒスイの転石で大丈夫だと判断しました。

良かった〜、約1時間半くらいの探石でしたが、見事にヒスイを見付けてもらえました!
豆ヒスイであれば競合相手も少ないので見付かる可能性は高いのかも?
意外にあるものだな〜、と思いながらも、やはり縁があったのだと思います。

引き際を分かっている人だったので1個で十分満足し、現地で解散した後に三人で昼食をとりました。(年上だったので話しやすかった)

「見付かると見付からないとでは大違いだった」と感謝され昼間から祝杯のビール(私はウーロン茶)、お店のモニターも兼ねているので色々と注文してみました(笑)
やはり美味しい店が多い、二人も糸魚川を気に入って嬉しい限りです。

ここで本来なら「思い出をカタチにする事」を提案し、豆ヒスイを指輪やペンダントに加工する事を勧めるのですが、既に指輪もペンダントも私の作品を購入しているので十分だと言えます。(前段階を超えたお客さんです(笑))

楽しい話が出来て良かった、あれだけ他人と話したのは何年ぶりだろうか…。
創作活動を優先させた頃から独りが始まり、独りでいる事に飽きたら新型コロナウイルスの騒ぎで期間が延長し、コミュニティーの場の開拓は老害に邪魔され(後に新型コロナウイルスの騒ぎで延長)、強制されているような誘導されているような世の中の流れにウンザリし、今ようやく未来が見え始めた気がします。

この後は新たなウイルスと食糧難が待っていますが、それらを越えていけるような未来を見出したいな…、どうせ死ぬのなら夢の中で死んで行けたら本望でしょう。

あ、また話が逸れました(笑)

とにかくガイドの試運転は無事に終わりました、やってみて分かった課題もあるので少しずつ修正して行こうと思います。
一番の問題は「天気によって左右される」と「海の状況によって左右される」って事でしょう。(即日で変更できるようにしないと…、体験加工で良いのかな?)
屋内での見学などでも良いのでしょう、立派なミュージアムもある事ですし。

「移住しても良いかも」と思わせる魅力を勢揃いさせて、新たな力によってルネサンスを進めたいと思います。(この腐れ縁だらけの地に(笑))

これでガイド(試運転)の報告を終わります。
2021年10月12日
糸魚川に移住してもらう事(主に芸術家などの作り手を呼び込む事)をメインとして行うガイドの試運転をしてみました。
モニターしてくれる方が「〜キミの本物のヒスイを探せ!〜」と題名を付けてくれて、私の得意分野である糸魚川のヒスイの魅力を全面に出すプランとして進めました。(他にもグルメ分野が含まれます)

先ずは9月28日のガイド記録から。(もう10月中旬ですが9月末の話から(笑))

この日(9/28)は晴れの予報で気温も高くなるとの事だったので、涼しい早朝(8時頃)から探石ガイドを始めました。
最初はラベンダービーチでの探石、思い入れのある海岸らしく「どうしてもここで見付けたい!」との要望があったので探してみました。

ここでのデータは少なく「見付かるのだろうか?」と不安になりながら歩きました。
朝方は雲が多く広がっていて自然光が乏しい状態…、かなり見づらい浜を歩くこと約30分、初心者の場合は目が回ってしまいここらが限界です。(慣れるまでの我慢です)
それらしい感じの転石を1個見付けましたが、確認が困難だったので太陽が照りつける時間になってから吟味する事にしました。

次は9時頃に青海の海岸へ行きました。
まだまだ雲が多いですが、たまに太陽が顔を出すので助かりました。



既に先客(釣り人含む)が訪れていて、波も少し強め、今回はロマンある探し方を模索しているので運動靴での挑戦でした。

理想としては「気軽に海へ行って拾えたら最高」なのですが、そう甘くはないのがヒスイ拾い(笑)
どこまで「それ」が通用するのかを試してみたところ、浜辺に出て1分程度で大きめのヒスイ転石を発見しました!


レア度は2程度のヒスイですが、在ると無いとでは大違いです(笑)
お客さん兼モニターの方も大喜びして、先程までの疲労が一気に無くなったかのように探石に夢中になっていました。
やはり「見付かる」って事を証明するとテンションが上がり、楽しくなるようです。(どのようなヒスイでも最初は関係ないのでしょう)

その後、約1時間を集中して探してみたもののヒスイを見付からず残念…、ここで執着して探し続けては疲労してロマンとは程遠いガイドになってしまいます。(苦行としてなら良いけど(笑))


通常であればグルメ担当と交代して、糸魚川の美味しいお店へ行って昼食を楽しむ予定なのですが、私の作品(一定の料金の作品)を購入したバージョンもモニターしてもらうため、私が大好きな不動滝での昼食を体験してもらいました。

いつ来ても最高の場所!、前回に気になった道路の凹みなども応急処置されていたので安心でした。
先客として前日にキャンプをしていた人がいましたが、帰る準備をしていて昼食時には誰もいなくなりました。(最高でした!)
新たに出来た建物を活用すれば、雨の日でさえも楽しめそうです。(晴天に勝るもの無しですけど…)




不動池は生命に溢れていて、トンボは飛びまくり、セミは鳴きまくっていて、まだまだ夏は終わっていないのだと感じられて嬉しかったです。




水神様も「良く来たな」と笑って向かえてくれているように見えて嬉しかった、心地よい風が「秘密基地のような聖地」に吹き渡り最高の環境でした。



昼食の準備をしている間に空は晴れ渡り、あれだけあった雲が何処かに吹き飛んだようでした。
今回の探石の成果を改めて確認していると、一番最初にラベンダービーチで見付けた「ヒスイらしき石」も、ロディン岩が張り付いている黒灰のヒスイ転石である事が分かりました!

