2022年01月10日
新年を迎えて十日が経ちました…。(あっと言う間でした…)
1日と2日は気温が一気に下がり凍えていましたが、去年に比べて積雪が少なかったので助かりました。
今では寄せた雪が少し残る程度です、このまま冬が終わってくれたら嬉しいのですが、そう都合が良く行かないのが自然ですね…。
経済衰退(食糧難含む)に耐性を持たせる為のワクチン(心の準備)が、自然からも幻想(人間社会)からも行われている気がします。
人口を減らさず消費を減らすには行動制限しかないのでしょう、不思議の国のように「小人になれる薬」があれば幸せなのだろうか?(幾千の言い訳をして生きる時代の到来です…)
なんであれ、どのような世界になろうとも適応してやろうと思います(笑)
それでは1月二回目の探石記録を書きます。
8日も快晴となったのですが忙しくて海には行けず残念…、しかし同じく快晴になった今日(10日)は押上の海に行ってきました。
前回よりは探せる範囲が広がり、乾いている部分もハッキリ分かるので危険性は低い状態でした。
入り口付近は多くの石たちが押し上がっていて、その状態が中程まで続いていました。
風は弱く波は長くて強め、波との追いかけっこには絶好の環境だと言えます(笑)
先客は3人ほどで釣り人はおらず、それぞれが石拾いを楽しんでいました。
やっと最後まで浜辺を歩けましたが、いつもの折り返し地点まで来ると砂や小砂利が多くなっていました。(ここまで来る甲斐は無かったかな?)
入口付近で見付けた石英斑岩とオンファス輝石です、また降りてすぐにオンファス輝石を見付けました(笑)
サイズはダウンしましたが、特徴はハッキリと出ていて見本に最適です。
環境は最高でしたが、ヒスイ転石(ヒルコ神)とは出逢えず残念…。
左側も歩くか迷いながら入口に向かうと、太陽が陰って肌寒さが探石意欲を削ぎ落とします。
見る限り砂だったので入り口付近にある「少し見える石たち」の部分を探して帰る事にしました。(まったく期待せず惰性での行動です(笑))
その「少し見える石たち」に着くやいなや太陽が顔を出し、辺りが一気に明るくなりました。(そして体感気温も高まり意欲が復活します)
そういう時に限って膨張する光の塊、目の覚めるような色ではないに輝いて何かを伝えるそれは、不思議なくらい浜辺で存在を主張してきます!
「やっぱり在るじゃないか」と、もう一人の自分が言い、惰性で探した自分を責めます(笑)
透明度は低いけど皆無では無く、色は冴えないけど無色では無い、堅牢で重厚で滑らで艶やか、紛れもない糸魚川のヒスイ転石(ヒルコ神)です。
また入口付近での出逢い、二回続くと三回目もあるのだろうかと期待しますが、ちょっと門前払いされている気もして心配になります(笑)
よって「その心配」を調べるべく、先に進む事にしました。(新たな出逢いを期待して…)
右側より激しい波を避けながら折り返し地点まで来ましたが、変化が激しい浜辺を見ただけで何も見付かりませんでした…。
「やっぱり無かったじゃないか」と、またもう一人の自分が言いそうになったので「黙ってろ」と先手を打ちました(笑)
とりあえず「祝福だった」と答え(自問自答の答え)が出たので良かった、「冬期は入口付近で見付かる事が多く短時間で探せる確率が高い」って事だと認識して良いかと思います。
帰り際、ヒスイと同じ場所で綺麗なロディン岩(鶯石タイプ)を見付けました。
これがヒスイだったら…、とガッカリした経験のある人は多いでしょう(笑)、それでも珍しい石ではあるので、この出逢いも感謝したいと思います。
帰る頃(2時頃)になったら多くの人たちが浜辺にやってきました。(家族連れが多かった)
皆が快晴の海を待っていたのでしょう、明日からは荒れてくるとの予報なので貴重な晴れ日(太陽光)を楽しめたのは幸いでした。
これで今回の探石記録を終わります。
ここでシルバーアクセ(高見沢さん)とのコラボ作品を紹介します。
以前にも紹介した「眼鏡のメガネ」を、淡紫ヒスイ(開花)のルースで作ってもらいました!
眼鏡ホルダーとしても使える実用性も備えているペンダントで、デザインとしてもシンプルで面白いと思います。
勾玉にも通ずるフォルムなので、きっと説明しなければ眼鏡ホルダーの機能は気が付かないでしょう(笑)
眼鏡を愛用する人にも良いし、サングラスにも使えるし、年輩にも向けられる実用性があると思います。(ルース次第で男性用も作れるかと)
こういった「ちょっとしたアクセサリー」も増やしたい!、若者にも身に付けてもらって糸魚川のヒスイの魅力を広められたら嬉しいです。
小さな不定形ルースも活用して行きますので、楽しみにしていて下さい。(時間はかかりますが、夏までには揃えたいと思います)