作者の思考
ヒスイ日和(卯月の参)
2018年04月24日
4月も後半となり、だいぶ気温が安定してきました。(と言うか暑かったです)
ソメイヨシノは散りましたが美山公園などの高台では、ボタンザクラやオオヤマザクラが満開となり春を彩っていました。
それでは、探石記録をまとめて書きます。
曇りのち晴れとの事だったので、河口へ探石に行きました。(4/16)
12時頃になっても鉛色の雲が空を覆い、雪解けの水が流れる川は一層濁って見えます。
しかし30分くらいで雨雲が移動し、予報通り海辺は太陽で照らされました。
その陽光により、砂利に埋まって一部分だけ出ていたヒスイ転石を見付ける事ができました!
出ていたのは白い部分だけ、それを手に取り裏を確認すると美しい緑が入っていました。
このタイプは「お餅」と言うよりは「おはぎ」で、お餅タイプは白ヒスイでも美しさが際立ちますが、おはぎタイプは荒めなので発色の有無が重要になります。(運が良かった)
先に来ていた常連の爺さんは成果無しで帰り、最近知り合った人は「切断されている紫が入ったヒスイ」を拾っていました。(誰かが捨てたのでしょう…)
加工するには丁度良いので活用できますが、加工しない人には微妙な出逢いなので喜びも半減していたようです。(サンプルで持ち帰る事を奨めました)
その後、青海の海岸で探しましたが何も無し…。
昼下がりの輝く海辺を撮影し、この日は帰りました。
二日後、再び姫川河口へ行きました。(4/18)
天気は曇りでしたが、時々晴れ間が出て明るくなるので短時間で探しました。
まずはロディン岩2個、紫が入るタイプと翠が綺麗なタイプです。
紫はザクロ石の成分によるものらしく、なかなか珍しいロディン岩です。(座りも良く、姿形も面白いので水石として楽しめるかと)
だんだんと曇りが強くなり、水の濁りも相まって探し辛い環境となりました。
そろそろ帰ろうかと戻りながら歩いていると、暗い景色の中で際立つ発色を発見!
すかさず手に取り確認すると、それは美しい翠が入ったヒスイ転石でした。(たまにキツネ石だったりする事がある(笑))
練度と錬磨は「河口の標準」ですが、ヒスイ自体は良質です。
このサイズだったら押上の海岸で出逢いたかった…、などと贅沢な思いも込み上げて来ます(笑)
乾いても白くパサつく部分が少なくキラキラの翡翠輝石が確認できるので、まずはそのまま飾って楽しみます。(後に磨こうかと思っています)
いよいよ本格的に鉛色の空となったので、この日は早々と帰りました。
今度はもっと天気の良い日に探したいと思います。
話は変わり、物産センターでワークショップをする話となりました。(予定)
簡単な提案書を出して「進める方向」となりましたが、まだ具体的な話には進んでいません。
物産センターとしても、私としても初めての事なので「進め方」を考えねばなりません。
私の考えでは「加工所の再生」を目的とした方が効率が良いのですが、物産センターとしては「定期的なイベント」にしたいのかもしれません。(もっと言えば私は「糸魚川の作家のワークショップ場」として行きたい)
まぁ、まずは物産センター主催のワークショップとなるよう協力できたらと思います。
あの場所を賑わうようにするには、様々な人を巻き込んで総合力で楽しませる必用があるでしょう。
その御輿が必用と言うのであれば用意するし、メッキが必用だと言うのならば塗り続ける、かつて「損をしてでも楽しませてくれていた人たち」がいたように、その根本を引き継ぐ必用があるのでしょう。
「誰も担わなくなったから楽しくなくなった…」、そんな道理が最近では強く感じるようになりました。(幼い頃のお祭りは楽しかったな〜、的屋の兄ちゃんが懐かしい)
お客さんから学ぶ事は多いので、貪欲に向かい合おうと思います。(体面を気にせず、一歩一歩進みたい)
ソメイヨシノは散りましたが美山公園などの高台では、ボタンザクラやオオヤマザクラが満開となり春を彩っていました。
それでは、探石記録をまとめて書きます。
曇りのち晴れとの事だったので、河口へ探石に行きました。(4/16)
12時頃になっても鉛色の雲が空を覆い、雪解けの水が流れる川は一層濁って見えます。
しかし30分くらいで雨雲が移動し、予報通り海辺は太陽で照らされました。
その陽光により、砂利に埋まって一部分だけ出ていたヒスイ転石を見付ける事ができました!
出ていたのは白い部分だけ、それを手に取り裏を確認すると美しい緑が入っていました。
このタイプは「お餅」と言うよりは「おはぎ」で、お餅タイプは白ヒスイでも美しさが際立ちますが、おはぎタイプは荒めなので発色の有無が重要になります。(運が良かった)
先に来ていた常連の爺さんは成果無しで帰り、最近知り合った人は「切断されている紫が入ったヒスイ」を拾っていました。(誰かが捨てたのでしょう…)
加工するには丁度良いので活用できますが、加工しない人には微妙な出逢いなので喜びも半減していたようです。(サンプルで持ち帰る事を奨めました)
その後、青海の海岸で探しましたが何も無し…。
昼下がりの輝く海辺を撮影し、この日は帰りました。
二日後、再び姫川河口へ行きました。(4/18)
天気は曇りでしたが、時々晴れ間が出て明るくなるので短時間で探しました。
まずはロディン岩2個、紫が入るタイプと翠が綺麗なタイプです。
紫はザクロ石の成分によるものらしく、なかなか珍しいロディン岩です。(座りも良く、姿形も面白いので水石として楽しめるかと)
だんだんと曇りが強くなり、水の濁りも相まって探し辛い環境となりました。
そろそろ帰ろうかと戻りながら歩いていると、暗い景色の中で際立つ発色を発見!
すかさず手に取り確認すると、それは美しい翠が入ったヒスイ転石でした。(たまにキツネ石だったりする事がある(笑))
練度と錬磨は「河口の標準」ですが、ヒスイ自体は良質です。
このサイズだったら押上の海岸で出逢いたかった…、などと贅沢な思いも込み上げて来ます(笑)
乾いても白くパサつく部分が少なくキラキラの翡翠輝石が確認できるので、まずはそのまま飾って楽しみます。(後に磨こうかと思っています)
いよいよ本格的に鉛色の空となったので、この日は早々と帰りました。
今度はもっと天気の良い日に探したいと思います。
話は変わり、物産センターでワークショップをする話となりました。(予定)
簡単な提案書を出して「進める方向」となりましたが、まだ具体的な話には進んでいません。
物産センターとしても、私としても初めての事なので「進め方」を考えねばなりません。
私の考えでは「加工所の再生」を目的とした方が効率が良いのですが、物産センターとしては「定期的なイベント」にしたいのかもしれません。(もっと言えば私は「糸魚川の作家のワークショップ場」として行きたい)
まぁ、まずは物産センター主催のワークショップとなるよう協力できたらと思います。
あの場所を賑わうようにするには、様々な人を巻き込んで総合力で楽しませる必用があるでしょう。
その御輿が必用と言うのであれば用意するし、メッキが必用だと言うのならば塗り続ける、かつて「損をしてでも楽しませてくれていた人たち」がいたように、その根本を引き継ぐ必用があるのでしょう。
「誰も担わなくなったから楽しくなくなった…」、そんな道理が最近では強く感じるようになりました。(幼い頃のお祭りは楽しかったな〜、的屋の兄ちゃんが懐かしい)
お客さんから学ぶ事は多いので、貪欲に向かい合おうと思います。(体面を気にせず、一歩一歩進みたい)