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2019年09月05日
9月に入っても雨の多い日が続き、どうにも気が滅入ります。
寒暖の差も激しくなってきていてクーラーの使い所が難しく、体調を崩す恐れがあります。
特に両親が心配、普段より気を付けて温度管理(体調管理)をしたいと思います。

それでは9月初めの探石記録を書きます。

9月も押上の海岸、「石好き」と「鉱物好き」とで若干ですが好みの海岸が違うようです。
この日(9/5)は午前中が晴れとの事だったので、暑さ対策も兼ねて9時頃に探石しました。
2〜3人ほど先客がいましたが、賑やかだった夏の海は役目を終えたようです。





浜の状態は濡れている石を見ても解るように、波は短めで押し上げる感じでした。
再び密度を増したので歩きやすくなりましたが、前半は自然光が乏しかったので光沢やキラキラ(翡翠輝石)を確認するのが困難でした。(でも暑さからは守られた)




一通り歩き折り返し地点に到着、ここまでで1人の釣り人しかおらず、プライベートビーチ感を楽しめました(笑)
前回では良質の縞瑪瑙を見付ける事ができた場所でしたが、今回は欠片もありませんでした。(キノコじゃないので群生する筈もないが…)




左側での成果はヒスイ転石4個、デュモルチ石が入った石1個、ネフライト1個、玉髄5個、シーグラス1個でした。(一番上のヒスイは戻りで見付け、残りは行きの段階で見付けました)


大きめの(一番上の)ヒスイは、灰色と混ざった紫が入るタイプで小滝系に多いです。
アケビ石(愛称)とは違った滅紫で、「青紫の濁った感じ」になります。(地が白なら美しい青紫になります)

デュモルチ石を含む石は所々に青色(デュモルチ石)が入り、黒色部分(フォイト電気石?)の周りには淡紫が見られます。(この淡紫もデュモルチ石の成分なのかな?)

ネフライトは形とサイズが良いので、編み紐と合わせれば首飾りになるでしょう。

玉髄は透明度が高くて良質、磨けば綺麗に仕上がると思います。(見た目はシーグラス並に綺麗)

この時点で満足したし、疲れたので帰ろうかと思ったのですが、念のために右側も探石しました。


最近はあまり良い結果が出ていない海岸右側、こちらに来た時には遠くに1人の姿しか見られませんでした。(今回も期待せずに歩きした)




一通り歩いた結果、まずは緑を含む石英1個、黄緑を含むロディン岩1個、無色のシーグラス2個、ネフライト1個、ヒスイ転石3個を見付けました。




更に白く艶やかなヒスイ転石1個、透明な石英を含むチャート?1個、最後に淡紫を含んだヒスイ転石1個を見付けました。



率直に「なんだ、あるじゃん」って思いました(笑)
今回に限っては左側よりヒスイ転石はありました、でもデュモルチ石や玉髄は無かったので、「やはり両方探してみるのが一番良い」との結論に達しました。(当たり前か(笑))

まず緑を含む石英、この緑部分はクリソプレースになっているのだろうか?
それとも別の成分が起因なのかな?、よく解らないけど磨いてみるかな。

黄緑が入ったロディン岩はサンプルとして保管、鶯石(愛称)として磨いて集めています。

シーグラスは大きめなので瓶には入らない…、貝殻と合わせて飾って置くか?

ネフライトは質が良いので磨いてサンプルとして活用します。

透明な石英を含むチャート?は、まず母岩が何なのかを調べ、その後に磨いてみます。(石英斑岩なのか?、珪石の類だとは思うのですが…)

ヒスイ転石は見本として活用、これなら誰が見ても解りやすいと思います。(乾かせば光沢や翡翠輝石を確認できるので)

今回は魅力的な石を多く拾えました!(右側を探してみて良かったな〜)

後半から青空が広がってきて、強い太陽光が辺りを照らしたので識別はしやすかったですが、とても暑かった…。
人も増え始め、それぞれが海を楽しんでいましたが、熱中症には注意が必用です。


遠くに見えていた人はイスラムの女性みたいな日焼け対策?をしていて、女性なのか男性なのか、若いのか年輩なのか解りませんでした。(体系は女性っぽいけど華奢な男も多いし)
忍者(くのいち)なのか!?、まぁ、それが解ったところで何の意味もないのですが(笑)
性別や年齢に関係なく「日焼け対策が必須な人」はいますので、自由で良いと思います。(あまり不審に思われないような支度が良いかも)

こんな感じで今回の探石記録を終えます。
2019年09月04日
今回は「万葉の垂飾(ニタイ)」を紹介します。

深緑へと移り変わる森林を映すカケラ「万葉」で、垂飾を制作しました。
このテーマに用いるのは圧砕ヒスイに分類される素材で、全体が緑と翠で交ざり合う部分(しかも石質の良い部分)を切り出しました。
このタイプは石質が安定しない事が多く艶が出なかったり凹んだりしますが、経験により鍛えられた目で吟味すれば「このタイプの上位」を見極める事ができます。




テーマのニタイ(森)に相応しい「新緑から深緑へと向かう躍動の景色」を磨き上げ、生命の森を凝縮した作品に仕上がったと思います。
安定した石質には艶やかな光沢が備わり、僅かに流れる石目は「葉から零れる陽光(木漏れ日)」として感じられるよう制作しました。



革紐にウッドビーズを合わせ、シリーズを通してカジュアルな首飾りに仕上げています。(ある程度、革紐の長さを調節できます)


透明度は高く、光に透かすと全体が生命色に輝きます。
それはまるで森林浴を楽しんでいる気分、古代人もこの景色に魅了されたのでしょう。
通常時では濃緑(深緑)が優っているヒスイではありますが、その内に秘めた翠を光が照らし出し、遥か古代の記憶さえも呼び起こす不思議な感覚を楽しめます。





制作したのは8月初旬だったのですが、いろいろと忙しく紹介が9月になりました…。
他にも8月中に「万葉」で制作した作品がありますので、その紹介もしなければなりません。

なるべく季節に添った創作活動をしているのですが撮影と紹介文が間に合わない(笑)
でも、そこに拘っているのは私だけなので、見ている人には関係のない話なのが幸いです。

お金は作って売っているだけでも手に入りますが、生きている間だけでしか「自身で作った品の完成度を自分自身で高められない」ので、後悔のないよう努力したいと思います。(死んだ後は100%他者に価値の向上を期待する(笑))

後は「こんな作り手もいたんだ」って、未来でも憶えていてもらえたら最高、更に意志を継いで魂を鍛え磨く者が出てきたら「その者にとって私の生き方は無駄ではなかった」と言えるでしょう。
まぁ、その時には死んでいるので「期待したまま」を楽しみたいと思います(笑)

魂を備えた者が「魂の器を持つ」のは道理、魂を鍛え磨いた者だけが「魂の器を創れる」のも道理。
先祖(両親)のレプリカとして生きている者には、「自分オリジナルと唯一言える存在である魂」を備える事は無理なのでしょう…。
普通に「勿体ない」と思うのは私だけではないでしょうね。(個人の自由だから良いけど…)

それはそれとして、私は私の成すべき事に集中して頑張りたいと思います。(同士の皆さんの応援には、とても助かっています、感謝です!)
2019年08月31日
月の終盤から雨が降り続いていますが、今のところは糸魚川で大きな水害はないようです。
秋らしい気温となり朝晩は過ごしやすくなってきましたが、まだまだ日中は暑さが身に染みます。(空が明るくなると(薄日が射すと)特に蒸し暑くなります。)
晩夏だからと言って油断は大敵、引き続き熱中症に気を付けて過ごしましょう。

それでは8月最後の探石記録を書きます。

今回も押上の海岸、この日は朝から晴れて絶好のヒスイ日和でした。(8/31)
土曜日ではありましたが午前11時頃の浜辺は人が少なく、気兼ねなく探石を楽しめる環境でした。
連日の雨による川の濁流が海の一部分を濁らせてはいますが、青空と広い海は気分を晴れやかにしてくれます。





探石としての環境は波が短く早めで、波打ち際に絶え間なく押し寄せるので目が回ります(笑)
相変わらず小砂利が多く、あまり探しやすい状態ではありませんでした。
砂利の密度も弛んだようで歩きづらく(足が沈む)、風も強かったので目が乾きました。
でも、その風により涼しさも感じられたので、汗だくにはならずに済みました(笑)




いつものように左側から歩き折り返し地点に到着、この場所にまで小砂利が上がっていて、大きめの石が少なくなっていました。
こういった状態だと何かしら良い石たちがありそうなので、いつもは可能性が低いこの場所を入念に探してみました。




まずは途中で見付けたロディン岩1個とシーグラス1個です。


このロディン岩には僅かに滅紫が入っていて、このタイプはヒスイと同レベルの艶を備えるので一般的なロディン岩と同じには思えません。(個人的に)
私がアケビ石と愛称で呼んでいる石を含むタイプは非常に艶やかで、その質感は「何か」を伝えているようにも感じます。
でも詳しく調べていないので解らず終い…、「きっと誰かが明らかにしてくれている」と思うので知るべき時に知るのでしょう(笑)


次ぎは折り返し地点での出逢い、縞瑪瑙1個と玉髄1個です。
どちらも良質な玉髄ですが、右のは縞瑪瑙と称した方が通りが良いでしょう。
念の為に集中して探してみて良かった、このレベルは簡単には見付かりません。(また良いサンプルが増えました!)


