作者の思考

作品紹介

2018年10月26日

今回は「彩雲の垂飾(レラ)」と「青海の垂飾(アトゥイ)」を紹介します。

まずは「彩雲の垂飾(レラ)」の紹介です。
光に淡く色づく雲のようなヒスイ「彩雲」のカケラで、彩雲の垂飾(レラ)を制作しました。
革紐にウッドビーズを合わせ、ある程度の長さを調節できる首飾りとなっています。




非常に良い石質のヒスイで、美しい光沢を備えています。
透明度も高く光に透かすと柔らかな生命色に輝き、無数の細かい石目は風の流れを感じさせてくれます。(高原の風を想わせます)







次は「青海の垂飾(アトゥイ)」の紹介です。
白地に青が流れるヒスイ「流青」のカケラで、青海の垂飾(アトゥイ)を制作しました。
こちらも革紐にウッドビーズを合わせ、ある程度の長さを調節できる首飾りとなっています。




特に青の流れが魅力的な部分で制作し、河口(川と海の合流点)の景色を込めました。
このタイプの青ヒスイは透明度が低く透過しませんが、それを補う模様を宿します。(燃え上がる青い炎(ブルーフレア)にも見えます)







今回の彩雲の垂飾(レラ)は、芽吹からの彩雲ではなく、翠雪からの彩雲となっています。
どちらも良く似た模様を宿しますが、季節に合わせた使い方をして行けたらと思います。
また、青海の垂飾(アトゥイ)も流青タイプを使う事で、動きのある冬の海を表現してみました。(白波や河口でぶつかる川と海の景色を宿し、通常シリーズ(凪の景色)ではありません)

同じテーマでも季節ごとにカケラを使い分けると、身に付け方も変えられるので面白いかと思っています。(自然を映す作品なので)
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