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2022年03月30日
今月はいろいろな準備で忙しく、私としては活動的な月でした。
周りも「石のまち」として動き出しているような雰囲気があり、黎明期(ルネサンスとしての黎明期)の訪れになりそうな兆しはあります。(希望的観測)
なんでれ私が完成させる必用はなく(完成させたら衰退するので)、始まりのスタイルを少しずつカタチにして行けたらと思っています。

それでは、ちょっと疲れたので休憩です(笑)
快晴になった日があったので、少し前から気になっていたフキノトウを見に行きました。
この日(3/25)は午前中にギャラリー展示会の準備(ディスプレイ)を終えてから、大野の土手(姫川の堤防)を見に行きました。(ちなみに、ギャラリーでの展示は事前に練習したのでスムーズに品を並べる事ができました)




ちょうど芽吹き始めたタイミングで、春の祝福を存分に楽しみました。(暖かな陽光と、ちょっと迷惑な花粉も同時に(笑))
天ぷらで楽しむのも良いですが、父の得意な「フキ味噌」が最も長く楽しめて、最も喜ばれる(親族などから喜ばれる)春の味になります。

少し春の訪れが遅れているような景色でしたが、先日の台風のような強風によって桜が散るような事が起こらなかったのは幸いでした。(まだ開花していないので散る事もありません(笑))
桜は満開になった頃に散りやすくなるとは言え、あの強風であれば五分咲きであっても花びらは吹き飛ばされかねない状況でした。

これが春の嵐なのでしょう、毎年体験する轟音と揺れですが慣れませんね…。(現実(自然)への恐怖心は払拭できないのでしょう(笑))
花見が楽しめる季節(穏やかな日々)の訪れが待ち遠しい今日この頃です。


引き続き四月も準備を進めます、建速素戔鳴尊「雨過天晴」の新作も紹介して行きたいと思いますので、よろしくお願いします!
2022年03月27日
今回は、天照大御神「幻日」の六作目を紹介します。

緑が溶け合う非常に透明度の高いヒスイ「翠雪」で、天照大御神を制作しました。
やっと見付けた貴重な素材で、その中でも緑を多く取り入れる事ができた作品です。
背景には幻の炎(水の揺らめきによる炎)をイメージし、新しい生命(いのち)の誕生を祝福する淡緑の太陽を表現しました。




透明度・光沢・質感とも最高レベルのヒスイです、およそ岩石とは認識できないほどの質量(高密度)は誰が見ても心を奮わせる事でしょう。
ライチの果肉のように瑞々しい白地には、溶け込むように淡緑が流れています。
若竹と言うよりは「青竹」と言った色調で、ロウカン(ヒスイの最高峰の分類)と称される存在に相応しい品格を備えています。





通常時でも透けて見えるほど透明度は高いですが、光にかざすと更に神秘的に透過し、伝承する「魂の器」を強く感じさせます。
古来から人々を照らす不滅の陽光は今なお健在で、人と共にある限り私たちを照らし続けてくれる「現実(自然)領域究極の神器」となってくれるでしょう。




前回の月読は春を飛ばして夏を想った作品ですが、こちらは春を強く想って制作した作品になります(笑)
強迫観念によって縛り合った年月(耐え忍んだ年月)を越えて、「これから進む未来を照らしてくれる存在」になるよう願いを込めて作ったお守りです。

どのような悲劇があっても人の世である限り共同幻想の範疇、現実(自然領域)から逃げた事で兵器による戦争が存在するのかもしれませんが、同時に創作能力も与えられたとするのなら、その幻想で道理を見せて行こうと思います。(幾千の言い訳に対抗する手段の一つなので)


まだまだ三寒四温が続いて凍えそうになる夜(朝方)がありますが、約束された再生の季節に向けて創作活動を進めたいと思います。
2022年03月22日
石好きのコミュニティーの場ですが、少しずつ進めています。
とりあえずキターレでのデータ収集(予行練習)は、あえてスタッフの人に宣伝をしないように頼んだ事で、「通常時がどんな感じなのか、それでも適応できるのか」、などを知る事ができました。(きっと変わった人間だと思っている事でしょう(笑))

然るべき品・然るべき人(扱う人)・天運(かなり大きい要素)が揃えば、「単体(宣伝無し)で売上げを上げられない事はない」って事が分かったので、周到な準備(宣伝)と数人の仲間を揃えれば前回(私個人で行った予行練習)以下になる事はない(なる確率が低い)でしょう!(主にギャラリー展示の練習だったし(笑))

仲間を呼ぶからには売上げが見込める場なのか調査する必用があります。
それが礼儀と言いますか…、「ガキの使い」や「腰巾着」じゃないので、永く縁を繋ぎたいのなら相応の行動が必用になります。(いまさら体面を保たなくてはならない土俵じゃないし、外野(人目)は気にしません(笑))

共場コモンズのオーナーさんもイベントの準備に入っています。(しかも2ヶ月間の開催予定)
ショップを兼ねるので長期開催にするそうで、その間に石好きの人たちが訪れるのを待つ感じです。(買いたい人、売りたい人、見て楽しみたい人、等々を歓迎するようです)
簡易識別・穴あけ・探石ガイドの紹介(要予約)なども可能にする予定で調整しています。(いざとなれば私一人で行える仕様、いわば私はバックアップを兼ねています(笑))

あとは大紅屋、こちらは個人である程度自由に活用できるかと思うので、私が中心になって何かしたいと思います。(まずは掃除からでしょう(笑))
借りている最中に一緒に活動したい仲間がいれば、一緒にやれば良いし、その日の都合(気分)で気軽に対応できます。(私が借りていればの話し)
活用に向けて近々、根知の人と交流する予定なので、どういった縁を結べるのか試したいと思います。(知っておけば後々に、この経験が力になるかと思います)

まだ寒いので今はこんな感じ、暖かくなってきたら加速したいと思います。(なにげにやる事があるなぁ…、来週にはフキノトウも採りに行きたいなぁ〜、芽吹いているかなぁ〜?)


え〜、作品紹介を書いていたら、こちらに派生(脱線)して長くなったので先行して掲載しました(笑)
次こそは「天照大御神-幻日-」の新作の紹介です。
2022年03月18日
今回は月読命「水月(みなづき)」の二作目を紹介します。

淡青の地に濃い碧が流れるヒスイで、小サイズの月読命を制作しました。
まるで川(水湖)と海(青海)とが合わさったような碧ヒスイで、清流が海へと流れ込む姫川河口の景色を映しているかのようです。
背景に渓谷や波がぶつかる岩肌をイメージした素材を配置し、「遙かなる水の流れと、底知れない海の深さを宿す三日月」を表現しました。




かなり珍しいタイプの碧ヒスイで、「セイカン(ロウカンの碧〜青バージョン)」として説明するのには相応しい品質です。(一目瞭然として答えが出せるかと(笑))
稀に大所地域で見付かる事がある淡青ヒスイに似ていますが、ここまで濃い碧が含まれるのは奇跡のように思えます。(しかも流れているように入っている)



くすみや黄ばみが含まれる事が多い青系のヒスイですが、中央部分での制作も相まってほとんど含まれていません。(原石を見る限りでは海底からの転石だと思われます)
湖面を想わせるモワモワとした景色も魅力的で、艶も十分に引き出す事ができました。


当然のように透明度は高く、光にかざすと一筋の碧のラインが際立ちます。
今まで紺色に見えていたラインも「実は碧なのだ」と、言う事が解るか景色だと思います。
神秘的に輝く翠〜緑ヒスイや、幻想的に輝く紫ヒスイとは違って、原点(生と死)の色を備えた高貴な姿を魅せてくれます。



制作した時期が冬だったので寒色で凍えそうになりましたが、真夏の川や海に想いを馳せて磨き上げた甲斐もあり、納得の行く作品に仕上がりました!

