作者の思考
ヒスイ日和(長月の四)
2019年09月16日
秋らしく不安定な天候が続いてはいますが、夜は過ごしやすい気温になりました。
数日前から夜空には「中秋の名月?」が輝き、とても美しく夜を照らしています。
現代は季節の変わり目が解りづらくなっていますが、注意深く探してみると「小さい秋」を見付ける事ができますので、試してみて下さい。
それでは今回も9月中旬の探石記録を書きます。
まずは青海の海岸、先日の状態が嘘のように穏やかな海が広がっていました。(9/15)
波は短く弱い状態で、濁りもなくなり底も見放題、まさにヒスイ日和って感じの環境でした。
ちなみに押上の海岸は人が多く、楽しめる状態ではありませんでした…。(それはそれで良い)
お昼頃からの探石だったので気温は高く、頭がクラクラしましたが時折吹く風が暑さを忘れさせてくれました。
面白い石を探しながら歩いていると、さっそくヒスイに似た石を発見。
これは「珪孔雀石の類」とか聞いた事があるなぁ…、乾くと白くパサパサになります。
鉱物としては面白いかと思いますが、サンプルとしてはイマイチな感じがします(笑)
次はヒスイ転石を発見、やはり荒れたので打ち寄せられていました。
最初は曹長石とロディン岩が混ざっている感じだと思いましたが、側面を見たり乾かして確認すると「紫が入るタイプのヒスイ」だと解りました。(青海側には多いタイプに思える)
多少の緑(白が混ざったような緑)も入っていて、その特徴もヒスイを示しています。
開始2〜3分で見付けたので、この後の集中力が散漫し「ある意味でのハングリー精神」が薄れてしまいました。(でも、そこまで良いヒスイ転石でもありません(笑))
続いて閃緑岩を発見、これは以前にフォッサマグナミュージアムにて教えてもらったので間違いないでしょう。(多分)
「二つの円が繋がる様子」を映している感じで面白い、サイズも丁度良いので飽きるまで飾ろうかと思います。(飽きたら海に返す)
私が別の楽しみに浸っていると、親父が「ヒスイの凝縮」って転石を見付けていました。
これがもっと大きかったら最高だったのに…、と思うのは私だけではないでしょう(笑)
それでもサンプルとして(ヒスイ転石としても)優秀、このレベルが現在でも見付かる事を証明してくれる存在となります。
私はと言うと、蛇紋岩が張り付いたロディン岩を見付けてサンプルにするか悩んでいました(笑)
ありそうで無いタイプだと思うので悩みましたが、微妙に大きいので海に返しました。
青海の海岸の探石を終え、帰りに姫川河口に寄りました。
先日と同様に植物と昆虫の楽園となっていて、まだまだ夏の印象が強いです。
ここも穏やかな環境となり海水の濁りもなくなっていました。
ちなみに、家族連れが釣りを楽しんでいたのが印象的でした。(あまりこの場所では見かけないので)
折り返し地点は分断されたままで、今度は逆の浜辺(対岸)が長く繋がったようです。
姫川も清流に戻り穏やか、数日でおさまったので大した荒れ方ではなかったのでしょう。
水底も見られるようになりましたが何も見付からない…、まぁ、誰かが見付けたかもしれないし、そうでないかもしれないし、タイミング(運)なので次ぎに期待します。
ここでの出逢いは蛇紋石、本当は濃緑の塊だったら嬉しいのですが、白いタイプでした。
このタイプは何かと混ざっている感じで、本来より硬いですが、太陽光による劣化の影響が強いように思えます。(バラバラになる事がある)
特に淡青(水色)タイプがそうで、不純物が影響しているのだと思われます。
半透明や濃緑タイプは劣化に強めで、見た感じでも不純物が少ない事が解ります。
これはどこまで保つのだろうか?、ちょっと試してみようかと思います。
今回も楽しかった、また秋の探石を楽しもうと思います。
数日前から夜空には「中秋の名月?」が輝き、とても美しく夜を照らしています。
現代は季節の変わり目が解りづらくなっていますが、注意深く探してみると「小さい秋」を見付ける事ができますので、試してみて下さい。
それでは今回も9月中旬の探石記録を書きます。
まずは青海の海岸、先日の状態が嘘のように穏やかな海が広がっていました。(9/15)
波は短く弱い状態で、濁りもなくなり底も見放題、まさにヒスイ日和って感じの環境でした。
ちなみに押上の海岸は人が多く、楽しめる状態ではありませんでした…。(それはそれで良い)
お昼頃からの探石だったので気温は高く、頭がクラクラしましたが時折吹く風が暑さを忘れさせてくれました。
面白い石を探しながら歩いていると、さっそくヒスイに似た石を発見。
これは「珪孔雀石の類」とか聞いた事があるなぁ…、乾くと白くパサパサになります。
鉱物としては面白いかと思いますが、サンプルとしてはイマイチな感じがします(笑)
次はヒスイ転石を発見、やはり荒れたので打ち寄せられていました。
最初は曹長石とロディン岩が混ざっている感じだと思いましたが、側面を見たり乾かして確認すると「紫が入るタイプのヒスイ」だと解りました。(青海側には多いタイプに思える)
多少の緑(白が混ざったような緑)も入っていて、その特徴もヒスイを示しています。
開始2〜3分で見付けたので、この後の集中力が散漫し「ある意味でのハングリー精神」が薄れてしまいました。(でも、そこまで良いヒスイ転石でもありません(笑))
続いて閃緑岩を発見、これは以前にフォッサマグナミュージアムにて教えてもらったので間違いないでしょう。(多分)
「二つの円が繋がる様子」を映している感じで面白い、サイズも丁度良いので飽きるまで飾ろうかと思います。(飽きたら海に返す)
私が別の楽しみに浸っていると、親父が「ヒスイの凝縮」って転石を見付けていました。
これがもっと大きかったら最高だったのに…、と思うのは私だけではないでしょう(笑)
それでもサンプルとして(ヒスイ転石としても)優秀、このレベルが現在でも見付かる事を証明してくれる存在となります。
私はと言うと、蛇紋岩が張り付いたロディン岩を見付けてサンプルにするか悩んでいました(笑)
ありそうで無いタイプだと思うので悩みましたが、微妙に大きいので海に返しました。
青海の海岸の探石を終え、帰りに姫川河口に寄りました。
先日と同様に植物と昆虫の楽園となっていて、まだまだ夏の印象が強いです。
ここも穏やかな環境となり海水の濁りもなくなっていました。
ちなみに、家族連れが釣りを楽しんでいたのが印象的でした。(あまりこの場所では見かけないので)
折り返し地点は分断されたままで、今度は逆の浜辺(対岸)が長く繋がったようです。
姫川も清流に戻り穏やか、数日でおさまったので大した荒れ方ではなかったのでしょう。
水底も見られるようになりましたが何も見付からない…、まぁ、誰かが見付けたかもしれないし、そうでないかもしれないし、タイミング(運)なので次ぎに期待します。
ここでの出逢いは蛇紋石、本当は濃緑の塊だったら嬉しいのですが、白いタイプでした。
このタイプは何かと混ざっている感じで、本来より硬いですが、太陽光による劣化の影響が強いように思えます。(バラバラになる事がある)
特に淡青(水色)タイプがそうで、不純物が影響しているのだと思われます。
半透明や濃緑タイプは劣化に強めで、見た感じでも不純物が少ない事が解ります。
これはどこまで保つのだろうか?、ちょっと試してみようかと思います。
今回も楽しかった、また秋の探石を楽しもうと思います。