作者の思考

ヒスイ日和(霜月の伍)

2021年11月17日

またまた天気が良かったので、押上の海へ探石に出かけました(笑)
久々の連日での探石、でも先日は二日後に行ったから三日連続と行っても変わらないかな?(寒気が来る前に可能な限り太陽光で充電します(笑))

それでは11月五回目の探石記録を書きます。

いつも通り昼からの探石(午前中は仕事(加工))、昨日ほど暖かくはなく、風が強めに吹いている分、肌寒さを感じました。(11/17)
多少は潮が引いたような気がしますが、それでも理想的な探石スペースには遠い状態でした。





今回は右側から探しました、昨日の今日なので少しでも景色を変えます(笑)
石探しを楽しむ人が数人いましたが、それぞれが集中しているので各々の世界を楽しんでいるように思えました。


浜辺は更に砂が多くなった感じでした…、それも奥へ行くと石たちが見られたので最後まで諦めずに歩く事ができました。(晴れているってだけで歩けますけど(笑))


折り返し地点に到着、長めの波でしたが長靴で一通り歩く事ができました。
当初は、こちら側だけを探して帰るつもりでしたが、あまりにもスムーズに歩けたので左側も歩く事にしました(笑)




この時点では、大きめの玉髄1個、ヒスイ転石1個、オンファス輝石1個を見付けました。
ヒスイ転石は角閃石らしき不純物が圧砕のように広がっているので、あまり純度は高くない転石だと思われます。(それでも光沢があり、肌はスベスベ)




左側の入り口付近の撮影は省略(笑)、しばらく歩き魅力的な石を発見しました。


母石は石英斑岩なのか、ヒン岩なのか、ちょっと難しいですが、それよりも中央の閃緑岩が良い感じ、周りに石英の枠があって面白いです。

今までは流紋岩に入っているタイプだったので石英の枠はありませんでしたが、今回はとても良い景色を宿しています。(皆既日食みたいだ)
水石(飾石)の「黒陽シリーズ」として集めようかな〜、上手い具合に模様が中央にあるのも最高だと言えます。(ちなみに、黒い部分は閃緑岩と言う事なので、薄くすると濃緑に透けるのだろうか?)


こちら側の折り返し地点は、押し上がった浜が緩やかになっていました。
満ち潮の波が引き込んだのでしょう、後方のテトラ付近に押し上がりの形跡が見られます。




この場所では、大きく姿の良いオンファス輝石の転石を発見しました!
これは久々に見る良い美石、練度は理想的だと言えます。


磨けば今のままの(海水で濡れている)姿を保てるので、ピカピカにして立派な飾石にするのが良いように思えます。

波で打ち上がったのか、誰かが拾い上げたけど手放したのか、海水で濡れている部分の浜に転がっていました。
姿・座り・景色とバランスがとれた転石は珍しいです。(しかもオンファス輝石で)

今回も来た甲斐がありました!、正月に御神体の一つとして飾ろうかな〜。
美しく面白い石たちとの出逢いがあった日でした。


これで今回の探石記録を終わります。
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット