作者の思考
旧友との闘い
2013年08月17日
夏休みとなりチビッコ(甥)が遊びに来ました。
そこで幼少の頃、父が教えてくれたトンボ捕りをしに山へ行って来ました。
虫網と虫篭を揃え(百均で)、山のちょっとした池へ行きました。
流石は夏、様々な昆虫がいます。
今回はトンボに絞り、いざ尋常に勝負です。
はりきってのトンボ捕りでしたが、シオカラトンボに惨敗でした…。
しかも草の根に引っかかって転ぶ始末、衰えるにも程がある(笑)。
かつて虫男と呼ばれ(両親に)、オニヤンマを大量に採集した頃とは別人になっていました。(しかし次の日、かつての虫男が甦る事になります)
甥に「無様」と称され、悔しさに枕を濡らした次の日、私は目覚める事になります(笑)。
まず心構えは「何としても捕る」という気迫を、内に秘めてのリベンジでした。
手加減をしていては、虫網の振る速度が遅くなってしまうのです。
まずはシオカラトンボ、他のトンボは眼中に無し。
このトンボは警戒心が強く、止まっている所に近づいても一定の距離を保って逃げてしまいます。
狙うのは飛んでいる間で、失敗は赦されません。(失敗しまくると警戒して遠ざかってしまう)
池の淵に行きシオカラトンボが通り過ぎる刹那、気迫を込めた網がシオカラトンボを捉えました!
捕獲成功!、「本気になった私に敵うまい」と甥の前で格好付けてみました。(大人げなく)
早速シオカラトンボを網から出して撮影しました。
手に乗せても逃げなかったので、このポーズになっています。
クルマトンボ(俗称)は習性を利用して手に止まらせる事はできますが、シオカラトンボは初めてです。
ちょっと「取られてあげました感」があり、どうせ逃がす事すら知っているようにも思えてしまう…。
だとしたら流石は旧友、甥の前で良い格好させてくれてありがとう、と礼を言いたい。
しばらく手の上にいましたが、撮影が終わると夏の大空へ飛んでいきました。
調子が出てきたので、オニヤンマ?も捕りました。
昔は正確な名前を知っていたのですが、現在は忘れてしまいました…。
しかし、その目の輝きは忘れる事は無く、「燃えるような翠」「吸い込まれそうな緑」の印象を与え、多くの人を虜にする命を示す象徴色、最高の宝石です。
久しぶりに見たので、トンボと遊んでいた頃の記憶が一気に溢れて出て、とても懐かしかったです。
ちなみに、このトンボは手には乗らず、更に指をガシガシ噛んできたので撮影は難航しました…(笑)。
暴れっぷりも凄まじく、力の加減が難しい…、流石は宝石を身に宿す昆虫です。
このトンボを捕る際は、二段構えが必用となる事が多いです。
同じ軌道を行ったり来たりする習性を狙い、何度か素通りを繰り返させ安心したところを狙います。
しかしヤンマ系は機敏な為、一回目の振りが回避される事があります。(かなりの確率で)
その際に戻しながらもう一度狙う、ツバメ返し的な技法が必用になります。
前からの網は回避できても、死角からの網は回避不可能と言っても過言ではないでしょう。
まぁ、最初から背後を狙えば良いだけなのですが、正面から挑むのが男と言うものです(笑)。
トンボ捕りの注意ですが、網の金具部分にトンボが当たると首が取れてしまう事が多々あります。(だからフルスイングを躊躇してしまう)
その時の罪悪感はけっこうなものなので、なるべく大きな虫網を使うと良いと思います。
魚用の網だと目が粗く、トンボの頭が網目に引っかかるので、これも使用しない方が良いです。
それと昆虫は玩具ではないので、扱いは丁寧にし、飼育不可能な昆虫は逃がしてあげるのが良いでしょう。(特にチビッコは気を付ける事)
そんな感じで、残りの夏も満喫して行きましょう!
そこで幼少の頃、父が教えてくれたトンボ捕りをしに山へ行って来ました。
虫網と虫篭を揃え(百均で)、山のちょっとした池へ行きました。
流石は夏、様々な昆虫がいます。
今回はトンボに絞り、いざ尋常に勝負です。
はりきってのトンボ捕りでしたが、シオカラトンボに惨敗でした…。
しかも草の根に引っかかって転ぶ始末、衰えるにも程がある(笑)。
かつて虫男と呼ばれ(両親に)、オニヤンマを大量に採集した頃とは別人になっていました。(しかし次の日、かつての虫男が甦る事になります)
甥に「無様」と称され、悔しさに枕を濡らした次の日、私は目覚める事になります(笑)。
まず心構えは「何としても捕る」という気迫を、内に秘めてのリベンジでした。
手加減をしていては、虫網の振る速度が遅くなってしまうのです。
まずはシオカラトンボ、他のトンボは眼中に無し。
このトンボは警戒心が強く、止まっている所に近づいても一定の距離を保って逃げてしまいます。
狙うのは飛んでいる間で、失敗は赦されません。(失敗しまくると警戒して遠ざかってしまう)
池の淵に行きシオカラトンボが通り過ぎる刹那、気迫を込めた網がシオカラトンボを捉えました!
捕獲成功!、「本気になった私に敵うまい」と甥の前で格好付けてみました。(大人げなく)
早速シオカラトンボを網から出して撮影しました。
手に乗せても逃げなかったので、このポーズになっています。
クルマトンボ(俗称)は習性を利用して手に止まらせる事はできますが、シオカラトンボは初めてです。
ちょっと「取られてあげました感」があり、どうせ逃がす事すら知っているようにも思えてしまう…。
だとしたら流石は旧友、甥の前で良い格好させてくれてありがとう、と礼を言いたい。
しばらく手の上にいましたが、撮影が終わると夏の大空へ飛んでいきました。
調子が出てきたので、オニヤンマ?も捕りました。
昔は正確な名前を知っていたのですが、現在は忘れてしまいました…。
しかし、その目の輝きは忘れる事は無く、「燃えるような翠」「吸い込まれそうな緑」の印象を与え、多くの人を虜にする命を示す象徴色、最高の宝石です。
久しぶりに見たので、トンボと遊んでいた頃の記憶が一気に溢れて出て、とても懐かしかったです。
ちなみに、このトンボは手には乗らず、更に指をガシガシ噛んできたので撮影は難航しました…(笑)。
暴れっぷりも凄まじく、力の加減が難しい…、流石は宝石を身に宿す昆虫です。
このトンボを捕る際は、二段構えが必用となる事が多いです。
同じ軌道を行ったり来たりする習性を狙い、何度か素通りを繰り返させ安心したところを狙います。
しかしヤンマ系は機敏な為、一回目の振りが回避される事があります。(かなりの確率で)
その際に戻しながらもう一度狙う、ツバメ返し的な技法が必用になります。
前からの網は回避できても、死角からの網は回避不可能と言っても過言ではないでしょう。
まぁ、最初から背後を狙えば良いだけなのですが、正面から挑むのが男と言うものです(笑)。
トンボ捕りの注意ですが、網の金具部分にトンボが当たると首が取れてしまう事が多々あります。(だからフルスイングを躊躇してしまう)
その時の罪悪感はけっこうなものなので、なるべく大きな虫網を使うと良いと思います。
魚用の網だと目が粗く、トンボの頭が網目に引っかかるので、これも使用しない方が良いです。
それと昆虫は玩具ではないので、扱いは丁寧にし、飼育不可能な昆虫は逃がしてあげるのが良いでしょう。(特にチビッコは気を付ける事)
そんな感じで、残りの夏も満喫して行きましょう!