作者の思考
秋のヒスイ拾い
2012年10月07日
糸魚川も10月に入り少し過ごしやすくなりました。
今年の夏は暑さがスゴ過ぎて創作が進みませんでしたね…。
(今月からは芸術の秋と言う事もあり、少しは進めていきたいです)
海から創作のヒントを得る事と気晴らしも兼ねて、ヒスイを拾いに海岸へ行ってきました。
海で拾えるタイプの練られた青ヒスイの漂石です。
淡青の氷砂糖のような質感で、日光下ではとても美しく見えます。
乾いてくると若干、白さか増しますが磨けばピカピカになる良質ヒスイです。
水色の霜降り肉のようにも見えるのは私だけでしょうか…?
裏側は表面だったらしく、擦れた痕が見られます。(おそらく川擦れ)
衝撃や粗い粒子で擦れてしまうと、ヒスイ輝石自体に傷が付きます。
粗い傷が多い分、乾くと白さが際立ってしまいます。
このタイプのヒスイは鱗状にクラックが入り、割れると平面状になるようです。
光を当てると水色に透けて、氷山のカケラのように輝きます。
青色は寒色なので、見ているだけでもちょっと涼しく思えてきます。
磨けば「空気が混じった氷のカケラ」か「雲が流れる早朝の秋空」のような表情を見せてくれると思います。
青ヒスイは珍しいので、拾えてラッキーでした。
こっちは緑ヒスイの漂石です。
こっちも練られた質感の良質な緑ヒスイの漂石です。
少し暗い緑色ですが、透明感があるので光によって全体に色が映ります。
所々にチカチカと小さなヒスイ輝石を確認できます。
裏側にも緑が通っていて、ツルっとした質感をより強く感じます。
海での段階である程度の光沢があり、指ざわりもしっとり滑らかです。
磨き行程に手間が少ない良質ヒスイだと分かります。
光を当てると美しい緑色が膨張し、木漏れ日を浴びている感じになります。
暗い緑も、この時ばかりは生命の色を放つヒスイだと主張しているようです。
久しぶりに良い緑ヒスイと出会う事ができて満足です。
沢山の人がヒスイを探しに海岸へ来ていました。
慣れていないからなのでしょう、ヒスイを拾えずにいる人が多いです。
それでも楽しんでいる人達を見ると、本当に「好きなんだなぁ」と感じます。
いずれきっと拾えますから「頑張って下さい!」と励ましています。
幾つも拾えるようになった先には、幾つかの問題も出てきますので、その時は初心を忘れないでほしいです。
拾い集めたヒスイ達の「将来的(最終的)なカタチ」を考えておく必要があります。
(加工するとかの話じゃなく、扱いについてのカタチです)
それぞれのカケラ(コレクション)を展示し伝える施設があれば良いのに…。
今年の夏は暑さがスゴ過ぎて創作が進みませんでしたね…。
(今月からは芸術の秋と言う事もあり、少しは進めていきたいです)
海から創作のヒントを得る事と気晴らしも兼ねて、ヒスイを拾いに海岸へ行ってきました。
海で拾えるタイプの練られた青ヒスイの漂石です。
淡青の氷砂糖のような質感で、日光下ではとても美しく見えます。
乾いてくると若干、白さか増しますが磨けばピカピカになる良質ヒスイです。
水色の霜降り肉のようにも見えるのは私だけでしょうか…?
裏側は表面だったらしく、擦れた痕が見られます。(おそらく川擦れ)
衝撃や粗い粒子で擦れてしまうと、ヒスイ輝石自体に傷が付きます。
粗い傷が多い分、乾くと白さが際立ってしまいます。
このタイプのヒスイは鱗状にクラックが入り、割れると平面状になるようです。
光を当てると水色に透けて、氷山のカケラのように輝きます。
青色は寒色なので、見ているだけでもちょっと涼しく思えてきます。
磨けば「空気が混じった氷のカケラ」か「雲が流れる早朝の秋空」のような表情を見せてくれると思います。
青ヒスイは珍しいので、拾えてラッキーでした。
こっちは緑ヒスイの漂石です。
こっちも練られた質感の良質な緑ヒスイの漂石です。
少し暗い緑色ですが、透明感があるので光によって全体に色が映ります。
所々にチカチカと小さなヒスイ輝石を確認できます。
裏側にも緑が通っていて、ツルっとした質感をより強く感じます。
海での段階である程度の光沢があり、指ざわりもしっとり滑らかです。
磨き行程に手間が少ない良質ヒスイだと分かります。
光を当てると美しい緑色が膨張し、木漏れ日を浴びている感じになります。
暗い緑も、この時ばかりは生命の色を放つヒスイだと主張しているようです。
久しぶりに良い緑ヒスイと出会う事ができて満足です。
沢山の人がヒスイを探しに海岸へ来ていました。
慣れていないからなのでしょう、ヒスイを拾えずにいる人が多いです。
それでも楽しんでいる人達を見ると、本当に「好きなんだなぁ」と感じます。
いずれきっと拾えますから「頑張って下さい!」と励ましています。
幾つも拾えるようになった先には、幾つかの問題も出てきますので、その時は初心を忘れないでほしいです。
拾い集めたヒスイ達の「将来的(最終的)なカタチ」を考えておく必要があります。
(加工するとかの話じゃなく、扱いについてのカタチです)
それぞれのカケラ(コレクション)を展示し伝える施設があれば良いのに…。