あの時点でヒスイ転石岩は見付かっていたのかと思うと、かなり運が良かったのだと思います。
浜でちょっとした工事をしていたからなのか、数日前に波の高い日があったからなのか、どちらにせよ運が良かったのは間違いないでしょう(笑)

まずは試運転として順調だったと言えます、所々のトイレの状態も確認してもらったので、いざとなれば寄る事の出来るトイレは分かりました。(男はどうにでもなりますけど…)

運動靴でもガイドができる事は分かりましたが、濡れる事を気にしながら探すので通常よりも疲れる事が難点だと言えます。
サンダルだと石や砂が入って足が痛くなるのでお勧めできない、裸足も砂浜じゃないので足が痛くなったり怪我をする危険があります。
長靴がベストなのですが、車に入れると臭いが気になるのでロマンが曇る気がする…、ここら辺を色々と考えなくてはなりません。


と言う事で試運転2回目、今回は9月30日です。
探石ガイドを午前中のみとしたプランでのモニター、午前9時からの開始です。



空は快晴、浜は慣れ親しんだ押上の海岸です、前回の課題を解決するため現地集合として、私は長靴を装備した状態での探石ガイドとなります。(そしていつも通り自転車で来ました(笑))
ヒスイ拾いを重視したプランと言える感じ、車で来たお客さんじゃなければ難しいかと思います。


さすがに左側をガイドすると2〜3時間かかるので、1時間程度で済む右側での探石です。
波が弱く小砂利が多い状態、歩きやすいですが大きめの転石は見付かりづらい状態でした。


慣れているとは言え確率の低い事には変わりません、ここでは「思い出をカタチにする事」が容易である豆ヒスイ(小さなヒスイ転石)を探す事を優先してみました。


色々と心配しながら探しましたが、結果的には9個のヒスイ転石を発見しました(笑)
その中でも際立って美しい白ヒスイがあり、これならば良い思い出になる事は間違いないでしょう。(お客さん兼モニターの方が見付けたヒスイも1個あります)


とりあえず転石のままで保管するそうで、特徴などを眺めながら楽しむようです。(豆ヒスイは小瓶に入れてあげました)


ヒスイではないけど綺麗で面白い転石も発見、ロディン岩が綺麗すぎて本物のヒスイが霞んでしまいそうです(笑)


オレンジっぽい玉髄はとても綺麗、ネフライトも綺麗、白い石英も綺麗、丸い流紋岩?は面白い(自然の丸玉です)、短時間でしたが濃い体験が出来ました。
やはり現地で「端から識別しまくる事」が、とても有効(出逢う確率を一気に高める事)なのだと感じました、同時に私の目もまだまだ衰えていない事も分かり満足です(笑)

最初から一定以上のヒスイ転石を見付けてしまうと、基本が出来ていない状態から強欲になってしまう危険があるので、今回のように通常レベル(レア度2〜3程度でサイズも小さめ)が最も理想的(ガイドとして理想的)だと言えます。

派生として、ちょっとした体験加工プランも考えているので、色々と幅が広がりそうです。(私の工房で行う予定なので1〜2人が限度ですが…)
人数が増えた際の場所も考えてはありますが、先ずはロマンを優先したいと思います。

この後にグルメのモニターとして昼食に行きましたが、オッサンが年下の子にフレンチランチをおごられるという不思議な経験をしました(笑)
なかなか貴重な体験でしたが、目的である食事は美味しくて「糸魚川も捨てたものではない」と思いました。(若者が頑張っているのも嬉しい)


今回試している計画は、糸魚川に出来たシェアハウスから繋がった縁によるもので、そこをお試し期間として移住を考えてもらえたら嬉しいと思っています。
私が初めて糸魚川へ来た時の事を思い出しながら「あの時にあったら良かった場」や「あの時にいて欲しかった人」を揃えたいと思っています。

もう13年くらい前から夢見ている「糸魚川ルネサンス」、その思いは未だ私の胸を焦がし続けているので、積み上げてきた経験を糧に進めて行きたいと思います。

一人で想い続けてきた理想ではありますが、やっと人材が集まってきたように思えます。(まだまだ先は長いですが)

後半へ続く
2021年09月27日
今回は、シルバーアクセの作家さん(高見沢さん)とコラボした「神雪の銀環(シルバーリング)」の紹介をします。

既に紹介済みではありますが、こちらの手元に届きましたので改めての紹介です。
リングに加工したのは純白に近いヒスイ「神雪」です。(杏仁豆腐のような白でもあります(笑))




前回の繰り返しになりますが、単体でアクセサリーとして活用できて、レザーブレスとも合わせられる(脱着(交換)が可能)な品、もう何年も前から考えていたカタチが一つ完成しました。




試作品から更に爪と側面にデザインを施してもらい、身に付けやすさに必須である軽量化にも成功しています。(高見沢さんが成功させた)
これなら単体でも首飾りとして通用するでしょう!、幾つか色のバリエーション(ヒスイの種類)を増やし、脱着可能の機能をフル活用したいと思います。(デザインは竜の爪と鱗をイメージしています)

少し気がかりなのは「瀟洒な女性向きではない」って事です。(私好みで作ったので当然ですが…)
それでも「服装次第でどうにでもなる」のも女性、きっと数人には似合ってくれると思います。
それに同性でも問題ないし(笑)、どちらかと言えば男向けに作ってあるので、このカタチを気に入ってもらえたら嬉しいです。(同志の男たちに期待します(笑))

この品は自分で販売しないと利益は出ない感じなので、10月くらいにコミュニティーの場の予行練習をしてみたいと思っています。(そして来年に繋げて行けたらと思います)
人との縁に恵まれてきているので、それを活かせるよう努力してみたいと思います。



こちらは友人が作ってもらった品です。
小さなヒスイ転石を磨き、そのままの(プリミティブな)カタチを残しつつ仕上げた品です。


たまに転石でも見られる「勾玉のようなカタチ」をシルバーで再現し、「思い出をカタチする事」の一つの提案として活用できそうです。

転石次第でペンダントのサイズも変わるので、華奢な女性には極小のヒスイ転石が必用になるでしょう。
それも運次第(ヒルコ神との縁次第)、ロマンを感じながら出逢いを待つ(探す)のも探石の醍醐味だと言えるでしょう。(どうしても見付からない場合は、研磨して不定形のルースを作れば問題ないかと)

ガイドとしてのモニターを頼める人とも知り合ったので、こっちの予行練習もして「私にしか出来ないロマンのあるガイド」を構築したいと思います。
移り住んだ私にしか解らない魅力、ヒスイの仕事をしているからこそ解る魅力、作り手として独特の孤独を共有できる魅力、私が自然から学んだ事を人に伝える方法を探そうと思います。(まぁ、自身で自然から学ぶ事が神道の神髄であり、それを人に伝えて共有するのが仏教の原点なのですが…)