青〜碧タイプの良質なヒスイは需要が在る無しに関わらず、その希少性は群を抜いているので素材自体が高額になります。
所有している人も僅かで手に入る可能性は極めて低いと言えるでしょう、その高レベルの素材が手に入ったのは天運としか言いようがありません。

悔やまれる事に月読としては最後の作品(この碧ヒスイでは最後)になりますが、無傷な姿を具現化でき、碧ラインの配置も完璧だと自負しているので満足です。(現代に蔓延する「生と死」、そのバランスを保つよう願いを込めて作ったお守りです)

久々に「手放さなくても良い」って思える作品に仕上がりました(笑)

私が成り立つのは神玉が在っての事であり、神玉を購入する方々が在っての創作の発展(コラボ含む)だと断言できます。(神玉工房なのだから当然ですね(笑))
一人で進んで来た道ではありますが、独りで成り立ってきた訳ではない、孤独に愛されながらも同志たちに支えられる、不思議な関係(バランス)なのですが、それが成り立ったのなら多くの者たちが渇望する「王道を辿り続ける事(伝承者になる事)」ができるように思えます。

次は「天照大御神-幻日-」の新作、こちらも仕上がりに満足しています!(もうしばらくお待ち下さい(笑))
2022年03月13日
引き続きキターレでのディスプレイ(予行練習)に挑戦です。

前回(昨日)は準備に2時間近く時間を費やしてしまったので、時間短縮と需要の見極めを兼ねて品数を減らして飾りました。
幸いにも天気が良かったので、太陽光の恩恵を受ける為に陳列場所を窓側にしました。(照明も1個増やして、本来の色が見られるよう改善しています)




品は天然石の原石とアクセサリーに限定し、気軽に見る事ができるようにしました。
土曜日よりは訪れる人が増えましたが(パン屋さんが軽食を兼ねてイベントしていたから)、私のお客さんと言えたのは三人だけ、でもその三名で十分な利益は出せました!





二名は地元の方で、綺麗な石が大好きな年輩の女性たちです。
目の保養として見てもらいましたが、ストラップとブレスレットを購入して頂きました。
今回で初めてのお客さんです(有り難うございました!)

もう一名は静岡出身の女性で、雪月花に乗る為に糸魚川へ来そうです。
空いた時間で立ち寄ったそうで、全く情報がない中での飛び込みのお客さんでした。(まぁ、宣伝していないのだから皆さん情報がないですね(笑))
特に天然石に興味がある訳ではないそうですが、「気になった」との事で色々な話をした後に紫水晶のブッレスレットを購入されました。

面白い縁と言いますか…、今日も予行練習をしていなかったら出会えなかったでしょう。
今年は「無駄な時間は費やせない」としながらも、「もしかして時間を無駄にしているのでは…」とも思ったりする事がありますが、やはり無駄な事などは無いのだと解りました。(石との出逢いと同じで天運なのでしょう)

持ち時間は3時間でありましたが、有り難い時間を過ごせました。
これからの季節は毎週の日曜日に固定で販売しても良いのかも…?、他にもやる事が多いので吟味しながら決めて行きたいと思います。

今度は「共場コモンズさんとのイベント」も進めなくてはなりません、石好きのコミュニティーの場の開拓、どこが早くカタチになるのか分かりませんが、僅かでも可能性があるのなら全てに望みを懸けて行動したいと思います!

同時に創作活動も進めるので、千徒としてのファンの皆さんにもガッカリさせないよう活動します。(そっちの方の応援もよろしくお願いします!)
今後も物産センターの私の商品ケース(レンタルブース)に作品は陳列して行きますので、いつでも見に来て下さい。(システムとしては自動販売機のような感じになっていますが…)


次回こそは神玉「月読命-水月-」の新作を紹介します(笑)
2022年03月12日
来るべきイベントに向けて、キターレで品を並べてみました。

前日まで快晴だったのですが、この日(3/12)は早朝は晴れて午前9時〜午後2時頃までは曇り…。(午後3時くらいから少し晴れ間が見えてきました)
午前11時〜午後2時までの3時間を借りて、いざ予行練習に挑戦です(笑)

頭の中である程度のカタチを決めてはいましたが、実際に行うと大変、思ったより準備する時間が必用になりました…。
簡易的とは言えモデルがないと試行錯誤が止まりません(笑)、並べ終わってみると「そこまで苦労するディスプレイでもない」って思います。(終わってみればの話し)




とりあえず簡易識別したり、穴あけしたり、オーダーを受けたりする右側スペースと、時間が余った時にパソコンで文章を書く左側スペースは、通気の良い窓側にしました。(机は私物を活用しています)




おそらくヒスイだけでは需要が出ないであろうと思い、天然石シリーズも並べてみました。
これが「私に創作能力が無かったらやっていたであろう商売」です(笑)、きっとこちらをメインにした方が受けが良い場なのだと思います。(チビッコの女の子が「綺麗〜」と喜んでいたので)




ヒスイの方は2個石リングやシングルリングの見せ方を変えて、よりコンパクトにしました。
海岸転石も見本に置いて、「こういったヒスイから作られている」って事を見せています。
主に気軽に身に付けられる装飾品を並べました。(神玉が置けるような場ではありませんので)




最終的にこんな感じ、光源が乏しく黄色いので扱う品によっては自前での照明器具が必用になるでしょう。(私も持ってきましたが足りませんでした…)
特に紫系は黄色の光源で退色して見えるので、LEDライトは必須かと思います。




1時間200円で計600円(3時間分)、早めに準備させてもらったのに2時間くらい費やしていました…。(本番じゃなくて良かったと心底思いました(笑))
当然ながら私目当てのお客さんは誰も来ませんでした、宣伝もしていないし、値札も付けてないし、キターレに遊びに来た数人の中の「チビッコの女の子」が興味を示しただけです(笑)

最初の内は簡易識別と穴あけくらいが動くかな〜(夏休みくらいに)、まだ良く分からないですが楽しめたならラッキーだと思っています(笑)

定着させるには数年かかるでしょうけど、その前にギャラリーでの展示販売もあるのでディスプレイには慣れておかなければなりません。
しかもヒスイの作品のみでの表現になるので、現段階に「より作品力のある品(神玉・生玉・異玉)」がプラスされる事になります。
つくづく「綺麗に飾っておける物産センターのレンタルブースは楽だ」と感じました(笑)

予定しているギャラリーは十分な宣伝を行っている(顧客が付いている)ので、もたもたしていたら並べている最中にお客さんが帰ってしまいます(笑)
でも幸いな事に、1日前から準備ができるようなので拘って並べられるでしょう。

キターレで練習を重ねている内に定着すれば嬉しいのですが、きっと誰も来ないって事がマンネリ化する方が早い気がします(笑)

結局、作品紹介も書けなかった…、とにかくモデルは出来たのだから明日はもっと単純化して座っていられるくらいの時間を持ちたいと思います(笑)


え〜、予定していた神玉の紹介は、明後日以降にしたいと思います。(撮影は終えています)
2022年03月10日
今回は、シルバーアクセの作家さん(高見澤さん)とのコラボ作品が仕上がったので紹介します。

まずは三作目となる「月兎のペンダント」の紹介です。
オーダーを受ける際の見本も兼ねて作ってもらいました、ルースは透明度を示す紫ヒスイ(開花)で制作し、裏面の兎のシルエットは新たに考えてもらいました。(よって今現在、3パターンの兎のシルエットが存在します)
春の訪れを映す満月をイメージしたペンダントになります。





次ぎは前回に先行して紹介した2個石リングの新作の一つ目、碧ヒスイ(青海)と紫ヒスイ(開花)を合わせたリング「潮かぜ」です。(サイズは13号)
空とするなら朝焼けや夕焼け、陸とするなら浜を彩るヒルガオ、上下で違った景色を映します。(前回にも書きましたが(笑))
透明度も示すので、太陽の光を受けてより輝いてくれる事でしょう。






こちらも前回に先行して紹介した2個石リングの新作の二つ目、緑ヒスイ(万葉)と翠ヒスイ(芽吹)を合わせたリング「こもれ日」です。(サイズは14号)
新緑〜深緑の季節を映していて、木々の間からこぼれ落ちる太陽光を感じさせてくれます。
輝く透過光は、記憶から生命の息吹を引き出してくれる事でしょう。






次は同時進行していたシングルリング「万葉の指輪」の紹介です。
緑ヒスイ(万葉)で不定形ルースを作り、気軽に身に付けられる指輪を制作しました。(サイズは13号)
透明度が高く、真夏の陽光を感じさせる輝きを魅せてくれます。





続いて同時進行していたシングルリング「開花の指輪」の紹介です。
紫ヒスイ(開花)で不定形ルースを作り、気軽に身に付けられる指輪を制作しました。(サイズは13号)
そこまで透明度は高くはありませんが、それでも花々の輝きを映しています。





最後も同時進行していたシングルリング「青海の指輪」の紹介です。
碧ヒスイ(青海)で不定形ルースを作り、気軽に身に付けられる指輪を制作しました。(サイズは13号)
透明度は高く、水底から空を見上げたような輝きを宿しています。





こちらは「波うちぎわ」の新作が2点仕上がったとの事で、画像を送ってもらいました。
流線的なフォルムで波を表現し、ルース付近には水滴や水泡を想わせるデザインが施されています。(身に付けて浜辺を歩いてもらいたい!)



糸魚川のヒスイが大好きな人に身に付けてもらえたら最高です。


今週末から始める予行練習に間に合わせてもらいました。
どれたけ需要があるかは分かりませんが、定着させなくては何も進みません…。
これが糸魚川で成立しなかったら、もう日本のどこで行っても成立する事がないスタイルになるでしょう。(国産のヒスイが拾える海や川があっても成り立たないとなれば、もう必用とされる事のない文化になるかと…)

担い手がいないのが理由なら解決できますが、その感性自体が人間(特に日本人)から失われたとなると致命的だと言えます。(そうでない事を祈るほかありません)

とにかく挑戦して自分なりの答えを見出したいと思います。(約5年の間で)
まぁ、簡単に答が出るわけありませんので、根気強く続けて行きたいと思います(笑)

戦争は無くならないし、地震や噴火が多発しているし、新型ウイルスに適応できないし、人類は試練ばかりが続きますが、自分ができる事を進めて信じる未来に向かいたいと思います。


次回は神玉(三貴子)の新作を紹介したいと思います。
2022年03月05日
現在に画像が届いているコラボ作品を先行して紹介します。

まずは2個石リングの新作、前回の「春かぜ」に合わせて作品名を「潮かぜ」にしたいと思っています。(夏の景色を映すリングです)


紫ヒスイを上にすると朝焼けや夕焼けの空になり、下にすると浜辺を彩るヒルガオの花になるよう色の配置をしてみました。(碧(青海)ヒスイと紫(開花)ヒスイを合わせてみました)
サイズは13号で、主にオーダーを受ける際の見本として活用できればと思っています。


次も2個石リングの新作で、新緑と深緑のヒスイを合わせてみました。
作品名は「こもれ日」にしようかと思っています。


芽吹と万葉のカケラを合わせたので、雪解けの季節から命が躍動する季節までの景色を映しています。(要は春〜夏の景色です(笑))
こちらは14号で、同じくオーダーを受ける際の見本として活用できればと思っています。

詳しい紹介は、今現在に進んでいるコラボ作品と一緒に納品されてから改めてしたいと思います。(ちょっと制作を急がせてしまっているので申し訳ない…)
予定している展示販売に間に合えば並べて、どうすれば美しく飾れるか試行錯誤したいと思います。


最後はコラボではないのですが、秋田に生まれ今は青森の娘さんの所にいる方から木偶の画像を送ってもらったので紹介します。


ちょっと頭が切れてしまって申し訳ないのですが、以前の木偶から更に腕を上げたようです。
今回は木材を変えたそうで、裏側も彫り込んだとの事でした。(イチイの木から香のするカヤの木に変えたそうです)
私的には「一時話題になったマスコット(サランラップまかれたパンダ)」より遙かに可愛らしく感じます(笑)
年輩の方なのですが、月日が経っても腕が上がっているので「人間の可能性」を確認できて嬉しいです。(動物として衰えても、人間としての技術は高められる証拠になるかと)

今年も糸魚川に来られるか分からないそうなのですが、訪れる事ができたなら実物を手にとって眺めてみたいと思います。


まだまだ三寒四温が続き不安定な天気と気温ですが、良い季候の際(四温の時)に素早く行動できるよう準備したいと思います。

昨日は知人から「心が和むギャラリー」を紹介して頂きました。
オーナーさんとも楽しい話ができて良かった、不思議に故郷の安曇のを感じさせる空間と人柄でした。
今後の活動する中で、良い縁が結べると嬉しく思います。
2022年03月03日
前回の続きを書きます、簡単に書くつもりでしたが自分でも忘れないよう記したいと思います(笑)

とりあえず最初は「キターレ」で試運転です。
最初は時間を持て余す事が多いかと思いますが、その時間を作品紹介や探石記録などを書く時間に当てれば有効に活用できるかと思います。(静かな方が文章は進むので(笑))
どちらになっても無駄にならないよう考えて進めたいと思います。


次ぎの候補場は「共場コモンズ」です。
しばらく飲食は延期するとの事で、企画好きなオーナーさんが「ちょっとした石(鉱物)のイベント」を考えているようです。
ここを稼げる場とするのなら、どうしても空いている土地を駐車場にしてお客さんを向かい入れる必用があるのですが、オーナーさんにその気は無いようなので「遊びを特化させた場にするのだ」と理解しています。

そうであればそれに合わせた活用をすれば良いので、頭を切り換えて考えてみます。
場の特徴と建物の雰囲気からしてヒスイ作品を扱う感じではありません、イベントに参加するのも年輩の人が多い感じなので「面白いお爺さんたちとの交流」がメインになるのだと思われます。
観葉植物があったり、流木があったり、飾石があったりするので、私としては「小さな水石シリーズ」や「景色の面白い石(ピクチャーストーン)」を扱うと調和するように思えます。

空いている中庭の活用を含めて考えれば、多少の人数が集まっても屋外で対応できるだけのスペックがあります。(ちょっとした屋外イベントができるでしょう(笑))

オーナーさんの奥さんは得意の編み物を扱っていくようなので、二つの領域を同時進行して行くのでしょう。(基盤は奥さんの編み物なので、石は定期的なイベントになるかと)

まだまだ予定なので解りませんが、いろいろな石の魅力を提案できる場になれば面白いと思っています。


更に候補としている場は「大紅屋」です。
去年に様々な縁で知り合った人たちから得られた情報で、私一人だったら一生知る事はなかった建物です(笑)
建物自体は古くリフォームされている部屋以外は活用が難しいですが、十分なスペースがあるので小規模のイベントは行えます。
冷暖房は完備していないので、それが必用にならない季節(四月後半〜七月前半、九月〜十一月前半くらい)で窓を全開にして使うと良いかと思います。

駐車場が無いのが厳しいですが、糸魚川駅から徒歩3分くらいの場所にあり、ヒスイ王国館の駐車場(有料)を使う事はできます。
僅かですが「商店街を歩く理由」にはなるかと(笑)、奴奈川姫と建御名方の像へ向かう道なので寄って休憩するのも一興かと思います。(そこに奴奈川姫の神殿があったなら最高)

大紅屋の斜め前には月徳飯店さんがあり、目の前で出前を頼む事が可能でしょう(笑)
横には無敵屋さんがあり、年輩向けの良質の服(肌着など)があります。(こだわりのある店主さん(おばあちゃん)で、誇りを持って商売しています)

こちらでは、根知で物づくりをしている人たちと活動してみる予定です。(仲介をしてくれる人がいるので助かりました)
ここでは何を扱ってみようか…、一緒に出展をする人の品に合わせてみるのも面白そうです。
主にコラボした品が良いのかなあ〜、何度か試してみて場に合ったスタイルを見出そうと思います。


