作者の思考
大紅屋での活動(1)
2022年05月22日
大紅屋で活動を開始して早くも12日が経過しました。(その内4日間は掃除と準備)
当初は慣れない開店で苦労しましたが、今は手順も決まりスムーズに開ける事ができるようになりました。(遅れたところで問題もないのですが(笑))
店を持った際の予行練習って感じ、「どれだけ糸魚川で物販に力を入れるのか?(期待できるのか?)」って疑問は常に頭にありますが、こればかりは経験を積んで行かないと解りません。(場所や職種や個体でも違ってくるので)
今現在は、「物販のみに時間を費やす事の不毛さ」を身をもって感じています(笑)
予想していたので仕事(加工や執筆)をしながら運営していますが、これが出来ない人間だったら「連日、成長を感じる事のない(前に進んでいる感じがない)無駄な日々」を過ごす事になったかと…。
確実に結果が伴う制作とは違い、どれだけ頑張っても結果が出ない事に時間を費やす徒労感は半端ない、自営業で物販のみをしている人たちの苦労が身に染みます。(でも傷は舐め合わない(笑))
それはそうと先日、初めての手磨き体験を行いました。
体験者が大阪から糸魚川に来ている男性で、やはり外の人に期待した方が良い体験(ワークショップ)なのかもしれません(笑)
通常は作業に2時間ほど必要ですが、成人男性だと話しながらでも1時間ほどで仕上がりました。
単純に基本的な腕力(指の力を含む)が、子どもや女性と違うので当然ですが、それでもセンスの有無で時間や仕上がり具合に差がでます。
この男性はギターを弾いているとの事だったので、指の使い方もスムーズで問題なくヒスイの角材を曲線のあるストラップに仕上げてくれました!
最悪の場合は「期間中に誰も体験しないのでは…」と覚悟していましたが、協力者の支えもあって手磨き体験を行う事ができました〜。
ちょうど体験中に知り合い(移住者)も来て興味を示してくれたので、その内に体験してくれる事でしょう。
更に今日(5/22)の午後には東京から訪れた方(男性と女性)が、ヒスイの手磨きを体験してくれました。
その男性にも了解を得て女性を優先してサポートし、二人とも見事にストラップを仕上げました!
どちらも糸魚川をとても気に入ってくれていて、ワーケーションの候補地として考えてくれるそうです。
短期でも良いので来てくれると嬉しいなぁ〜、一緒に大紅屋を活用して楽しい空間にできたら最高です。(個人で会社を経営しているそうです)
外の人たちで活動しないと糸魚川は変わらないでしょう…、それでも協力的な糸魚川人はいますので、地道に粘り強く縁を繋いで行きたいと思います。(お爺ちゃんから風車を5個仕入れて、既に1個が売れました!))
ちなみに、また地元の新聞で宣伝してみました(笑)
前回に続き今回も連続で糸魚川ヒスイの宣伝、宣伝内容は違いますが「また出てるね」って近所の人から言われました。
多少の効果はあるのかな?、とりあえず「やるべき事」は、残り5年の間で済ませておきたいと思います。
昨日(5/21)は共場コモンズで石器のお爺さんのトークショーを聞き、なかなか面白かったです。
私がこっちにいたので、大紅屋を訪れた人がわざわざコモンズまで来てくれました。
ヒスイ拾いの話をして盛り上がり、「探石人あるある」を確認し合って改善方法を再認識できました。
やはり誰もが「拾い続けると集まり続ける」って当然の問題に直面し、手放せない「ヒスイの魅力」と「己の執着」に翻弄されているようです。
これを断ち切れたのは私が知る限りでも数人だけ…、主に年配の探石人に多い悩みです。
この人たちから学ぶべきは「早めに分別する」って事で、まずは「ヒルコ神(練磨の良い海岸転石)」と「カグツチの欠片(角ばった加工に適した素材)」に分け事が肝心でしょう。
角ばったヒスイの海岸転石を好む人(主に初心の思い出による執着から手放せない人)もいますが、自然研磨の練度(年月)が圧倒的に違うので付加価値を考えると、海岸転石(同レベルのヒスイ)ではヒルコ神の方が価値が高いです。(他者と共有しやすい基準、それは即ち「価格を明確に上げやすい」って事です)
よって、一定以上の加工技術が備わっていないのなら、カグツチの欠片(角ばった加工に適した素材)は手放して良いでしょう。(然るべき作家に渡すか、出会った海に返すか、自分で判断して下さい)
まぁ、それを加工して「思い出をカタチにする」のも、糸魚川の作り手(糸魚川ヒスイの作家)の本分と言えるのでしょうけど…。
そう言った事も定着させていけば、いろいろな事が解ってくるかと思います。
いつものように話が逸れてしまいましたが、とにかく訪れた方々には感謝したいと思います!(有り難うございます!)
