作者の思考
作品紹介
2019年07月29日
今回は月読命「水月(みなづき)」の一作目を紹介します。
全体が淡青に染まるヒスイで、小サイズの月読命を制作しました。
私が「水湖」と分類しているタイプのヒスイで、一見すると半透明の白色に見えるくらい繊細な水色をしています。(シリーズの月光に似ていますが、並べて見ると違いが解ります)
背景には青々とした葉が浮かぶ(映す)水面をイメージし、「時には水面に映る三日月、時には水面を映す三日月」を表現しました。
このタイプ(淡青)のヒスイは脈で入る事が多く、石質が安定していない事も多いのですが、稀に練られたタイプが見付かります。(海で出る可能性あり)
石質が安定すると暗めの発色になる(くすむ)のですが、こちらは爽やかな発色のままです。
湖面を思わせるモワモワとした景色も魅力的で、艶も十分に引き出す事ができました。
透明度も高く、光にかざすと内から光を放つかのように輝きます。
僅かですが淡青も確認しやすくなり、これにより白ヒスイではない事が解るでしょう。
本当は六月に仕上げたかった作品ですが、いろいろと忙しくて七月の末にズレました。
まるで梅雨がズレた事と重なったかようで不思議…、面白い偶然もありますね。
地方によっては大変な被害があった梅雨でしたが、その最中でも「月は煌々と輝き見守っていた事」を忘れないように気を付けて制作しました。
人間の希望としては「月の重力で雨雲を持って行ってほしかった」と思うのですが、そんな都合は通用しませんね…。(でも願ったし、祈ったので、精神的には救われました)
今後も私なりの「神々との交歓」を進め、魂を鍛えつつ磨き、ヒスイに匹敵する魂の質量を備えて生きたいと思います。(初期の老眼が始まったけど、まだまだ頑張れます(笑))
全体が淡青に染まるヒスイで、小サイズの月読命を制作しました。
私が「水湖」と分類しているタイプのヒスイで、一見すると半透明の白色に見えるくらい繊細な水色をしています。(シリーズの月光に似ていますが、並べて見ると違いが解ります)
背景には青々とした葉が浮かぶ(映す)水面をイメージし、「時には水面に映る三日月、時には水面を映す三日月」を表現しました。
このタイプ(淡青)のヒスイは脈で入る事が多く、石質が安定していない事も多いのですが、稀に練られたタイプが見付かります。(海で出る可能性あり)
石質が安定すると暗めの発色になる(くすむ)のですが、こちらは爽やかな発色のままです。
湖面を思わせるモワモワとした景色も魅力的で、艶も十分に引き出す事ができました。
透明度も高く、光にかざすと内から光を放つかのように輝きます。
僅かですが淡青も確認しやすくなり、これにより白ヒスイではない事が解るでしょう。
本当は六月に仕上げたかった作品ですが、いろいろと忙しくて七月の末にズレました。
まるで梅雨がズレた事と重なったかようで不思議…、面白い偶然もありますね。
地方によっては大変な被害があった梅雨でしたが、その最中でも「月は煌々と輝き見守っていた事」を忘れないように気を付けて制作しました。
人間の希望としては「月の重力で雨雲を持って行ってほしかった」と思うのですが、そんな都合は通用しませんね…。(でも願ったし、祈ったので、精神的には救われました)
今後も私なりの「神々との交歓」を進め、魂を鍛えつつ磨き、ヒスイに匹敵する魂の質量を備えて生きたいと思います。(初期の老眼が始まったけど、まだまだ頑張れます(笑))