作者の思考
ヒスイ日和(葉月の壱)
2017年08月04日
ようやく晴れ間が出たので、海と川へ鉱物探索へ出かけました。
まずは青海の海岸、朝から快晴で海水浴日和でした。
夏らしい青空が広がり、眺めているだけで気分爽快になります。
浜には釣り人や石探しの人がいて、それぞれ楽しんでいました。
すこし風が強めでしたが爽やかな風だったので、夏の暑さが和らいで快適でした。
しかし浜の状態は変化が無く、速めの波で良く見えません…。
この季節は泳ぎながら探す方が楽しめるでしょう。(在っても無くても)
と言う事で海は早めに切り上げて、大野付近の川へ行きました。
久しぶりに河川モニターをしていた場所へ来ました。
一時期は川が荒れましたが、翡翠橋は無事のようです。
8月になっても草木が生い茂っているので、きっと草刈りの予算が付かないのでしょう。
周りは変わらず田園風景が広がっていて、のどかさを感じました。
新しく作った堤防が決壊しなくて本当に良かったと思います。
階段が在るはずの場所に到着、でも草花に覆われて見えません(笑)
感を頼りに降りて、背丈ほどに伸びた草むらを進みます。
やっとジャングル(極小の(笑))を抜けて、堤防を確認しました。
堤防付近には大量の砂が溜まっていて、かつての高さが半減していました。
1段階目の堤防とはいえ、今回の増水が危険な状態であった事が解ります。
姫川は済んだ水が穏やかに流れていて、鉱物探索をするには良い状態でした。
早速、石英部分が多いキツネ石を発見、なかなか綺麗ですがもう少し色が欲しいところです。
浅瀬をジャブジャブと歩き夏を満喫していると、ヒスイらしき石たちを発見しました。
拾い上げて見てみると残念、ロディン岩でした…。
白色の方は良く似ていて紛らわしいですが、質感が違うので判別できます。
光が水の中でゆらゆらと踊るような景色に魅入られながら、その中で静かに待っている「奴奈川の底なる玉」を求めます。
再びヒスイらしき石を発見、手に取り確認すると紫色が入るタイプの特徴が見られます。
確実に判別するには乾かして確認する必要があるのですが、このタイプはヒスイ輝石があまり見えないので苦労します…。(白いチャートや石灰岩に良く似ている…)
それでも多くのヒスイ輝石が確認できたので、白ヒスイで間違いありませんでした。
石英脈なども特徴なので、憶えておくと良いでしょう。
次は灰紫に染まるヒスイらしき石を発見。
どうも特徴がロディン岩のような感じ…、乾かして見ると小さいキラキラした結晶が見られますが、それもロディン岩の特徴に良く似ています。
まずロディン岩でしょう、灰紫はザクロ石の成分が混ざっているのだと思われます。(多分)
その次ぎもロディン岩、こっちは解りやすくて良かった(笑)
石はどうあれ姿が良い感じ、底も平らなので座りが良いです。
持って行くか悩みながら遠くを見ると、良く似た形の山を発見しました(笑)
この事で面白さが増したので、持ち帰って眺めて楽しもうと思います。(飽きたら川へ返します)
帰り際に川の中央で翠の発色を確認し近づくと、それは翠色のカマキリでした(笑)
羽が生えていない幼生のようですが、何故こんな場所にいるのだろうか?
流されて辿り着いた感じかな?、なんであれ撮影後に水のない場所へ移しました。
我が家の庭にいた幼生も無事なのだろうか…、毎年見かけるのだから命は繋がっているのだと思います。
石の話に戻って最後もロディン岩。
岩としてはロディン岩ですが、濃緑部分は蛇紋石(ボーウェナイトの類)でしょう。
綺麗な石ですが標本レベルの飾石を持っているので、置いていきます。(デカイし、重いし(笑))
こちらは、一緒に探索した親父が拾ったヒスイです。
手前が僅かに翠が入ったヒスイで、奥がオンファス輝石です。
手の平サイズで見本として丁度良いので持って行きます。
今年も夏の川を楽しめて良かった。
これから天気も良くなるようなので、魅力的な石を求め河川を歩こうと思います。(くれぐれも熱中症と増水には気を付けて楽しみましょう!)
まずは青海の海岸、朝から快晴で海水浴日和でした。
夏らしい青空が広がり、眺めているだけで気分爽快になります。
浜には釣り人や石探しの人がいて、それぞれ楽しんでいました。
すこし風が強めでしたが爽やかな風だったので、夏の暑さが和らいで快適でした。
しかし浜の状態は変化が無く、速めの波で良く見えません…。
この季節は泳ぎながら探す方が楽しめるでしょう。(在っても無くても)
と言う事で海は早めに切り上げて、大野付近の川へ行きました。
久しぶりに河川モニターをしていた場所へ来ました。
一時期は川が荒れましたが、翡翠橋は無事のようです。
8月になっても草木が生い茂っているので、きっと草刈りの予算が付かないのでしょう。
周りは変わらず田園風景が広がっていて、のどかさを感じました。
新しく作った堤防が決壊しなくて本当に良かったと思います。
階段が在るはずの場所に到着、でも草花に覆われて見えません(笑)
感を頼りに降りて、背丈ほどに伸びた草むらを進みます。
やっとジャングル(極小の(笑))を抜けて、堤防を確認しました。
堤防付近には大量の砂が溜まっていて、かつての高さが半減していました。
1段階目の堤防とはいえ、今回の増水が危険な状態であった事が解ります。
姫川は済んだ水が穏やかに流れていて、鉱物探索をするには良い状態でした。
早速、石英部分が多いキツネ石を発見、なかなか綺麗ですがもう少し色が欲しいところです。
浅瀬をジャブジャブと歩き夏を満喫していると、ヒスイらしき石たちを発見しました。
拾い上げて見てみると残念、ロディン岩でした…。
白色の方は良く似ていて紛らわしいですが、質感が違うので判別できます。
光が水の中でゆらゆらと踊るような景色に魅入られながら、その中で静かに待っている「奴奈川の底なる玉」を求めます。
再びヒスイらしき石を発見、手に取り確認すると紫色が入るタイプの特徴が見られます。
確実に判別するには乾かして確認する必要があるのですが、このタイプはヒスイ輝石があまり見えないので苦労します…。(白いチャートや石灰岩に良く似ている…)
それでも多くのヒスイ輝石が確認できたので、白ヒスイで間違いありませんでした。
石英脈なども特徴なので、憶えておくと良いでしょう。
次は灰紫に染まるヒスイらしき石を発見。
どうも特徴がロディン岩のような感じ…、乾かして見ると小さいキラキラした結晶が見られますが、それもロディン岩の特徴に良く似ています。
まずロディン岩でしょう、灰紫はザクロ石の成分が混ざっているのだと思われます。(多分)
その次ぎもロディン岩、こっちは解りやすくて良かった(笑)
石はどうあれ姿が良い感じ、底も平らなので座りが良いです。
持って行くか悩みながら遠くを見ると、良く似た形の山を発見しました(笑)
この事で面白さが増したので、持ち帰って眺めて楽しもうと思います。(飽きたら川へ返します)
帰り際に川の中央で翠の発色を確認し近づくと、それは翠色のカマキリでした(笑)
羽が生えていない幼生のようですが、何故こんな場所にいるのだろうか?
流されて辿り着いた感じかな?、なんであれ撮影後に水のない場所へ移しました。
我が家の庭にいた幼生も無事なのだろうか…、毎年見かけるのだから命は繋がっているのだと思います。
石の話に戻って最後もロディン岩。
岩としてはロディン岩ですが、濃緑部分は蛇紋石(ボーウェナイトの類)でしょう。
綺麗な石ですが標本レベルの飾石を持っているので、置いていきます。(デカイし、重いし(笑))
こちらは、一緒に探索した親父が拾ったヒスイです。
手前が僅かに翠が入ったヒスイで、奥がオンファス輝石です。
手の平サイズで見本として丁度良いので持って行きます。
今年も夏の川を楽しめて良かった。
これから天気も良くなるようなので、魅力的な石を求め河川を歩こうと思います。(くれぐれも熱中症と増水には気を付けて楽しみましょう!)