作者の思考
ヒスイ日和(長月の参)
2019年09月13日
ようやく秋の日差しとなり、晴天となっても涼しい風が吹くようになりました。
このまま穏やかに秋へと向かえば良いのですが、更なる試練(台風などの自然災害)が訪れそうなので、気を引き締めて備えたいと思います。(状況確認などの観察を怠らないよう気を付ける)
それでは9月中旬の探石記録を書きます。
今回は久々の青海の海岸(須沢海岸)、ここでは面白い(ユニークな)鉱物が見付かったりしますので、期待しながら探しました。(9/12)
波は強く長めで、ボーっとしていると波を頭から被る恐れがあります。
前日(山側は連日か?)の雨により海は濁り、普段の美しさは損なっていました。
波に注意しながら一通り歩き、ロディン岩3個、キツネ石3個を見付けました。
一番上のは曹長岩と言った方が良いのかも、一番下はクリソプレースの成りかけか?
どれも強い波で表面がパサパサしていて、錬磨の荒さが目立ちます。
海水に濡らすと激変し(特にキツネ石が)、このままなら鉱物見本にしても映えるでしょう。
でも乾くのが残念、手で擦って皮脂などで滑らかにするのが良いのかもしれません。(クリアラッカーでは表面の特徴(触り心地も)が解らなくなるかと…)
期待していた鉱物(綺麗なロディン岩やデュモルチ石など)とは出逢えず残念、ヒスイも見付けられませんでした…。
またの機会に挑戦したいと思います。(ちなみに甥は夏に黄色いカーネリアン(と言って良いであろう転石)をこの場所で見付けました)
新たな出逢いを求めて、帰りに姫川河口に寄りました。
ここも久しぶり、河川敷は植物と昆虫の楽園となっていました(笑)
こちらは砂が多く上がっていて残念は状態、あまり期待しないで歩きました。
いつもの折り返し地点は途中から破壊され、「海の藻屑」って感じになっていました(笑)
以前に大きなヒスイを見付けた時もこんな感じでしたが、ここまで濁っていると何も解りません。(全くと言って良いほど見えない(笑))
姫川は濁流となり、一層海を濁らせていました。
これでは川の底も見えない…、こればかりは清流になるのを待つしかありません。
ここでの成果は、まず開始5分で見付けたロディン岩とヒスイ転石です。
黄緑が入っている方(上)がロディン岩で、滑らかな方(下)がヒスイ転石です。
こちらも海水で濡らしてみました。
ロディン岩は乾いた部分の色が際立ちますが、ヒスイ転石は淡紫に見えていた模様が灰色だと解る程度の変化しかありません。
このヒスイ転石は、特に質の良いロディン岩に似たタイプなので識別に苦労します。
でも「触り心地」や「光沢」や「キラキラ」を確認できれば、違いは解るかと思います。
この波の状態でもツルツル、同じ状況下での石と比べれば更に解りやすくなります。
続けてロディン岩2個を発見、1個は座りが良く左右対称っぽいのが面白い(飛行機(ロケット)みたい)、もう1個はサイズが丁度良く石質も良いので見本として活用できそうです。
青海の海岸よりは良い成果かな〜、見本として使えるロディン岩があったのは幸いでした。
やはり珍しい鉱物じゃなくても「その中でのユニークな石」を探すのが面白い、活用する側での役目は「優劣」を認識させる事にあります。(好奇心を「探求心に変えて絞り込む」のが役目)
「どれもが美しく楽しい」と言う理想は保護する側の役目で、それも大切な事なので進めて行けば良いと思います。
両方が機能する事が大切で、双方とも成長に繋げる道筋を見せる必用があります。
まずは「鉱物〜石が好き」って感じで幅を広くし、双方の判断基準を備えれば、楽しさも2倍になるでしょう。
そうすれば「思い出をカタチにする事」の幅が広がり、物産センターの加工所も本来の役目を果たす事ができるようになるかと思います。(再生が必用)
誰がどうと言う訳ではなく、活用する道理の問題で、様々な活用を可能にする作り手(石の加工人だけじゃなく)が、そのカタチを魅せる必用があります。
そういった人材が集まったのなら「石のまち」としての活用(現実)と保護(理想)は成り立つように思えます。
まぁ、これも私の理想なのでしょうね…。
そんな日が来るのか来ないのか解りませんが、なんであれ「やるべき事」に努力しながら「気が付けばそうなっていた」っていう未来(筋書き)に期待しようかと思います。(これは「鉱物標本を集めていたら、突然ヒスイと出逢った」っていうシナリオに類似しているかと)
それぞれがそれぞれのカタチを追い求め、やがて共有する一つの基準に行き着く、そうなればお互いの言っている事が解るようになるでしょう。(よって無駄な競い合いは無くなる)
自然には大切な事が溢れているので学ぶべき事が多いな〜、きっと無駄な事などないのでしょね。
今月も引き続き「気晴らしを兼ねた探求(探石)」を楽しみたいと思います。
このまま穏やかに秋へと向かえば良いのですが、更なる試練(台風などの自然災害)が訪れそうなので、気を引き締めて備えたいと思います。(状況確認などの観察を怠らないよう気を付ける)
それでは9月中旬の探石記録を書きます。
今回は久々の青海の海岸(須沢海岸)、ここでは面白い(ユニークな)鉱物が見付かったりしますので、期待しながら探しました。(9/12)
波は強く長めで、ボーっとしていると波を頭から被る恐れがあります。
前日(山側は連日か?)の雨により海は濁り、普段の美しさは損なっていました。
波に注意しながら一通り歩き、ロディン岩3個、キツネ石3個を見付けました。
一番上のは曹長岩と言った方が良いのかも、一番下はクリソプレースの成りかけか?