やはり押上なので錬磨が良いですが、どうせならピカピカに磨いて濡れている状態をキープしたくなります。(その方が縞がハッキリして綺麗だし)


左側を終えて今度は海岸の右側を探石、この時間帯から訪れる人が増えてきました。
釣り人の青年は熱中症対策(風対策?)なのか忍者みたいになっていましたが、この日の風と波に苦戦しているようでした。




一通り歩き、こちらで見付けたのはオンファス輝石の欠片1個でした。
押上では珍しい形状ですが剥がれた欠片が自然研磨により、ある程度の角をとったのでしょう。(角張っているけど断面は滑らか)




今回は見本となるヒスイには出逢えませんでしたが、魅力的な石には出逢えたので良しとします。

どうも私は玉髄との縁も在るようですね…、何かに活用できれば良いのですが、今は思い付かないので素材(サンプル)として保管しようと思います。(いずれ活用するか、未来で活用されるか、どちらにも可能性を残そうと思います)

今回はこれでお終い、次回も「可能性の海」を楽しもうと思います。(仕事(創作活動)も頑張って進めて行きます)
2019年08月26日
このところ糸魚川では夜中に大雨警報が発令されたりしますが、身の危険を感じるような降水はありません。
きっと山側に集中しているのでしょう、未だに姫川が濁流なのはそれが原因かと思います。
大気の不安定は精神の不安定にも繋がりますが、それに適応してこその「生物の進化」なので、備えながらも日々を楽しんで生きたいと思います。(曇っても、陰っても、月は輝き続けているのだから)

それでは8月下旬(二回目)の探石記録を書きます。

先日に探石を楽しんだのですが、やはり押上の海岸で探したいので再び訪れました(笑)
本当は午前中が理想なのですが用事があり、今回はお昼時での探石となりました。
前回よりも訪れている人は少なく、気温も上がりきっていなかったので探石するタイミングとしてはギリギリ間に合いました。





浜の環境は相変わらず波は強めで、小砂利が多くあまり期待できません。
ですが「小さなヒスイ転石」を探すには絶好の機会、自然研磨も小砂利による細かな研磨となるので光沢が出やすくなっています。(硬度の高い石は特に光沢が出る)




押し上がり密度を高めた小砂利の浜辺は意外にも歩き易く、見通しも良いので私好みの石たちを探すのには最適でした。
いつも通り海岸の左側から歩き折り返し地点に到着、ここらは常に大きめの石がありますが、一度もヒスイ転石を見付けた事はありません。(見付けた話は聞いた事はありますが…)




左側を一通り歩き、いろいろな石たちと出逢う事ができました。
まずは玉髄2個とシーグラス8個、玉髄は左のが良質で、シーグラスは左下の淡紫色のが珍しいです。(押上の海岸では珍しい色)




思った通り小さなヒスイ転石を拾えました。
オンファス輝石3個、玉髄(瑪瑙)を含んでいる珍しいアルビタイト1個、ヒスイ転石9個、ほとんどが歩き始めに拾いました。


これだけ小さいと識別に苦労しますが、光沢さえ確認できればヒスイとロディン岩の二択にできます。
次ぎに触り心地で「キシキシ感が強いのがロディン岩」で、「ツルツル感が強いのがヒスイ」です。(同時にキラキラと光る翡翠輝石を確認する)
判断に困るタイプもありますので、確信が持てない場合は海にリリースします。
淡青のヒスイは珪孔雀石に分類される石に似ていますが、硬度が違うので乾かすと一目瞭然です。(ヒスイはピカピカ、似た石はパサパサ)

先程も書きましたが、海で小砂利による自然研磨が行われている状態だと、普段よりも光沢が出ますので、この環境で光沢が無い石は「硬度が低い」って事になります。
よって良質な石灰石も白くキラキラ結晶が輝きますが、光沢が無いのでヒスイとの違いが解り易くなります。(押上の海岸では、ほぼ小砂利で自然研磨されている)

小さいヒスイ転石で気を付ける石は「ロディン岩・アルビタイト・石灰石・陶器の破片」で、この内で光沢を示すのはロディン岩だけと言えるかと思います。
とにもかくにも光沢、これを確認するのが、一番手っ取り早い方法となるでしょう。
そして家に持ち帰りルーペなどで再確認すれば、より安全だと思います。
もしそれがヒスイでなかったとしても、その石(鉱物)の中では良質なタイプとなるのでサンプルとして保管しても損はないでしょう。(ヒスイが光沢を示す状況下で、同じく光沢を示すのは硬く石質が良いからです)

これはバレル研磨と同じ原理ですね、いやバレル自体が海の環境を模倣しているのだから、元々が自然から学んだ原理なのでしょう。


長々と書きましたが探石記録に戻り、最後はネフライト2個です。
右は特に良質、また白っぽくて石質が良いのは珍しく、僅かに緑も流れています。


これを見ると軟玉として、ヒスイと混同されたのも解るような気がします。(なかなか良いサンプルです)


左側の探石を終えた頃には暑さが最高潮となり、人も増えてきたので右側は諦めました。(疲れたので…)
楽しんでいる皆さん、くれぐれも熱中症には気を付けて探して下さいね。



私が好きなアケビ石(愛称)が無かったのは残念…、次の機会に期待しようと思います。
2019年08月24日
お盆の最中には40℃近く気温が上がったようですが、今は雨雲が広がり暑さが和らいでいます。
一時は「姫川が干上がるのでは…」と思う程に川の水が無くなり水不足が心配でしたが、その心配は最近の大雨で一気に解決しました(笑)
今のところは水害の知らせがありませんので、糸魚川にとっては「恵みの雨」となったのだと思います。

それでは8月下旬の探石記録を書きます。

久しぶりの探石、最近は厳しい暑さと忙しさで海には行けていませんでした…。
ようやくどちらとも落ち着いてきたので、8月最初の探石を楽しみました。(8/24)
まずは押上の海岸、予想はしていましたがやはり夏休みでもあるし、土曜日でもあったので、多くの人が浜に訪れていました。



しかも風が強く(波も強く)浜は砂だらけ…、人の多さと浜の環境を考え、ここでの探石は諦めました。(楽しんでいる人たちの邪魔をしたくないし)
でも多くの人が訪れている事は嬉しい限りです。(お土産も買って下さいね(笑))


こういった時に訪れるのが姫川河口、ここは海水浴に適していないので家族連れで賑わう事はありあません。(海水浴の邪魔にならない場所です)
空は青く、河川敷は生命色に満ちていて、まだまだ躍動の季節を感じさせてくれました。




海の状態は押上で見てきた通り、しかもこっちは川の濁流により海は濁っていました…。
砂も多く上がっていて探石する環境としては最悪…、良かったのは晴れた事と強い風により涼しかった事です(笑)




まぁ、久しぶりでもあるし「気晴らしとして楽しもう」と自分に言い聞かせて、半ば諦めながら歩いていると膨張する光を発見、その瞬間に走り出した事に自分でも驚きながらも握りしめた「その膨張する光」を確認すると、それは艶やかなヒスイ転石でした。



これは青海の紫ヒスイのタイプで、透明度は低いですが磨けば光沢が出やすいヒスイです。(今回のは非常に薄い紫が見られます)
まるで私を待っていたかのような出逢いだったので嬉しいなぁ〜、ノルマでもないのに安堵する自分がいるのも不思議でした(笑)
ヒスイとの縁と言うのか…、絆みたいなものを再確認できたのが嬉しかったのだと思います。

イザナミ(海)とイザナギ(川)から生まれ、磐楠船(イワクスブネ)に乗って人と出逢うヒルコ神、母から闇の魅力を得て、父から輝く光を得て、乗せられた船から堅牢さを得る、まさに陽が留まる子なのか、昼の子なのか、日巫女の語源なのか、いろいろと考えさせる存在です。(日輪と考えると手足が無いと考えるのも当然だな)
未熟児としたのは人の手でカタチを得るからなのだろうか?、でも自然研磨だけでも素晴らしい姿に成るのは面白い特徴ですね。

同じヒスイ転石(ヒルコ神)の中でもグレード(優劣)はありますが、その全てに神が宿っているのでしょう。
本当に糸魚川の海には浪漫があります!



話を戻して姫川本流は濁りまくっていました。
先日まで在った(常連に確認しました)浜は押し流され、跡形も無くなっていました。
この濁りでは水底が確認できない…、在った所で解らないので諦めが肝心です。(危険だし)





今回は開始2〜3分で見付けたヒスイ転石のみ、その後は海岸で知り合った青年と話しながら1時間くらい探しましたが何もありませんでした…。(いろいろ話して楽しかったので良しとする(笑))

そう言えば河口に着いた時に、私を「千徒さん」と作家名で呼ぶ年輩の女性と会いました。
以前に知り合って石の識別をしたり話をしたりする方ですが、「最近はヒスイ日和が更新されていない」と残念がっていたので、急いで更新してみた次第です(笑)

他にも楽しみにしてくれている人がいるかもしれませんが、気長にお付き合いしてもらえると助かります。
経年により全盛期の60%になっているので、ご勘弁を。
でも数時間なら気合いで90%には引き上げられると思います。(そう思いたいだけか?(笑))
2019年07月29日
今回は月読命「水月(みなづき)」の一作目を紹介します。

全体が淡青に染まるヒスイで、小サイズの月読命を制作しました。
私が「水湖」と分類しているタイプのヒスイで、一見すると半透明の白色に見えるくらい繊細な水色をしています。(シリーズの月光に似ていますが、並べて見ると違いが解ります)
背景には青々とした葉が浮かぶ(映す)水面をイメージし、「時には水面に映る三日月、時には水面を映す三日月」を表現しました。




このタイプ(淡青)のヒスイは脈で入る事が多く、石質が安定していない事も多いのですが、稀に練られたタイプが見付かります。(海で出る可能性あり)
石質が安定すると暗めの発色になる(くすむ)のですが、こちらは爽やかな発色のままです。
湖面を思わせるモワモワとした景色も魅力的で、艶も十分に引き出す事ができました。





透明度も高く、光にかざすと内から光を放つかのように輝きます。
僅かですが淡青も確認しやすくなり、これにより白ヒスイではない事が解るでしょう。





本当は六月に仕上げたかった作品ですが、いろいろと忙しくて七月の末にズレました。
まるで梅雨がズレた事と重なったかようで不思議…、面白い偶然もありますね。
地方によっては大変な被害があった梅雨でしたが、その最中でも「月は煌々と輝き見守っていた事」を忘れないように気を付けて制作しました。

人間の希望としては「月の重力で雨雲を持って行ってほしかった」と思うのですが、そんな都合は通用しませんね…。(でも願ったし、祈ったので、精神的には救われました)

今後も私なりの「神々との交歓」を進め、魂を鍛えつつ磨き、ヒスイに匹敵する魂の質量を備えて生きたいと思います。(初期の老眼が始まったけど、まだまだ頑張れます(笑))
2019年07月25日
ようやく糸魚川は梅雨が明け、ジメジメとした大気を一気に吹き飛ばす天気となりました。
待ちに待った躍動の季節の到来、我慢していた分、余すこと無く遊び尽くそうと思います(笑)

それでは7月下旬の探石記録を書きます。

この日(7/25)は曇りのち晴れとの事だったので、いつも通り暑くなる前に探石に出かけました。
通常より早い8時30分頃の押上の海岸、丁度良い日陰で暑さからは守られる環境でした。
先客は釣り人(一人)だけ、恒例のようにプライベートビーチ化した浜辺を歩きました(笑)





浜は波が弱く短めで透明度もバッチリ、非常に探しやすい環境でした。
しかし、やや押し上げられている感じだったので、歩きづらい状態ではありました。(普段より足が砂利に沈む感じでした)




透明度の高い海水の下を見ているとクラゲを発見、この状態なら玉髄と間違える事はありません。(浮いているのでビニール袋と間違える事はある(笑))




まずは左側の折り返し地点に到着、能生方面の空が晴れてきているのが分かりました。




そのまま戻り右側に来た時には曇天…、あれ?って感じでしたが、海岸を訪れる人は増えてきました。(この時点では海水浴ではなく、石を探している人たちでした(海開きしたので監視員の人はいます))




右側の折り返し地点に到着、工事は終わったのかな?、後は巨石(テトラ?)で護岸するのだろうか?
以前より整備が進みましたが、ここで海が荒れたら簡単に崩れるでしょうね…。(積み上げた砕石が持って行かれる事でしょう)




そろそろ帰ろうかと思っていると、今までの曇天が嘘のように晴れてきました。
これはチャンスと思い、すかさず見付けた石たちを撮影しました。

まずは玉髄(瑪瑙)が流れる石、なかなか面白いので磨いてみようかと思います。(左側で発見)





次はロディン岩1個、ネフライト1個、アケビ石(愛称)1個、玉髄1個、ヒスイ転石3個です。


一番下のヒスイ転石だけは右側で拾い、残りは左側(最初の探石)で見付けました。
アケビ石(愛称)は全体が淡い滅紫に染まり石質が良く、このタイプ(私がアケビ石と呼んでいるタイプの石)が灰簾石といわれたら、納得できるような感じがします。(くすみが灰を連想させるし)

ヒスイ転石は上の2個は曇った時に拾ったので翡翠輝石を確認する事が難しく、発光と手触りでロディン岩や曹長石との違いを確認しましたが、やはり日光下での確認が一番解りやすいです。


帰る頃には普通に快晴、地元のチビッコたち(園児たち)が海水浴を楽しんでいました。
波も弱く天気も良くなったので最高の日和、引率(保母さん?)の安全管理も厳重だったので安心して泳ぐ事ができたのだと思います。(元気いっぱいで、羨ましい程に生命力に満ちていました)




これが約9時30分頃の海岸、続々と訪れる人が増えて賑わってきました。
みんな同じく晴れを待っていたのでしょう、夏休みを向かえたらもっと来てくれるだろうなぁ〜。(もう夏休みに入っている子もいるし)
事故の無いよう存分に糸魚川を楽しんでもらえたら嬉しく思います。



ちなみに、もう一回左側を探せばもっと拾えたかもしれませんが、現在の疲労を消し去るだけのアドレナリンやエンドルフィンが出なくなっているので、早々に帰りました。(慣れと老化が原因かと(笑))


今回はこれで終わり、次回は月読の新作を紹介したいと思います。
2019年07月17日
毎日がジメジメとして憂鬱な日々が続いています。
季節が一ヶ月ずれている感じで、海の日を向かえたのに海水浴をする環境にありません。
でも、こればかりは自然(神)の都合なので、ただただ耐え忍ぶしかありませんね…。
我々人間には自然に干渉する力はありませんが「願う事」や「祈る事」は赦されています。
なので私は良い季候になるよう願い祈ろうと思います。

それでは7月中旬の探石記録を書きます。

久々に晴れたので、お馴染みの押上の海岸へ出かけました。(7/17)
約一週間ぶりですが、待ちに待っていた青空の下での探石です。(今回も暑くなる事を考えて、午前9時頃から訪れて探しました)





浜辺は波が強めで速く、砂利や砂が多くて環境としては最悪でした…。
「これはちょっと期待できないかも…」と思いながらも、この環境だからこそ探せる「小さなヒスイたち」をメインに、普段よりも慎重に探しました。




まずは折り返し地点に到着、行きは自分の影を追い、帰りは自分の影に追われ、久々の太陽光(ソーラーパワー(笑))で充電しながら、プライベートビーチと化した浜辺を歩きました(笑)




海岸の左側を一通り歩き、玉髄4個(1個はクリソプレースの部類)、シーグラス3個、ヒスイ転石7個、ロディン岩1個を見付けました。


予想よりも遙かに拾えた(笑)、その殆どが行き(自分の影を追う状況)で見付ける事ができました!
本当なら影を追うと見付けづらい筈なのですが、きっと運が良かったのでしょう。
中央のヒスイ転石は大きめで予想外でしたが、石肌を確認すると普段の押上の「それ」とは僅かに異なっていました。
この事から「前回から約一週間で海がけっこう荒れた」って事が解ります。
そのお陰での収穫ですし、翡翠輝石が撮影できる程にハッキリしているのも良かったと思います。(識別しやすいので)
神(自然)の祝福に感謝したいと思います。(私が勝手に祝福だと思っているだけですが(笑))


次は右側での探石、こちらも砂の多い状態でした。
時間が経過した事で青空が広がり、清々しい景色が広がっていました。




歩き始めて10秒程、「もしかして大きな極上の玉髄?」と思われる物体に遭遇しましたが、浜に打ち上げられたクラゲでした…。(生きているのか、死んでいるのかも解らない…)




行きで拾えたのはネフライト(軟玉)2個、これも磨けばマッサージには使えそうです。(ツボ押しとか、カッサの代わりとか(笑))




折り返し地点では現在でも護岸工事(浜整備?)が行われていました。
ここまで来るのは海水浴の人たちではなく、釣り人や石拾いの人たちなので、その人たちは気を付けて下さい。(近づかない方が無難)




帰り道でアケビ石(愛称)1個を発見、狙って探してみると意外に拾えない石です。
石質の良い石は私好みなので、集めて活用できるサイズは加工してみようと思います。(その際には正確な鉱物名を知る必用はありますね、ロディン岩ではダサすぎるし)




更に中サイズのヒスイ転石も発見、こちらも乾くと翡翠輝石を確認できます。
多くの人が求めるような発色ではありませんが、姿形と石質はなかなか良い感じです。(練度と錬磨は合格点に達している)




帰る頃(10時頃)には、一層と青空が広がっていました。
画像に小さく写っているのは石拾いを楽しんでいた家族です。


鉱物見本のパンフレットを広げて楽しんでいる姿を見ると「私が識別してあげる行為」は無粋に感じたので、遠慮しました。
きっとその全てが「家族旅行の思い出」となるのでしょう、天気の良い糸魚川を存分に楽しんでもらいたいと思います。(物産センターでお土産を買ってもらえると尚嬉しい(笑))


今回はこんな感じです、まもなく梅雨明けになるらしいので、その時を大人しく待とうと思います。
2019年07月10日
最近は雨が多くスッキリしない天気が続いています。
水害になる程の降水量ではないのが救いで、今は例年より遅い梅雨明けを待ち続けています。
躍動の季節が待ち遠しいですが、熱中症には気を付けねばなりません。

それでは7月に入って最初の探石記録を書きます。
この日(7/10)は朝から快晴となり、久々に押上の海岸へ探石に出かけました。
気温が高くなるとの事だったので、朝9時頃から探し始めました。
逆光で海岸の右側が暗く写っていますが同じ日に撮影した景色です(笑)





先ずは左側での探石、釣りを楽しんでいるおじさんの邪魔にならないよう撮影しました。
波は強めではありましたが短い状態、押し上がった浜辺は歩きづらく、やや海水が濁っていました。
でも久々だったので新鮮な感じがして楽しいかった、集中して探す事もできました。




一通り歩いて左上の玉髄1個、右上のロディン岩1個、下の2個はヒスイ転石です。


この海の状態で灰色のヒスイ転石を認識できたので、まだまだ目は衰えていないと思います。(ちょっと安心しました)
もう1個のヒスイ転石は解りやすい(笑)、目の前に現れたら殆どの人が認識できるでしょう。


次は灰簾石(ピンクゾイサイト)1個、アケビ石(愛称)2個を見付けました。


ここまで桃色でも灰簾石なのでしょうね…、それでも鉱物名に「ピンク」が付いているのが救いと言えますね。(濃い桃色は桃花石とでも呼ぼうか?)
アケビ石は滅紫なので写りが悪いですが、現物はとても美しい発色をしています。
石質も良く滑らか、岩として「ロディン岩」と分類する中では最も良質なタイプだと思います。
ざくろ石の成分による滅紫との事でしたが、裏に桃色が混ざっているので灰簾石も影響しているように思えます。(ただ混ざっているだけかな?)


更に大きな玉髄、と言うか瑪瑙と言った方が良いレベルです。



サイズも良く景色も良い、押上海岸での錬磨なので乾いても透明感を保ちます。(肌が粗くないって事です)
なかなか珍しいので飾って楽しもうと思います。(玉髄コレクションに入れます)


今度は、一瞬目を奪われたプラスチックと箸置きに良い自然石です(笑)


見た時は「ドキッ」としましたが、その発色が着色された感じだったのでヒスイでは無い事が容易に解りました。
外国産の着色ヒスイには「こんな感じのがあるな」と、思い出させてくれた「ゴミ」です(笑)
そう言えば以前にも、海綿(って言うか漁業用の浮きの破片)もあったなぁ…。
自然石は、ロディン岩なのか、曹長石なのか、混ざっている感じですが凹んだ部分があるので箸置きに使えそうです。
普段使いならこれで良いでしょう(磨いてみる)、ヒスイでの箸置きは特別な時に使うのが良いかと思います。(でも個人的にはヒスイを道具として使いたくない)


左側を終えて、次は右側での探石。


以前はこちらの方が拾えたのですが最近はあまり良い結果が得られていません。
歩きやすい事もあり多くの人が探すのだろうか?、それとも海流が変わったのかな?、等と色々と憶測しますが何一つとして解りません(笑)


こちらも一通り歩いて、小さな玉髄1個とネフライト1個を発見。
この時点では「まぁ、いつもの事か」と思い期待もしていませんでした。




しかし、一番右端(折り返し地点)の波打ち際で大きなヒスイ転石を発見。


手の平サイズの碧ヒスイ、通常で拾える大きさではないです(笑)
たまに海が荒れた際に出たりしますが、運が良かったとしか言いようがないですね…。

練度も錬磨も押上海岸の特徴を示していて滑らか、オンファス系ではありますが小さな翡翠輝石がキラキラと輝きます。(通常のオンファス輝石よりもヒスイが多いタイプ)
よく手つかずで残っていたものだな…、先客は何人も訪れていただろうに。

こういう体験が「ヒスイに選ばれた」とか「ヒスイに愛されている」と言った錯覚をもたらすのでしょうね…、しかしそれは幸せな事で、幸せとは「そういうもの」なのかもしれません。
よって「それ」を楽しめるのだから私は幸せなのだと思います(笑)

ちなみに、一番右端(折り返し地点)は護岸工事っぽい事をしているので、ここから出たのかもしれません。


それでも姿形を見るに「昨日今日で割れて打ち上がったヒスイではない」って事が解るのでとても浪漫を感じます。
しばらくは眺めて楽しんで、対話(吟味)の後に加工してみようかと思います。(致命的なヒビが少ないので良い品が作れそう)


一時の晴れ間を楽しめて良かった、丁度良い疲労感と達成感に満ちていますが、本業の創作活動も頑張って進めたいと思います。
2019年07月03日
今回はオーダーで制作した作品(制作途中の1個)を紹介します。

当初は「玉壁を」との事でオーダーを受けたのですが、どうしても私には「糸魚川ヒスイで玉壁を作る(私が玉壁を作る事も含む)」と言う仕事の意義を見出す事ができず、素材の青ヒスイと対話(吟味)した結果、日本古来からの大珠のイメージを強めた品にする事にしました。


依頼人からも「作品として創ってほしい」との事だったので、魂が拒絶する仕事はしませんでした。
これが「商品として」との依頼だったら、割り切って量産されている玉壁のレプリカ(あの水切り石みたいなやつ)にしたのかも?、と思いましたが、間違いなく拒絶反応を起こして断ったでしょう…。

最近は「割り切れなくなったなぁ」って思います、歳を重ねるごとに頑固になっている気がする。
もう委託加工が出来ない魂になっているなぁ…、オーダー(作品)としての特性である「一方通行」が適応されない品には対応したくないのでしょうね。
「振り回される側」より「振り回す側で在りたい」って事なのかも(笑)、なんであれ創作活動をしているのだから「他人の手」に徹するのは無理なんですよね。(職人じゃなく作家だし)

更に言えば、この大珠は紫陽花をモデルにしています。
美山での晴天の下に咲いた青と蒼も美しかったですが、曇り空の下での淡紫も美しいです。




このボリューム感、ふっくらとさせた理由は紫陽花の美しさをこの姿に映したかったから。(中央に孔があるのでガクアジサイでも良いな〜)
日向は勿論の事、日陰であっても絶えず美しく輝く生命力を表現しています。

私が創る作品はどうしても、日本古来の特徴や自然(四季)の影響を強く受けた品になります。
何故かは解りませんが「そうなるのだから仕方ない」です(笑)
父曰く「それが芸術家だ」との事なので、きっとそうなのでしょう、そしてこれからも「そう生きる」のでしょうね。(生き続ける限り)

