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2024年04月14日
今回は万葉と青海のペンダントの紹介です。

まずは翠と緑が入り交じるヒスイ「万葉」でのペンダントです。



新緑から深緑へと変わっていく景色を映したペンダントで、裏窓には木葉をデザインしてもらいました。
木葉の窓から生命色が見える絶妙な配置、作り手(高見澤さん)のセンスを感じます!
このタイプのヒスイは「小滝」を強く感じさせてくれます。(私だけかな?)


透明度も高く、光を受けると神秘的に輝きます。
記憶にある神々の森、それが太古の記憶なのか、幼少期の記憶なのか、定かではありませんが強いノスタルジーを感じます。


次は日本海の景色を宿す「青海(紺碧)」でのペンダントです。



波打ち際を想わせる景色が素晴らしいペンダントで、裏窓には白波をデザインしてもらいました。
リングの「波うちぎわ」を作るか迷いましたが、ルースの大きさなどを考慮してペンダントにしました。(イザナミの景色を胸に抱くのも良いかと)


色が濃いのに透明度は抜群、透過光では青緑(碧)を確認できます。
同じ青海タイプでも通常(スタンダード)との違いは透明度と発色で、透過光で確認すると分かりやすいです。(私の分類の基準ですけど(笑い))
こちらは「夏の海(海水浴)」を強く感じます。(夏休みの思い出、あるいは母の胎内での記憶かも?)

今回も納得の行く作品に仕上がりました!
コラボなので当然ですが、協力あっての成果なので協力者に感謝したいと思います。
まだまだ作りたい品があるので、お互いの表現を高めてコラボを進めます。(応援よろしくです!)



こちらは父との花巡りで出会った妖精、スミレの仲間かな?


この発色の紫ヒスイが欲しい!、と思うのは私だけではないでしょう(笑)
浜辺で目に入った瞬間の感動たるや、まさに「血湧き肉躍る」って感じです。

それを求め、また探石を楽しもうかと思います。(現在の年齢に相応しい楽しみ方で)
2024年04月11日
今回のコラボ作品は、シルバーリングの「波うちぎわ」です。

翠と緑が入り交じるヒスイ「万葉」を加工して制作しました。



白地は残雪や白雲を想わせ、新緑から深緑へと変わっていく山波をイメージしています。
多少の石目はありますが割れることはなく、このタイプの特徴(景色)として残しました。
透明度も高く、光を受けると全体に生命色が広がります。

雫と流線のデザインが波を表現したリングで、波のたより同様に海(イザナミ)が抱き続けるヒスイ転石(ヒルコ)をモチーフにしています。
海での出逢いの感動(ロマン)を込められたら最高、これは探石人の永遠のテーマかもしれません。

サイズは13号です、サイズ直しが出来ないデザインなのでピッタリ合う人が買って下さいね(笑)

次回は万葉と青海のペンダントを紹介したいと思います。



追伸
待ちに待った春が糸魚川にも訪れました!
ちょっと空が霞んでいましたが、久々に父と花巡りを楽しめました。(最近は病院巡りの方が多い…)



今年は早めに暖かくなりそうな気配、予定を早めて大紅屋を開けても良いかも。
とりあえず来客がないのに開けていても意味はないので、ある程度の加工ができるような環境にしたいと思います。
その日ごと品や機械を片づけるので大変ではありますが、アンテナショップみたいな業態を試してみたいと思っています。(すぐには結果はでないでしょうね(笑))

それよりまずは掃除だな〜。
2024年04月10日
引き続き、コラボしたシルバーアクセサリーを紹介します。

まずは、翠(翠雪)と紫(開花)の二つのヒスイを合わせたハグリング「春かぜ」です。



名前の通り今の季節を表現したリングで、新緑(木葉)と開花(花弁)をイメージしています。
透明度も高く、画像では分かりづらいですが紫ヒスイも透けます。
神秘と幻想を合わせ持つリングとして、どうしてもカタチにしたかった(私が作りたかった)のでコラボしてもらったシリーズになります。(リングサイズは13号です)


次は翠(翠雪)と青(蒼穹)の二つのヒスイを合わせたハグリング「潮かぜ」です。



こちらは夏に向けてのリング、初夏の山と海をイメージした作品です。
発色は淡めではありますが透明度は抜群です。(リングサイズは13号です)
潮かぜには「紫と青」と「緑〜翠と青」の二つのデザインがり、青は海を(海の色を映す空も)表現し、紫は開花の(夕焼け、朝焼けの空も)表現、緑〜翠は新緑と深緑を表現しています。


このシリーズは「小さくて綺麗なカケラ」が必須なので量産は難しいですが、「だからこそ拘って作れる」ってメリットもあります。(私のスタイルに合ってます)
似合う人に身に付けてもらえると嬉しいです。

再生(翠)と躍動(緑)を表現した「こもれ日」も制作していますので、興味がある方は楽しみにしていて下さい!

次回はリングの「波うちぎわ」を紹介したいと思います。
2024年04月08日
高見澤さんとコラボした、シルバーアクセサリーを紹介します。

まずはヒスイらしい発色のルースと合わせたシンプルなリング「翠雪の指輪」です。



私が「翠雪」として分類しているヒスイでオーバルカボションを作りました。
透明度も高く、光を受けると神秘的に輝きます。
春らしい芽吹き(新緑)の色なので、これからの季節にはピッタリです。(リングサイズは13号です)


次は海の色を宿すルースと合わせたシンプルなリング「青海の指輪」です。



私が「青海」に分類している青ヒスイ(スタンダードな青ヒスイ)でルースを作りました。(若干の色や質の違いで「紺碧」「群青」「蒼穹」「水湖」「氷雪」などに分けています)
透明度も備えていて、光を受けると原点の色が輝きます。
母なる海を想わせる発色は、夏に向けて真価を発揮することでしょう。(リングサイズは13号です)


今回の紹介はリング2点です、次回もリングを紹介します。
紹介と出品のタイミングが合っていませんが、順次紹介していきますので購入された後での補足としても読んでもらえたらと思います。

お陰様でコラボも進められています、購入された方々に感謝です!



え〜、こちらは私お気に入りの「木偶」を購入されたお客さんから、大切に飾っている画像を送って頂きました!


流紋岩のブレスを飾るために身に付けさせたところ「木偶専用の首飾り」みたいになったのでセット販売も良いかも?、とは思っていましたが、突然それが実現しました。

有り難いなぁ〜、木偶作者さんも喜んでいることでしょう!(作者さんも紹介しました)

幾つか揃えて大紅屋に飾っても良いかも、いろいろ考えたいと思います。
2024年02月17日
前回のオーダーと同時に制作したピアス2点の紹介です。

どちらも不定形を活かした「日留子のピアス」、イザナミ(海)に抱かれ続けた海岸転石をイメージしてコラボしている作品です。

まずは開花のカケラでのピアス、よく見る角張った(三角形)転石をイメージしました。


微妙にシンメトリーではないフォルムに可愛らしさを感じます。
今年は暖かな日差しに恵まれているので、開花の時期も早まるかもしれません。(年始は最悪ですが…)


次ぎは青海(青導)のカケラでのピアス、やや丸みを帯びた転石のイメージです。


青銅色の地に碧が流れる景色は、冬の日本海を映しているかのようです。
近頃は海へ探石に出かけていませんが、データ収集に励んだ歳月の記憶は薄れません。(記憶に在る厳冬の海です)


未だ余震が続いているので、糸魚川への客足が遠のいているのは残念…。(陽気は良いのに残念)
厳しい始まりとなりましたが、泣き言は言ってられません!
日々の暮らしに感謝して、好きなことを仕事にできた幸福にも感謝したいと思います。

スサノオの年なので良いことも悪いことも際立つ年になるでしょう、初心を忘れず誠実に活動して行こうと思います。


ちなみに、大紅屋(オーダーの窓口)は6月頃から始めようと思っています。
寒い季節と暑い季節は居られないので(笑)、冬になる前、夏になる前にフル活用する予定です。(手磨き体験もできるよう準備はしておきます)

遊びに来てくれた方々、今年もまたよろしくです!
2024年02月14日
今回はオーダーを受けて制作した「日留子のピアス」の紹介です。

加工したのは、親父さん(依頼人の父親)の形見であるヒスイのカケラです。
私が「水湖」として分類している淡青の美しいヒスイで、湖面を想わせる景色から名付けた青ヒスイです。


薄いプレートになっていたカケラの厚い部分(ルースが取れる厚さと色が濃い部分)を切り出して不定形のルースを作り、SVでピアスに仕上げてもらいました。(高見澤さんとのコラボです)
水滴のような可愛らしいピアスになって良かった〜、きっと依頼人も喜ぶでしょう!

当初は別の加工人に頼んだところ「これでは作れない」と断られたそうです。
そこで知人が私を紹介して、今回のオーダーに至りました。
私から言わせればヒスイ(カケラ)の問題じゃなくて、「加工技術の問題」ですね(笑)
糸魚川は「にわか業者」が多いから、こういったことは少なくありません。

なんであれ、地元の人に向けた「思い出をカタチにする」ってことを体現できて良かった!
これこそが糸魚川のヒスイの文化だと私は実感しています。
外と内、二つの思い出をカタチにしてこそ、糸魚川でヒスイを加工する意味があるのだと私は考えています。

まだ幾つかのカケラが残っているそうなので、親族の宝になるよう加工したいと思います。


私の存在が高まれば更に付加価値が備わるでしょう。
地道に積み重ねて行けば、それは「小さな小さな伝説」になって行くのかもしれません。(「そして伝説へ…」ってやつになるのかも(笑))
2024年01月07日
今年ほど元日に「おめでとうございます」と言えない年はないですね…。
新年早々に大きな地震あり、多くの人たちの命が失われました。

糸魚川にいる私の方も水道管(本管)が壊れて断水し、水の有難さを思い知ることになりました。
普段から飲料水は確保しているのですが、やはりトイレ用の水に困りました。(正直、これほどトイレに水が必要だとは認識していませんでした…。)