まだ一ヶ月以上の期間あるので、新たな出逢いに期待しようかと思います。(同時に相性の良い作家たちも集めたいなぁ〜)
当初は慣れない開店で苦労しましたが、今は手順も決まりスムーズに開ける事ができるようになりました。(遅れたところで問題もないのですが(笑))
店を持った際の予行練習って感じ、「どれだけ糸魚川で物販に力を入れるのか?(期待できるのか?)」って疑問は常に頭にありますが、こればかりは経験を積んで行かないと解りません。(場所や職種や個体でも違ってくるので)
今現在は、「物販のみに時間を費やす事の不毛さ」を身をもって感じています(笑)
予想していたので仕事(加工や執筆)をしながら運営していますが、これが出来ない人間だったら「連日、成長を感じる事のない(前に進んでいる感じがない)無駄な日々」を過ごす事になったかと…。
確実に結果が伴う制作とは違い、どれだけ頑張っても結果が出ない事に時間を費やす徒労感は半端ない、自営業で物販のみをしている人たちの苦労が身に染みます。(でも傷は舐め合わない(笑))
それはそうと先日、初めての手磨き体験を行いました。
体験者が大阪から糸魚川に来ている男性で、やはり外の人に期待した方が良い体験(ワークショップ)なのかもしれません(笑)
通常は作業に2時間ほど必要ですが、成人男性だと話しながらでも1時間ほどで仕上がりました。
単純に基本的な腕力(指の力を含む)が、子どもや女性と違うので当然ですが、それでもセンスの有無で時間や仕上がり具合に差がでます。
この男性はギターを弾いているとの事だったので、指の使い方もスムーズで問題なくヒスイの角材を曲線のあるストラップに仕上げてくれました!
最悪の場合は「期間中に誰も体験しないのでは…」と覚悟していましたが、協力者の支えもあって手磨き体験を行う事ができました〜。
ちょうど体験中に知り合い(移住者)も来て興味を示してくれたので、その内に体験してくれる事でしょう。
更に今日(5/22)の午後には東京から訪れた方(男性と女性)が、ヒスイの手磨きを体験してくれました。
その男性にも了解を得て女性を優先してサポートし、二人とも見事にストラップを仕上げました!
どちらも糸魚川をとても気に入ってくれていて、ワーケーションの候補地として考えてくれるそうです。
短期でも良いので来てくれると嬉しいなぁ〜、一緒に大紅屋を活用して楽しい空間にできたら最高です。(個人で会社を経営しているそうです)
外の人たちで活動しないと糸魚川は変わらないでしょう…、それでも協力的な糸魚川人はいますので、地道に粘り強く縁を繋いで行きたいと思います。(お爺ちゃんから風車を5個仕入れて、既に1個が売れました!))
ちなみに、また地元の新聞で宣伝してみました(笑)
前回に続き今回も連続で糸魚川ヒスイの宣伝、宣伝内容は違いますが「また出てるね」って近所の人から言われました。
多少の効果はあるのかな?、とりあえず「やるべき事」は、残り5年の間で済ませておきたいと思います。
昨日(5/21)は共場コモンズで石器のお爺さんのトークショーを聞き、なかなか面白かったです。
私がこっちにいたので、大紅屋を訪れた人がわざわざコモンズまで来てくれました。
ヒスイ拾いの話をして盛り上がり、「探石人あるある」を確認し合って改善方法を再認識できました。
やはり誰もが「拾い続けると集まり続ける」って当然の問題に直面し、手放せない「ヒスイの魅力」と「己の執着」に翻弄されているようです。
これを断ち切れたのは私が知る限りでも数人だけ…、主に年配の探石人に多い悩みです。
この人たちから学ぶべきは「早めに分別する」って事で、まずは「ヒルコ神(練磨の良い海岸転石)」と「カグツチの欠片(角ばった加工に適した素材)」に分け事が肝心でしょう。
角ばったヒスイの海岸転石を好む人(主に初心の思い出による執着から手放せない人)もいますが、自然研磨の練度(年月)が圧倒的に違うので付加価値を考えると、海岸転石(同レベルのヒスイ)ではヒルコ神の方が価値が高いです。(他者と共有しやすい基準、それは即ち「価格を明確に上げやすい」って事です)
よって、一定以上の加工技術が備わっていないのなら、カグツチの欠片(角ばった加工に適した素材)は手放して良いでしょう。(然るべき作家に渡すか、出会った海に返すか、自分で判断して下さい)
まぁ、それを加工して「思い出をカタチにする」のも、糸魚川の作り手(糸魚川ヒスイの作家)の本分と言えるのでしょうけど…。
そう言った事も定着させていけば、いろいろな事が解ってくるかと思います。
いつものように話が逸れてしまいましたが、とにかく訪れた方々には感謝したいと思います!(有り難うございます!)
まだ一ヶ月以上の期間あるので、新たな出逢いに期待しようかと思います。(同時に相性の良い作家たちも集めたいなぁ〜)