作者の思考

ヒスイ日和(卯月の壱)

2018年04月07日

夏日のような陽気が続き、先日まで蕾だった桜の花が一斉に開花しました。
ゆっくりと花見を楽しみたい気分ではありますが、まずは仕事(創作活動)を終えた後のお楽しみにしたいと思います。(その頃には散ってそうですが(笑))

それでは、探石記録をまとめて書きます。(今回も3月後半の記録になります)
まずは姫川河口、お馴染みの景色(姫川と山並み)を撮影するのを忘れましたが、出逢った白ヒスイは記録に残してあります(笑)
なかなか綺麗な白ヒスイで、中央の石英脈から左側はヒスイの純度が高く、右側はロディン岩や曹長石が多く混ざっている状態です。(よって加工する場合は「左側のみ」となります)





次は押上の海岸、春休みと言う事もありチビッコたちが石拾いを楽しんでいました。
良く晴れた日ではありましたが少し肌寒い風が吹き、波も強めでした。





いつものように砂利だらけの浜となっていて、速めの波により波打ち際を確認するのが困難となっていました。(なので押し上がった部分を見て歩きました)




一通り歩き、ネフライト1個、玉髄2個、ヒスイ転石3個を拾いました。
特に一番下の白ヒスイは美しく、これが大きければ立派な標石(標本になる石)になった事でしょう。(ビックライトが欲しい…、いや、ドラえもんが欲しい!)




帰り際には打ち上げられたヒスイ転石2個を発見。
さっきより大きく平たいので、より波の影響を強く受けたのでしょう。
こういう状態の浜では波打ち際よりも「一歩後の浜」を探した方が良いのかもしれません。(当然ですが運次第ですね(笑))



今回も楽しめました、これからは仕事が忙しくなるので遊んでばかりいられない…。
気晴らしを兼ねたデータ収集も、やるべき事をやった後の楽しみとしていきたいと思います。


こちらはフキノトウを採る際に撮影したイヌノフグリ、みどり橋の土手にも春が来ました。


鉱物探索、山菜採り、昆虫採集と、私にとって楽しい事が溢れる季節になります。
辛い事が多い世の中ですが、光(自然)を見つめて前に進めば「私が求める強さ」を得られるのだと信じています。
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