幸いにも2日には工事が始まり、その夜には復旧しました。
すぐに市役所へ連絡したからなのかな?、そうだとしても迅速な対応に感謝です!
本管が壊れたので用水路には水が溢れ、それが使えるかと思えば泥で濁り、使用するのは最終手段と考えていました。

まだ電気とガスが止まらなかっただけでも救いでした。
水の確保は難しくなかったので、両親に負担がかからないよう給水に動き回った結果、復旧するまで家で過ごせました。

近所では道が陥没し、避難から帰って来たおじさんの車がハマるなど、けっこうな被害がありました。

疲れた…、能登半島の人たちの10分1の被害にもならないのですが、どれだけ普段が快適なのか身に沁みました。

前向きに考えるのなら、強制的に大掃除させられたことにより(いつもは暖かな春にします)、工房は機械工具の配置を変えてシンプルな空間になり、新たな祭壇を形作り、大雪にも大雨にもならず、津波の被害にもあってない、私の現状であれば不幸中の幸だと感謝するべきなのかもしれません。

特に心配した物産センターに出品している作品も無傷で一安心、ショーケースも割れることなく無事でした。
ただ、お酒(酒瓶)は被害があり、幾つがが落ちて割れてしまっていました。

大紅屋も無事、冬支度で片付けていたのが良かったようです。

初まりからこの試練、まだ余震もあるので油断せず備えようと思います。
やはり神(自然)は人を選ばず命を奪うのだな…、もっとも笑顔に溢れた日時だっただろうに…。

人間にできることは「ただ備えることのみ」なのだろうか…。
2023年12月15日
今回は、シルバーとコラボしたペンダントを紹介します。

まずは万葉のカケラで制作したペンダントです。
深い緑が特徴の小滝系のヒスイで、木々のざわめきが聞こえてくるような景色です。
裏窓には木葉をデザインしてもらっていて、より深緑感を出しています。




深い緑ではありますが、光に透かすと明るく輝きます。
この景色は新緑を想わせてくれるでしょう。




次は開花のカケラで制作したペンダントです。
白地に明るい紫が滲むタイプの紫ヒスイで、高い透明度を示します。
裏窓には花をデザインしてもらい、淡く色づく初春を想わせてくれます。




光に透かすと幻想的に輝きます。
紫ヒスイで透明度を示すのは少ないので、存分に透過光を楽しんで下さい。




同じく開花のカケラで制作したペンダントです。
先程のとは違う紫ヒスイで、土器リングと同じく模様を楽しむタイプです。
同様に裏窓は花をデザインしてもらい、花々の彩りを表現しています。




ある程度の透明度はあるのですが、厚みもあり透過光は楽しめません。
しかし表面が僅かに透けて、鮮やかな紫色が浮かび上がります。




最後は青海のカケラで制作したペンダントです。
分類としては新たに「紺碧」として分けるタイプの青ヒスイ、深い海の色が魅力的です。
裏窓にも波のデザインをしてもらい、出逢いをもたらす糸魚川の海を表現しています。




透過光は碧を示し、より海の色(日本海の色)に近くなります。
水面を想わせる模様も見られ、母なる海(イザナミ)に抱かれている気分になれます。



どれも可愛らしいペンダントに仕上がって満足です!
ピアスも作っていく予定なので、楽しみにしていて下さい。(興味がある人は(笑))
2023年12月10日
今回は、シルバーとコラボした土器リングの三作目を紹介します。

流青から始まり、万葉と続き、開花での制作に至りました!
ルースは発色よりも模様を重視していて、本来は良くないとされている斑を活かしてみました。
この「花々が風で揺れるような景色」や「朝焼け(夕焼け)の空に雲が滲むような景色」は、まるで「モネの絵画」を見ているかのようです。



主に男性用として作ってあるので、サイズは大きめの24号です。
ある程度の透明度を示しますが、やはり楽しんでもらいたいのは魅力的な模様です。

ラウンドルースを切り出せるカケラがあって良かった〜。
不定形ルースとしてペンダントにするか悩みましたが、最も良い部分(模様が魅力的な部分)で作れたので満足です!

似合う人に(縄文好きな人に)身に付けて貰えたら幸いです。



昨晩、知人主催の「なぞ石の会」に参加しました!
それぞれの探石人が不思議に思う石を持ち合って、その答えを話し合う場です。
ヒスイに限らないので識別データを増やすには最適、一人で集めたデータよりも遙かに多く蓄積できます。(答えが出ない石は分析に回ります)

私が疑問に思っていた石も「ダイアスポア」である事が分かりました。(コランダムにしてはコブがないので疑問に思っていた)

しばらく探石から遠のいているので良い刺激になりました(笑)
初心を思い出せたなぁ〜、参加した皆さん有り難うございました!
2023年12月06日
今回は、シルバーアクセとのコラボで誕生した「ナミマノブレス」を紹介します。

一作目と同様に、淡い翠のカケラ「翠雪」の不定形ルースを合わせた作品です。
ヒスイらしい発色で、とても美しいブレス(祝福)に仕上がりました!