幸いな事に理解のある依頼人なので、正直に話せば納得してくれます。
「類は友を呼ぶ」と言いますので、もしかしたら似た者同士なのかも?
私は人(人運)にも恵まれているのでしょう、よって愛想を尽かされないよう気を付けねばなりません。

人の縁は大切、そして自然(神々)との交歓も大切、このバランスを崩さないよう努力したいと思います。


と、言う事で?今年も野いちごを大量に採りました。(強引な入り方だな(笑))


極上のルビーの山(笑)、ジャムにして楽しんでいますが、絞りすぎて渋味が残ってしまった…。(欲張ってしまった〜)
でもまぁ、それも適応して栄養に変えてやろうと思います(笑)

ちなみに野いちごを採っている最中に、散歩しているお爺さんやお婆さんに声をかけられました。
野いちごの事を意外と知らないらしく珍しがっていましたが、「そのまま食べても美味しくない」との説明をして談笑しました。
きっと変わった男だと思われただろうなぁ…、それでも声をかけてくれる気楽さは嬉しいです。



話は変わって、物産センターでのワークショップや加工所の再生などの提案書を数ヶ月前に提出しています。(かなり以前にも出してるけど…)
あとは物産センターが考える事であり、もう私が考える事ではないですね…。
適応すればカフェに来店するお客さんも増えますが、とにかく加工所との連携が必須なので「再生」が最優先となります。(カフェを利用したらヒスイの識別が無料とか、加工費が少しお得になるとか等々)

経営者と支配人は私が関わる事を嫌がっていますが、私的には「担えるのなら誰でも良い」ので、人を惹きつけるだけの魅力(引力)を備えた魂を見付けてきて欲しいです。(それが仕事なのだから)

未来に興味がある者ばかりではないですが、興味が無い者ばかりでもない、上手い解決法はないのだろうか?(また年月を待つだけか?)

この歪み捻れまくった共産思考は糸魚川独特なのだろうか?、それとも田舎の特徴なのか?、貧しさの特徴である事は確かなので豊かになれば無くなるのだろうか?
その割には利益を出せる事をしないのは何故なんだ?、あまりにも矛盾が強くて沼のように進めない、だから私は自身で進める自己完結(芸術)の道を優先する訳ですね(笑)

いっそ隠者にでもなろうかと思う、今日この頃です。(もう半ばなっているような気が(笑))
2019年06月19日
今回は美山公園に咲く紫陽花と、以前から気になっていた石をフォッサマグナミュージアムで確認してきた話を書きます。(書く事が溜まってしまい、連日の更新となります)

この日は晴れて朝から気持ちの良い日でした。
石の識別は午前10時からだとは知らず、30分くらい前に訪れてしまったので、先ずは紫陽花を見に行きました。
道中の吊り橋は多少揺れますが、かなり頑丈なのでその揺れも楽しめます(笑)




「歩くと結構な距離だな」と思いながら進み、久々の紫陽花ロード(自称)に来ました。
やはり先日の強風の被害は大きく、折れてしまっている紫陽花がありました…。
しかしその中でも立派に咲いている姿を見ると、より美しさが増すように感じました。
清々しい青と蒼、咲き始めだったようで所々に咲いていましたが、その一つ一つがとても瑞々しく生命力に溢れていました。




草刈りをして大変そうな人もいたり、パターゴルフを楽しんでいる人もいたり、なかなか多様性に富んでいましたが、朝から花を愛でているのは私だけでした(笑)


ちなみにサツキ(かな?)は見頃を終えている頃でしたが、一つだけ遅咲きだったようで見事に咲き乱れていました。(ギリギリ両方を楽しめるタイミングだったのかな?)



紫陽花はこれからが見頃になるのでしょう、また晴れた日に楽しもうと思います。



次は石の識別、先客のおじさんと石を見せ合いながら話し、順番がきたので気になっていた石たちを学芸員さんに見せました。


まずは黒い「へそ」のようなのが入っている鉱物、これは石英斑岩に閃緑岩が入った鉱物だと言う事でした。
「誰だ、黒いトルマリンの成分と言った奴は!」って思いましたが、そのタイプはまた違った鉱物として在るそうです。(あいにく標本がなかったので、どんな石なのか解りませんが、その内に解る事でしょう(笑))

次ぎにデュモルチ石、知りたかったのは紫色の要因でしたが、これは分析しないと解らないようです…。(珍しいタイプである事は間違いないようです)

右の紫色が入るロディン岩は、紫部分が雲母との事でした。
一般的な雲母(味付け海苔みたいなやつ)とは大違い…、あまりに違うので信じがたいですが、分析すると雲母の成分が出るそうです。(蛇紋石に雲母の成分が多く入っていると言うのなら解る気がするが…)

左端はロディン岩ですが、その先端に入っている鉱物が「ある鉱物」の特徴を示しているので確認すると、やはりコランダムで良かったようです。(モース硬度も確認しました)
他鉱物(ロディン岩)と一緒になっているのは見た事がないと言っていましたが、数人ですが「そういったコランダム」を持っている人がいるので、私としては珍しいですが初めてではありません。
こういったデータは蓄積していった方が良いのでしょう、学芸員が変わる度に失ってしまうのは勿体ないですから…。(前任者が残さなかったのだろうか?)

その右はキツネ石、でも紫がかっているので通常のキツネ石とは違います。
しかし、これも分析しないと紫色の要因は解らないそうです。

やはり細かい事は分析しないと解らないようですが、分析すれば解るのなら急ぐ必用も無いですね(笑)
解ったところで私の仕事にメリットがある訳でもありませんし、稀少鉱物として販売する気もない。
でも趣味としては知りたいと思うので、気には留めておこうと思います。

後々は「変わった鉱物」として展示すれば、石拾いを楽しむ人の助けにはなるでしょう。
なので、これからも面白いサンプルは集めてみようと思います。


ちなみに、桃簾石と言っていた石の殆どは「ピンクゾイサイト(灰簾石)」なのだそうです。
やっぱりと言うか、結構知られているのでもう驚きもしませんね(笑)
それに「櫻石」とか「白桃石」とかの名前で親しめば良い気もします。(桃簾石と言う鉱物名に愛着は無い)
まぁ、販売する際や、正式な標本にする際には問題になるので分析が必用でしょうけど…。

なんであれ美しい石ではあるので、引き上げられるのであれば然るべき対応をして活用すれば良いのではないだろうか。

今回は、こんな感じで終わります(笑)

念のため書きますが、今回の地震による被害はありません。(心配してくれた人に感謝します)
2019年06月18日
今回は「開花の垂飾(ノンノ)」を紹介します。

花の彩りを感じさせる紫色のヒスイ「開花」のカケラで、垂飾を制作しました。
用いたのは小滝系の紫ヒスイの中でも特に強い発色を示す部分で、この青紫色は「花」を形容するのに相応しい気品と可愛らしさがあります。




今回は梅雨の暗い空の下でも鮮やかに輝く紫陽花をテーマに、表面は開花を表し、裏面は蕾を表しています。(これから色づく期待感も込められています)
丁寧に磨き上げられたので艶やかな光沢を宿し、身に付けた者や見た者をも輝かせてくれるでしょう。(気分を晴れやかにしてくれるでしょう!)



革紐にウッドビーズを合わせ、シリーズを通してカジュアルな首飾りに仕上げています。(ある程度、革紐の長さを調節できます)


このタイプの紫ヒスイは透明度が低いですが、光を受けると幻想的に輝きます。
透過するのではなく「反射する」という感じで魅力的、また夜間での蛍光灯下では、より紫色が濃くなり、ある意味で「本領発揮」と言える不思議な一面を持ちます。(黄色の光源が弱くなる事が大きな要因でしょう)




今回は華やかな品に仕上がりました、美山公園の紫陽花も開花が始まる頃なので見に行きたいと思います。
先日は台風並の強風と雨があったので被害にあってなければ良いのですが、そういった事に強い植物でもありますので、心配は無いでしょう。(多分)

最近は疲れる事が多くなりましたが、引き続き創作活動を頑張りたいと思います。(今月中に月読の「水月(みなづき)」を仕上げたかったのですが、来月くらいになりそうです…)
2019年06月17日
やっと梅雨らしい雨が降るようになり、姫川もこの時期らしい増水が見られました。
特に山側(小滝方面など)での降水量が多かったらしく、白濁した水が流れていました。(蛇紋岩の地層が削れた事が大きな原因かと)
災害にならない程度での恵みの雨となれば良いですが、自然(神)にその(人間の)都合は通用しませんね…。