とにかく人と関わりすぎると信仰の腐敗を招くので、そこら辺のバランスは気を付けて進みたいと思います。(神道はロマネスク、仏教はバロック、そんな特徴がある感じがするな〜)


本格的な冬が来る前に、それを越せるだけの希望を魂に蓄積したいと思います。
2021年09月15日
夏の日差しから秋の日差しへと変わって行くのを感じます。
日中は残暑でクーラーを入れたりしますが、外の日陰にいた方が涼しかったりします。(冷たい風が吹くので)
夏が恋しくなる冬が訪れるまで、この心地良い暑さを楽しもうと思います(笑)

それでは9月三回目の探石記録を書きます。

朝から気持ち良く晴れたので、押上の海岸へ探石に出かけました。(9/15)
午前9時頃の海岸、ちょっと気が急いてしまい、いつもよりも早い時間での探石です。
浜辺の環境は強風で波も長く押し寄せる状態、これは厳しそうでした。



到着すると10人ほどのチビッコたちが、先生らしき人とガイド(ジオパークガイド?)の引率で野外学習を開始する直前でした。
ちょっと危険な感じもしましたが、右側は「海水で濡れていない場所」を多く確認できたので、波に近づき過ぎなければ一定時間内は大丈夫でしょう。

小学生の低学年くらいのチビッコたちだったので、大人の言う事も聞くので守りやすい、これが大人数のチビッコ(小学生以下のチビッコ)だったら即刻中止だったでしょう。


海岸の入口付近では、ガードレール?にネットをかけていました。
詳しく聞くとチビッコの落下防止などが目的のようです、確かに遊具代わりに遊ぶチビッコもいますので念には念を入れての事なのでしょう。(私もそういったタイプの子どもでした…)


現場監督さんも野外学習のチビッコたちを案じていましたが、大人3人が付き添っていたので遠くで様子を見守っているようでした。


本当は私も右側へ行きたかったのですが、学習の邪魔になるのも無粋なので左側へ行きました。
こっちの入口付近には乾いている浜辺はありません(笑)、よって学習の場に右側を選んだのは正解だったと言えるでしょう。


しかも砂と小石だらけ…、まぁ、この時期は毎年こうなので仕方がないな〜。
それよりも「目で石を探しながら、耳で波の音を聞いて危険を回避する事」が重要になります。

奥へと進めば大きめの石が増えて行く事も知っているので、巡礼の如く決められた順を追って歩きます(笑)

一通り歩いて折り返し地点に到着、こちらはかなり石たちが押し上がっていました。
こうも押し上がってしまうと重い石は下に沈んでしまい見付かりません…、石たちを引き戻す波が来るまで我慢するしかないのでしょう。




この時点では、ネフライト2個、オンファス輝石1個、黄緑が入った小さなロディン岩1個です。


オンファス輝石が見付かったので嬉しい、かなり分かりやすいタイプです。


戻り際では、一部に黄緑が入ったロディン岩1個、白ヒスイの転石1個を見付けました。


初心者なら間違いなく「一部に黄緑が入ったロディン岩」がヒスイだと思うでしょう。
特に初めは「ヒスイで在ってほしい!」と言う願望が、探し求める者の目を曇らせるので注意が必要、その弱さを克服してから一歩目が始まると言えます。

白ヒスイの転石は、キラキラの翡翠輝石は肉眼では確認できませんが、乾かすと光沢があり手触りと石の特徴からヒスイだと識別しました。
このタイプはソーダ珪灰石にも似たのがあるので、注意して確認する必要があります。
硬度の違いから、やはり手触りが異なるので触覚もバカにはなりません。(特に作る側の人は、触覚が敏感だと思います)


更に黄緑が美しいロディン岩を発見。
一瞬ですが血が沸く感覚が巡りました…、でも「黄緑」を認識した刹那に治まりました(笑)


ロディン岩の中でも美しいタイプ、愛称で「鶯石」と呼んでいます。
人で言えば「憧れて成り損なった」のか、それとも「美しさを求めたら類似した」のか、神々(自然)の意志は分かりませんが、普通に美しい石なので嬉しいです(笑)


海岸の入口に戻った頃、ちょうどチビッコたちも帰るようだったので、右側の探石もしてみました。(事故もなく無事に学習できたようで良かったです)




こちら側の折り返し地点、ここまで来ると波が浜辺を覆います。
歩くには、いざとなったらテトラを駆け上がる瞬発力が必用になりますが、波が引いた時に浜辺を駆け抜けても大丈夫です。(どっちも大人になってからの話だし、そうやって来ても見付からない事が多いので意味無いかも(笑))




こっちで側は、ヒスイ転石2個を見付けました。(入口方面で見付けました)


白と灰色のヒスイは、白部分の純度が良く長方形の微細なキラキラ(翡翠輝石)がビッシリ確認できます。
白部分の脈が7mmほどあるので、そこで切断してルース(不定形のルース)に加工すれば思い出をカタチに出来るでしょう。(見付けたのが私なのでサンプルとして保管しますが(笑))
白ヒスイの発色が明るめなので、乾かさないと曹長石や石英との区別が難しいタイプです。(水に濡れると透明度も増すので紛らわしい…)

もう一つのは、純度が低い部分(裏側などに不純物)があってヒスイ輝石岩と言った方が良いのかもしれません。
こちらも先端が良質なので、その部分を切り出せば純度は保てます。(ほぼヒスイだけの品に成るって事です)

どちらも波打ち際にあったので、チビッコたちは近づけなかったのでしょう…。
大人になってから、再び探石を楽しんでくれたら嬉しいです。(あの中の数人でも)


もう汗だくにはなりませんが、それでも汗と波しぶきでベタ付きます。
夏のように冷水とはいきませんが、シャワーを浴びてスッキリすると「仕事した感じ」があるのが面白い(笑)、でもこれだけを繰り返さないよう気を付けねばなりません。

これで今回の探石記録を終わります。
2021年09月09日
ヒスイで制作したリング(輪)とシルバーアクセのコラボが完成しました!(完成の報告と画像が送られてきました!)
単体でアクセサリーとして活用できて、レザーブレスとも合わせられる(脱着(交換)が可能)な品、もう何年も前から考えていたカタチが一つ完成しました。