波間をイメージさせる二つのラインと不定形ルースの相性は抜群で、美しいヒルコ神との出逢いを切り取ったような景色を楽しめます。(特に探石人の心に響くかと)

透過光も美しく、光を受けて生命色が膨張して輝きます。
暖かな日差しを受ける季節になったら、身に付けて楽しんでほしいです。




そして更に、海色のカケラ「青海」での不定形ルースにも合わせてもらいました!
三作目にして、一番テーマに合ったブレス(祝福)の登場です。


翠のような華やかな発色ではないけれど、探石人にとっては恋い焦がれる深い青が心の琴線に触れます。(探石に疲れて遠くを見ると、この景色が広がる(笑))

光が透過すると碧を示し、日光が海水を透過する景色が浮かびます。
寒色なので身に付ける人を選びますが、相性の良い人に身に付けてもらえたら嬉しいです。


どちらも女性用サイズなので、女性の皆様方よろしくです(笑)
それと、このデザインを提案してくれた高見澤さん(シルバーアクセの作家さん)に感謝です!

他にもペンダントや縄文リングも仕上がってきましたので、順番に紹介したいと思います。
制作するペースは落ちていますが、いろいろと作り続けているので気長に待ってもらえると助かります(笑)


ちなみに、最近は行けていない海(探石)ですが、それにちなんだ品を試作中です。


これは「木(紫檀)とヒスイ玉(淡紫)と拡大鏡」を合わせたルーペです。
ヒスイの玉は指でクルクル回せます、それによって「倍率が変わる!」といった仕様ではなく無意味にも思えますが(笑)、面白いので試しました。

元々は木工のおじちゃんが作っていたルーペに、糸魚川のヒスイを合わせた感じです。
ただ「出来る」と言うだけの理由でお願いしましたが、なかなか良い仕上がりになりました。
上部の穴に紐を付けられますが、屋外での使用は推奨しておらず、あくまでも屋内(それぞれの研究室(自称))での使用をお勧めします。

一人で没頭する自由研究(趣味)でも良いし、同僚に魅せながらのお洒落アイテムでも良いし、単なる道具としての使い方から開放されたアイテムとして楽しんでほしいと思っています。
結局はルーペを使うほどの場面は少なく、使っている姿に「どこか憧れている部分」があるのだと思っています。(学者じゃないので(笑))

特に男の幼心をくすぐると言いますか…、幼稚にならないギリギリのバランスを楽しむのが大人の遊びのように思えます。
まぁ、その遊びを仕事にしたので、私は特に気を付けなくてはならないでしょうけど(笑)

とにかく、おじちゃんが生きている内に少しずつ作って行けたらと思います。

後は大紅屋を「もっと攻めた業態にする」って事にも挑戦したいと思ってます。(来年の予定です)
高確率で後継者が現れないとしても、その準備だけはしておかないと私が糸魚川にいる意味も薄れてしまうような気がしてます…。
選別は厳しいですが、その時が来たら即座に動けるよう準備して行く予定です。
2023年11月03日
今回は、久しぶりの異玉「千変の幼生」を紹介します。

無限の可能性を秘めて千変する幼生、私の創作の初期の姿だと言えます。(原点は大珠と勾玉)
雪のような景色(模様)を宿す白ヒスイ「深雪」で制作しました。


このタイプのヒスイは明るい翠が多く入ると「芽吹」となり、淡い緑〜翠が全体を染めていると「彩雲」になります。(私個人が分類しているだけ)
所々が水に濡れた雪のように透けていて、見ようによっては極上肉の脂身にも見えます(笑)


こちらも無限の可能性を秘めて千変する幼生。
海のような景色を宿す青銅色の碧ヒスイ「青導」で制作しました。


今までは「青海」として分類していましたが、青(碧)が導かれているように流れる特徴から改名しました。(碧に導かれるように制作できる特徴もある)
透明度は皆無と言えますが、石質は抜群で高い光沢を備えます。

異玉は、姫川河口〜海岸で出逢ったヒスイ転石(カグツチの欠片やヒルコ神)を加工しています。
なるべく自然体を残し、ある程度の研磨痕を残して昆虫のような光沢に仕上げています。(まだ幼生の段階なのですが、艶は備えます(笑))


庭にある花壇のパセリをモリモリ食べて育つキアゲハの幼虫を見ていたら、異玉を作りたくなりました(笑)
不思議なのは一定の大きさになったら、その場からいなくなることです。
鳥にでも食べられたのだろうか?、とも思ったのですが、後から孵化した幼虫も同じく大きくなったら姿を消しました。(全部食べられたのか?)

もし、全てを食べきらず「後の命の為」だったとしたら凄い!(安全な場所から移動するのはリスクがあるのに凄い)
それが生存戦略として組み込まれているだけだとしても、存在自体に無駄がないと言えます。
羽化して受粉もするのだから尚のこと、美しさとは千変万化してこそなのかもしれません。

そうなると「万化の蛹」も作らなければ…。
季節的にはそっちの方を優先するべきだったのでしょうけど、それは長い冬の期間に作ろうと思います。(寒さに負けないようにしたい(笑))

いつも通り首飾りにしてから販売しますので、似合う人が身に付けて下さい!
2023年10月17日
今回もコラボ作品の続きです。

まずは明るい翠が特徴のカケラ「翠雪」で制作した翠雪のペンダント。
雪解けの景色を写した発色が美しいヒスイです。



透過するヒスイなので十分に裏窓を開け、四葉のクローバーの透かしを入れてもらいました。
身に付ける人に幸運をもたらすペンダントになれば幸いです。


次は華やかな色合いが魅力のカケラ「開花」で制作した開花のペンダント。
ある程度の透明度を示す紫ヒスイでルースを作りました。



こちらは裏窓を花びらにし、紫ヒスイの色合いを活かしてもらいました。
今の季節ならサフランに見えるかも?、その時々の花を映すペンダントになれば嬉しいです。


最後は深い海を想わせるカケラ「青海」で制作した青海のペンダント。
やや茶色の濁りが入っていますが、それが姫川からの濁流を映しています。



裏窓には波をデザインした流線的な透かしを入れてもらいました。
大荒れして恐ろしい日本海ですが、それによりヒルコ神(海岸転石)が上がるので、その感謝を込めています。


それぞれがシンプルな覆輪のペンダントですが、裏窓にワンポイントのデザインを入れることでお洒落さが増します!
ほぼ他人には見えない仕様ではあるのですけれど(笑)、オリジナル感やシリーズ感が備わって作る方も楽しくなります。

これから紅葉を最後に色を失っていく季節に入ります…。
しかし、その中でも再生の季節に想いを馳せて身に付けてもらえたらと思います!
2023年10月11日
今回もコラボ作品の紹介になります。

こちらは完売していた二つ石リング、どうにか2セット作る事ができました。



今の季節には合っていないテーマの「春かぜ」ですが、サイズの合うルースが運良く加工できたのでコラボしました。
サイズが合ってグレードも合う、なかなか無い組み合わせなので仕上がったことを感謝したいと思います。(様々な縁に感謝です)
今年も厳しい冬になりそうですが、それを乗り越える力になることを願います!


こちらのリングは波と転石をイメージしてデザインした「波のたより」です。


緑のカケラ「万葉」のルースを合わせ、ヒスイ転石との出逢いの感動を込めています。
おかげさまでシリーズ化することができました!
これから糸魚川を代表するヒスイのリングの一つになって行けたら幸いです。
もう1点ありましたが、先日のイベントで売れました〜。


双方ともサイズと形が合わないと作れません。(不定形なので)
不定形のメリットである「研削部分の削減」を優先しているので、致命的なヒビ(非なる美)が無い限り、そのままの大きさでルースを制作します。

原石から優先的にルースを切り出すのではなく、自身の作品を加工した際に残るカケラを使うので、あまり小さなカケラは残らないのですが、私には幾つものデザインがあるので作品次第では必ず残る行程があります。
そこに丁度色がのっていたらルースを制作するチャンスです!(色がなくても立派なアクセサリーにはなるけど)

これは「お守り」を優先して作っている私のスタイルなので、あまり参考にはならないかも…。
重要なことは「王道の作品(お守り)と繋がっている」って事で、物体としてのヒスイ製品を求める人には向かないでしょう(笑)

制作過程に付加する価値のないグレードのみの商品、それにはそれの需要があり、業者がいて、そこの基準があります。
まずは自身が求めているのがどういった存在なのかを認識して、その領域の基準を共有できる人だけで楽しんで下さい。(それぞれ土俵が違うので)

全ての基準を統合するなんて不可能(クローンでも不可能かと)、それは考えることを諦めた姿であり、何よりも知性を持つ生物として気持ち悪いです(笑)

なんであれ私は王道を辿って行くと決めているので、死ぬまでその道を進んで行きます!
2023年10月08日
久しぶりの更新です、今回はコラボ作品の紹介をします。

まずは碧ヒスイでのピアス「月の雫(碧)」から。


深い碧を宿すカケラ「青海」でルースを制作し、それを高見澤さんにデザインしてもらいました。
このタイプのピアスやイヤリングを「明星」としてシリーズにし、今回の月の雫(碧)が誕生しました。
シンプルだけど可愛らしい、そんなピアスになったかと思います。
他の色でも作って行けたら良いな〜。


次は明星シリーズのイヤリング、「流れ星」です。


明るい翠を宿すカケラ「翠雪」でルースを制作し、それに合わせてデザインしてもらったコラボ作品です。
第一作目でもあるので、かなり良い発色のヒスイのカケラを使いました!
ちょうどこの2つが作れたのは幸いで、もうこのカケラで揃えて作ることはできないでしょう。
似合う人に身につけてもらえたら嬉しいです。
こちらも色を変えて作って行く予定です。(既に高見澤さんの方で幾つか制作しているみたいです)