それでは6月中旬の探石記録を書きます。

オーダーも一つの峠を越えたので、気晴らしに押上の海岸へ行きました。(6/14)
空には薄い雲が広がり風も吹き渡っていて、危険な暑さから守られながら探せました。
訪れている人も少なく、釣り人が一人と同じく石探しが二人ほどでした。





吹き渡る風は暑さを防ぎますが、同時に波を早くさせます。
短めだったのは幸いでしたが、やはり早い波での探石は目が疲れます(笑)
こういう時は、いっそのこと波打ち際を諦めて「一歩後」を探した方がスムーズに歩けるでしょう。(気晴らしがメインなので)





左側から探して右側で終わる、恒例の儀式のように、当然のように同じ事を繰り返すのですが、この「繰り返し」は苦痛ではありません。
毎回、どのような石と出逢えるのかワクワクし、加工での疲れも癒えるような気がします。(終えた後は首と足腰が痛くなりますが(笑))

浜辺を一通り歩き、オンファス輝石3個、ネフライト2個、ロディン岩2個を拾いました。


オンファス輝石の大きいのは、通常の(残り2個の)オンファス輝石とは少しタイプが異なっていて、多分ですが翡翠輝石が多いのだと思われます。(鉄分も多いのかな?)
ネフライトは一つが良質で、もう一つは柔いタイプ、これは自然研磨で判断できます。
ロディン岩は上のが濡れている時にはヒスイに見えて「ドキッ」としましたが、乾くとパサパサ…、閃石類と混ざっているようで表面にはキラキラが見えますが、どう贔屓して見てもロディン岩です(笑)
下のは肌が非常に滑らかでヒスイの特徴と酷使しているタイプ、きっと数%はヒスイが入っているのかもしれません。
でもこれを「ヒスイ輝石岩」とは呼べませんね…、岩として範囲を広げたとても加工人としての「共有した基準」からは外れます。
よって「ヒスイを多少含むロディン岩」と分類するのが妥当でしょう。

未熟な者はこれをヒスイとしたがりますが、それは個人の願望であり、その者のレベルを表していると言えるでしょう。(石が自分の鏡となっているのでしょう)
初心者は拾えない事が続くと「そうなりがち」ですが、執着や固執をせずにその時を待って探せばやがて目の前に現れます。(突然に現れビックリします)
それ以降は何故か普通に拾えるようになるのがヒスイの不思議…、大抵は同じ経験をしているので解る人には解ると思います(笑)

さて、今回はヒスイとは出逢えませんでしたが、オンファス輝石もヒスイの分類なのでそれなりに「肯定される錯覚」を楽しめました。
これが仮想空間では「いいね!」に当たるのだろうか?、だとしても現物が残らないので不毛な気もするが…、でもどちらも多くを集めた事があると「達観する特徴」があるように思えます。

執着や固執をするのは「一度も集められた事がないから」なのでしょう、例外としていつまでも執着や固執する者は器自体が壊れているので論外、それは依存症と言う病気に侵されている(又は自分からなっている)ので人為的な意図の下での歯車になっているのでしょう。(それが人間社会か…)

「赦し」と「言い訳」だらけ世の中ですが、それとは「一切関わりのない自分だけの領域」を持てたのなら、普通に幸せになれるような気がします。
それを試しみてる最中なので、解り次第に報告したいと思います。(ジジイになってからか(笑))


話は変わりますが、物産センターのカフェ「LINK」を是非に活用して下さい。
名前の通り「繋がりの場」を目指していて、様々なコミュニティーの場となれば嬉しいです。
まだ始まったばかりなので「場」としての完成度は高くありませんが、少しずつ楽しめる領域になってほしいと思っています。(私は外様ですが、未来の姿が待ち遠しいので協力しようと思う)

田舎なのでカフェとしての集客力は都会のように見込めませんが、窓口として活用すれば楽しい領域にはなれると思っています。
ヒスイ拾いを楽しんだ後に訪れてくれるような、そんな場も提供できたなら面白くなるでしょう。

糸魚川ヒスイは「資源の呪い」と言われる程には発展していませんので、まだまだ可能性が残っています。(そもそも神の石なので、呪いなんて通用しないけどね(笑))

ギルドのように等級(ランク)を決めて、一線を越えないよう管理する未来も面白いけど、人材がなければ無理な話だよな〜。(漫画の話だな…)

改めて考えてみると私が初心者の頃は「ヒスイを仕事にする」と言う願望はありましたが、「ヒスイを換金する」と言う目的がなかった事に気が付きます。
同じように思えるでしょうけど「結果的にお金になる」って事が違います。
だから仕事として成り立つまでヒスイを販売しようとは思わなかった訳ですね(笑)

今のような換金アプリがあっても使わなかったでしょう、と言うか「その発想には至らない」と言った方が正確なのかな?
結局、仕事にしたかったので、一番近道である物産センターの加工所に就職する方法を選んだ訳ですね。(仕事にする為の基礎が詰まってますから)

今だから言えるのは「その選択は間違っていなかった」って事で、私の前にも後にも「その目的」でヒスイ領域に入ってくる者はいません。
資金、才能、情熱、この三点セットが仕事には必須なのだと良く解りました。
よって同じタイプが現れるのを待ち、私がジジイになったら育てられるようにしたと思います。

その時代の糸魚川(って言うか物産センター)に体験型学習施設があり、ロートル達が後輩に教える事ができたなら私もそこを活用するでしょう。(チーム名はロートルダム、ロートルが溜まるダムだから(笑))

一線を退いたジジイになったなら時間も有り余っているだろうし、成長に失敗していなければ教える余裕もあるかと思います。
今は芸術家、創作家、造形家として高みを目指すのに必死ですが、いずれは未来の原石を発掘するのが夢でもあります。
それまでは脅かされない実力を備え、著しく(脅かされる程に)衰えた頃には死んでいる、そんな生き方が理想的に思います。

まぁ、そう上手くは生きられませんが、それを目指していけば納得のいく人生にはなるかと思います。(ジジイになる前に死ぬかも?)


久々なので色々と詰め込んで書きました、次回は作品を紹介したいと思います。
2019年06月04日
梅雨の季節となりましたが毎日が夏のように暑く、まともに雨の降る日がありません。(小雨程度)
水不足が気になりますが、姫川の流れを見るに今の所は心配なさそうです。
それよりも注意するのは熱中症で「もう夏本番」と思って、対策してから海や川を楽しみましょう。

それでは6月最初の探石記録を書きます。

今だオーダーを終えていませんが、息抜きとして海へ行きました。(6/3)
お馴染みの押上の海岸は青空が広がり、とても気持ちの良い空間となっていました。
早朝に仕事(オーダーの加工)を済ませ、午前10頃から2時間程度の探石を楽しみました。





まずは左側からの探石、気持ちの良い冷たい風が吹いていて汗も出ませんでした。
波は澄んでいて短かったですが早めで、目が慣れるのに時間がかかりました。
誰もいない浜辺を歩いていると、プライベートビーチのような感覚となり「創作活動とは別のタイプの無心の境地」を楽しめます(笑)




考え事をしているような、していないような…、そんな不思議な感覚で歩いていると、波打ち際で僅かに膨張する光を発見しました。
「気のせい?」とも思えるその光を手にして見ると、手の中で小さなヒスイ転石が輝いているのが解りました!(白ヒスイですが、石質が良く透明度が高いタイプ)


その後はオンファス輝石1個と、紫のロディン岩(アケビ石)を発見しました。
ザクロ石の成分が入ったロディン岩は珍しく、特に紫が綺麗な(滅紫だけど明るめで濃いタイプの)転石はコレクションとして集めています。


気分を良くして次は右側の浜辺を探索。
こちらは小さな石が多く、釣り人が二人いました。(釣果は良くない様子でした)





一通り歩き、それぞれ違うタイプのロディン岩3個と、小さな玉髄1個と小さなシーグラス1個を見付けました。


ロディン岩は紫(滅紫)の「アケビ石」と、黄緑の「鶯石」が好みなので、それ以外は海へ戻しました。(ちなみに「アケビ石」と「鶯石」は私が名付けた愛称で鉱物名ではありません)

途中、もの凄く透明度の高い玉髄かと思って手に取ろうとした透明な物体は「クラゲの体の一部」でした(笑)
久々だと綺麗な石(物)に反応する事が多くなり、今回は特に色々な石を拾い上げました。(確認しては海に戻すを繰り返した)

なんであれヒスイ転石が1個手に入った事は良かった〜。
全く拾えないのと、1個でも拾えたのでは、気持的に大きな違いがあります。(達成感が満たされる感じかな?、とにかく雲泥の差です(笑))


