作者の思考

作品紹介(コラボ)

2023年12月06日

今回は、シルバーアクセとのコラボで誕生した「ナミマノブレス」を紹介します。

一作目と同様に、淡い翠のカケラ「翠雪」の不定形ルースを合わせた作品です。
ヒスイらしい発色で、とても美しいブレス(祝福)に仕上がりました!


波間をイメージさせる二つのラインと不定形ルースの相性は抜群で、美しいヒルコ神との出逢いを切り取ったような景色を楽しめます。(特に探石人の心に響くかと)

透過光も美しく、光を受けて生命色が膨張して輝きます。
暖かな日差しを受ける季節になったら、身に付けて楽しんでほしいです。




そして更に、海色のカケラ「青海」での不定形ルースにも合わせてもらいました!
三作目にして、一番テーマに合ったブレス(祝福)の登場です。


翠のような華やかな発色ではないけれど、探石人にとっては恋い焦がれる深い青が心の琴線に触れます。(探石に疲れて遠くを見ると、この景色が広がる(笑))

光が透過すると碧を示し、日光が海水を透過する景色が浮かびます。
寒色なので身に付ける人を選びますが、相性の良い人に身に付けてもらえたら嬉しいです。


どちらも女性用サイズなので、女性の皆様方よろしくです(笑)
それと、このデザインを提案してくれた高見澤さん(シルバーアクセの作家さん)に感謝です!

他にもペンダントや縄文リングも仕上がってきましたので、順番に紹介したいと思います。
制作するペースは落ちていますが、いろいろと作り続けているので気長に待ってもらえると助かります(笑)


ちなみに、最近は行けていない海(探石)ですが、それにちなんだ品を試作中です。


これは「木(紫檀)とヒスイ玉(淡紫)と拡大鏡」を合わせたルーペです。
ヒスイの玉は指でクルクル回せます、それによって「倍率が変わる!」といった仕様ではなく無意味にも思えますが(笑)、面白いので試しました。

元々は木工のおじちゃんが作っていたルーペに、糸魚川のヒスイを合わせた感じです。
ただ「出来る」と言うだけの理由でお願いしましたが、なかなか良い仕上がりになりました。
上部の穴に紐を付けられますが、屋外での使用は推奨しておらず、あくまでも屋内(それぞれの研究室(自称))での使用をお勧めします。

一人で没頭する自由研究(趣味)でも良いし、同僚に魅せながらのお洒落アイテムでも良いし、単なる道具としての使い方から開放されたアイテムとして楽しんでほしいと思っています。
結局はルーペを使うほどの場面は少なく、使っている姿に「どこか憧れている部分」があるのだと思っています。(学者じゃないので(笑))

特に男の幼心をくすぐると言いますか…、幼稚にならないギリギリのバランスを楽しむのが大人の遊びのように思えます。
まぁ、その遊びを仕事にしたので、私は特に気を付けなくてはならないでしょうけど(笑)

とにかく、おじちゃんが生きている内に少しずつ作って行けたらと思います。

後は大紅屋を「もっと攻めた業態にする」って事にも挑戦したいと思ってます。(来年の予定です)
高確率で後継者が現れないとしても、その準備だけはしておかないと私が糸魚川にいる意味も薄れてしまうような気がしてます…。
選別は厳しいですが、その時が来たら即座に動けるよう準備して行く予定です。
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