前回に紹介した試作品から更に爪と側面にデザインを施してもらい、身に付けやすさに必須である軽量化にも成功しています。(高見沢さんが成功させた)
これなら単体でも首飾りとして通用するでしょう!、幾つか色のバリエーション(ヒスイの種類)を増やし、脱着可能の機能をフル活用したいと思います。(デザインは竜の爪と鱗をイメージしています)




黒ヒスイが合うのは分かっているので、透明度の低い(だけど純白に近い)白ヒスイで試したところ、こちらの相性も良いことが分かりました。(確信はありましたけど)
なまじ透明度があるとぼやけてしまうようで、周りを囲うため光の透過を十分に活かせない仕様なのだと認識しました。(最も光を透す中央が貫通しているのだから当然だ(笑))

ですが最初から「そういったヒスイ」(透明度は乏しいけどコントラストや模様が良いヒスイ)を、活かす為に考えたデザインなので、その試みは成功したと言えます。(私の原点(初心)と言える探求心からのカタチです)
私の全ては「そこから始まっている」ので、今後もその想いを大切にして行こうと思います。

シルバーアクセは高見沢さんとのコラボでカタチになり、レザーブレスは小松さんとのコラボでカタチにできました。(協力を有り難うございます!)

結果的には三人のコラボになりますが、どちらも「二人でのコラボ」で成り立つ事ができます。(レザーブレスは、「ヒスイリングのみのバージョン」もあります)
この事により、ギリギリ利益を出せる作品になりました(笑)
これも大切な事で、誰かが低賃金労働(コストに見合わない仕事)を担わなければならないのなら、「発案者である私」がするのは当然です。(本来の目的は「表現の開拓」なのでから)

それでも、お互いに考えながら金額を提示してくれるので本当に助かります。(それ以上に同志が提示価格で購入してくれるのが救い、だから前に進んで行けると言えます)
自身の作品なら自分の好きに作っていけば良い(売れなくても)ですが、コラボ作品は「それぞれの想い」が込められているので、私一人の自己満足で終わらせるわけにはいきません。(例え売れなくても「売っていく姿勢」は示さなくてはならない)

それが協力してくれた方々に対する礼儀だと言えます。(支えてくれる同志にも然り)

今はまだメールでの報告のみで手元に品はありませんが、友人により手元に届いたらカタログ兼ギャラリーに掲載したいと思います。(届いてから紹介すれば良かったのですが、嬉しすぎて先行しての紹介です(笑))
2021年09月07日
昨日の今日なのですが、またまた押上の海へ探石に行きました。
「どんだけ暇なんだ?」って思う人もいるかと思いますが、私の場合は「安定を失っている分、自由が在る」ってだけです(笑)
余裕があるわけでもないし、だからと言って全く余裕がないわけでもない、自分が選択した道をバランス良く生きようと足掻いている感じです。

それでは9月二回目の探石記録を書きます。

数日前から予報で晴れる事は分かっていたので期待しましたが、昨日(9/6)に比べると雲が多く快晴と言う感じではありませんでした。(9/7)
特に青海側の雲は薄く広がっていて、頻繁に太陽を隠す事が多かったです。



それでも海には数人が訪れていて、秋晴れと言える日和を楽しんでいました。


今回は久々に右側を探石、小石だらけの浜を見て「以前はこの状態の中を探していたのだな」と懐かしくなりました。


波は変わらず強くて長め、前日よりも強い海の濁りを見るに、川の上流(山側)は雨が降り続いた事が予想されます。
濁りを増し荒れる海、秋を実感する空、心地の良い爽やかな潮風を感じる度に「煌めいた夏の終わり」に寂しさを感じます。(でも、そのお陰で探石を楽しめる(笑))


いつもより歩きやすい浜辺を楽しみ折り返し地点、こうも右と左とで空の景色が違う地域も珍しいように思えます。(糸魚川は「狭間」って感じの場所なのかな?)




この時点で見付けたのは、模様が美しく透明度も抜群の玉髄1個、純白に近い美しい白ヒスイの転石1個、滑らかな石質のオンファス輝石1個です。


白ヒスイの美しさには驚きました、初見では陶器の破片に見えました(笑)
この白さは、先ずは陶器の破片を疑い(良くある事です)、次ぎに石英を疑います。(アラレ石系も疑う)
姿形から陶器ではない感じ(違和感)がしたので手に取り確認したところ、目が覚めるような光の膨張を示す白ヒスイの転石でした。(乾くと長方形の微細な翡翠輝石たち(キラキラ)が輝きます)

探石を開始して5分くらいでの出逢い、この時点で「目的は果たされた」と言っても過言ではありません(笑)
その後に、同サイズの玉髄とオンファス輝石を見付けて、更にテンションが上がりました。


帰り際では、オンファス輝石1個、ロディン岩1個、ネフライト1個、シーグラス1個を見付けました。


相変わらずオンファス輝石は嬉しい、こっち側の方が見付かる確率が高いように思えます。

ロディン岩は、かなり紛らわしいタイプ、黄緑が見えなかったらヒスイと間違えるでしょう。
光沢はあるけどキラキラ(翡翠輝石)は見られない、でもそういうヒスイ転石(特にこの色調の転石)もあるので、吟味が必用になります。


環境は前回の方が良かったですが、探石結果は今回の方が良かった、連続で訪れた事は幸いだったと満足しました。

「そろそろ帰るか」と空を見上げると、太陽の周りに虹(アーク)が出ていて、何か祝福された気分になって嬉しくなりました(笑)




これもヒスイ日和であり、「神々との交歓である」って事を実感した日でした。

これで今回の探石記録を終わります。
2021年09月06日
猛暑だった夏も過ぎて行き、今は再び雨の多い日が続いています。
糸魚川で開催される予定だった様々なイベントが中止になり、私個人が求めている「石好きのコミュニティーの場の開拓」も延期せざるを得ない状態となってしまいました…。(まだまだ単体で生きろと言う事なのだろうか?)
でも幸いにも同志たちのお陰で、8月の売上げはどうにかなりましたので先に進む事ができます。(同志の皆さん、有り難うございます!)
工具の修理が終わり次第に創作活動を加速したいと思います。(芸術の秋に入りますし)