どこも交流を目的としていて稼ぐ事は難しそうですが、まずは定着させて行けたらと思います。
それぞれに都合があるので簡単には集まれなかったりすると思いますが、最低でも私一人で成り立つようにしておけば、見栄えは悪くなっても訪れた人をガッカリさせる事(ガッカリする度合い)は軽減できるかと思っています。
とにかく最初は、一人の規模の無様な姿を目に焼き付けておこうと思います。(それが後々の原動力になりますので(笑))

ここで気を付けなくてはならない事は、以前からも書いていますが「私は他者のペースを乱す特徴がある」って事で、「近づきすぎず、長居しすぎない」って事が重要になります。(自動的にコロナウイルス対応になっているのは不思議だ)
それぞれに距離感があるので、それを尊重しながら協力できらた最高です。


今現在は「石のまち」って文言が「ハッタリ」や「裏の意味での石灰石のまち」になってしまっていますが、ハッタリをハッタリでなくす為にも私が望む場は必用だと考えています。(私が勝手に思っている)
自分の計画を成せるのは自分だけ、今までもそうであったように自分でやるしかないのですが、やはり周りに人の助けがあるとスムーズに進みます。(周りの恩恵を活用できていなかったのを痛感する)

目的に必須である「思い出をカタチにする場と人材」、少なければ少ないほど個体に負担がかかるのですが、分業するほどの利益は見込めない(今現在では見込めない)、各々がコラボしていく中で発展させて一つの大きな領域を展開していくしかないのでしょう。
その中核となるのが「作る側の人たち」なので、市外の人であろうとも協力して行けたら嬉しいです。(場の中心は糸魚川に限定、ヒスイの聖地なので(笑))


書きながら少し頭を整理できた気がします、浮かんできては消える言葉(発想)が寝てる時や風呂に入っている時に出てくるのですが、もっと時と場所を選んでほしいと思います(笑)
関係のない音楽とかも出てくるので鬱陶しい、早く脳波とかを言語化する機械が出来てほしいな…、でも四六時中それを装備しているのもストレスですね(笑)

どうでも良い話しも多くなった気がする…、四十半ばになると皆こうなるのだろうか?

なんであれ、いろいろと挑戦してみたいと思いますので、季節が良くなったら糸魚川へ遊びに来て下さい。(企画倒れにはなっていないと思うので(笑))
2022年03月01日
ようやく凍てつく二月が終わりました…、今年は大丈夫かと安心していたら不意のドカ雪、「やっぱり来たか」と驚かなかったのは「安心しきっていなかったから」なのでしょうね(笑)

しばらくは現実(自然)領域究極の制限力の前で右往左往しましたが、数日後の温度変化は予報で分かっていたので去年みたいな「いざと言うときの準備」はしませんでした。
それでも筋肉痛になったのだから重い雪だった事は骨身に染みましたが、今年は近所のおじさんが重機で除雪を担ってくれたのでとても助かりました。(いつも世話を焼いてくれて助かっています)

毎年「二月が無ければ良いのに」と思うのですが、二月生まれの人に悪いので言わないよう気を付けます(笑)


それでは今後の予定を簡単に書きたいと思います。

まずは三月中旬から、石好きのコミュニティーの場を兼ねた展示販売を進めたいと思います。
幾つかある候補場の中で最初に始めるのは「キターレ」です。
理由としては、若いスタッフがいるし(寂しくないし(笑))、暖房が入っているし、気軽に訪れる事ができるし、微妙な距離だけど駐車場もあるし、館内は綺麗だし、代金は安いし、簡易識別や簡単な穴あけなども同時に受けられるし、とにかく「私一人で行う段階でもどうにかなる」って事が大きいです。

最低限(私個人)で展開ができれば、あとは仲間が肉付けしてくれるので単体以下になる事はないでしょう!
初めから他人に頼ったのでは情けない(笑)、今まで一人でやってきたのだから、その強みは出さなければ勿体ないですね。
でも動物としても人間としても衰えて行くのは間違いないので、この5年間で私個人(幡野英介)として願う未来には進みたいと思います。
なのでしばらくは、作家(千徒)としての本領発揮(創作活動)は遅れますが、本体の願いを優先するのでここは従ってもらいましょう。(千徒は私の一部なのだから(笑))

進めるに当たって肝心な事は「場にあった品揃え」であり、少し場所が離れただけでも客層が変わったりするので訪れる人の特徴(データ)を収集する必用があります。(定着すれば客層を強引に変える方法もあるけど)

まぁ、まだ寒さを感じる三月ですし、大きく宣伝もしていないので来客数を見込める筈もありません(笑)
よって、今回の目的はディスプレイであり、ステージングだと言えるでしょう。(鐘や太鼓を叩いても来ないでしょうから、魅力的な領域の展開に専念します)
場に合わせながらも品格を保てる感じの並べ方が必用で、ヒスイ作品オンリーにするのは場の雰囲気としては重いかもしれません。
こうなったら「私に創作能力がなかったらやっていたであろう商売」も含めて、楽しむ事を重視で挑戦してみようかと思います。(何をどうしたって厳しい景気なのだから、その時間も楽しんで行きたい)
念のためですが、私個人での面積なのでポツン(こぢんまり)とした状態になります、なのであまり期待しないで下さい。(宣伝用にスタッフの人に撮影してもらう予定ですが過剰な期待は厳禁です(笑))

ちなみに市外からも誘いがあるのですが、直接詳しく話を聞かないと展開が見えません…。
費やせる時間は限られているので無駄にしたくは無いのですが、その判断がとても難しいです。
それぞれの分野(タイプ)が個体力(制作力・販売力・集客力・宣伝力・企画力・組織力・資金力・等々)を明確に示してくれたなら解りやすいのですが、それが最も難しいので吟味しながら縁を繋げて行きたいと思います。


え〜、簡単にと言いましたが長くなった気がします(笑)

ここでしか私は情報を更新していないので、心配してメールしてくれる人もいて気を使わせてしまいました。
ただただ寒さに意欲を奪われていただけなので、これからは徐々に更新速度を上げたいと思います(笑)
コラボ制作していた「二つ石リング」も2点仕上がったと嬉しい報告があったので、それらも紹介したいと思います。(神玉の新作を先に紹介した方が良いのかな?)

ちょっとやる事が詰まってしまいました…、今年中に掲載するのは間違いないのでご勘弁を(笑)
2022年02月09日
今回もシルバーアクセの作家さん(高見澤さん)とコラボした作品の紹介をします。

まずは碧ヒスイのカケラ「青海」で制作したリングです。
「波うちぎわの水面をイメージし、艶のある深い碧色のひすいを透け感のあるリングに仕上げました。ラインで出来ているので付け心地の軽い一点です。」との事です!(サイズは14号です)



作品名の「波うちぎわ」は、初夏の碧〜い海で探石を楽しむ景色を思い出すのでピッタリなネーミングだと思います。
ちなみに前回に紹介しました春風の指輪を「春かぜ」として統一感を出したいと思っています。(女性用リングには柔らかな印象が必用になるかと思うので)


次は「眼鏡のメガネ」、淡翠のカケラ「翠雪」と淡紫のカケラ「開花」で制作したペンダント兼メガネホルダーです。
「眼鏡の形をした眼鏡ホルダー。眼鏡を掛けなくてもかわいい、そんなデザインです」との事です!
春らしい発色のルースで仕上げてあり、これからの季節には胸元で輝いてくれるでしょう。




こちらは販売済みですが、碧ヒスイのカケラ「青海」と白ヒスイのカケラ「神雪」で制作した眼鏡のメガネです。(ギャラリー用に画像を送ってもらいました)


色によって品の表情が変わるので面白い、いよいよオッドアイのペンダントタイプを作りたくなります(笑)
まだまだ定形ルースや不定形ルースを作ってありますので、その活かし方を協力して進めて行きたいと思います。



え〜、近頃ちょっと更新が遅れ気味になっていますが、創作活動は続けていますので待っていて下さい。(期待している人は(笑))
3月頃から幾つか候補を絞った場所で、小規模なイベントや私個人での販売をして行きたいと考えています。(毎年4月10日までは雪が降り寒い日が続きますので、ゆっくりと進めます)

簡易的な石の識別は有料としますが、品を購入してくれたなら無料で行えます(笑)
これはイベントをした際に、どの店(仲間の店)で品を買っても対応できます。(要は「少しでいいからお金を使っていってね」って事)

ガイドも通常はジオパークガイドに任せて、特殊な場合(主に常連さんや同志など)に行おうかと思っています。(コストの割には実入りが少ない行為ですし…)
ただ、ルースなどの加工は受けられますので、自身が見付けたヒスイ転石を装飾品にして「思い出をカタチにする事」は可能です。(そういう場所が糸魚川に無くては意味がない…)

結果は朧気には見えていて、他の業者や副業の者を見れば「外に行商しなければ成り立たないのが明確」って感は否めませんが、移住してきた私には抵抗があり、今まで糸魚川でやってこれた事もあるので、その道を極めて行けたら嬉しいです。(願望です)

かなり昔に一度だけデパートでの販売を経験しましたが、その際は縁のあった人の紹介で「お客さんを呼んでくれたから成り立った」って感じでした。
単体で行っていたら散々な結果だった事は、行商の素人だった頃でも肌身に感じました(笑)
どの道も極めるまでが大変で、極めた後も継続していく努力が肝心なのだと思います。

とにかく本来の目的は「糸魚川を楽しい場にしたい」って事で、かつて楽しかった頃の心持ちになって、それを共有する人たちと楽しめる場を小規模で良いから創りたいと思います。

地元の人に経済的な事を望むのは酷というものなので、違った事で協力してもらいながら外から訪れる人たちとの縁を繋いで成り立って行きたいと思います。

まぁ、今までギリギリでも成り立てたのだから、早く強迫観念が治まって気を付けながらも楽しめるようになって行けたら嬉しいです。(一昨年と去年の売上げは最悪だったな…)

50歳で動物としての寿命は終わりと言えますが、そこから人間としての寿命を選ぶ場合はどうしても「今までの生き方」を変えて行かなくてはならないでしょう。
その事を「若者(とくにチビッコ)」の責任にする事だけは、しないよう心がけてほしいです。(あまりにも醜い姿(将来)なので…)


久々だったので長くなりました(笑)
2022年01月24日
今回は、シルバーアクセの作家さん(高見澤さん)とコラボした「春風の指輪(二つ石リング)」と「月兎のペンダント(シンプル版)」の紹介をします。

「芽吹」のカケラと「花開」のカケラで小さな不定形ルースを作り、その二つを合わせて「春風の指輪(二つ石リング)」を制作しました。


若者にも似合うよう「華奢で可愛らしいスタイルを」と提案し、螺旋状の指輪にしてもらいました!
華奢だけど脆くない強度を求めながら、多少のサイズ変更を可能にしたリングです。(基本サイズは12号です)


裏側に光が通る窓をあけているので、太陽にかざすと透けて輝きます。
春を想わせる芽吹きと開花の透過光は、見ているだけで癒されます。(まさに春風を感じる景色です)



「翠が好きで紫も好き、どちらも身に付けたい!」、そういった人に向けた指輪です。
私が女性だったら求めるであだろうと思い作った品です(笑)、欲張りではありますが「それでこその装飾品だ」とも言えます。

この仕様なら様々な色を合わせて作る事ができるので、カケラたちも有効活用できるでしょう!
ルースによって値段も変わるので、お手ごろ価格(若者向け)にも出来るかと思います。
更に自身で見付けた小さな海岸転石でも対応できるので、思い出をカタチにする事も可能になります。(その場合はグレードが関係なく、致命的なヒビさえなければ問題ありません!)

季節(自然)を題材にするなど、いろいろなテーマで作って行きたいと思います。
なんであれ、まずは再生期〜躍動期に向けて品数を揃えないと「交流の場」が進みません(笑)
活動資金は辛い状態ですが、求める未来に向けて諦めずに進みたいと思います!



次はオーダーを受けて制作した「月兎のペンダント(シンプル版)」です。


「姉が結婚するのでお祝いに贈りたい!」との事でオーダーを受けました。
第一作目の月兎のペンダントを間近で見ていて、そのシンプル版(予算的にギリギリの仕様)を求められたので制作したバージョンです。(制作したのは高見澤さんです、私はルースの加工だけ(笑))


ルースに用いたのは淡紫ですが透明度を備えた開花シリーズ、本体は三日月を細めにして軽量化し、裏面の兎のシルエット(窓を兼ねたシルエット)も変えて可愛らしく仕上がりました!



お姉さんが卯年と言う事もあり月兎を選んだそうで、今年(寅年)になる前に結婚は済ませたそうです。
もっと早く贈りたかったようですが蔓延防止などの対策により帰郷できず、発送という方法になるので制作期間に余裕ができました。
時間に余裕ができた分、ルース選びや本体の仕上げに集中できたのは幸いだったと言えます。(不幸中の幸い的な感じかな?)

身に付ける人の「心の支え」になってくれたら嬉しいです。(妹さんの気持も伝われば良いな〜)


ちなみに、私自身の創作(神玉・生玉・異玉)も進めています。
でも寒すぎて撮影と説明文が進まない(気がすすまない)…、年々寒さに弱くなるので冬期は別の場所(暖かい地域)で活動しようかと本気で思うようになりました。
でも資金はないし、糸魚川のヒスイを加工するなら糸魚川以外では有り得ないな〜。
温泉で床暖房しながら作業できたら最高だな〜、と、夢みたいな事を思いながら寒さに耐えています(笑)

そんな感じの「皆でコラボし合いながら(協力しあいながら)活動できる場」を、いつか創りたいなぁ〜、お金も人材も足りませんが、私が死ぬ日まで求め続ける理想なのでしょうね(笑)

まずは二拠点生活を勧めるのが現実的かな?、冬期は死んでいるまちですから…。(でも環境さえ整えれば、各々が創作に専念する事で楽しめるかと)
作る側だけの話にはなるのですが、最終的には購入するお客さんも楽しむ事に繋がるので、やる価値はあるでしょう。

天運次第でもあるのですが、自分を信じて、相性の良い縁を結んだ人たちも信じて、少しずつ挑戦してみたいと思います。
神話の時代から「幾千の言い訳」には「幾万の道理を示す」って事が決まっているので、それを実践して行く事が未来への近道なのでしょう。

同志の皆さん、引き続きよろしくお願いします!
2022年01月10日
新年を迎えて十日が経ちました…。(あっと言う間でした…)
1日と2日は気温が一気に下がり凍えていましたが、去年に比べて積雪が少なかったので助かりました。
今では寄せた雪が少し残る程度です、このまま冬が終わってくれたら嬉しいのですが、そう都合が良く行かないのが自然ですね…。
経済衰退(食糧難含む)に耐性を持たせる為のワクチン(心の準備)が、自然からも幻想(人間社会)からも行われている気がします。
人口を減らさず消費を減らすには行動制限しかないのでしょう、不思議の国のように「小人になれる薬」があれば幸せなのだろうか?(幾千の言い訳をして生きる時代の到来です…)

なんであれ、どのような世界になろうとも適応してやろうと思います(笑)

それでは1月二回目の探石記録を書きます。

8日も快晴となったのですが忙しくて海には行けず残念…、しかし同じく快晴になった今日(10日)は押上の海に行ってきました。





前回よりは探せる範囲が広がり、乾いている部分もハッキリ分かるので危険性は低い状態でした。
入り口付近は多くの石たちが押し上がっていて、その状態が中程まで続いていました。


風は弱く波は長くて強め、波との追いかけっこには絶好の環境だと言えます(笑)
先客は3人ほどで釣り人はおらず、それぞれが石拾いを楽しんでいました。


やっと最後まで浜辺を歩けましたが、いつもの折り返し地点まで来ると砂や小砂利が多くなっていました。(ここまで来る甲斐は無かったかな?)




