作者の思考

大紅屋での活動(2)

2022年05月26日

周りの協力もあり、どうにか手磨き体験を希望する人も増えてきました。(多くが女性)
探石体験から手磨き体験に移行する人もいて、少しずつですが「思い出をカタチにする事」が浸透し始めています。(石のガイド(カワセミ・スタディ・ツアーズ)の協力あっての事です)

手磨き体験では課題も見えてきて、「艶出しのみ」を行うプランもあった方が良いと分かりました。(要は30分〜40分くらいで仕上がる手軽なプランがあった方が良いかと)
ヒスイの角材からだと、どうしても私が手伝う工程が多くのなる(子どもや女性の場合は多くなる)ので、自分だけで行える仕様も選択できるようにしたいと思います。(でも、女性に聞くと「ヒスイの角材からの方が楽しい」との声が多く、なかなか逞しいと感心してしまいます(笑))

また、自身の石(端材含む)を持ち込みで行えるようにもしたいと考えています。
サイズ次第ではありますが、一面だけ磨く飾石タイプも可能にできたらと思っています。(探石ガイドとの連携では重要になるでしょう)
あくまでも手磨きなので、人力で可能な範囲で行います。(商売でのグラインダーの使用は講習が必須)

有料での簡易識別も行う事ができました。
機械分析を必要としないのなら私の簡易識別で十分でしょう(笑)、予約もいらないし短時間で完了します。(石好きの人とは話が長くなりますけど(笑))
当然ですが名前の分からない石もあるので、それは料金には含まれません。

先日は鉱物好きの女性が訪れヒスイ転石の識別をしました。(幾つかヒスイを見付けていました)
ヒスイ以外の鉱物(日本各地の鉱物)も小学生から集めているそうで、やはり「集まり続けて置き場所が無い」って事が問題になりつつあるようです。
幸いに、まだ若いので深刻にはなっておらず、実家の両親が少し困っているとの事でした(笑)

思い出のあるものを断ち切るのはとても難しいので、できる限り活用する方法を模索し、それでも手に負えないのであれば「元に戻す事」、あるいは「使い手に任せる事」を決断すると良いかと思います。


ちなみに、もう一つの目的である「作り手のコミュニティー」ですが、ほとんど進んでいません…。
ここ(大紅屋)に関わるメリットを明確に示せたら良いのですが、これがとても難しいです。
私のように「環境を変えての仕事を求め、多少の利益も見込めて、新しい発展の可能性がある」って条件を満たさないと居る意味がないでしょう…。

もう、作家ではなくリモートワークの人を呼び込んだ方が話が早い気が…。
その人たちと物販を強化した後に誘った方が効果的かと思っています。(私個人の考え)

作家たちとの縁は進まず残念ですが、近所の人たちとのコミュニティーは進んでいます。
今日はお婆ちゃんから魚をもらいました、鯖と赤い魚(セイカイかな?)、冷蔵庫がないので早急に家に戻って鮮度を保ちました(笑)
いつも顔を出してくれて何かと世話を焼いてくれます、見張りもしてくれるので頼もしい、大紅屋が開いているのが嬉しいようです。(昔の賑わいを思い出すのでしょう)

私は女性からの恩恵が特に強いように思えます、家庭は持たないと決めて仕事していますが、その恩恵は有難く受け取りたいと思います。(とても助かります!)

まだ先は長いので、これからの縁に期待して準備(コミュニティーの場の準備)を進めて行きたいと思います。

今後とも協力をお願いします!
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