作者の思考

作品紹介

2018年04月04日

今回は長らく制作していなかった神印(シンボル)を紹介します。

まずは天照デザインの神印アマテラス、春を強く想わせるヒスイ「開花」でルースを制作して合わせました。(この時の為に発色の良い紫のルースを残していました)




表面には神玉工房のロゴとヒスイを入れ、裏面には神玉(天津神)のデザインを入れています。
両面ともピカピカに磨いてもらい、これが鏡身シリーズの特徴でもあります。(実際も現在の鏡は銀で作られている)
シルバー925で仕上げており、重量感のある作品となっています。






次は武御雷デザインの神印タケミカヅチ、こちらは深緑を強く想わせるヒスイ「万葉」でルースを制作して合わせました。(同様に今回用にルースを制作し残していました)




こちらも表裏を楽しめるリバーシブル仕様で、私個人として一番気に入っているリングデザインでもあります。(一番初めにデザインしたリングデザイン)
ルースにはうっすらと縦に石目が入っていますが割れる事は無く、むしろ太刀筋のようにも見えるので面白いと思い活用しました。(個人的に好きな使い方)





今回はこの2点のみ、太陽は剣(金属)を照らし輝かせ、剣は光をより美しく反射する、そんなイメージで選びました。(太陽と稲妻を強く表現している感じ)
対象とするなら天照と素戔鳴ですが、相乗を目的としたので天照と武御雷となっています。(三種の神器にも繋がるし)
これからの季節は光に満ち溢れるので、特に際立ってくれると思っています。


久々でしたがシルバーアクセを制作してくれた方の協力も得られ、満足する仕上がりとなりました。
やはり自分でデザインした品を作るのは楽しいなぁ〜、これからはこっちに力を入れて行こうと思います。(独特な作品をケースに並べた方が私らしい(笑))
発色の良いルース、模様の良いルースとを使い分けて、魅力的な世界観を表現したいと思います。

未来を考えると国津神での神印も作らないと…(既にデザインができているし(笑))、原型代を考えると難しいですが生きている間には絶対にカタチにしたいと思っています。(協力してくれるシルバーアクセの業者さんも、生きている間にしないとなぁ…)

レザークラフトの青年は私より若いし、性格的に安定感があるので心配はないでしょう。
夢中で活動してきた中で知り合えた数少ない人たち(作る側)なので、その縁を大切に共存共栄できたらと思っています。(私が無理を言う事が多いので、気を付けようと思います…)

レザーブレスの新作も考案しているので、カタチになったら紹介したいと思います。
将来的には、シルバーとレザーとヒスイとを合わせた「独特の作品」を作りたいと思っています。
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