作者の思考

ヒスイ日和(文月の参)

2019年07月25日

ようやく糸魚川は梅雨が明け、ジメジメとした大気を一気に吹き飛ばす天気となりました。
待ちに待った躍動の季節の到来、我慢していた分、余すこと無く遊び尽くそうと思います(笑)

それでは7月下旬の探石記録を書きます。

この日(7/25)は曇りのち晴れとの事だったので、いつも通り暑くなる前に探石に出かけました。
通常より早い8時30分頃の押上の海岸、丁度良い日陰で暑さからは守られる環境でした。
先客は釣り人(一人)だけ、恒例のようにプライベートビーチ化した浜辺を歩きました(笑)





浜は波が弱く短めで透明度もバッチリ、非常に探しやすい環境でした。
しかし、やや押し上げられている感じだったので、歩きづらい状態ではありました。(普段より足が砂利に沈む感じでした)




透明度の高い海水の下を見ているとクラゲを発見、この状態なら玉髄と間違える事はありません。(浮いているのでビニール袋と間違える事はある(笑))




まずは左側の折り返し地点に到着、能生方面の空が晴れてきているのが分かりました。




そのまま戻り右側に来た時には曇天…、あれ?って感じでしたが、海岸を訪れる人は増えてきました。(この時点では海水浴ではなく、石を探している人たちでした(海開きしたので監視員の人はいます))




右側の折り返し地点に到着、工事は終わったのかな?、後は巨石(テトラ?)で護岸するのだろうか?
以前より整備が進みましたが、ここで海が荒れたら簡単に崩れるでしょうね…。(積み上げた砕石が持って行かれる事でしょう)




そろそろ帰ろうかと思っていると、今までの曇天が嘘のように晴れてきました。
これはチャンスと思い、すかさず見付けた石たちを撮影しました。

まずは玉髄(瑪瑙)が流れる石、なかなか面白いので磨いてみようかと思います。(左側で発見)





次はロディン岩1個、ネフライト1個、アケビ石(愛称)1個、玉髄1個、ヒスイ転石3個です。


一番下のヒスイ転石だけは右側で拾い、残りは左側(最初の探石)で見付けました。
アケビ石(愛称)は全体が淡い滅紫に染まり石質が良く、このタイプ(私がアケビ石と呼んでいるタイプの石)が灰簾石といわれたら、納得できるような感じがします。(くすみが灰を連想させるし)

ヒスイ転石は上の2個は曇った時に拾ったので翡翠輝石を確認する事が難しく、発光と手触りでロディン岩や曹長石との違いを確認しましたが、やはり日光下での確認が一番解りやすいです。


帰る頃には普通に快晴、地元のチビッコたち(園児たち)が海水浴を楽しんでいました。
波も弱く天気も良くなったので最高の日和、引率(保母さん?)の安全管理も厳重だったので安心して泳ぐ事ができたのだと思います。(元気いっぱいで、羨ましい程に生命力に満ちていました)




これが約9時30分頃の海岸、続々と訪れる人が増えて賑わってきました。
みんな同じく晴れを待っていたのでしょう、夏休みを向かえたらもっと来てくれるだろうなぁ〜。(もう夏休みに入っている子もいるし)
事故の無いよう存分に糸魚川を楽しんでもらえたら嬉しく思います。



ちなみに、もう一回左側を探せばもっと拾えたかもしれませんが、現在の疲労を消し去るだけのアドレナリンやエンドルフィンが出なくなっているので、早々に帰りました。(慣れと老化が原因かと(笑))


今回はこれで終わり、次回は月読の新作を紹介したいと思います。
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