作者の思考

丸玉ブレスのアレンジ

2021年10月26日

10年くらい前に知り合った糸魚川の知人から「某ブランドのブレスレットをアレンジしてほしい」と以来を受けました。
ゴムが切れて使えなくなっていたのを「直すならいっそのことアレンジに」と思い付いたそうです。

これからカタチにして行こうと思っている計画の良きアドバイザーでもあるので、相応の装飾品を身に付けてもらいたいと思います。(一つ年上の男性です)

当初はシルバーパーツと合わせるので「黒ヒスイが良いだろう」と話していましたが、いろんなタイプの丸玉を見せて行くうちに「やはり糸魚川のヒスイらしい淡翠が良い」との結論に達しました。
一般的に「格好良さ」を優先するなら黒ヒスイがベストですが、「品格」を重視するのならば透明度が高めの淡翠が最適、アピール性も考えて「見て分かるであろうレベルの糸魚川ヒスイ」で丸玉を揃えました。(宣伝を兼ねたお守りです)

数珠の印象が強めの丸玉ブレスですが、シルバーパーツを入れると装飾品の印象が強くなります。(それを期待しての依頼です)


トルコ石の玉だったのを淡翠ヒスイの玉に変更したシンプルなアレンジですが、一気に糸魚川感が出たように思えます。
シルバーパーツの格も高いので見劣りはしないでしょう、今まで育てた燻しはそのままにして凸部分は磨きをかけました。

今回は「ヒスイの色がこれ以上強くなるとバランスが崩れるかも」ってギリギリを攻めてみました(笑)
「若者にも目を向けて欲しい!」との思いで試しみたスタイルです。
金額は若者向けではありませんが(笑)、「憧れるようなカタチを身に付けてみたかった」との思いを受けての品です。

人それぞれに好みはありますが、知人にはピッタリでした!
サイズも調節の必要なくスムーズで、専用感すら感じる仕上がりになったのは不思議な偶然でした。
とにかく喜んでもらえて良かった、作った甲斐があったと言うものです。

糸魚川の男性(年の近い同性)がヒスイを身に付けてくれるのは嬉しい事です、そういった仲間が増えていけば良いなぁ〜。

まずは少しずつ知り合いながら、縁を深めて行けたら幸いです。(なのでコミュニティーの場が必用なのです、私には!)


これから忍耐の冬に入りますが、この季節での頑張りが来年に繋がるので創作活動にも正面から向き合って行きたいと思います。(最近は加工以外の活動が増えてきている気がする…、それも仕方がない、じゃなければ同志と知り合えないのだから!)

ヒスイ日和(探石記録)も更新して行きますので、楽しみにしている人がいたら待っていて下さいね(笑)
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