作者の思考

作品紹介

2019年06月18日

今回は「開花の垂飾(ノンノ)」を紹介します。

花の彩りを感じさせる紫色のヒスイ「開花」のカケラで、垂飾を制作しました。
用いたのは小滝系の紫ヒスイの中でも特に強い発色を示す部分で、この青紫色は「花」を形容するのに相応しい気品と可愛らしさがあります。




今回は梅雨の暗い空の下でも鮮やかに輝く紫陽花をテーマに、表面は開花を表し、裏面は蕾を表しています。(これから色づく期待感も込められています)
丁寧に磨き上げられたので艶やかな光沢を宿し、身に付けた者や見た者をも輝かせてくれるでしょう。(気分を晴れやかにしてくれるでしょう!)



革紐にウッドビーズを合わせ、シリーズを通してカジュアルな首飾りに仕上げています。(ある程度、革紐の長さを調節できます)


このタイプの紫ヒスイは透明度が低いですが、光を受けると幻想的に輝きます。
透過するのではなく「反射する」という感じで魅力的、また夜間での蛍光灯下では、より紫色が濃くなり、ある意味で「本領発揮」と言える不思議な一面を持ちます。(黄色の光源が弱くなる事が大きな要因でしょう)




今回は華やかな品に仕上がりました、美山公園の紫陽花も開花が始まる頃なので見に行きたいと思います。
先日は台風並の強風と雨があったので被害にあってなければ良いのですが、そういった事に強い植物でもありますので、心配は無いでしょう。(多分)

最近は疲れる事が多くなりましたが、引き続き創作活動を頑張りたいと思います。(今月中に月読の「水月(みなづき)」を仕上げたかったのですが、来月くらいになりそうです…)
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