それでは9月最初の探石記録を書きます。

この日(9/6)は、早朝は晴れていたのに急変して雷雨となり、午前中はバケツをひっくり返したような雨になりました。(短時間だったのが救いでした)
午後は予報では曇りとなっていましたが、これまた急変して快晴となったので、このチャンスを活かすべく押上の海岸へ向かいました(笑)

空には少し雲が残っていて太陽が陰る事もありましたが、潮風によって山側の雨雲が広がる事はありませんでした。



探石する左側に先客がいましたが、近づかなければ視界に入らないので問題なし、お金では買えない爽やかな潮風を受けながら探石を楽しみます。


波は強く長めで、午前中に降った雨が川を濁らせたので海にもその影響が見られました。
しかし、波打ち際には殆ど影響がなく太陽光で煌めく石たちが良く見えました。(午前中まで暗かったので、キラキラ輝く石たちが宝石に見えて目が眩みました(笑))


太陽が出た事で気温も上がったようですが、潮風がその熱を緩和させてくれたようです。
もう8月のような暑さは無いのかな?、いや、急変するからまだまだ油断はできません。(油断大敵です)


ゆっくり楽しみながら歩き折り返し地点に到着、先客のおじさんも見えなくなりプライベートビーチになりました(笑)


すれ違う際に会釈はするものの、以前のように会話をする事はありません。
これも感染対策の一環なのでしょう、ここでの会話によるメリットよりもデメリットの方が大きいと各々が判断しているのだと感じます。(最初から接点を持たない人はいるけど)
手話ができれば別なのでしょうけど、笑い合う事は防げませんね…。


この時点で見付けたのは、模様が好みの石英斑岩1個、良質のネフライト2個、水色と白色のシーグラス2個、求めているサイズのオンファス輝石2個、紫が入るタイプだけど入っていない(笑)ヒスイ転石1個です。


全体的に面白い石は見られませんでした…、タイミングが悪かったのか、運が悪かったのか、こればっかりは仕方ないです。
それでもオンファス輝石が見付かったので良かったです!

ヒスイ転石とも出逢えました、人によってはこのレベルのヒスイ転石では満足しないかと思いますが、識別能力の練磨には「もってこいのタイプ」なので、見極められて良かった〜。
キラキラ輝く石たちの中でも、僅かに輝きが増している(膨張している)のを認識できたのは自信に繋がります。(老いに向かっているので(笑))


更に帰り際に、碧っぽいネフライト1個、純度がイマイチなヒスイ輝石岩1個、透明度が抜群の玉髄1個、濃緑で良質のオンファス輝石1個、を見付けました。


碧だとネフライトの特徴が強く、青(紺)だとアルカリ角閃石岩の特徴が強い気がします。(個人的な見解)

ヒスイ輝石岩は、触り心地に違和感があったので「純度がイマイチ」と感じました。
乾かすと光沢が見られキラキラと輝く部分も確認できますが、その部分は石英や曹長石に近い感じがします。

玉髄とオンファス輝石は良質、磨けばピカピカになります。
どちらも見本として活用できそうです。


晴れ予報の明日を待たず(待てず)に海へ行きましたが、十分に探石を楽しめました。
ここまで潮風を爽やかに感じたのは久しぶりです、やはり夏の暑さとは異なっているのでしょう。
爽やかな秋晴れが続くと良いなぁ〜、また海へ遊びに行こうと思います。

これで今回の探石記録を終わります。
2021年08月31日
高見沢さん(シルバーアクセサリーの作家さん)とコラボを進めている「土器リング」のバリエーションが増えました!
多彩なヒスイのルースによって表情が変わります、碧系のヒスイ(青海)が気に入ってくれたようで、ご自身用に指輪を仕上げたそうです。(焼町土器をモデルにしたデザインが良い感じです!)





他にも眼鏡ホルダーを試作したそうです。
なかなか面白い発想です、普段から眼鏡を使用している人ならではの活用だと感じました。



女性なら白ヒスイを基準にして淡緑(淡翠)〜淡紫へと変化させ、男性なら灰〜黒を標準にして青〜碧を奨めると言いように思えます。(意見交換などで感じました)
ちなみに、女性はどっちでも似合うので選べる範囲が多くて羨ましいと思いました(笑)

老眼が始まった私に必用になるかも(笑)、腰に着けたりするのも良いでしょう。
オッドアイみたいに色違いにしても面白いけど、眼鏡ホルダーとしての機能が失われてしまうのは勿体ないかな〜。(眼鏡を使わない人用にすれば良いのかな?)

私にはないアイデアでカタチになって行くのは嬉しい限り、糸魚川ヒスイの役割である「お守り(魂の器)」を兼ねながら、普段から身に付ける品になるのは私が求めていた「一つのカタチ」でもあります。
ルースに加工したヒスイは、私自身が本領発揮した作品のカケラでもありますので、その繋がりは未来永劫途切れる事はないでしょう。(本殿と繋がり続ける感じです)

この活動が「幻想と現実の神々との交歓」の一助(アシスト)になれば幸いです。
2021年08月28日
8月も終わりを向かえます、去年に引き続き忍耐の夏でした…。
コロナウイルスの強迫観念は更に強まり、そこに自然災害も加わって最悪の夏になった人たちも多いかと思います。
「これが普通になって行くのだ」と覚悟を決めて生きる時代が到来しました…、日出る命の若者は頭を使って「幻想と現実」を見つめて生きて下さい。

それでは8月二回目の探石記録を書きます。

月末になるにつれ、晴れる日が続くようになりました。
この日も午後から晴れの予報で、午前中から太陽が顔を出したり隠れたりしてました。(8/27)
いつものようにお昼頃から探石を開始、最初は山からの薄暗い雲が太陽を隠していました。(右側は青空が広がっていましたが…)





ちょっと残念な景色ですが、厳しい暑さからは守られるので歩きやすかったです(笑)


探し始めると年輩の女性に声をかけられ、「ヒスイはどんな石なのか?」と言う初歩的な(でも最も多い)質問をされ、詳しく説明して最終的に「自分が綺麗だと思う石を探す事」を提案しました。(ヒスイに固執すると苦しいだけなので…)
蔓延防止により、石のガイドも中止していて頼めなかったようです…。(楽しい思い出を残してほしかったので薬石を教えました)


やや暗い(けど涼しい)浜を歩いていると、次第に太陽が顔を出し始めました。
一気に高まる体感温度、目が覚めるような美しい景色が広がりますが、もっと目が覚めるような灼熱地獄の時間が幕を開けます(笑)




この時点で見付けたのは、青っぽい軟玉(アルカリ角閃石岩?)1個、ヒスイに良く似たロディン岩(鶯石タイプ)2個、探していたサイズのオンファス輝石1個、チャートそっくりのヒスイ転石(チャートの方がヒスイに似ている?)1個です。


どうみてもロディン岩がヒスイに見えますね…。(特に右の黄緑を示す石が(笑))
なんて紛らわしいのだろうか、オンファスにもそっくの石があるし(多少は混ざっているのか?)、視覚だけでは識別が難しい時があります。
なので乾かして触り心地を確認する事が必須、でも自然光が乏しいと精度は下がります。(よって太陽光が一番大切になります、暑くても(笑))


帰りは陰る事なく常に灼熱地獄…、気晴らしと言うより苦行のようでした(笑)
そんな中でネフライトを3個発見、なかなか良質なタイプです。


大きめの2個は、石器(磨製石器)を作る縄文人だったら喜んだでしょう。
石器(道具)じゃなくても活用可能なので、とりあえず保管してみます。(縁が無ければ海(イザナミ)へ返します)


帰る頃には薄暗い雲は無くなり、浜辺で海を楽しむ人も多くなりました。
午後から晴れの予報は当たりでしたが、この状態で探していたら確実にバテたでしょう(笑)



ヒスイ日和となった(本領発揮をした)海から離れるのは残念でしたが、汗だくになったオッサンは家に帰りシャワーを浴びます(笑)

どうにか二回目の探石を楽しめました、また海へ遊びに行きたいと思います。(8月は最後かな〜)


これで探石記録を終わります。
2021年08月20日
最近は再び梅雨が訪れたかのように雨が降り続いています。
大雨警報も出ましたが、私の周りでは目立った水害は今のところ見られません。(より自然に近い里山への影響が大きいのだと思います)
都市から離れると自然災害、自然から離れたらコロナの渦、いよいよ人類の逃げ場が無くなってきたように思えます。(共同幻想の危機なのでしょう…)

どう生きた方が幸せなのか、改めて考える必用があるのだと思います。
資本の恩恵を受けて生きる限りワクチン接種は必須になるのでしょう…(団体行動なのだから…)、自給自足なら誰も文句は言わないけど、その「動物的な強さ」を示せる人がどれだけいるのだろうか?(きっと選択権は「その人たち」にしか無いのでしょうね…)

どうあれ私は全てに適応してやろうと思います。

それでは8月最初の探石記録を書きます。

晴れが続いた日は猛暑で断念し、その後は雨が続き断念。
しばらくは探石を楽しめずにいましたが、やっと条件が合う日に海へ行けました。
この日(8/20)は午前中は晴れて、お昼頃から天候が崩れて雨になる予報、いつもはお昼頃から楽しむのですが、時間制限(天気の崩れ)があるので午前10時頃から探石を開始しました。



お盆を過ぎると海が荒れ出すので、さすがに海水浴を楽しむ人はいませんでした。
それでも浜辺で石拾いを楽しむ人たちは訪れていて、それぞれに糸魚川の海を楽しんでいました。(チビッコも、一生懸命にヒスイを探していました)

青空が広がっていますが、大きく薄い雲が太陽を隠したりするので、その間は暑さが和らいで助かります。(自然光も十分なので丁度良いです)


環境自体は良いのですが、浜は小砂利が多く押し上がり、早い波で目が回ります。
ちょっと期待できない感じでしたが、久々の探石を楽しむのだから贅沢は言えません。




ひたすら歩き折り返し地点に到着、入口から離れるとプライベートビーチになります(笑)
太陽も顔を出して全快モード、本当に雨(あるいは曇り)になるのか?、と思うほどに強烈に照りつけました。
まだまだ夏なのだと体感した暑さでした…。(午後は数分間だけ小雨が降り、その後は曇ったり晴れたりを繰り返す天気でした)




この時点で見付けたのは、石英斑岩(薬石)2個、ネフライト3個、オンファス輝石1個、玉髄1個、シーグラス2個、ヒスイ転石1個です。


石英斑岩(薬石)は、手頃なサイズで持ち歩いても苦になりません(笑)
薬石として流紋岩とは分けていますが、総称なので含めても問題はないのでしょう。(多分)

ネフライトは、1個だけアルカリ角閃石岩とした方が良い感じがします。(青っぽいやつ)
微妙な硬度の違いは純度に依るのだと思います。(多分)

オンファス輝石は、濃い色で泥岩との区別が難しいタイプです。
もっと分かりやすいのが欲しいのですが、昔に比べると見付からなくなりました…。

玉髄は、透明度が高く縞模様が乏しいタイプです。
磨くと美しく輝くので、一定数を集めたら磨こうと思います。

シーグラスは、珍しい青色のがありました。(極小ですが)
水入りの洒落た瓶に入れて集めています(笑)

ヒスイ転石は、小さいですが見付ける事ができました!
遠目だとロディン岩にも見えたりしますが、間違いなくヒスイの特徴を示しています。

裏側にはヒスイらしい緑があり、光沢や肌触りでも判別できます。
波が強めだったので、波の影響を受けやすい平らな形状により打ち上がったのだと思います。


レア度は3くらいで、この緑が在ると無いとでは大違いですが、このサイズだと価値としては高くなりません。(加工すれば価格を引き上げられますが)

サイズがどうであれ、最初にヒスイが見付かると「この状態でもヒスイを見付けられるのだ」と、強気になる傾向がある気がします。(そしてその後の集中力が低下する(笑))


帰り際に良質のネフライトを発見。
かなり良質なのが分かります、ブドウの果肉みたいで美しい!