今後はピアスやイヤリングにも力を入れて行きたいと思っています!
きっとカケラたちも活きることでしょう、無駄にしないよう気をつけたいと思います。

あとリングとペンダントが仕上がっていますが、それは次回に紹介します。


それと試作していたヒスイの粉末でのアクセサリーも仕上がってきました、こちらは「より手軽に楽しむ」を目指しています。
岩絵の具のような「高尚な使い道」ではないのですが、粉末も無駄にならず多くの人が手にできます。
イミテーションとして誤解されても困るので、人工的な色にし「あくまでも粉末の活用」と分かるようにしています。(赤、青、黄、緑、紫があります)
まぁ、切って分析すると当然ながらヒスイと出るのですが、間違ってもヒスイそのものを研磨した品ではありません!
研磨して出た粉末を再利用した品だと言うことを分かるようにしたいと思います。
こちらも後日、紹介したいと思います。



話が変わりますが先日、別の業者の穴埋めで参加した大規模な雑貨イベント(商談会)がありました。
そもそも「ヒスイは雑貨では無い」ので、糸魚川ヒスイの宣伝がメインだと認識しての参加でした(笑)
僅かなチャンスがあるとするならば「個人的に購入を希望する人」を待つしかありません。
望み薄ではありましたが、3日間のイベントの最後に「その人」が現れました!

日用雑貨だらけで場違いとも言える金額(笑)、それを見ても動じ無い対象、思わず「さすが」と声を出してしまいました(笑)
運が良いというか…、今回の行動が全く無駄にならなかったのは嬉しいです。
作りたてだった「波のたより」が、その役割を果たしてくれたのかもしれません。

ちなみに、展示したのはコラボしたアクセサリーと海岸転石のみです(笑)
久々の都会に疲れながらも、楽しませてもらいました〜。
2023年07月20日
今回は、ペンダントと同時に仕上げてもらっていたシルバーブレスを紹介します。

私が翠雪(すいせつ)として分類しているヒスイのルースを2点使用、多くの人がイメージするヒスイカラーを備えているシルバーブレスです。



こちらもシンプルなデザインを活かした作品になっていて、高見澤さんの提案から誕生したブレスレットになります。(ありがとうございます!)

二つのラインが波間をイメージさせ、図らずも「波打ち際で輝くヒスイ転石(ヒルコ神)」を表現した装飾品になりました !
本来の目的である軽量化も備わっているので、とても良い相乗効果を得られました。
これはシリーズ化して良いかも、「葉光」「彩花」「海原」など色によって命名すると素敵さがアップすることでしょう。

基本的に女性用で、もっと多く多彩なルースを合わせたらゴージャスになること間違いなしです。(ステンドグラスみたいになるかと)
けっこうな手間になるので高額になりますが、一度は挑戦してみたくなるのは作り手の性(さが)なのでしょうね(笑)

ともあれ、まずは今の季節にピッタリなシルバーブレスの提案、似合う人が身に付けてくれることを願います!


ちなみに木の輪(リング)は、木工のおじちゃんに作ってもらっていて小さな海岸転石(ヒルコ神)を飾るのに重宝します。(小〜中サイズがあります)
屋久杉・黒檀・紫檀・高野槇・イエローハート・ブビンガ・チューリップウッドなど、初めて耳にする木材を含んだリングがあり、木の奥深さを改めて知ることとなりました。(知り合っていなかったら、この魅力を認識できなかったかも…)

こういった仕事ができる先人も減ってきたな…、可能な限り生きた証を残してもらおうと思います。(その証は私が受け継ぎ、然るべき者の手に渡るでしょう)
2023年07月18日
前回に紹介した海岸転石(カグツチのカケラ)でのペンダントが仕上がりました!

私が谷葉(こくよう)として分類しているヒスイのカケラ。
真夏の渓谷を映した景色は魅力的で、透明度の低さをカバーする発色は見事です。(今からの季節を映すペンダントになりました)


シンプルな覆輪のペンダントにしてもらい、不定形の美しさを強調してもらいました。(高見澤さんに)
透明度は乏しいのですが裏窓も開け、表とは違った景色(叢雲模様)を楽しむ事ができます。(多少の軽量化にもなっていると思っています(笑))

身内に贈るとのことで、同じ母石から制作したペンダントを姉妹(あるいは母娘)が身に付ける装飾品の良い見本になったように思えます。

この浪漫を共有したいな〜、血の繋がりを誇りに思い合う命に向けて作っていきたいです。
とは言え、そう簡単に出逢えるヒスイじゃないので、どちらも気長に待ちたいと思います(笑)


まだ切断した残りがあるので、そちらも無駄なく活用する予定です。
もう翠は流れておらず灰〜黒色に染まったカケラですが、ちゃんと加工すれば格好の良い品に仕上げることが可能です。

研磨の際に出るヒスイの粉も活用の幅を広げているので、無駄になることはなくなるでしょう。
そして、その全てが「神玉に繋がること」は私にとっては重要、私が作家である為の必須の条件になっていると言えます。(生き方で示す以外に方法はない)

これからも頑張ろう、異玉の新作も作っているし、同時にシルバーブレスも仕上げてもらったので、また改めて紹介したいと思います。


ヒスイの手磨き体験も、友人家族が訪ねて来て娘さんが体験してくれました!
小5の女子なのでサポートが必用かと思いましたが、やる気が凄く手先も器用だったので少し手伝うだけで立派に仕上がりました!
夏休みの自由研究の題材としての挑戦だったようです。(見込みありの子でした〜)

お互いに年をとって若々しさは失いつつありますが、あの頃の時間は今も続いているのだと感じて嬉しくなりました。
もう一人の友人にも来てもらおうかと思ってます(笑)、また三人で遊べる日を楽しみにしています。(三人ともオッサンですが…)

恒例のように話が逸れましたが、久々の更新なので勘弁してね(笑)
2023年07月12日
今回は、オーダーを受けて制作するペンダントの紹介をします。(海岸転石からの制作です)

ヒスイ拾いのガイドを体験した際に出逢った転石とのことで、雨風が強かった最悪の環境を「最高の思い出」にしてくれたヒスイ転石なのだそうです。(6月中旬での探石)
最高の思い出ができたのなら「それをカタチにする」のが私の仕事、このカグツチのカケラを立派な装飾品に仕上げてみせます!



タイプは青海方面(山系)のヒスイです。
特徴としては、地が黒〜灰色、ヒビや石目が多く、翠の発色は強く、透明度は低い、間違いなく糸魚川のヒスイです。(一目瞭然(笑))

正面候補の側にはクロスするヒビが見られましたが、表皮を削れば石目が現れるかもしれません、側面を確認すると翠が流れていて「発色部分の厚さ」も期待できそうでした。
よって、まずは正面候補の表皮を削り石目なのかを確認し、致命的なヒビだったり、発色部分が薄かったりしたら、側面を活用する計画で加工を進めました。


結果、ヒビと思われた部分を削り飛ばしても発色部分は多く残り、オーダー通り2点のペンダントを作れるルースが仕上がりました!


あの「ミカンの渋皮(笑)」みたいな表皮を削ったら、これだけ美しい姿が現れるなんて普通の人は想像も付かないだろうな〜、これが「カグツチのカケラのポテンシャルだ」と断言できます!

まぁ、この存在と出逢った依頼人(ガイドも含む)の手柄なのですけどね(笑)
私はそれをより美しく仕上げるだけ、練磨してきた目と腕の見せ所と言うわけです。

そしてシルバーとの相性も抜群なので、ここは高見澤さんの魅せ所、所有者を魅了するアクセサリーにしてもらいます!
依頼は「シンプルなペンダント」なので、ルースの魅力を引き出す仕上がりを期待しています!(要は、いつも通りってことですね〜)

喜んでもえたら嬉しいな〜、まだ完成していないので後半に続きます(笑)
2023年05月26日
今回は不定形ルースを活用したリングとピアスを紹介します。

まずは螺旋リング、前作では翠〜緑のヒスイを用いた「唐草」のみでしたが、今回は新たにデザインして「白波」を制作しました。(デザインは私で、彫金は高見澤さん)


やはり拘ったのは「糸魚川らしさ」で、荒れることの多い日本海の白波を螺旋リングに込めました。
ヒスイの海岸転石(ヒルコ神)を打ち上げる程のうねりを表現する為に、天地を問わない「渦を巻いた白波」にしましたが、同時に柔らかさも出したかったので丸みを強調してもらいました。(悲しみの日本海にはしたくなかった(笑))

白波として最初のリングなので群青の不定形ルースを用いて、より海原感を演出しました。(透過光も緑がかった深い碧になるので日本海を想わせる)



ルースから白波が溢れ出ているかのようにしながら、波にルースが運ばれている感も出す、そんな解り難いことにも拘っています(笑)
リング自体でテーマの白波を表現しているので、ヒスイは青に限らず多彩なルースを使うことができるでしょう!(その場合、「ルースから白波が溢れている」は難しいかも…?)

シリーズ化できたら良いな〜、とりあえず所有者が現れなかったら自分用になるので無駄にはなりません(笑)


次は不定形ルースを用いたピアス、まだ名前を決めていませんでしたが「日留子のピアス」と命名しました。
日本神話に伝わる「日を留める始まりの神子」、切ない伝承が多いですが幾星霜と母なる海(イザナミ)に抱かれ続けた姿には不憫さを一切感じません。






まるで「海岸転石そのもの」をピアスにしたような仕様、私がヒルコ神として愛でているヒスイ転石にそっくりなので、そのピアスを作ってもらいました。(いつも通りルース加工は私で、彫金は高見澤さん)

世の中には不定形ルースを用いた装飾品は数多ありますが、これほど場に合っていることは少ないでしょう。
まさに「地の利」って感じです。(丸みを帯びて海から上がるのだから(笑))

海岸によっては角張が強い海岸転石(カグツチのカケラ)が多いですが、それはストラップなどに表現し、耳元には柔らかさを重視したいと思います。(シャープさは他の作品で重視したいと思います!)


