作者の思考
作品紹介
2024年05月03日
今回は久々に制作した「奴奈川の勾玉」の紹介です。
糸魚川の海(イザナミ)から賜ったヒスイ転石(カグツチの欠片)、持ち主の思い出が詰まったヒスイでのオーダーメイドです。
これは「彩雲」の分類になるタイプのヒスイで、爽やかな印象ではなく渋めで古代を感じさせる色調です。(流れる雲のような模様が魅力)
角張が強く、ピラミットの様な転石をプレートにするのには少し手惑いました(笑)
とりあえず茶色の石目はカットして、縦長になった部分を平らに削ってプレートを切り出しました。(ギリギリのサイズです)
こちらが完成した勾玉、「素朴な感じで」との依頼だったので形を際立たせずに仕上げました。
コロッとした感じが好みのようで、とても喜んでもらえました!
色が際立つわけでもないヒスイですが、持ち主にとっては「大切な思い出のヒスイ」です。
この領域にグレードは関係せず、その人だけのルールが存在します。(これは芸術と共通)
お守りとして子孫に受け継がれていくと思うと、作り手として幸せを感じます。
もう一つは「タイルのようなデザインのイヤリング」を、小さな勾玉に再加工しました。(最初からプレートなので作りやすかったです(笑))
こちらは「翠雪」に分類できるヒスイで、石質がとても良かったです。
非常に淡く翠に色づいていて、光に透かすと真っ白ではないのだと分かります。(ちなみに純白は、かなりレアです)
こちらも、お守りとして息子さんに渡すのだそうです。
久しく勾玉は作っていませんでしたが、復帰が転石での加工で良かったです。(原点回帰です)
これは「思い出をカタチにすること」の体現の一つ、この為に移住してきたのだから続けられて嬉しく思います。
それにしてもイザナミ(海)からカグツチの欠片(ヒスイ転石)を受け取り、イザナギ(勾玉)を作るのだからロマンがある!
これが練られたヒスイ転石(ヒルコ神)であっても同様、神話を綴るような創作時間は幻想(共同幻想)との狭間を体験しているかのようです。
作家として生まれ生きられて良かった!
これこそが「我が信仰なのだ」と胸を張って言えます。(私単体の信仰、似通ったものがあっても完全に同じでは無く唯一無二、似て非なるもの、決して同化するこのない信仰です)
それはそうと、暖かいので大紅屋を開けました。
誰も来ないけど仕事は捗る、むしろ来ない方が捗る(笑)、でも売上げは上がらない…、一鳥二石とはいきません。
なんであれ、今期は私がしたかった事を中心に進めてみたいと思います。
糸魚川の海(イザナミ)から賜ったヒスイ転石(カグツチの欠片)、持ち主の思い出が詰まったヒスイでのオーダーメイドです。
これは「彩雲」の分類になるタイプのヒスイで、爽やかな印象ではなく渋めで古代を感じさせる色調です。(流れる雲のような模様が魅力)
角張が強く、ピラミットの様な転石をプレートにするのには少し手惑いました(笑)
とりあえず茶色の石目はカットして、縦長になった部分を平らに削ってプレートを切り出しました。(ギリギリのサイズです)
こちらが完成した勾玉、「素朴な感じで」との依頼だったので形を際立たせずに仕上げました。
コロッとした感じが好みのようで、とても喜んでもらえました!
色が際立つわけでもないヒスイですが、持ち主にとっては「大切な思い出のヒスイ」です。
この領域にグレードは関係せず、その人だけのルールが存在します。(これは芸術と共通)
お守りとして子孫に受け継がれていくと思うと、作り手として幸せを感じます。
もう一つは「タイルのようなデザインのイヤリング」を、小さな勾玉に再加工しました。(最初からプレートなので作りやすかったです(笑))
こちらは「翠雪」に分類できるヒスイで、石質がとても良かったです。
非常に淡く翠に色づいていて、光に透かすと真っ白ではないのだと分かります。(ちなみに純白は、かなりレアです)
こちらも、お守りとして息子さんに渡すのだそうです。
久しく勾玉は作っていませんでしたが、復帰が転石での加工で良かったです。(原点回帰です)
これは「思い出をカタチにすること」の体現の一つ、この為に移住してきたのだから続けられて嬉しく思います。
それにしてもイザナミ(海)からカグツチの欠片(ヒスイ転石)を受け取り、イザナギ(勾玉)を作るのだからロマンがある!
これが練られたヒスイ転石(ヒルコ神)であっても同様、神話を綴るような創作時間は幻想(共同幻想)との狭間を体験しているかのようです。
作家として生まれ生きられて良かった!
これこそが「我が信仰なのだ」と胸を張って言えます。(私単体の信仰、似通ったものがあっても完全に同じでは無く唯一無二、似て非なるもの、決して同化するこのない信仰です)
それはそうと、暖かいので大紅屋を開けました。
誰も来ないけど仕事は捗る、むしろ来ない方が捗る(笑)、でも売上げは上がらない…、一鳥二石とはいきません。
なんであれ、今期は私がしたかった事を中心に進めてみたいと思います。