厳しい暑さだったので食べたくなりましたが、歯が砕けるので思い止まりました(笑)


予想以上に暑かった〜、甥が大きくなったので夏の海へ行く事(海水浴の相手)はなくなり忘れていましたが、浜辺の灼熱地獄で若き日を思い出しました。(走馬燈か?)
晩夏だと油断していましたが、まだまだ熱中症に気を付けなければなりません。(十分な水分補給をして楽しみましょう)

久々の探石でしたが、ヒスイに出逢えて良かったです。(今回の探石記録は終わります)



最後にコラボ用のルースの紹介、さまざまな色のカケラでルースを制作しました。
どんな活用が待っているのだろうか、こればかりはコラボする作り手のセンス次第です。


ここから表現が広がって行けば嬉しいな〜、現実逃避(共同幻想)は厳しい状態ですが、究極逃避(神々との交歓)は未だ健在なので、その領域を進めたいと思います。

厳しい世の中ではありますが、支えてくれる方々に感謝して創作活動を続けていきます。(生き金にするよう努めます)
2021年08月10日
今回は、シルバーアクセの作家さん(高見沢さん)とコラボした「流青の指輪」の紹介をします。

姫川の清流(海原の海流)を映した青ヒスイを加工して「流青の指輪」を制作しました。
リングサイズは24号で、男性用に作ってもらいました。(参考になりませんが、私の左手の人差し指や、右手の中指にピッタリのサイズです(笑))


モチーフは叢雲の指輪と同じく「縄文土器」で、こちらの方が早く試作に入っていました。
様々な意見交換を繰り返した結果、少し遅れての紹介となってしまいましたが、まずは無事に仕上がった事を感謝したいと思います。(細部から作り手の拘りが伝わります)


こちらが確認用に送ってもらった画像です。




重厚感を感じるデザインにしながらも、身に付け易さを考えて可能な限り軽量化してあります。
燃えさかる力強い火焔型とは違い、優美で素朴な曲線が「命の流れ」を感じさせてくれます。(現物の「焼町土器」を見に行ってデザインの参考にしたそうです)
姿形も相まって流青ヒスイが「宇宙から見た地球」に見えるのは、私だけではないでしょう。

デザイン自体が高見沢さんの考案なので、そちらの工房でも取り扱って頂けるようになりました!
今後はヒスイのルースを提供する事でバリエーションを増やせます、資金的に厳しく諦めかけていましたが、作り手同士の協力でどうにか前に進めそうです。(急がずゆっくりと進めます)
商品名は「土器リング」になるのかな?、制作側で共有している名前です(笑)、ルースとサイズを変える事で様々な表情を魅せてくれると思います。

これでまた糸魚川ヒスイでルースを作る理由ができました!
なるべく模様が面白い芸術的な素材の活用を優先しますが、グレードの高い素材の活用にも挑戦したいと思います。(主に彫金作家さん頼みになりますが(笑))


同時に、レザーブレスに脱着可能なヒスイリングとのコラボも進めています。


「気軽に異なるヒスイリングを楽しめて、更に単体でも首飾りにできる品を」との想いで試作しています。
ワイルドさを出しながらも丁寧な作りを要求しているので利益を出すのが難しい…、通常のヒスイを意匠で高めて活用する事を目的としていましたが、ここまで来ると「それなりに主張するヒスイ素材」が必用になりそうです。(白ヒスイや黒ヒスイなら対応可能かと)

全てを一人で行ったなら利益は出しやすいのでしょうけど、仕事として割に合うのかは微妙、それにコラボとしての表現の開拓は進みません。

シリーズ化できるかは分かりませんが、納得の行くモデルを1点は作っておきたい(いつでも制作可能な体制を整えておきたい)、そんな感じで作ろうと思います。
まだ試作段階で、現物確認と一緒に送ってもらった丁寧な説明書(爪の細部の提案や側面の模様の提案など)を参考にして、更に完成度を増した品にするべく努力したいと思います。(まずはヒスイリングの交換からかな〜)


連日の暑さで文章を書く事にも頭が回らない状態でしたが、今日は暑さが弱まり久々に紹介文が書けました。(コラボ作品が届いた感動で目が覚めた事も大きいです(笑))
仕事(加工)は朝方の数時間しか行えずバテバテでしたが、夏終盤に向けて活動的に進めたいと思います。
流石に探石(ヒスイ日和の続き)は日中では倒れるかと思いますので、もう少し涼しくなったら書きたいと思います。(早朝に探す意欲は無いし、夜間にライトを照らして密漁者や不法入国者と間違えられるような探し方はしません(笑))


最後に、この不景気にも関わらず私の作品を購入して下さった方々(同志)に感謝します。
生き金にするよう努力しますので、引き続き応援をよろしくお願いします。
時々(頻繁に?)期待通りの方向へ進まない事があると思いますが、その点は大目に見て下さい(笑)
2021年07月15日
今回は天照大御神「翠昇」の七作目を紹介します。

光に淡く色づく雲のような淡翠のヒスイ「彩雲」を加工し、天照大御神を制作しました。
梅雨明けしたての太陽のような淡い生命色を宿し、その輝きは深緑へと向かう植物を祝福しているかのようです。
背景には梅雨の恩恵を受けた新緑の葉を配置し、厚い雨雲に覆われていた空を青空に変えていく「躍動の陽光」を表現しています。




前回の月読「翠月」とは違う素材での制作ですが、共通する「色づく雲のような景色」は十分に備えています。
淡く明るい翠が昇っていく景色を宿し、テーマの「翠昇」に相応しい作品に仕上がりました。
これから深緑へと進んでいく植物や、本格的な夏空へと変わっていく初夏の空を映しているようで、見ていると胸が高鳴ります。





透明度が高いヒスイなので、光に透かすと全体が神秘的に輝きます。
芽吹と彩雲の境界を加工したので僅かな石目が残りましたが、それが葉脈(龍脈)のような景色になりました。(秘めたる美なので段差もなく、一体化しています)
また、ごく僅かですが茶色みが残っているので、「大地から空に昇っていく(水蒸気として昇っていく)翠の揺らめき」も感じられるかと思います。






いつも通り満足な仕上がりになりました!

