作者の思考

最近の出来事

2021年05月23日

つい最近ですが、ある市議会議員さんと商工観光課へ行ってきました。
議題は「石のまちに必須の仕掛けについて」で、石を拾わせるだけで終わっている現状を改善する提案をしてきました。
まぁ、この提案は「数年前に書き記している事」なんですが…。(予想した通りの結果になっている)
もう「来客数だけを増やす」って事は終えたのだから、次ぎの段階に進んでもらう必用があります。

とにかく市が「拾って帰って小遣い稼ぎするタイプ」と「拾って帰ってを繰り返しゴミ屋敷同然になるタイプ」の手伝いをしている場合ではないです(笑)

よって簡易であっても「識別」は料金を取る必用があります、更に言えば「石のまま」で終わらせずに委託加工(オーダーメイドも含む)を提案し、「思い出をカタチにする」って事に発展させなくては先はありません。(客層も選ばないと未来が無い)

それに伴い「それを可能とする場」が必用になります、昔は物産センターの加工所が担っていましたが、今は見る影もなく衰退し到底不可能になっています。(よって新たに作るしかないのでしょう…)

こんな感じの話をしてきましたが伝わっただろうか…、伝わったとしてこの先に変化はあるのだろうか?、期待薄ですが伝えないで文句を言っているよりは良いでしょう(笑)

以前からも書いていますが、この未来に必須なのが「女性の旅人」で、石拾いを繰り返すだけの人たちではありません。
何故かと言えば、アウトドアが好きなタイプは道具にお金を出しても、現地では無料(ただ)で遊びたい人が多いからです。(道具は設備投資みたいな考え方)

私もアウトドアが好きなタイプだらか解ります(笑)、「同病、相哀れむ」ではないですが、気持は解るので責める事はできない、でも当てにも出来ない、道具を開発して売れば稼げるチャンスはあるかもしれませんが、資源は減り続け海辺はガリンペイロごっこで溢れる事でしょう…。
その環境は「本命のお客さん」には相応しくない、多くの女性にロマンを感じさせるには「小汚さを隠す知性」が必用になります。(中にはワイルドな女性もいるけどね)

神話と組み合わせるのなら尚更の事、本気で出雲大社・諏訪大社と協力するのなら糸魚川の「場」のレベルを上げる事は必須、奴奈川姫の神殿を作りヒスイを扱うレベルを上げる、これが絶対条件になるでしょう。(じゃなければ双方の大社と釣り合わない…)

排除するのではなく「その先を推奨する」って感じで、「どうしてもその場に居続けるひねくれ者」以外は適応してくれると思います。(要は「お金を使う場所が無い」という言い訳を潰せば良いだけです)
個人的に「その場に居続ける者」にも興味はある、その「ひねくれ」の原動力を知りたくなりますが、将来性を考えると関わるメリットはありません。

担当の人(男性)も「転石のまま」が好きな人だったので、どうしても「その先」を考えたがらない傾向が見られましたが、熱弁したので私の提案を理解はしてくれたように思えます(笑)

転石のままが好きな気持も良く解る、私も「そのまま」で飾っている転石はある、多くの転石愛好家は「加工能力が無い人たち」なので、造形する大切さを理解しないのは仕方がない、でも「そのまま」で所有する転石と、「造形の素材」とする転石の区別を認識してもらえたら先は見出せます。

同じ自己完結型ですが「芸術品」には先があり、「転石のみ」では先がない、それは人の手で積み上げ刻み込んだ「研鑽された表現(文化)の有無」によるものなのでしょう。
結論として「拾った物を売るだけの乞食商売では未来は創れない」って事です。(多くの人は販売目的では無いのでしょうけど)
これも資本と共に生きるしかない人間の性(さが)なのか…、共産は最終的にクローン(全く同じ能力の人間たち)が必用だし…。

それはそれとして市は、つまらない所に税金を使っていないで本気で考えてほしい…。
骨組みだけは民間で作るしかないのだろうな…、作ってみたら「思ったほど楽しい場ではなかった」って事も良くある話しなので、そこら辺も覚悟して進めなくてはなりません。

堂々巡りのような年月が過ぎてきましたが、出来る限りの事は挑戦してみたいと思います。


長々と文字だけが続きましたが、次回は生玉の作品紹介をして行きたいと思います。
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