作者の思考

ヒスイ日和(水無月の壱)

2018年06月12日

梅雨に入りましたが、今のところ大雨になる事もなく水害の心配もありません。
早めに山の雪解けが始まったので、一気に増水する危険も低いのかもしれません。
それでも雨が降り続けると姫川は大荒れしますので、気を付けて遊びたいと思います。

それでは、6月上旬の探石記録を書きます。

この日は気温が高く、山々が霞んで見えました。(6/7)
どんどん成長を続ける草木が生い茂り、少しずつ夏の風景が完成されていきます。




流れる川の水量は少なく探しやすかったですが、藻が石たちの表面を覆い識別に苦労する状態でした。(表面が粗い石ほど藻が付くので、石と玉との区別は付きやすい)
滑りやすくなった川を歩きながら浜辺に向かうと、綺麗なロディン岩と美しい紫ヒスイに出逢いました。(探し初めて1分ほどで見付けました(笑))


紫色は薄いですが地が乳白色に近い白だったので、その淡さも美として際立っています。(灰色の地の場合は、渋さが際立ち違った魅力を宿します)
練度(姿形)は浅いですが、錬磨(自然研磨)は青海海岸レベル(標準)と言ったところです。(転石としての付加価値は低め)

丁度、プレートのような状態になっているので、異玉の制作に活用できそうです(笑)
ロディン岩はサンプルとして活用し、ヒスイと見比べられるようにしたいと思います。

近頃はヒスイと出逢える確立が上がり好調、ヒスイとの絆がより深まったような感じがします。(それは錯覚なのだろうか…?)
幸いに人の縁も深まってきたので、「私が目指す未来は間違っていないのだ」と勇気づけられます。(支えて頂き感謝します!)

とにかく自分が出来る事を頑張ろうと思います。
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