作者の思考

春の糸魚川

2014年04月11日

やっと糸魚川も春らしくなってきました。
でも昨日は日中の雨風が激しく、けんか祭り初日としては残念な日になりました…。
びしょ濡れになりながらも、御輿を担いでいる人達は本当に大変だったと思います。(午後からは中止になったようです)
去年も天気が良くなかったですね…、何故か毎年10日だけは天候が荒れている気がします。(何故だろう?)
八百万の神々が興奮しての事だとしたら、この祭りは求められているのだと言えますね。(特に昨日は素戔鳴が荒ぶりました…)
もしかしたら、その中でも続行していく「鋼の信仰」が必用なのかもしれません。

昨日が嘘のように、今日はとても天気が良いです。(少し風が冷たいくらい)



市役所付近の桜も満開、古い桜を切ってしまったのでボリューム感は以前よりありませんが、時が経てば以前のような「桜のトンネル」が復活する事でしょう。
でも個人的には「咲き乱れる」より「咲き誇る」の方が好きなので、十分満足できました。


今日の午後から始まる舞いの準備をしていました。
けんか祭りは「動」と「静」に分かれているそうで、今日は厳かに舞が行われます。
昨日の午後に中止になった子供たちの舞いも、一緒に行われるのだろうか?
また見に行ってこよう〜っと(笑)


奴奈川神社本殿への参拝も、お忘れなく。
午前中は扉が閉まっていましたが、お祀り中は開いていると思います。(去年は開いていた記憶がある)
って言うか開けるに決まってますね、秋の小さなお祀りの際も一時的に開けていましたし。
中には鏡があって、慎ましく質素な空間が広がっていました。
天津神社と同等に参拝するのが、糸魚川では望ましい姿なのだと私は思います。


けんか祭りは「闘うを忘れない事」も含まれた祭事だと考えています。
この事をどこまで受け取れるのだろうか…?。
張り合い嫉妬して消耗するのでは無く、自立して闘う事、この重要性を理解しているのだろうか?
こういった事は、時が経つほど薄れていくのでしょうけど…。(広く浅くって感じで)

10人に1人が公僕で、まちの半分が高齢者と言われている糸魚川、はたして古代人が残そうとした意志を継いでいけるのか疑問である。
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