作者の思考

ヒスイ日和(霜月の四)

2021年11月16日

しばらくは雨模様が続くとの予報でしたが、普通に晴れたので再び探石に出かけました(笑)
今回も良い出逢いがあれば最高だな〜、と期待しながら自転車で冷たい風を切りながら海へ向かいます。

それでは11月四回目の探石記録を書きます。

前回から二日しか経っていませんが、この景色を見ると胸が晴れます。(11/16)
今回は始めから快晴、平日なので訪れる人もごく少数です。(ほぼプライベートビーチです)
いつも通り左側から探石を開始します、風は弱く(ほとんど無く)暑くさえ感じる気温でした。





浜辺へ向かう途中の段差に「石の顔(だった石たち含む)」を発見。
ここで撮影会をしたのかな?、「保護側の活用」としては消費せずに楽しめる遊びだと言えます。(海辺ならどこでも良い遊びですが、石の種類が豊富な糸魚川なら表情も多彩になるのでしょう)




小春日和と言える陽気で環境としては最高でしたが、満潮だったのでいつもより後方を探す状態でした。(波もそこまで速くなかった)
波との追いかけっこはできましたが、この状態では崩れていく浜から出てくるのを待つしかない感じでした。(あくまでも可能性が高い方の話し)




最高の気晴らしを楽しみながら折り返し地点に到着。
かなり押し上がったように見えますが、正確には「押し上がっていた浜が満潮で削れた」って状態なのだと思います。


これだけ石が溢れているのに輝く石が見当たらない…、やはり探す場所がズレているからのように思えました。(それを含めた「運」なのでしょうけど(笑))


それでも入口に戻る途中で、石英斑岩1個、ヒスイ転石1個、玉髄1個を見付けました。


石英斑岩は模様と姿が好き、なかなか趣がある感じがします。

ヒスイ転石はロディン岩との区別が難しく、消去法(黄緑が入ってないし、地がクリーム色でもない)で確認し、最終的に触り心地(触覚)で識別しました。
微細なキラキラも見えたので大丈夫でしょう。(ルーペでも翡翠輝石を確認しました)

玉髄は石英脈が割れた感じ、白い部分は小さな剣水晶が潰れた痕跡だと思われます。
残っていたら綺麗だっただろうな〜、でも今も氷みたいで綺麗なので磨こうかな〜。


右側も一通り探してみましたが、遂に美石を見付ける事はできませんでした…。



環境は最高で状態は最悪、そんな感じだったかな?、こういった日に10年に一度のヒスイ転石(完成されたヒルコ神)と出逢ったら、一生の思い出になる事でしょう。

まぁ、一生の思い出といっても、人生(平均年齢)の半分が過ぎているのでイマイチではありますが(笑)、それでも20代〜40代前半で出逢った転石には、今現在の活力となっているヒスイ転石(完成されたヒルコ神)が在るので、私にとっては「力の根源」と言えます。(自身の聖域に奉っています)

この先も魂のカケラ(ヒスイ転石)とは出逢えるのだろうか…?

明日も晴れるかな〜?、荒波によって押上の海岸では探せなくなる時期が近づいているので、今の内に楽しもうと思います。(期待しながらも執着せずに楽しもうと思います(笑))


これで今回の探石記録を終わります。
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