作者の思考

ヒスイ日和(皐月の参)

2018年05月25日

真夏のような気温も冷たい雨が続いた為、季節相応の肌寒さが戻りました。
しかし空が晴れ渡ると再び夏の日差しとなるので、一足早く梅雨が訪れているかのようです。

個人的に夏が長いのは大歓迎ですが、春を楽しむ期間が短いのは残念、どうせなら冬が短くなって欲しいと思うのは私だけではないでしょう(笑)

それでは、5月後半の探石記録を書きます。

晴れたので押上の海岸を歩きました。(5/21)
空は薄い雲が広がっていましたが、気温も高く気持ちの良い環境でした。





波は強くて速い状態で見づらかったですが、海水に透明度があったので石たちの動きを確認できました。
川からの濁った水が入り込むと探すのが格段に難しくなるので、それに比べたら波の強さは苦になりません。
この誰もいないプライベートビーチと化した浜辺を楽しむのも、石探の醍醐味です(笑)




一通り歩いて上からオンファス輝石2個、右のネフライト2個、左下のロディン岩2個、下のヒスイ転石6個、その下のシーグラス2個(ビー玉含む)を拾いました。


オンファスは既に光沢があって良質、ネフライトはツルッとしていて傷が無い、ロディン岩はヒスイと似た姿なので見分けのサンプルに活用、ヒスイ転石は5個に翡翠輝石のキラキラが見られて美しく1個はオンファス系なので光沢があります。
シーグラスはいつも拾っている発色のガラスですが、ビー玉だったのも拾いました(笑)

とりあえず持ち帰り家で吟味して、海へ返す石を選定したいと思います。
探石は「拾い続けると増え続ける」と言う道理があるので、所有する数を決めて楽しみたいと思います。

ちなみに、この日は海岸左端の浜辺に大量の海草(めかぶ)が打ち上げられており、終盤は海草(めかぶ)採りに夢中になりました(笑)



話は変わり、ここで試作品の紹介です。
以前からレザークラフトの青年と進めていた、ヒスイのリングを合わせるレザーブレスがカタチになりました!
「脱着可能として楽しめるブレスレット」を目的として、簡単な設計図を作ってレザーブレス制作をお願いしました。(設計図とヒスイのリングは私が作りました)



見た目では分かりませんが、ステッチしている内部に工夫をしていて、手首面にボタンの金属が出ないように工夫しています。

ヒスイのリングが外れるので様々な発色(模様)のリングを付け替えでき、外したヒスイのリングは首飾りとしても使えます。(革紐を付るだけで)
発色と模様が乏しいヒスイには表面に凹凸を付けて、見た目の変化や指先での感触を楽しめるようにしてみました。(試作したら良い感じです)
表面と裏面の加工を変え、リバーシブルで使えるよにしても良いでしょう。

この仕様はヒスイのリングだけではなく、寸法を同じくした金属・木材・ガラスなどのパーツを付けても面白いブレスになるかと思っています。
この仕様により他の作り手とのコラボの可能性も広がるので、上手く活用できたらと考えています。(レザークラフトの青年に感謝です!)

この試作を微調整をして、6月中には販売できるようにしたいと思います。(既に微調整する必用のない程にレザーブレス単体は仕上がっていますが(笑))


とりあえず、ボタンの色や模様のバリエーションを増やしたいと思います。
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット