作者の思考

作品紹介

2013年12月15日

伊邪那岐「青海」-壱-の首飾りを依頼されたので制作してみました。
「青海のイメージに合う首飾りにしてほしい」との依頼でした。


全体的にシンプルな感じに仕上げました。
海を渡る探求心が表現できたかと思っています。
青海は大海原を表現した作品ですが、「地球そのもの」のイメージを込めた作品でもあります。

革紐は長さを調節できます。
先端を引っ張ると縮み、内側を引っ張ると伸びます。
先端部分は装着時に後ろに流しても良いし、うなじ部分のウッドビーズをスライドさせて前で止める事も可能です。


首元には風の模様のウッドビーズを使用しました。
帆を進める強い風1個と、穏やかな風2個を使っています。
穏やかな波を思わせるデザインでもあるので、イメージにピッタリだと思います。


うなじの部分には縄文の模様のシルバービーズを使用しました。
この部分には割れない素材が1つは必用になります。


紐の先端には星と太陽がデザインされてるビーズを使用しました。
時々、航海されるとの事でしたので、相応しいかと思います。


作ってみて自分で気に入ってしまい、欲しくなってしまいました(笑)
これだけの青翡翠の勾玉は、そうは在りませんし、ここまでイメージ通りに組み上がったのも偶然ではない気がします。

その方はネットで私を捜し当てたようです。
あえて検索に引っかかり難くしている(翡翠や勾玉などで)私ですが、そんな中でも探し当ててくれる人達がいます。
ネットで私を探せる人達は、皆決まって「何かしらの縁がある人達」だと感じています。
不思議ですが、偶然のようで必然なのかもしれません。
何だか「同じ遺伝子を共有している感じ」がして、親近感があります。

遺伝子が記憶を継いでいく事も立証されそうなので、私が目指す「古代の記憶を呼び起こす作品」が現実に成りつつあるのかもしれません。(希望的観測かな…)

ちなみに検索に引っかかり難くしている理由は、「仮想空間の中での秘境を目指しているから」です。
知られてはいなくても確かに存在し、そこは揺るぎのない創作空間であり、訪れた者を魅了する領域、そんな場所がネット(仮想空間)にも在って良いかと思っています。
糸魚川には現実に秘境がありますので、そのシュチュエーション(状況・場面・物語)を表現できたらと考えています。
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