気晴らしとなって更に達成感も満たされる、そんな満足感を体験できる場所も珍しいです。
仕事を終えた時の達成感と違って、行動した事に対する自然からの肯定感と言うのか…、何か自然(神)から認められたような感覚(錯覚)が多くの人を魅了するのでしょうね。(普通に綺麗なヒスイも手に入るし)

この神がかった質量(魅力)は羨ましい、「是非に我が魂にも備えたい力だ」って思うのは私だけではないのでしょう(笑)
それを可能にするのは「魂を鍛えた者」のみ、なので文句を言わず創作活動とオーダーに向き合って頑張りたいと思います。

最近はあまり探石記録を更新ができていませんが「その間は仕事(オーダー含む)を頑張っている」って事なので、陰ながらの応援を期待しています(笑)



制作して随分と経ちますが、前回にも紹介したブレスレットです。
円盤形と円筒形に加工したヒスイを合わせています。(白・灰・黒・流青・淡紫を合わせました)


鮮やかな色目ではありませんが、私には似合うので同じタイプの人が付けて下さい(笑)
マグネットなので脱着が容易ですが、うっかり手首の肉を挟むと地味に痛いです。(そこだけは気を付けて下さい)
2019年05月24日
連休後半から夏のような日差しとなり、とても良い天気が続いています。
強風と夜中に雨が降った日もありましたが、天気の崩れはその1日だけでした。
まだ夏の訪れには早いですが、熱中症には気を付けて過ごしましょう。

それでは5月下旬の探石記録を書きます。

この日は令和最初の探石、やっと息抜きができました。(5/23)
この頃は忙しさと暑さとでストレスが溜まり、本当に疲れました…。
好きな事を仕事にしているのになぁ…、人間てやつはわがままですね(笑)

それはさておき押上の海岸、静かな海が広がっていました。
浜辺には数人の中学生(高校生か?)が野外授業(?)をしているのと、釣り人と、一組の夫婦が石探しをしているだけで、理想的な探石日和となりました。





まずは左側を探索、波は穏やかで浜には多くの石がありました。
残念だったのは水が濁っていた事で、これは川の濁流が入り込んだ事が原因だと思われます。(雪解け水(雨含む)なのか、工事なのか、その両方か?)




ひたすら先へと歩いて行くと、玉髄1個とロディン岩1個を発見。


玉髄は大きく質も良いので珍しい、ロディン岩は座りも良いし景色も面白いので文鎮にでもしてみます。(そういった文鎮が増えてきたので、楽しんだ石は海へ返そうと思います(笑))


更に進むとオンファス輝石3個を発見。


左下は色は濃いですが質が少し粗く、右下は質は良いですが色が薄く、一番上は色も質も良く、このタイプのオンファスとしてグレードが高いです。


更に更に進み、そして折り返して入口に戻ってきた道程でネフライト2個とヒスイ転石4個とシーグラス1個を見付けました。


ネフライトは乾いても艶やがあるので石質が良いタイプです。
ヒスイ転石は小さいですが色が入っているのもあり、どれもが艶やかで綺麗です。
シーグラスは…、大きめだったので良かったかな〜(笑)


次は右側、こちらは小さい石が多くあり、なだらかな浜辺でした。
行きでは何にも拾えず、折り返しての帰り道でヒスイ転石2個を見付けました。(ラッキーでした)



右は灰色の地に翠が入っていて綺麗、左は石質が粗いですがヒスイ輝石が輝くので見本には良い感じです。(まぁ、皆が好むのは右のヒスイ転石なのでしょうけど…)

なんであれ、久々の海岸は気持ちが良く気晴らしになりました。
さらに多様な石たちと出逢えて良かった、特に令和の最初にヒスイ転石と出逢えた事は嬉しい限りです。(小さいですが練度・錬磨に優れていて可愛いヒスイたちです)

これでまた頑張れそうだ、躍動の季節に備え意欲的に活動して行こうと思います。



え〜、作っている品をアップするのを忘れがちですが、こんな感じのブレスも作りました。


先々週くらいに制作したので、黒のブレスは売れてもう無いです。
無骨さを残しながらのブレスで、脱着はマグネットにより容易にできます。
気を付ける事は、付ける際にマグネットで手首の肉を挟まないよう注意する事です。(子どもがつねった程度の痛みですが、地味に痛いので(笑))

それ以外にも色々と作っていますので、糸魚川に訪れる事があれば物産センターで見て下さい。(見るだけじゃなく買ってね(笑))
2019年05月15日
今回は建速素戔鳴尊「千波万波」の三作目を紹介します。

青銅色の地に碧が流れるヒスイで、小サイズの素戔鳴を制作しました。
底知れない海(日本海)を想わせる景色を宿し、特に翡翠輝石の緻密さに優れています。
背景には絶えず変化する大海原をイメージし、波紋が龍脈と重なる事で姿を現す「力の根源(龍)」を表現しました。




シリーズの中では凪の景色を宿している作品となります。
オンファス系なので高い光沢を示し、非常に艶やかに仕上がりました。
今のところ、このタイプの碧ヒスイでの神玉は、こちらで最後となります。





透明度は皆無と言えますが、安定した石質は滑らかな質感を示します。
青銅器のような滑らかな肌には致命的な傷は無く、触れると高い堅牢さが伝わってきます。





今回も満足のいく作品に仕上がりました。(苦労した甲斐があったと言うものです)
絶え間なく訪れる試練に向き合う中で、それを耐え抜く強い意志を宿す事はもとより、一時の休息をもたらす存在となるよう願いを込めて制作した作品です。

気になる事は「四作目はどうしようか?」って事ですね(笑)
魅力的な素材と出逢うのも運なので、いずれ訪れるであろう「その時」に向けて腕と感性を高めたおきたいと思います。(あと購入する資金も稼がねば…)


便乗と同化が繰り返されている今の世の中で、共有の大切さを作品を通して自分なりに伝えて行けたらと思っています。
2019年04月30日
どうにもスッキリしない天気が続いていましたが、28日と29日は晴れて気分も晴々しました。
午前中の気温は低めで風も強かったですが、午後には暖かくなり過ごしやすかったです。
現在は曇っていますが、連休の後半には天気が回復してくれると嬉しいです。

それでは4月最後の探石記録を書きます。

盛んに「平成最後」という文言が使われていますので、今回の探石にも適用したいと思います(笑)
という事で29日の午後、平成最後、4月最後、41歳最後(笑)の探石に出かけました。(30日は休みます)
最初は押上の海岸に向かいましたが、たくさんの人が訪れていて車が止められない…。
連休でもあるので仕方ない、でも「それだけ人が糸魚川に訪れている」って事が解ったので安心しました。

という事で押上の海岸は諦めて、いつもの姫川河口へ行きました。
目に見えて芽吹きの隆盛を感じる景色となり、山々も萌葱色に染まっています。
雲が多かったですが自然光は十分で、絶好の探石日和となりました。(雲は広いけど薄い状態)




浜はやや砂が多かったですが、小石が多く見られ波も強くありませんでした。(でも速くて見づらい状態でした)
この時点では人の気配は殆ど無く、きっと午前中に多くの人が探したのだと思われます。(砂場に残る足跡の数で予想ができます)




4月に入って2回目の探石となり、前回はヒスイとは出逢えず残念ではありましたが「最近は拾えない」と常連のジイさんが愚痴をこぼしているのを考えると、条件(海の荒れ方)が合わない日が続いているのでしょう。(要は「タイミングが合っていない」って事でしょう)

今回も望み薄だと感じながら浜を歩いていると、波打ち際の2〜3歩奥の方に発光する石を発見。
波が引いた隙に手を伸ばして拾い上げると、それは美しいヒスイ転石でした!
まるで私を待ってくれていたかのような出逢い、海(イザナミ)に祝福された錯覚を久しぶりに感じる事ができました。



河口の転石としては珍しく練度が良く、石質の良さや肌の特徴から青海地域の山系のヒスイだと思われます。
このタイプがこれだけ丸みを帯びるのには、相当な時の流れが必用だったと感じます。
永い時の中で初めて人に出逢ったのかなぁ〜、私が通過点なのか、納まり所なのか、私の生涯の中で明らかになる事でしょうね。


川との合流点に向かう途中での出逢いだったので、その後の集中力は途切れてしまいました(笑)
とりあえず姫川は増水していて、合流点も先端が流され左半分が大きく削られています。
雨の降る日が続くと、更に大きく形を変えるので悪天候の日には近づかない方が無難です。





折り返しで綺麗なロディン岩を発見、きっと初心者にはヒスイに見える事でしょうね。
私が鶯石と呼んでいるタイプで、なかなか拾えないロディン岩です。
ちなみに鶯(ウグイス)より、インコの色に近いと感じるのは私だけではないでしょう(笑)



今回はこれで終わり、あとから人も増えて賑やかになり、気温は急上昇してとても暑かった…。
それでも各々がそれぞれに楽しんでいたので、良い休日になったのだと思います。

でもやはり、拾えた人と拾えなかった人とでは、充実感の差は否めないのでしょう。
それだけの魅力がヒスイには宿っていて、その魅力に近づこうと必死に魂を鍛え質量を増そうとしているのだと思います。(私自身が)
地球の魅力(引力)には遠く及びませんが、魂の質量を増せばヒスイを扱うのに相応しい魅力を宿す事に繋がり、それは人としての「独特の生き方(ユニーク)」に成ると考えています。

そう信じて創作活動を努力し、新しい時代でも自身の作品を創って生きて行こうと思います。(引き続き応援をよろしくお願いします!)