入口付近で見付けた石英斑岩とオンファス輝石です、また降りてすぐにオンファス輝石を見付けました(笑)
サイズはダウンしましたが、特徴はハッキリと出ていて見本に最適です。




環境は最高でしたが、ヒスイ転石(ヒルコ神)とは出逢えず残念…。
左側も歩くか迷いながら入口に向かうと、太陽が陰って肌寒さが探石意欲を削ぎ落とします。


見る限り砂だったので入り口付近にある「少し見える石たち」の部分を探して帰る事にしました。(まったく期待せず惰性での行動です(笑))


その「少し見える石たち」に着くやいなや太陽が顔を出し、辺りが一気に明るくなりました。(そして体感気温も高まり意欲が復活します)
そういう時に限って膨張する光の塊、目の覚めるような色ではないに輝いて何かを伝えるそれは、不思議なくらい浜辺で存在を主張してきます!



「やっぱり在るじゃないか」と、もう一人の自分が言い、惰性で探した自分を責めます(笑)
透明度は低いけど皆無では無く、色は冴えないけど無色では無い、堅牢で重厚で滑らで艶やか、紛れもない糸魚川のヒスイ転石(ヒルコ神)です。

また入口付近での出逢い、二回続くと三回目もあるのだろうかと期待しますが、ちょっと門前払いされている気もして心配になります(笑)
よって「その心配」を調べるべく、先に進む事にしました。(新たな出逢いを期待して…)

右側より激しい波を避けながら折り返し地点まで来ましたが、変化が激しい浜辺を見ただけで何も見付かりませんでした…。


「やっぱり無かったじゃないか」と、またもう一人の自分が言いそうになったので「黙ってろ」と先手を打ちました(笑)
とりあえず「祝福だった」と答え(自問自答の答え)が出たので良かった、「冬期は入口付近で見付かる事が多く短時間で探せる確率が高い」って事だと認識して良いかと思います。

帰り際、ヒスイと同じ場所で綺麗なロディン岩(鶯石タイプ)を見付けました。
これがヒスイだったら…、とガッカリした経験のある人は多いでしょう(笑)、それでも珍しい石ではあるので、この出逢いも感謝したいと思います。



帰る頃(2時頃)になったら多くの人たちが浜辺にやってきました。(家族連れが多かった)
皆が快晴の海を待っていたのでしょう、明日からは荒れてくるとの予報なので貴重な晴れ日(太陽光)を楽しめたのは幸いでした。

これで今回の探石記録を終わります。



ここでシルバーアクセ(高見沢さん)とのコラボ作品を紹介します。
以前にも紹介した「眼鏡のメガネ」を、淡紫ヒスイ(開花)のルースで作ってもらいました!


眼鏡ホルダーとしても使える実用性も備えているペンダントで、デザインとしてもシンプルで面白いと思います。
勾玉にも通ずるフォルムなので、きっと説明しなければ眼鏡ホルダーの機能は気が付かないでしょう(笑)

眼鏡を愛用する人にも良いし、サングラスにも使えるし、年輩にも向けられる実用性があると思います。(ルース次第で男性用も作れるかと)

こういった「ちょっとしたアクセサリー」も増やしたい!、若者にも身に付けてもらって糸魚川のヒスイの魅力を広められたら嬉しいです。

小さな不定形ルースも活用して行きますので、楽しみにしていて下さい。(時間はかかりますが、夏までには揃えたいと思います)
2022年01月06日
明けましておめでとうございます!
年末の挨拶を忘れていましたが、どうにか年を越す事ができました。
最後の最後に強力なお客さんが来店してくれたので助かった〜、今年の原動力になる事は間違いありません。(ありがとうございました!)
今年こそは去年に出来なかったコミュニティーの開拓に挑戦したいと思います!

それでは今年の初拾いである探石記録を書きます。

年初めなのでどうしても晴れた海を撮影したく待ちに待った今日の午後(2時30分頃)、青空が見え出したので押上の海岸へ直行しました。
まずは先月から補修されていた看板を撮影、新たな看板となり訪れる人を歓迎してくれます。


ちなみに、看板の中にハートが幾つか(5個だったかな?)隠れていて、見付けると幸せな事がある(かも?)との事が記されています。(私は急いでいたので探す事は微塵もしてません(笑))


やっと晴れた糸魚川の(押上の)海、午後の強い日差しに照らされていました。
波は強くテトラにぶつかり波しぶきが舞います、左側は歩く状態ではなく、辛うじて右側の半分ほどが探せる感じでした。(風が弱かったのが救いでした)
右側に写る影は私のではなく、さっきの新しい看板のです。(どうでも良い情報ですが…)





入口付近に石が押し上がり、先へ進むほど小砂利が多くなる状態でした。
乾いている部分がない事から、緊急の避難場所はテトラの上しかない事が分かります。
幸いにも引き潮になりつつあったので、そこまでの危険はありませんでした。(でも油断は大敵、かならず耳で波の音を聞き続けて下さい)




強く黄色い日差しで見づらかったですが、探し初めて3分ほどで打ち上がったオンファス輝石を発見!、更にその2分後には小砂利に埋もれて一部が出ていた(光が膨張していた)ヒスイ転石も発見しました!!


まず見付からないだろうと思っていたので、幸先の良さに心が躍りました!
「よく来たな!」と待っていてくれていたような出逢い、やはり強い縁を備えていると勝手に実感して嬉しくなりましたが、もしかしたら「寒いし危険だから早く持って帰れって言われているのかも?」、と思ったりもしました(笑)

あまりにも速かったのでしばらく執着して探しましたが、その後(15分くらい)は何も見付ける事はできませんでした…。

意外に外気より海水の方が温いのですが、海水に濡れたままの手は一気に熱が奪われて凍えそうになります(笑)
もう新年早々に祝福されたのだから、欲張らず帰る事にしました。

オンファス輝石は見本としてサイズがピッタリ、ヒスイ転石は標準(レア度2.5)で目の覚めるレベルではありませんが、乾くと翡翠輝石が輝くタイプでガイド時に見付けたとしたら大成功だと言えます。(でも思い出をカタチにするには大きいかな〜)

今はまだ寒いし危険なのでガイドを行いませんが、3月後半〜4月前半くらいには試運転をしたいと思っています。(2〜3ヶ月先だな…)
簡易識別も有料で試します、有料にしてどれだけの人が訪れるのか…、海を彷徨く者は拾って帰るだけの者なのか、そうではなのか、続ければ答えが出るでしょう。
その代わり、それで得た利益を生き金にする事が必須であり、その結果を示さなくてはならないので私も努力したいと思います。

いろいろと頑張らなくてはなりません。
今年も試練が続きますが、こうも厳しい事が続くと「これが普通なのだ」と思うようにもなり、無理に気張って乗り越えようとせず、自分の出来る事を着実に進めて行けば未来は開けるようにも思えます。

なので私が出来る全てを集めて、出来る範囲の事を仲間と進めて行きたいと思います。


新年から少し長くなりましたが、今年もよろしくお願いします!
2021年12月14日
9日と10日を連日で探石をする予定でしたが、暇が無くて10日は断念しました。
その4日後の晴れ日、最近は不安定な天候で大荒れしていたので期待しながら海へ向かいました。(もの凄い風が真夜中に吹き荒れた日がありましたが、冬では珍しくありません)

前日に波の情報を見ていなかったので、実際に海へ見に行く事にしました。
いつも通り押上の海岸へ直行、青空が広がり風も強くはありませんでしたが、海は大荒れ…。
歩く所(探せる範囲)が殆ど無く、満ち潮で長く強い白波が押し寄せていました。





轟音と共にテトラにぶつかり舞い上がる波しぶき、これを一度でも喰らったら最悪の日の始まりになります。(寒くて風呂に直行でしょう)
気温も低く白波を気にしながら強行するのは非常に危険な状態…、なによりも楽しめない環境(浜も砂だらけ)でしたので撮影した後に直帰しました(笑)




