作者の思考
青海での転石探し
2016年10月17日
主に玉髄やロディン岩を探しに、須沢の海岸へ行って来ました。
この日(11日)は午前中は晴れていましたが、午後は曇りとなりました。
それでも清々しい風が吹き抜けて気持ちの良い環境だったので、転石探しを楽しむ事ができました。
波は強く探すには難しい状態でしたが、ここは大きめの石がゴロゴロしているので綺麗な石だけに集中しながら歩きました。
ヒスイも在ればラッキーですが、あまり期待できない感じだったので、加工できそうな石を優先的に探しました。(玉髄・軟玉・鴬石(ロディン岩)をメインに探しました)
まずこちら側では、ヒスイに近い(であろう)アルビタイト1個、良質の玉髄1個、濡らすと綺麗なキツネ石3個を拾いました。
アルビタイトは一瞬ドキッとしましたが、拾い上げる際の感覚に違和感があり、乾かして確認して見るとやはりヒスイではありませんでした…。
ヒスイに近いタイプ?なのでしょうけど、変成作用が不十分だったように思えます。
でも加工して綺麗に輝くのであれば、良質のアルビタイトの作品として展示できるかと思います。
玉髄は団子のような姿で、全く傷が無い良質の玉髄でした。
大きな作品は加工できませんが、ルースの制作を考えれば大きめのルースは加工可能でしょう。
キツネ石は小さい2個は観賞用(水中で)かな…、大きい1個は加工も可能でしょう。
ただ磨きに難があるので、艶消しで仕上げるのが良いのかもしれません。
今度は右側へと移り探索を続けます。
向かう途中、ショウリョウバッタ(多分)がお出迎えしてくれました(笑)
全長だけを見るとトノサマバッタよりデカイ、こんな翠のヒスイが在れば良いな〜、と思いつつ名残惜しく別れました(笑)
こちら側は、海からの波がより強く打ち寄せていました。
姫川の河口とも繋がっているので、合流部分は複雑な流れとなり巻き込まれたら命は無いでしょう。
こっち側で私が出逢えたのは、ちょっと粗めのオンファス輝石1個、大きめのネフライト1個、キツネ石1個でした。
加工が出来そうなのはネフライトくらいでしょうか…。
オンファス輝石は磨きは出ますが、石目の強度に難がありそうなタイプなので厚めの品を作れば問題は無いのかもしれません。(やってみなくては解らない(笑))
そんな中でも驚いたのは親父が出逢ったデカイ玉髄!、その姿はまるで「はんぺん」です(笑)
加工するのにも十分なサイズで、かなり珍しい出逢いかと思います。(これは海からと言うよりは、川からの贈り物なのでしょう)
全部が真っ白だったのなら「石英の塊」として驚きはしないのですが、側面を見ると白と半透明の脈が流れて縞瑪瑙になっています。
凹んだ部分には小さい剣水晶が煌めいていて、全体が光を透します。
そのままでも綺麗なのですが、川擦れにより乾くと白くパサつくので加工を考えた方が良いのでしょう。
この間の玉髄といい、瑪瑙に縁があるように思えるのは錯覚なのだろうか…。
なんであれ、大切に活用を考えたいと思います。
ちなみに、この探索で知り合ったお爺さんがいました。
趣味として加工をしているようで、ヒスイに限らず面白い鉱物を加工しているようです。
私としては「石拾いだけをしている人」と共有できる話題は限られているので、そのお爺さんと歩きながら話しが出来て良かったです。(ちなみに親父は探索に夢中でした(笑))
販売を目的としての加工では無いので無駄に張り合ってくる事も無く、それぞれの石の特徴などを話しながら歩きました。
原点の楽しみの中にいる姿が懐かしく、久しぶりに楽しい話ができました。
きっと売れるのであればお金にしたい気持ちはあるのでしょうけど、それが望めないと認識して受け入れている「潔さ」を感じました。
こういうお爺さんと一緒に加工すれば、遊びとして楽しいのだろうなぁ〜。
なかなか面白い「石との出逢い」、「人との出逢い」があった探索でした。(残念ながらヒスイとは出逢えませんでした…)
そう言えばお爺さんは車中泊をしているからなのか、今までに6回ほど警察に職務質問されたようです(笑)
車上荒らしであれ、盗掘であれ、70歳過ぎたお爺さん一人が出来る規模では無いのですが…。
監視するならば土建屋か、その下請けを監視した方が良いように思えます。
住み着いているブローカーくずれも顔が知れているのだから、その周りを監視していた方が抑止力になるでしょう。(集団で岩石を壊しますから)
でも誰が一線を越えていて、誰がルールの中で楽しんでいるのか、これを判断するのは難しいでしょうね。
なんであれ宿泊施設に泊まっていたなら、お爺さんは職務質問される事も無かったでしょう(笑)
これがキャンピングカーだったら問題無かったのだろうか?、車種に限らず河川敷や海岸付近で、一週間ほど滞在する場合は届けが必用なのかな?(普通に考えると、そもそも禁止されているように思えるけど…)
写真家の場合は車中泊しないと撮影できない景色があるので普通に行うようですが、要は「人に不安感を持たれない場所」で車中泊している分には問題は無いのでしょうね。(多分)
考えた事が無かったな…、解る人にでも聞いてみようかな。
これから増えてくるであろう人たちに、最低限のルールは守ってもらう必用があるのでしょう。
