作者の思考
ヒスイ日和(神無月の四)
2018年10月29日
肌寒い日が続き、晴れる日も少なくなりました。
10月も残り数日で終わるかと思うと、月日の流れるのが速く感じてしまいます。
厳しい冬に備え「周到の準備」は怠らないよう気を付けたいと思います。
それでは10月中旬〜下旬の探石記録をまとめて書きます。
この日は曇りのち晴れ、お昼頃までは曇っていました。(10/17)
大気の不安定さを表すように、空は「うねった雲」に覆われていました。
先客はおじさん一人、あとは誰もいません(笑)
前日の雨によって川が濁ったらしく、海もその影響で濁っていました。
波は長めで強く、主に砂や小石を押し上げている感じです。(あまり良い環境ではない…)
一通り歩き、ネフライト3個、オンファス輝石1個、泥岩?1個、ロディン岩1個、ヒスイ転石1個を見付ける事ができました。
オンファス輝石はちょっと石質が悪く、不純物が多いように思えます。
泥岩?は面白い模様(渦巻きっぽい模様)があったので、磨いてみようかと思います。(小判形なので首飾りにしても良いかと)
ヒスイは白地に暗めの緑がが入っていて、標準(レア度が2〜2.5)タイプです。
今回は中央の良質ネフライトが一番良いかな〜。
模様入りの泥岩?も、綺麗に磨けたら「面白い首飾り」になるでしょう。
それから9日後、再び押上の海岸へ行きました。(10/26)
この日は快晴、写してはいませんが多くの人たちが海に訪れていました。
浜の環境はあまり変わらず砂と小石だらけ…、波は速めだったので波打ち際の数歩奥を探すのは非常に困難な状態です。
なので主に海水で濡れている部分を歩き、打ち上がった小石の中を探しました。(その方が目が回らない(笑))
一通り歩いてネフライト1個、オンファス輝石3個、ロディン岩2個、シーグラス1個、玉髄1個を見付けました。
今回も良質のネフライトを発見、大きさもあるので飾石にもなりそうです。(色が明るく透明度が高い)
オンファス輝石は丁度良いサイズ、見本として活用できるでしょう。
ロディン岩の1個は明るい翠が入っていてヒスイに似ていますが、この区別が付くようになると識別が容易になります。
そして帰り際にヒスイ転石を発見。
非常に解り難いタイプですが、まずは乾かして光沢を確認し(この時点で、ほぼヒスイかロディン岩に絞る事ができる)、翡翠輝石や色合いを見ます。
このタイプは翡翠輝石が見られないので苦労しますが、僅かに淡翠が入っていたのでヒスイだと分かりました。(この翠が黄緑だとロディン岩の可能性が高くなります)
ちょっと純度が低いヒスイで、部分的に不純物の少ないヒスイが混ざっているようです。(灰色系にありがち)
これは転石見本としては指針に成りづらいなぁ…、やっぱり翡翠輝石が輝く転石がベストでしょう。(色がどうあれ)
でもチャートと見比べるのには重宝するかも?、中級者向けには良いのかもしれませんね…。
いや、そもそも中級者には見比べは必要ないのかも(笑)、逆に上級者の方がデータの収集を優先するので興味を示すのかもしれません。(中級は「ヒスイの判別はできるけど、目先の事(色の有無など)を優先する段階」です)
なかなか勉強になる、まだまだ知らなければならない情報が自然の中に詰まっています。
今後も自身の経験則を積み上げて、奥の深い「糸魚川ヒスイの王道」を辿りたいと思います。
10月も残り数日で終わるかと思うと、月日の流れるのが速く感じてしまいます。
厳しい冬に備え「周到の準備」は怠らないよう気を付けたいと思います。
それでは10月中旬〜下旬の探石記録をまとめて書きます。
この日は曇りのち晴れ、お昼頃までは曇っていました。(10/17)
大気の不安定さを表すように、空は「うねった雲」に覆われていました。
先客はおじさん一人、あとは誰もいません(笑)
前日の雨によって川が濁ったらしく、海もその影響で濁っていました。
波は長めで強く、主に砂や小石を押し上げている感じです。(あまり良い環境ではない…)
一通り歩き、ネフライト3個、オンファス輝石1個、泥岩?1個、ロディン岩1個、ヒスイ転石1個を見付ける事ができました。
オンファス輝石はちょっと石質が悪く、不純物が多いように思えます。
泥岩?は面白い模様(渦巻きっぽい模様)があったので、磨いてみようかと思います。(小判形なので首飾りにしても良いかと)
ヒスイは白地に暗めの緑がが入っていて、標準(レア度が2〜2.5)タイプです。
今回は中央の良質ネフライトが一番良いかな〜。
模様入りの泥岩?も、綺麗に磨けたら「面白い首飾り」になるでしょう。
それから9日後、再び押上の海岸へ行きました。(10/26)
この日は快晴、写してはいませんが多くの人たちが海に訪れていました。
浜の環境はあまり変わらず砂と小石だらけ…、波は速めだったので波打ち際の数歩奥を探すのは非常に困難な状態です。
なので主に海水で濡れている部分を歩き、打ち上がった小石の中を探しました。(その方が目が回らない(笑))
一通り歩いてネフライト1個、オンファス輝石3個、ロディン岩2個、シーグラス1個、玉髄1個を見付けました。
今回も良質のネフライトを発見、大きさもあるので飾石にもなりそうです。(色が明るく透明度が高い)
オンファス輝石は丁度良いサイズ、見本として活用できるでしょう。
ロディン岩の1個は明るい翠が入っていてヒスイに似ていますが、この区別が付くようになると識別が容易になります。
そして帰り際にヒスイ転石を発見。
非常に解り難いタイプですが、まずは乾かして光沢を確認し(この時点で、ほぼヒスイかロディン岩に絞る事ができる)、翡翠輝石や色合いを見ます。
このタイプは翡翠輝石が見られないので苦労しますが、僅かに淡翠が入っていたのでヒスイだと分かりました。(この翠が黄緑だとロディン岩の可能性が高くなります)
ちょっと純度が低いヒスイで、部分的に不純物の少ないヒスイが混ざっているようです。(灰色系にありがち)
これは転石見本としては指針に成りづらいなぁ…、やっぱり翡翠輝石が輝く転石がベストでしょう。(色がどうあれ)
でもチャートと見比べるのには重宝するかも?、中級者向けには良いのかもしれませんね…。
いや、そもそも中級者には見比べは必要ないのかも(笑)、逆に上級者の方がデータの収集を優先するので興味を示すのかもしれません。(中級は「ヒスイの判別はできるけど、目先の事(色の有無など)を優先する段階」です)
なかなか勉強になる、まだまだ知らなければならない情報が自然の中に詰まっています。
今後も自身の経験則を積み上げて、奥の深い「糸魚川ヒスイの王道」を辿りたいと思います。