やはり前日に波の情報を確認しなければなりません、近いから良いものの遠方からだったらガッカリした事でしょう。(ある意味で演歌を感じる海を楽しめますが…)

明日も午前中は晴れるとの事なので、海の状態を見つつ探石に挑戦したいと思います。



探石は残念でしたが、作り続けている「小さな不定形ルース」の一部を撮影しました!(小さくないのも混ざっていますが(笑))
芽吹・万葉・神緑・谷葉・開花・青海・流青・水湖・彩雲・翠雪・叢雲など、今までの創作活動で残ったカケラを加工しました。(まだまだカケラは残っています)


色とりどりのルースが揃うと一段と華やかになります。
これら全てが作品(主に神玉)と繋がっているので、僅かではありますが「お守りとしての加護を備えたアクセサリー」になる事でしょう。(私が作った事も重要)

後はコラボ次第、仲間(同志)との連携による表現の開拓に期待します。
既に存在している姿形も参考にしながら、エルフタイプの人たちに喜ばれる品を作って行こうと思います。

ちなみに、エルフタイプでも「ハーフエルフ」の方が理想です、生粋になると自給自足に進むので商売が成り立たない…。(実際、エルフなんていないし(笑))
生粋同士で里山暮らし(共産)をして生きるのは自由だし憧れますが、同じ強さ(生物の強さ)を持たなければ助け合いは不可能、よって半端者では成り立ちません。(無駄に税金が必用になるだけ)

人類が幻想(共同幻想)に逃げた頃からの矛盾なのでしょう…、狭間の生物(人間)としての性(さが)なのだと思います。
いずれによせ「自分に合ったスタイル」を見出して、見出した後は迷わずに進むしかありません。(25〜35歳までは迷って良いのだと思います)

もう私は迷えないので、今まで通り自分を信じて活動して行きます!
2021年12月09日
前回から荒れた天気が続きましたが、やっと青空が広がる日和になりました。
今日と明日は「貴重な晴れ日」との事なので、存分に太陽光を浴びたいと思います(笑)

それでは12月三回目の探石記録を書きます。

久々の快晴、いつも通り押上の海岸へ探石に出かけました。
天気は良いですがやはり肌寒さを感じます、風が強くなかったのは幸いでした。
数人ですが、晴れた海辺を楽しんでいる先客がいました。





まずは左側から探石、入口付近は砂が上がっていました。
その先は小砂利が上がっている感じ…、あまり良い状態とは言えませんが、歩き易さ(探し易さ)は抜群です(笑)


波は強めで長かったですが、速くはなかったので波打ち際の奥を見る事ができました。(波との追いかけっこが可能でした)


一通り歩いて折り返し地点、いつもよりも小さめの石が多かったけど、押し上がりは強くなかったです。(引き戻されている感じかな?)




まず開始10分くらいで、小さなヒスイ転石を発見!
豆ヒスイですが、ガイド時なら最高のレベルとサイズと言えます。
この後の体験加工のビジョンが鮮明に浮かび上がるタイプなので、是非に本番でも出逢いたいと願うヒスイ転石です。


ヒスイ自体のレア度は4くらい、私が「芽吹」として分類しているタイプです。(芽吹くにはまだ早い季節ですが(笑))
これが大きかったら…、と贅沢を言いたくなりますが、この小さな光の膨張も見落とさなかった事は自信に繋がります。(私が行うガイドには不可欠な能力(センス)です)


赤い石英斑岩も発見、通常の茶色い石英斑岩(薬石)よりは少ない感じの石。
見た目が「血行を良くしてくれそう」なので、集めてみようかと思います(笑)




入口に戻る最中には、ネフライト1個、ロディン岩1個、玉髄2個、小さなヒスイ転石2個を見付けました。


最初に見付けた小さなヒスイ転石より劣るレベルではありますが、翡翠輝石(キラキラ)を示し滑らかで艶やかな肌を備えています。
黒が流れているヒスイは、男性ならカタチにしても満足する品になるかと思います。

きっと自分で見付けた転石(ヒルコ神)ならば「その良さ」を見出そうとするので、色がどうであれ満足するのかもしれません。
それらは商品ではなく、そして作品とも違って、糸魚川での思い出をカタチにした「その者専用の装飾品」になるのでしょう。(顕示する必用の無い品になる)
そういった品を作る活動(流れ)も、今後は行っていきたいです。(それがアーティスト体験グルメツアーの一環です)


12時を回ってしまいましたが、右側も探石しました。
こちらは左側より穏やかな波でしたが、風が強くなってきて寒さを感じました。(よって早足で探しました)


潮が引いている状態だったので通常時に探す位置を見る事はできましたが、波が強く長めなので気になった石を見失う事が多かったです(笑)


こちらではヒスイ転石を2個見付けました。


大きめのは紫が入るタイプですが全く見られません(残念!)、小さい方は淡灰色ですが乾くと翡翠輝石が輝きます。

理想的な浜辺ではありませんでしたが、小さなヒスイ転石を多く見付けられた日でした。
明日も晴れるとの予報なので、また探石に出かけられたらと思います。

これで今回の探石記録を終わります。
2021年12月03日
昨日に続いて晴れたので、再び海の様子を見に行きました(笑)
あれだけ荒れていたので無理だろうな…、と思いながら向かうと其処には穏やかな(この時期にしては穏やかな)海が広がっていました。
これはチャンスと思い、念のために用意していた探石道具(上着と長靴だけ)を装備し、浜辺へ向かいました。

それでは12月二回目の探石記録を書きます。

大荒れの時に比べたら雲泥の差の浜辺、通常時に探せる場所より後方しか見られませんが、歩けるだけでも嬉しくなります。(特にこの時期は)





まずは右側からの探石、いつもは砂に隠れているテトラが少し出ています。
波は長くて強く、でも風は弱く(ほぼ無風)冷たさも感じず、海水は暖かくさえ感じました。
気温も昨日より高くて気持の良い環境でした、気晴らしとしては最高だと言えます。




まずは黒い円の模様がある流紋岩(ヒン岩?)を発見。
黒陽シリーズとして集めているタイプの石です、なかなか良い感じですがサイズと左側のヒビがイマイチです…。(持ち帰り吟味します)




かなり期待して歩いたのですが、やはり探せる範囲の狭さが美石との出逢いの確率を下げているように感じました。
折り返し地点までに見付かったのは、さっきの黒陽シリーズの予備軍だけです。




気を取り直し左側を探石、そう簡単に見付かる訳もないのでこの陽気を楽しみながら歩きます。(無くて当たり前ですし(笑))
こちらは波との追いかけっこをすれば、右側より広く探せる状態でした。




しばらく歩いているとボーっと光る石が目に入りました。
この光の膨張はヒスイの可能性大(ヒルコ神の兆し)、すかさず手に取るとヒスイなのか石英タイプなのか判断の難しい転石を手にしていました。




惑わせたのは透明度で石英タイプと酷似しています、しかし淡い緑の発色の特徴はヒスイそのもの、こういった場合は乾かすのが一番手っ取り早い識別の方法だと言えます(笑)
表面の海水を拭って乾かしてみると、全体にビッシリと翡翠輝石(キラキラ)が「降り積もった雪の表面」のように輝きました!

