作者の思考

ヒスイ日和(探石のガイド編)

2022年08月26日

雨が少なく暑い日が続いた糸魚川でしたが、後半からは雨模様となり涼しくなりつつあります。
いよいよ秋の到来かな?、名残惜しい躍動の季節でしたが晩夏も楽しめたらと思います。

それでは久々のヒスイ日和(探石記録)を書きます。

夏は熱中症の危険があるのでガイドなど一連の活動を休んでいましたが、地元の知人から「息子の夏休みの自由研究を手伝って欲しい」との以来があり、ギリギリ熱波が過ぎた頃にガイドをしました。

お盆を過ぎた海岸(夏休みの後半)、早朝まで雨模様でしたが次第に晴れてくるとの予報通り空に青空が見えてきました。(8/21)



この時期の海は波が強くなっているので遊泳には向きませんが、波打ち際では石探しや海水浴などを楽しむ人々が多く訪れていました。(帰る頃には、もっと増えていました!)

ちなみに依頼者は海岸左側の左下に写っている親子です。(水色のリュックの子が主役)
探す環境としては暑くなりはじめなので灼熱ではありませんが、水分補給は必須です。
浜は小砂利が多く上がっていて波も強くて速い状態で、あまり良いとは言えません。(探石する場合の話しです(笑))

それではいざ開始!
簡単には見付からないヒスイ転石ですが、それも込めての自由研究にしてもらいます。

まず、「ビーチサンダルだと小砂利が入って足が痛い」って事が分かったようです(笑)、以外に気が付かない事ですが重要で、本気で見付けたいのなら「捨てても良い靴」か「長靴(水耐性の靴)」が必用です。(足の皮に自身のある人は裸足でも大丈夫だったりしますが…)

次は似た石が多く「石が乾くのを待たずに判断しようとする」って事が分かったかと思います。
まぁ、後で識別すれば良いのですが、あまり持ち帰ると「お母さんに怒られる(家が石だらけになるので)」ってのはチビッコ皆が経験するようです(笑)
用意したケースに入るくらいの「面白く美しい石」を重点的に探しました。(なので押上の海岸を選びました)

最後に、チビッコよりも「お父さんの方が本気になる」ってあるあるも分かったようです(笑)
知人(父親)は波の強い中にウェットスーツで腰丈まで浸かって探していましたが、強い波と雨が続いていたので海水が濁っている最悪の状態…。
それでもそうやって探したくなる気持はよく解ります。(そうやって楽しんでみたい、納得して終えたい、後悔はしたくない、思いで作りですね!)

約二時間を探石に費やし、苦労した甲斐もあってチビッコにはヒスイ転石(親指半分サイズ)を拾わせる事ができました!
運が良かった〜、探している人たちも多かったので普段より競争率が高い状態でした。
「こういった時期に来るものではないな」って思いましたが、この時期じゃないと親子が楽しめない(楽しむ機会が少ない)のも事実なので、求められるのであれば対応したいと思いました。(それでも真夏は無理があるかと…)

なんであれ、これで自由研究の体験は終了、後は集めた石たちを選別してケースに入れ、一箱のデータとして活用しながら保管する事に進みます。
このデータ箱がどれだけチビッコと一緒にいるかは分かりませんが、この年齢の記憶(思い出)としては有意義なものになったかと思います。
もともと石が好きな子だったので、ちょっと将来に期待しようかと思います。(まだ小2ですので未来は無限大です!)



9月から大紅屋を再開したいと思っていますが、前回とは違ったやり方をしたいと思います。
と言うのも、この季節から加工に入らないとなりません、あの場所に居続けては本領発揮できないデメリットがあるので、少しずつ営業日を減らして行きます。
土日・祝日だけで良いのかな?、他の人たちにも聞いて「私がいなくても活用できる状態」にできたらと思います。(連日の有効活用は難しいなぁ…)

私的には主に「オーダーの窓口」と「手磨き体験の場」とし、物販は持ち帰れる程度に抑えて行いたいと思います。

秋に訪れる人たちの「ちょっとしたコミュニティーの場」になれば嬉しいです!
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット