作者の思考

作品紹介

2022年07月17日

今回は建速素戔鳴尊「雨過天晴」の四作目を紹介します。

全体が淡青に染まるヒスイ「水湖」で、建速素戔鳴尊を制作しました。
水面を想わせる模様を全身に宿し、まるで梅雨明けの空を映したかのような景色を魅せてくれます。
背景には未だ明けない梅雨の山波をイメージし、雨雲を振り払い天に光をもたらす「蒼天の龍」を表現しています。




一見は白に見えてしまう水湖シリーズのヒスイですが、淡い色合いと細波のような(モアモアした)模様がとても美しい素材です。(石質も良くヒビが少ないのが特徴です)
部分的に緑が混ざったような碧と言える発色もあり、「雨で潤った湖面に映る天」を表現するのにピッタリでした。





光に透かすと淡い青〜碧に透け、雲の切れ間から除く青空のような景色を楽しめます。
天を見上げる事の多い季節なので、この既視感は「待望の景色」として古くから人類(遺伝子)に記憶されているのかもしれません。





遅れに遅れた紹介ですが、戻り梅雨などと意味不明な言葉で誤魔化している世の中には間に合いました(笑)
カエルも鳴かず、セミも羽化していないのだから、6月に梅雨明けする訳がないですね…。
もう7月に梅雨がズレ始めて何年目だろうか?、いい加減に適応した方が良いかと思います。

それはそれとして、やっと集中して作品撮影や紹介文に取り組めました。
暑さと疲れで頭の回りが悪くなっていますが、初心からの流儀は守れたかと思います。
基本的に一人での活動なので、やる事が詰まってくると進みが遅くなります。(当たり前の話しですね(笑))

とりあえずギャラリーも経験し(計2回)、ワークショップも行い(総人数90人)、急に巻き込まれたクリエイター交流会での活動報告も友人と行い(私は立っているだけだったような…)、残すのは押上海岸のちょっとしたイベントのみ(穴あけ程度)なので、やっと一息付けそうです。(台風のような日々でした(笑))

それにしてもキターレ(クリエイター交流会)で出されたお弁当が美味しかった、気の利いたおもてなしに感謝です。(出席して良かったと思いました、友人にも感謝!)
交流会もクリエイター縛りではなかったのが良かった、いろいろな人と知り合えたので良い縁を結べそうです。(初期メンバーで残っているのは、私とフェルエッグの渡辺さんだけ(笑))

休憩したらコラボを進めて「思い出をカタチにする活動」を定着させて行かなくては…。
いろいろ挑戦したので、そこでの経験が役に立ってくれる事でしょう。(大紅屋も再開しなくてはなりません)

いよいよ季節は躍動期に突入、待ちに待った「神々(自然)との交歓」の始まりです!
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