作者の思考

作品紹介(コラボ作品)

2022年01月24日

今回は、シルバーアクセの作家さん(高見澤さん)とコラボした「春風の指輪(二つ石リング)」と「月兎のペンダント(シンプル版)」の紹介をします。

「芽吹」のカケラと「花開」のカケラで小さな不定形ルースを作り、その二つを合わせて「春風の指輪(二つ石リング)」を制作しました。


若者にも似合うよう「華奢で可愛らしいスタイルを」と提案し、螺旋状の指輪にしてもらいました!
華奢だけど脆くない強度を求めながら、多少のサイズ変更を可能にしたリングです。(基本サイズは12号です)


裏側に光が通る窓をあけているので、太陽にかざすと透けて輝きます。
春を想わせる芽吹きと開花の透過光は、見ているだけで癒されます。(まさに春風を感じる景色です)



「翠が好きで紫も好き、どちらも身に付けたい!」、そういった人に向けた指輪です。
私が女性だったら求めるであだろうと思い作った品です(笑)、欲張りではありますが「それでこその装飾品だ」とも言えます。

この仕様なら様々な色を合わせて作る事ができるので、カケラたちも有効活用できるでしょう!
ルースによって値段も変わるので、お手ごろ価格(若者向け)にも出来るかと思います。
更に自身で見付けた小さな海岸転石でも対応できるので、思い出をカタチにする事も可能になります。(その場合はグレードが関係なく、致命的なヒビさえなければ問題ありません!)

季節(自然)を題材にするなど、いろいろなテーマで作って行きたいと思います。
なんであれ、まずは再生期〜躍動期に向けて品数を揃えないと「交流の場」が進みません(笑)
活動資金は辛い状態ですが、求める未来に向けて諦めずに進みたいと思います!



次はオーダーを受けて制作した「月兎のペンダント(シンプル版)」です。


「姉が結婚するのでお祝いに贈りたい!」との事でオーダーを受けました。
第一作目の月兎のペンダントを間近で見ていて、そのシンプル版(予算的にギリギリの仕様)を求められたので制作したバージョンです。(制作したのは高見澤さんです、私はルースの加工だけ(笑))


ルースに用いたのは淡紫ですが透明度を備えた開花シリーズ、本体は三日月を細めにして軽量化し、裏面の兎のシルエット(窓を兼ねたシルエット)も変えて可愛らしく仕上がりました!



お姉さんが卯年と言う事もあり月兎を選んだそうで、今年(寅年)になる前に結婚は済ませたそうです。
もっと早く贈りたかったようですが蔓延防止などの対策により帰郷できず、発送という方法になるので制作期間に余裕ができました。
時間に余裕ができた分、ルース選びや本体の仕上げに集中できたのは幸いだったと言えます。(不幸中の幸い的な感じかな?)

身に付ける人の「心の支え」になってくれたら嬉しいです。(妹さんの気持も伝われば良いな〜)


ちなみに、私自身の創作(神玉・生玉・異玉)も進めています。
でも寒すぎて撮影と説明文が進まない(気がすすまない)…、年々寒さに弱くなるので冬期は別の場所(暖かい地域)で活動しようかと本気で思うようになりました。
でも資金はないし、糸魚川のヒスイを加工するなら糸魚川以外では有り得ないな〜。
温泉で床暖房しながら作業できたら最高だな〜、と、夢みたいな事を思いながら寒さに耐えています(笑)

そんな感じの「皆でコラボし合いながら(協力しあいながら)活動できる場」を、いつか創りたいなぁ〜、お金も人材も足りませんが、私が死ぬ日まで求め続ける理想なのでしょうね(笑)

まずは二拠点生活を勧めるのが現実的かな?、冬期は死んでいるまちですから…。(でも環境さえ整えれば、各々が創作に専念する事で楽しめるかと)
作る側だけの話にはなるのですが、最終的には購入するお客さんも楽しむ事に繋がるので、やる価値はあるでしょう。

天運次第でもあるのですが、自分を信じて、相性の良い縁を結んだ人たちも信じて、少しずつ挑戦してみたいと思います。
神話の時代から「幾千の言い訳」には「幾万の道理を示す」って事が決まっているので、それを実践して行く事が未来への近道なのでしょう。

同志の皆さん、引き続きよろしくお願いします!
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