作者の思考

作品紹介

2014年03月31日

神玉の「月読命」と「素戔鳴尊」が仕上がったので紹介します。




月読命「翠月」の三作目として制作しました。
大サイズを加工可能で、テーマにも合っている糸魚川ヒスイが少ないので難儀しました。
小滝のヒスイらしく、美しい白地に明るい翠がフワッと湧いています。
雪解けの芽吹きを思わせるような景色が、とても魅力的なヒスイです。

春の夜空に浮かび、再生の象徴である生命色に染まって成長を促す月神を表現しています。
私は太陽だけが生命の源では無く、月も欠かせない成長の源なのだと感じています。

月読命はバランスを担っているので、とても重要な存在だと言えます。
当初は天照と素戔鳴だけに需要があったので、様々な面で両極端な流れとなっていました。
でも去年から月読命の需要が増えた事で、そのバランスは保たれ緩やかとなっています。
きっと、月読命の重要性が認識されたのだと思います。

まだ数が少ないので、ゆっくりとですが作っていきたいと思います。





同じく素戔鳴尊「以心伝心」の三作目として制作しました。
荒々しさの中に華やかさを持つ紫ヒスイで、大サイズを素戔鳴を制作しました。
雄大な渓谷を彩り慎ましく咲き誇る花をテーマとして、このヒスイを選びました。
残雪に見える景色など、自然の創った模様を大切にしながらも、自身が込めたい意志を込めました。

文字を必用としなかった縄文人が、きっと可能であったであろう以心伝心。
そんな「最高の共有」を願い、自然とすらも対話できた理想の「人」に想いを馳せています。
人の間である人間を、人へと進める鋼の意志、その力をもたらす龍神を表現しています。

素戔鳴尊は、とても激しい神なので人間にとって厳しい事ばかり目立ちます。
でもそれは試練であり、乗り越えるべき現実として課せられているのだと思います。
乗り越える度に人へと近づく、日本の八百万の神はそれぞれに役目があり、人と共に在ろうとしているのだと私は感じます。

なので生きていく限り、ライフワークである神玉を作り続けたいと思います。


消費税が上がりますが私が制作販売する際は、これまで通りに内税で対応して行きます。
委託販売している物産センターでの作品は、4月より8%の消費税が必用となりますので、ご了承ください。
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