素朴だけど可愛らしい、そんな感じが不定形ルースの特徴かと思ってます。
一点物感も強め、でも高級感は定形の方が強め、なので用途に応じた使い分けが必用になるでしょう。
とにかく言えるのは、糸魚川には「地の利がある」ってことです。(何度も言いますが(笑))

これは壱から始めた人じゃないと解らないだろうな〜。

ヒスイを認識することから始まり、ヒスイ以外の岩石に面白味を見出し、しかし前に進むことで「その面白味は一定のレベルになって始めて意味がある」って事に気づき、自身と岩石を重ね合わせることなく事実のみを受け入れる。(ひとつずつ人の弱さを克服していく)
学ぶことは沢山あり、寿命(成長)は限りがある、どこまで自然から学べるだろうか…?

今年も結果が出せると良いな〜。
まぁ、なんであれ頑張るので応援よろしくお願いします(笑)
2023年05月13日
久々の更新です(笑)
前回からいろいろありましたが、仮想空間でさえ更新するのが面倒になりました…。
更に年を重ねてしまい四十代後半に入りましたが、仲間のお陰で素敵な誕生日は向かえられて幸せでした〜。(有り難う、感謝です!)

コミュニティーの場の開拓も残り4年になりますので(予定として)、今年は去年と違った挑戦をしてみたいと思います。


では本題のコラボ紹介、「小さな勾玉の在庫処分でしかなかったピンバッチ」を私なりに考えて制作しました。


まずは勾玉自体をシルバーで制作し、そこに潮風(白波)のデザインを施してもらいました。(デザインとルース制作は私で、シルバー加工は高見澤さんです)

ヒスイの勾玉だと「ピンを刺すと勾玉として使えなくなる」って言うデメリットがあり、更に使う量と制作コストが増えます。(そもそも普通にダサイと思うのは私だけか?)
見栄えを重視するので発色の良いヒスイを使う事になりますが、小さくても勾玉に加工できるヒスイを揃えるのは簡単ではありません。(量産を考えるなら尚更無理)

でもルースなら大丈夫、約7mmのラウンドのルースなので小さなカケラでも作れます。
数に限りがあるのは当然ですが、ヒスイの消費量が全く違います。
様々なヒスイでルースを作るのでバリエーションも増えて、ルース自体を選ぶ楽しみも提供できるでしょう!(相対での対応が必須、よって糸魚川に誘導できる)

図らずも潮風(白波)のデザインが縄文の模様にも見えて良い感じ、糸魚川らしさを込めたくてデザインしましたが、それが縄文に繋がるのは嬉しい限りです!
ピンバッチのサイズは20mm程度で、同時にペンダントも作ってみました。
お守り感が強いヒスイの勾玉に対して、アクセサリー感を強くした仕様にし、気軽に身に付けられるようにしてみました。(あくまでデザインとしての勾玉、でも糸魚川ヒスイなのでお守りにもなる)
ヒスイのグレード次第で値段も変わるので、お手頃価格にもできるし、自身で見付けたヒスイ転石でルースを作る事も可能です、致命的なヒビされなければ(笑)

以前にも書いていますが、これらは神玉制作時に残ったカケラを加工していますので、大元(神玉)と繋がっています。
私が人生を懸けている「神器」を中心として広がっている創作品になるので、そこらの単なる商品では無い事は断言したいと思います(笑)

まずは希望する会員に身に付けてもらい、宣伝を兼ねたお守りとして活用してもらいます。


今はオーダーなどで忙しいですが、それを終えたら創作活動を進める予定です。(きっと掲載は遅れるでしょうけど(笑))
2023年04月02日
今年も大紅屋でワークショップなどの活動を始めました!




これから本格的に「クリエイターズベース」として活動する事になるわけですが、大紅屋は拠点の一つであって、この場で全ての活動を行うわけではありません。
ここから外のイベントに参加したり、外からクリエイターを呼んでワークショップや物販をしたり、仲間同士でコミュニティーを高めたり、そんな感じで気の合う人たちと協力しながら進めて行きたいと思っています。

私は変わらず「ヒスイの手磨き体験」と「天然石の物販」、外からコラボできる作家さんを呼び、糸魚川に新しいスタイルの作品を提供していく予定です。
活動開始からお客さんが来てくれて、今年初の手磨き体験を行う事ができました!(ありがとう!)

クリエイターズベースの想いに賛同してくれる人たち(会員)も増え、どうにか会費を集めながら活動する事が可能になりました。(協力者の方々に感謝です!)
それぞれに生活があり、物価も上がって大変な時期ではありますが「繋いで行く意志」を示してくれた事は、私には大きな希望になりました。(作り手ではないけど、協力してくれる人たちもいます)

一度は諦めたクリエイター集めですが、もう一度挑戦しようと思うようになりました。
それと同時に私の使命とも言える「思い出をカタチにする事」を進め、ヒスイの聖地としての姿を見せて生きたいと思います。

過剰な安定は人を腐らせ、過剰な自由は人を狂わせる、このバランスをとれる者だけが未来を創れるのだと信じています。


まだまだ肌寒い糸魚川ですが、訪れた際には大紅屋に寄ってみてくださいね!(私がいれば良いのですが…)
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