作者の思考

ヒスイ日和(文月の伍)

2017年07月24日

久々に姫川河口の石の公園付近を探索しました。
一時は濁流で溢れていた姫川も、今は本来の清流に戻りつつあります。

残念な事に天気は曇りで、草花に囲まれた石の公園も静まりかえった様子です。
それでも生命に溢れた草花が、躍動の季節を謳歌しているのは間違いないでしょう。




久しぶりの川は大雨により澪筋が変わり、その様子は一変していました。
これも自然の摂理、状況が変わった川を歩きながら魅力的な石との出逢いを求めます。





しばらく歩いていると日が差してきて、一気に辺りが明るくなりました。(そして気温も高くなる)
同じく石探しを楽しむ人や、釣りを楽しむ人の姿も見られ、孤独感は薄まります(笑)
座りの良い石を発見しましたが、姿に美しさが足りません…。(私としては)
石の上に乗せてあったので先に誰かが確認したのでしょう、そういったマーキングみたいな形跡は良くある事です。



それがマーキング(自己主張)なのか、再び間違えて拾わないようにしての事なのか、その両方なのかは解りませんが、その習性を見るのは面白かったりします。


特に出逢いの無いまま折り返し、本流の脇を歩きます。
このまま川に飛び込みたくなる気温でしたが、命に関わるのでその衝動を抑えて探しました(笑)




石灰石?に緑が入った石を発見。
糸魚川では全く珍しくありませんが、県外から来た人には見慣れない石でしょう。(私もかつてはそうでした)
ニッケルによる発色かな?、キツネ石に分類されるのだろうか?、見慣れてはいますが知らない事の方が多いのに気が付きます。
また聞いてみようかな〜、加工して経験測を高めたのなら活用もできるかもね(笑)




スタートラインに到着、特に衝撃的な出逢いもなく探索は終わりましたが面白かった。
知らない事で満ちている存在を足で踏みながら歩く愚かな存在、それが人間の本質なのだとしたら「それを認識して成長する努力は必用なのだ」と感じました。
これだけ知らない存在で溢れているのだから、生涯は飽きる事は無いでしょうね(笑)




帰りの草むらでゴマダラカミキリ(多分)を発見、今回の一番の出逢いでしょう(笑)
飛んできて草(ヨモギ?)に着陸、何をしているのだろうか?
イメージ的にはシラカバにいる感じなのですが…、休憩かな?
夏は昆虫との出逢いもあるので楽しいです(笑)




そろそろ海や川を長靴で歩いている場合じゃなくなってきたので、靴を濡らしてバシャバシャと歩きたいと思います。
恒例のように甥も遊びにきますので、自然との遊び方を教えて豊かな感性を育てたいと思います。

それでは、良い夏休みになりますように!(水難事故には気を付けて下さい)
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