作者の思考

ヒスイ日和(弥生の参)

2019年03月25日

一時は気温が26度まで上昇した日がありましたが、その後は冬に逆戻りとなりました…。
寒暖の差が激しくて適応するのに苦労しますが、着実に再生期へ向かっている事を考えると期待で胸が高鳴ります。(ほぼ遊ぶ事しか考えていない(笑))
北陸の春の訪れは、もうしばらくかかりますが、この余韻を楽しみたいと思います。

それでは3月下旬の探石記録を書きます。

今回はフキノトウを採る事を兼ねて、久々に大野付近へ行きました。(3/18)
この辺りも河川敷には雪は無く、休息の景色の中に翠の生命色が僅かに見られました。





肝心のフキノトウは開花寸前で、ちょっと来るのが遅かったようですが、この状態からでも適度に灰汁抜きをすればフキ味噌として美味しく頂けます。
花の部分を細かく刻むと香りも強くなり、口当たりも良くなるので個人的には「この状態」の方が好みだったりします。(でも食べ過ぎに注意です)




姫川本流は雪解け水が流れ始めていて、透明度抜群の状態でした。
手を入れると非常に冷たかったのですが、太陽光と清流により「どれもが宝石」に見えてしまい、頻繁に手を入れて確かめました。(特に白い石は川の色が映るので水面からでは解り難い…)




そんな中で僅かに翠を示す石を発見、期待して拾い上げるとそれはロディン岩でした…。
このタイプは異常に重く、重さだけならコランダムと同等のように思えます。


水垢が多いけど磨くと綺麗になるかも…、と思いながらも姿形がイマイチなので最終的に川に置いてきました(笑)

これ以降は特に面白い石は無く、今回はこれで終わり。
でも目的だったフキノトウは採れたので満足、ヨモギもあればと思っていたのですが、この日はまだ小さすぎて採れる状態ではありませんでした。

4月に入ってから再び訪れて、今度はヨモギを採りたいと思います。(ちなみに、マスクにより花粉を防がないと大変です(笑))
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