え〜、探石の話ではないですが、前回と同様にシルバーアクセサリーを作りました。
こちらもアレンジの品、紫と緑のヒスイをルースに加工して金枠に合わせています。
羽根デザインの2個は「鳳の首飾り」として革紐にウッドビーズ・メタルパーツを組み込みたいと思います。(小さいペンダントの2個はシンプルな首飾りにします)


画像はありませんが、緑ヒスイでのピアスも作ってあります。(物産センターで買ってね)


またまた全然話は変わりますが、28日に安曇に行き満開の桜を楽しみました。
空には太陽の周りに二重の虹(アーク?)が見られ、とても幻想的でした。
良い事の前触れだと思いたい、これから最高の季節となって行くので期待が高まります。(自然と遊ぶ事で頭が一杯だ(笑))

平成最後にちなんで話を詰め込みすぎたかな…、今日は大人しく「様々な記念の日」を過ごそうと思います。
2019年04月25日
今回は「万葉の垂飾(ニタイ)」を紹介します。

深緑へと移り変わる山波を映すカケラ「万葉」で、垂飾を制作しました。
用いたのは圧砕ヒスイと言われるタイプで、所々に緑と翠が交ざり合うヒスイです。
一般的に角閃石とヒスイが分断されている標本が多いですが、加工をする場合は「ヒスイと溶け合っているタイプ」を用ています。(その方が美しく仕上がるので)




新緑から深緑へと向かう「躍動の景色」を磨き上げ、テーマのニタイ(森)に相応しい作品となりました。
ヒスイと一体になっているので目立つ凹凸は無く滑らかで、残雪を想わせる白地も淡緑に染まり沸き上がる生命力を感じさせてくれます。



革紐にウッドビーズを合わせ、シリーズを通してカジュアルな首飾りに仕上げています。(ある程度、革紐の長さを調節できます)


透明度は高く、光に透かすと内側から生命色が湧いてきます。
それはまるで「生い茂る万の葉からこぼれる陽光(木漏れ日)」のように美しいです。
不純物として入る茶色も「土の匂い」を感じさせ、大地に根を張る大樹(古代樹)の記憶を宿しているかのようです。





再生の季節らしい作品に仕上がり満足、この作品を胸に躍動の季節も乗り越えて欲しいです。(今年の夏も暑くなりそうですから)


ちなみに、こちらはアレンジとして制作した指輪です。
青ヒスイと白翠ヒスイをルースに加工して、シルバーの金枠に合わせました。
なかなか格好良くできました〜、自分用にしても良いのですが、それは「誰にも購入されず残った時」でも遅くはありません(笑)




今度の大型連休にどれだけの人たちが糸魚川を訪れるかは解りませんが、来ても来なくても品を充実させて万全な状態に整えようと思います。(可能な限り品数を揃えたい)
常に美しい状態を保っていれば、いつお客さんが来ても最大限の魅力で向かえる事ができるでしょうから!
2019年04月19日
今月の11日頃まで荒れた天候で寒さが身に染みましたが、徐々に春らしい気候になり桜も満開となっています。(もう散り始めている桜もあります)
最近は商品を製作したり、作品を制作したり、オーダーを受けたりと忙しくて探石には行けていませんでしたが、やっと時間ができたので押上と河口の海岸へ遊びに行きました。

それでは4月中旬の探石記録を書きます。

まずは押上の海岸に行きました。(4/16)
青い空と青い海で気持ちの良い景色でしたが、風が強く海は荒れていました…。
浜辺には数人が訪れていましたが、膝下まで濡らした人もいて「ゆっくりと石拾いを楽しめる」って環境ではなかったです。





強い風により体感温度は初春レベル、浜も砂だらけなので期待は持てませんでしたが、この青空の下で美しい景色を見ているだけでも気晴らしになります。

とりあえず歩ける所を一通り歩き、玉髄とオンファス輝石を見付けました。
これは見本として良いサイズ、質も模様も良いので磨いても面白いでしょう。(こういった転石は簡単には集まらないのですよね…)




久々の押上の海岸では、この2個だけでした…。
長居しても良い結果はでないであろうと判断し、姫川河口へと向かいました。


春らしくなってきた河川敷です。
お馴染みの景色ですが、間をおくと新鮮に感じます。
ちなみに海岸へ行く道端にはヨモギが群生しているので、他で探す必用はありません(笑)




こちらの浜も砂だらけ、それでも所々に石が上がっているのが幸いです。
午後からは満潮だったのか押上も河口も浜の面積が少なかったので、探せる場所が限られていたのが残念でした。(それでも運なので拾えた人もいたのでしょう(笑))




川との合流点に到着、雪解け水で水量を増し海とぶつかる景色は見ていて飽きません。(でも現を抜かしていると波に流されるので危険)
きっと来ない間にも変化があったのでしょうけど、見た限り「いつも通りの合流点」でした(笑)




とりあえずここで出逢えたのは、この瑪瑙が流れた石です。
姫川の流れを映しているようで綺麗、これは磨いてあげた方が良いのかもしれません。





こちらは蛇紋石が入ったロディン岩、これが「蛇紋石だけの塊」だったら持ち帰りましたが、今回のは海へ返しました。




途中から風が止んで元々の気温通りとなり、暑くて上着を脱ぎました。
ひばりの鳴き声が河川敷に響き渡り、穏やかな春を感じられて良かったです。
川沿いの桜並木は葉桜となりつつありましたが、まだギリギリ花見を楽しむ事はできそうです。


今回の探石はこれで終わり、残念ながらヒスイとは出逢えませんでしたが、魅力的な石には出逢えたので良い気晴らしになりました。

残念と言えば焼け山温泉、休業となってしまい温泉を楽しめなくなりました…。
糸魚川に住んでいてもなかなか訪れる事がない場所なので仕方ないですが、どうにか存続してほしいと思うのは私だけではないでしょう。(でも運営の苦労も知っているので無理は言えないなぁ…)

物産センターのカフェも4月中には間に合いそうにない気配、夏ころには開店するのだろうか?
テナントとして「餅は餅屋に任せる」ってした方が手っ取り早い気がするのですが、つまらない縄張り争いがあるのかな…。(どうでも良いけど(笑))

なんであれ私は自分の出来る事を、一生懸命に取り組みたいと思います。
頭の中は遊ぶ事で一杯ですが、やる事は山積み…、それに向き合わなければ生活が成り立たないし、魂も鍛えられません。

だからと言って、それだけに支配される事のないよう、豊かな心で創作活動を続けたいと思います。(それはそうと今年初のウドは最高の味でした!)
2019年04月03日
今回は天照大御神「咲輝」の七作目を紹介します。

多くの咲輝シリーズを作った母石を用い、中サイズの天照を制作しました。
白〜淡紫の地にチタン石が散り、その周辺に濃い紫が広がる特徴がある紫ヒスイです。
背景には青空の下で咲く満開の桜をイメージし、今だ蕾のまま開花しない「待ち遠しい春の息吹」を表現しました。




片面は満開の紫が滲み、もう片面には美しい白地に開花の紫が浮かんでいます。
所々に入るチタン石が花びらや春雪を想わせ、初春の景色を宿す作品となりました。
ヒビや石目は無く、石質も良いので艶やかな光沢を備えています。





基本、紫ヒスイは透明度が高くありませんが、それでも光を受けると幻想的に輝きます。
その姿は陽光を受けて輝く妖精のようで、やがて来る開花の期待に胸が躍ります。





「北陸の春を祝福する作品となれば」と、気合いを入れて制作しました。
素材の乏しい中での制作でしたが、満足する仕上がりとなり嬉しく思います。

新たな元号が発表されたこの春、心機一転で創作活動に取り組みたいと思っています。
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