どれも強い波で表面がパサパサしていて、錬磨の荒さが目立ちます。
海水に濡らすと激変し(特にキツネ石が)、このままなら鉱物見本にしても映えるでしょう。
でも乾くのが残念、手で擦って皮脂などで滑らかにするのが良いのかもしれません。(クリアラッカーでは表面の特徴(触り心地も)が解らなくなるかと…)
期待していた鉱物(綺麗なロディン岩やデュモルチ石など)とは出逢えず残念、ヒスイも見付けられませんでした…。
またの機会に挑戦したいと思います。(ちなみに甥は夏に黄色いカーネリアン(と言って良いであろう転石)をこの場所で見付けました)
新たな出逢いを求めて、帰りに姫川河口に寄りました。
ここも久しぶり、河川敷は植物と昆虫の楽園となっていました(笑)
こちらは砂が多く上がっていて残念は状態、あまり期待しないで歩きました。
いつもの折り返し地点は途中から破壊され、「海の藻屑」って感じになっていました(笑)
以前に大きなヒスイを見付けた時もこんな感じでしたが、ここまで濁っていると何も解りません。(全くと言って良いほど見えない(笑))
姫川は濁流となり、一層海を濁らせていました。
これでは川の底も見えない…、こればかりは清流になるのを待つしかありません。
ここでの成果は、まず開始5分で見付けたロディン岩とヒスイ転石です。
黄緑が入っている方(上)がロディン岩で、滑らかな方(下)がヒスイ転石です。
こちらも海水で濡らしてみました。
ロディン岩は乾いた部分の色が際立ちますが、ヒスイ転石は淡紫に見えていた模様が灰色だと解る程度の変化しかありません。
このヒスイ転石は、特に質の良いロディン岩に似たタイプなので識別に苦労します。
でも「触り心地」や「光沢」や「キラキラ」を確認できれば、違いは解るかと思います。
この波の状態でもツルツル、同じ状況下での石と比べれば更に解りやすくなります。
続けてロディン岩2個を発見、1個は座りが良く左右対称っぽいのが面白い(飛行機(ロケット)みたい)、もう1個はサイズが丁度良く石質も良いので見本として活用できそうです。
青海の海岸よりは良い成果かな〜、見本として使えるロディン岩があったのは幸いでした。
やはり珍しい鉱物じゃなくても「その中でのユニークな石」を探すのが面白い、活用する側での役目は「優劣」を認識させる事にあります。(好奇心を「探求心に変えて絞り込む」のが役目)
「どれもが美しく楽しい」と言う理想は保護する側の役目で、それも大切な事なので進めて行けば良いと思います。
両方が機能する事が大切で、双方とも成長に繋げる道筋を見せる必用があります。
まずは「鉱物〜石が好き」って感じで幅を広くし、双方の判断基準を備えれば、楽しさも2倍になるでしょう。
そうすれば「思い出をカタチにする事」の幅が広がり、物産センターの加工所も本来の役目を果たす事ができるようになるかと思います。(再生が必用)
誰がどうと言う訳ではなく、活用する道理の問題で、様々な活用を可能にする作り手(石の加工人だけじゃなく)が、そのカタチを魅せる必用があります。
そういった人材が集まったのなら「石のまち」としての活用(現実)と保護(理想)は成り立つように思えます。
まぁ、これも私の理想なのでしょうね…。
そんな日が来るのか来ないのか解りませんが、なんであれ「やるべき事」に努力しながら「気が付けばそうなっていた」っていう未来(筋書き)に期待しようかと思います。(これは「鉱物標本を集めていたら、突然ヒスイと出逢った」っていうシナリオに類似しているかと)
それぞれがそれぞれのカタチを追い求め、やがて共有する一つの基準に行き着く、そうなればお互いの言っている事が解るようになるでしょう。(よって無駄な競い合いは無くなる)
自然には大切な事が溢れているので学ぶべき事が多いな〜、きっと無駄な事などないのでしょね。
今月も引き続き「気晴らしを兼ねた探求(探石)」を楽しみたいと思います。