月読「翠月」と同様に、この1点分しかプレートを切り出せませんでした。
やはり海岸転石からの加工は制限が多く難しい…、でも悠久の時を海で漂っていた(イザナミに抱かれていた)ヒルコ神に、新たな姿(表現)を施したと考えると光栄にすら思えます。

イザナギ(河川)によって分解されたカグツチの欠片も然り、始まりの神々によってもたらされた「魂のカケラ」を扱えるのは幸せな事だと思います。

今の仕事を選んで良かった、そして選んでもらって感謝です!
この期に及んで迷いはありませんが、いつになっても付きまとう不安(弱さ)が踏み出す足を躊躇させます。
それでも、それと共に信じる道を歩んで行こうと思います。(自分の半身なのだから)

もしかしたら作る事に逃げているのかもしれないけど、そうであるならば「作家による究極逃避を魅せてやる」って話です(笑)
2021年07月13日
やはり7月に入ってから雨が降り続く日が多くなりました。
大雨による水害で大変な事になっている地域もあるので、不安を感じながら経過を見ていましたが、一時的な雷雨は幾度かあったものの、致命的な水害は起こらなかったのは救いでした。
その後は太陽が顔を出し始めているので、短めの梅雨の最後の洗礼だったのかもしれません。(油断大敵ですが…)

それでは7月二回目の探石記録を書きます。

昨日は深夜に雷雨となりドシャ降りでしたが、一時間ほどで治まったので安堵しました。
そして次の日(7/13)は深夜の雷雨が嘘のように思えるほどの快晴(笑)、これは梅雨明けしたと思っても良いのではないだろうか?
降らなければ降らないで心配になりますが、一旦降り出すと早く明けるのを心待ちにするのだから、自然に適応して生きていくのも楽じゃありません…。





いつものように昼頃の探石、このプライベートビーチ感は何度体験しても良いものです。
ほとんど波はなく浜辺でチャパチャパしている程度、浅瀬の石たちも見えて良い感じです。


しかし、こういった状態は押し上がった石が締まっておらず、歩く度に足が沈みとても歩きづらい(見やすいけど歩きづらい)、きっと歩かず海を眺める人の方が環境に合っていたのでしょう。(沈みながら斜めの浜辺を歩くので腰が痛くなる…、そして年を感じる(笑))

先客がいた事を示す足跡が続きますが、そんな事を気にしていたらこのロケーションを楽しむ事はできません。(逆に、若干ですが歩きやすくしてくれた事に感謝しましょう(笑))
運を天に任せながら、石たちとの出逢いを楽しみます!


久々の陽光を浴びながら歩き、いつもの折り返し地点に到着。
昨夜の大雨は一時的だったので、川からの濁流で海が濁る事はなかったようです。(海流も関係したのかな?)
気温も真夏のような暑さではなく、初夏の到来を感じさせる清々しさがありました。




この時点で見付けたのは、流紋岩1個、石英斑岩1個、オンファス輝石2個、ネフライト1個、キツネ石2個です。


流紋岩と石英斑岩は「薬石」と呼ばれているタイプ、どちらも紋様が面白い石です。
双方を見分けるコツは「小さな石英の塊(ブロック)の有無」になるかと…、酸化した鉄分による茶色の紋様があるので斑点が見えづらく確認が困難、よって「小さな石英の塊(ブロック)」か「硬度」で識別できます。(流紋岩の方が柔らかい、でも加工しないと分からりづらい)

オンファス輝石はツルツルのピカピカ、特に白が混ざっている方はヒスイ部分を多く残しているようで、指に吸い付くような石肌をしています。(緑も濃くて純度が良い感じ)

ネフライトは透明度が高く色が丁度良い濃さです、鉄分を多く含むと黒くなるそうなので、これが適量に含んだ姿なのでしょう。(このタイプこそ「ネフライト」って感じがする)

キツネ石は少し紫がかったのと、ヒスイにそっくりなタイプを見付けました。
きっと同じキツネ石とは言えないのかもしれません、似ているタイプは「肌の質感が若干違う事」と「ヒスイ輝石が見られない事」で判断しましたが、緑閃石とか透緑閃石とかなのかも?、こういう微妙な石が一番困ります(笑)
とりあえず「総称としてのキツネ石」として分類します。


帰り際、せっかく見やすい海なので波打ち際の奥を見ながら歩きました。
その甲斐があって、集めている滅紫の灰簾石2個とオンファス輝石1個を見付けました。


滅紫の灰簾石は相変わらず綺麗に写りづらい…、滅紫の中でも明るめを選んで集めているので、もう少し綺麗な発色をしています。(肌はオンファス輝石に次いでツルツルです)
ピンポイントで切り出し加工しても映える素材ではないのですが、愛称として「アケビ石」と呼んでいる(私が呼んでいる)石なので不思議な愛着があります。
石と玉を分けて見ている私としては、やはり「玉に入る存在」として認識しているのだと思います。(不思議な魅力がある、灰紫ヒスイに通じる魅力なのだろうか…)

オンファス輝石は問題なく良質、暗めの石と一緒に映すと明るく写りますが、実際は落ち着いた色合いが魅力的な石です。
この石も滅紫の灰簾石(アケビ石)と同じ系統の魅力を放っているように思える、落ち着いた色合いで石質が抜群(手触りも最高)、建材としての優秀さなのか、民芸での活用としての潜在能力の高さなのか、何かに惹かれているのは確かです。(幼い頃に可愛がってくれた祖母や祖父を思い出す)


ヒスイ転石とは出逢えませんでしたが今回も楽しめました!、梅雨明け(と思われる日)早々に探石を楽しめた事に感謝したいと思います。(まずは身近で自然災害が起こらなかった事に感謝します)

経済的には「今更ジタバタしてもどうにもならない」って感じなので、やるべき事を進めながら、その時を待つしかありません。(待てなければ短期バイトでもするかな〜)
でも安定を失っているのだから、せめて自由は楽しまなくては滅入ってしまいます。
そういう生き方を選択したのだから、その覚悟をして生きなければなりません。

それでも今まで支えてくれた人たちのお金は死に金にしたくないので、あの場所の再生には尽力したいと思います。(いつまで待てば良いのやら、失意だけが募っていくけど…)

どういう理屈で存在しているのか…、私には到底理解できない成り立ちなのですが、その「腐れ縁」を継続する道理は何処を探しても見当たらないでしょう。

日本の縮図だな…、移住を試みた人たちも帰ってしまったようだし、「宝の持ち腐れ」って感じがするな…。
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