まぁ、八割くらい手に取った時にヒスイだと思っていましたが、これで断言できるようになり安心です(笑)
やはり見付けられた、来て良かったなぁ〜、これが今年の拾い納めになる可能性もあるので感謝したいと思います。(海(イザナミ)に)

ヒスイとしてのレア度は3.5くらいですが、ヒスイ転石(ヒルコ神)としては練度・練磨が良く、美しい翡翠輝石を全体に備えている優秀な転石です。
ガイド時の見本としては最高の素材でしょう、来年に活躍してくれるかと思います。


一通り歩き折り返し地点に到着、押し上がりが弛んだことにより波が勢いを増して遠くまで飛んできます。(斜めの浜が発射台のようになっている(笑))
油断すると簡単にズブ濡れになるので、気を付けなくてはなりません。


ちなみに撮影に夢中になっていて、長靴に海水が入る寸前まで波の洗礼を受けました(笑)
膝下のズボンが少し濡れるだけで済んで良かった…、ヒスイ転石(ヒルコ神)と出逢った時は特に注意が必要だと言えます。(興奮して警戒心が弛むので…)


ヒスイの他にも、大きな石英1個、滑らかなオンファス輝石2個を見付けました。


これだけ大きな石英も珍しい、致命的なヒビも無いし雪の塊みたいです、この時期ならライティングして飾っても楽しめそうです。(クリスマスの飾りに使えるかと)

オンファス輝石も嬉しい、表面にキラキラ(翡翠輝石)が見られるタイプは少ないですが、肌の滑らかさが凄いので触っただけでも判断できます。(見れば分かる特徴も示しています)


帰り際にネフライトを発見、明るめの色で透明感があります。
硬度はどうだろうか?、磨いてピカピカになったら嬉しいな〜。



昨日の今日で、ここまで環境が変わるとは思いませんでした。
予測できないな…、チャンスがあったら様子を見に行くのが一番確実だと言えます。(波の予報も参考にすると良いのでしょう)

今回は楽しめました!、後どれくらい海へ行けるか分かりませんが、更なる出逢いに期待して「その時」を待ちたいと思います。

これで今回の探石記録を終わります。
2021年12月02日
12月に入り糸魚川では、本格的な冬の寒さが訪れています。
恒例のように(特に夜中に)鳴り響く暴風と雷鳴、初めてここの冬を体験した人は「台風が来たのだろうか?」って思った事でしょう。

この時期から精神を病む人が多くなるのは、北陸の特徴なのだろうか…?
私としても「宝玉(ヒルコ神)が上がる可能性が高まる」って事がなかったら、なんの希望も見出せず、この長く憂鬱な季節にウンザリした事でしょう。(未来に向けての加工も救いになる!)
きっと「冬以外は糸魚川で生活」って感じで二拠点生活ができたなら、新規(県外)の人たちも長持ちするかもしれません(笑)

それでは12月一回目の探石記録を書きます。

何度目かの晴れ日、今月に入ってからは初めての晴れた日です。
先月後半は、なかなか海に行くチャンスがなかったので、やっと様子を見に行けました。



空は晴れていますが海は大荒れ(笑)、分かってはいる事でしたが毎回残念に思ってしまいます。
風も強く冷たくて、その場に居続ける事は困難な状態でした。


とりあえず安全な場所から撮影、青空には黒ずんだ雲が見られて大気の不安定さが伝わります。
頻繁にテトラに波がぶつかって大きな波しぶきが上がります、いつも通りの場所で撮影したら大量に被ってビショビショになった事でしょう。



海には誰もいなかったので、プライベートビーチではありましたが(いやビーチと言える浜がなかった(笑))、早々に家に帰りました。

その後は加工に専念、色とりどりのカケラをルースにしながら癒される時間を過ごしました。(ちょっと寒いのが辛いけど…)

残念でしたが、次の晴れた日に期待したいと思います。


これで今回の探石記録を終わります。(今回を探石記録に含めて良いのだろうか?(笑))
2021年11月25日
今回は生玉「風の精霊」を紹介します。

前回と同じく同志からのオーダーで制作しました。(有り難う!)
用いた素材は淡青の「氷雪」として分類しているヒスイで、素材(氷雪)と相まって冬の吹雪(波浪)を想わせる作品となりました。


淡青に青が流れる部分での制作は、このデザインではこれが最後になるかと…。
なかなか良い部分(致命的なヒビの無い部分)での加工は難しく、素材を探すのにも苦労します。

海風を強くイメージしたデザインで、水の精霊(海のデザイン)との共通点も含めています。
どちらも青系(碧・蒼)が良く似合う作品となっていて、特に風は糸魚川らしさも強く感じられるかと思います。(風が強めな地域なので(笑))

理想的な紅葉を示した落ち葉があったので、背景に飾ってみました。
紅葉した葉に舞い降りた新雪のようにも見えるので、季節感が出せたかと思っています。(自己満足してます(笑))

私が創った作品が、持ち主のお守りとなる事を願います!


え〜、それと同時に今までの作品創りで出たカケラたちをルースに加工しています。
結構な数が溜まっているので、それらも無駄にしないよう丁寧に活用します。

小さな不定形ルースのアクセサリーなどを作れば若者(特に女性)にも似合うでしょう、そのスタイルは海岸転石(理想は豆ヒスイ)にも応用できるので、来年からの活動にも活きると思っています。(確信があります!)

コラボありきのカタチなので、協力できる仲間と進めて行きます。
長い冬を雪かきだけで終わらせないよう、目標に向かって努力したいと思います(笑)

同志の皆さん、引き続き応援をよろしくお願いします!(苦しい時代なので、まずは自身の成すべき事を優先して下さい)
2021年11月17日
またまた天気が良かったので、押上の海へ探石に出かけました(笑)
久々の連日での探石、でも先日は二日後に行ったから三日連続と行っても変わらないかな?(寒気が来る前に可能な限り太陽光で充電します(笑))

それでは11月五回目の探石記録を書きます。

いつも通り昼からの探石(午前中は仕事(加工))、昨日ほど暖かくはなく、風が強めに吹いている分、肌寒さを感じました。(11/17)
多少は潮が引いたような気がしますが、それでも理想的な探石スペースには遠い状態でした。





今回は右側から探しました、昨日の今日なので少しでも景色を変えます(笑)
石探しを楽しむ人が数人いましたが、それぞれが集中しているので各々の世界を楽しんでいるように思えました。


浜辺は更に砂が多くなった感じでした…、それも奥へ行くと石たちが見られたので最後まで諦めずに歩く事ができました。(晴れているってだけで歩けますけど(笑))


折り返し地点に到着、長めの波でしたが長靴で一通り歩く事ができました。
当初は、こちら側だけを探して帰るつもりでしたが、あまりにもスムーズに歩けたので左側も歩く事にしました(笑)




この時点では、大きめの玉髄1個、ヒスイ転石1個、オンファス輝石1個を見付けました。
ヒスイ転石は角閃石らしき不純物が圧砕のように広がっているので、あまり純度は高くない転石だと思われます。(それでも光沢があり、肌はスベスベ)




左側の入り口付近の撮影は省略(笑)、しばらく歩き魅力的な石を発見しました。


母石は石英斑岩なのか、ヒン岩なのか、ちょっと難しいですが、それよりも中央の閃緑岩が良い感じ、周りに石英の枠があって面白いです。

今までは流紋岩に入っているタイプだったので石英の枠はありませんでしたが、今回はとても良い景色を宿しています。(皆既日食みたいだ)
水石(飾石)の「黒陽シリーズ」として集めようかな〜、上手い具合に模様が中央にあるのも最高だと言えます。(ちなみに、黒い部分は閃緑岩と言う事なので、薄くすると濃緑に透けるのだろうか?)


こちら側の折り返し地点は、押し上がった浜が緩やかになっていました。
満ち潮の波が引き込んだのでしょう、後方のテトラ付近に押し上がりの形跡が見られます。




この場所では、大きく姿の良いオンファス輝石の転石を発見しました!
これは久々に見る良い美石、練度は理想的だと言えます。


磨けば今のままの(海水で濡れている)姿を保てるので、ピカピカにして立派な飾石にするのが良いように思えます。

波で打ち上がったのか、誰かが拾い上げたけど手放したのか、海水で濡れている部分の浜に転がっていました。
姿・座り・景色とバランスがとれた転石は珍しいです。(しかもオンファス輝石で)

今回も来た甲斐がありました!、正月に御神体の一つとして飾ろうかな〜。
美しく面白い石たちとの出逢いがあった日でした。


これで今回の探石記録を終わります。
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