最低限のルールであっても、知らない事が多いのは私自身としても驚きます。(勉強不足ですね…)
この日(11日)は午前中は晴れていましたが、午後は曇りとなりました。
それでも清々しい風が吹き抜けて気持ちの良い環境だったので、転石探しを楽しむ事ができました。
波は強く探すには難しい状態でしたが、ここは大きめの石がゴロゴロしているので綺麗な石だけに集中しながら歩きました。
ヒスイも在ればラッキーですが、あまり期待できない感じだったので、加工できそうな石を優先的に探しました。(玉髄・軟玉・鴬石(ロディン岩)をメインに探しました)
まずこちら側では、ヒスイに近い(であろう)アルビタイト1個、良質の玉髄1個、濡らすと綺麗なキツネ石3個を拾いました。
アルビタイトは一瞬ドキッとしましたが、拾い上げる際の感覚に違和感があり、乾かして確認して見るとやはりヒスイではありませんでした…。
ヒスイに近いタイプ?なのでしょうけど、変成作用が不十分だったように思えます。
でも加工して綺麗に輝くのであれば、良質のアルビタイトの作品として展示できるかと思います。
玉髄は団子のような姿で、全く傷が無い良質の玉髄でした。
大きな作品は加工できませんが、ルースの制作を考えれば大きめのルースは加工可能でしょう。
キツネ石は小さい2個は観賞用(水中で)かな…、大きい1個は加工も可能でしょう。
ただ磨きに難があるので、艶消しで仕上げるのが良いのかもしれません。
今度は右側へと移り探索を続けます。
向かう途中、ショウリョウバッタ(多分)がお出迎えしてくれました(笑)
全長だけを見るとトノサマバッタよりデカイ、こんな翠のヒスイが在れば良いな〜、と思いつつ名残惜しく別れました(笑)
こちら側は、海からの波がより強く打ち寄せていました。
姫川の河口とも繋がっているので、合流部分は複雑な流れとなり巻き込まれたら命は無いでしょう。
こっち側で私が出逢えたのは、ちょっと粗めのオンファス輝石1個、大きめのネフライト1個、キツネ石1個でした。
加工が出来そうなのはネフライトくらいでしょうか…。
オンファス輝石は磨きは出ますが、石目の強度に難がありそうなタイプなので厚めの品を作れば問題は無いのかもしれません。(やってみなくては解らない(笑))
そんな中でも驚いたのは親父が出逢ったデカイ玉髄!、その姿はまるで「はんぺん」です(笑)
加工するのにも十分なサイズで、かなり珍しい出逢いかと思います。(これは海からと言うよりは、川からの贈り物なのでしょう)
全部が真っ白だったのなら「石英の塊」として驚きはしないのですが、側面を見ると白と半透明の脈が流れて縞瑪瑙になっています。
凹んだ部分には小さい剣水晶が煌めいていて、全体が光を透します。
そのままでも綺麗なのですが、川擦れにより乾くと白くパサつくので加工を考えた方が良いのでしょう。
この間の玉髄といい、瑪瑙に縁があるように思えるのは錯覚なのだろうか…。
なんであれ、大切に活用を考えたいと思います。
ちなみに、この探索で知り合ったお爺さんがいました。
趣味として加工をしているようで、ヒスイに限らず面白い鉱物を加工しているようです。
私としては「石拾いだけをしている人」と共有できる話題は限られているので、そのお爺さんと歩きながら話しが出来て良かったです。(ちなみに親父は探索に夢中でした(笑))
販売を目的としての加工では無いので無駄に張り合ってくる事も無く、それぞれの石の特徴などを話しながら歩きました。
原点の楽しみの中にいる姿が懐かしく、久しぶりに楽しい話ができました。
きっと売れるのであればお金にしたい気持ちはあるのでしょうけど、それが望めないと認識して受け入れている「潔さ」を感じました。
こういうお爺さんと一緒に加工すれば、遊びとして楽しいのだろうなぁ〜。
なかなか面白い「石との出逢い」、「人との出逢い」があった探索でした。(残念ながらヒスイとは出逢えませんでした…)
そう言えばお爺さんは車中泊をしているからなのか、今までに6回ほど警察に職務質問されたようです(笑)
車上荒らしであれ、盗掘であれ、70歳過ぎたお爺さん一人が出来る規模では無いのですが…。
監視するならば土建屋か、その下請けを監視した方が良いように思えます。
住み着いているブローカーくずれも顔が知れているのだから、その周りを監視していた方が抑止力になるでしょう。(集団で岩石を壊しますから)
でも誰が一線を越えていて、誰がルールの中で楽しんでいるのか、これを判断するのは難しいでしょうね。
なんであれ宿泊施設に泊まっていたなら、お爺さんは職務質問される事も無かったでしょう(笑)
これがキャンピングカーだったら問題無かったのだろうか?、車種に限らず河川敷や海岸付近で、一週間ほど滞在する場合は届けが必用なのかな?(普通に考えると、そもそも禁止されているように思えるけど…)
写真家の場合は車中泊しないと撮影できない景色があるので普通に行うようですが、要は「人に不安感を持たれない場所」で車中泊している分には問題は無いのでしょうね。(多分)
考えた事が無かったな…、解る人にでも聞いてみようかな。
これから増えてくるであろう人たちに、最低限のルールは守ってもらう必用があるのでしょう。
最低限のルールであっても、知らない事が多いのは私自身としても驚きます。(勉強不足ですね…)