作者の思考

ヒスイ日和(睦月の壱)

2020年01月06日

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!

昨年は良い縁に恵まれましたので、引き続きその縁を大切にする事と、新たな縁を結べるよう努力したいと思います。

年は明けましたが季節は厳しい冬…、特に晴れない日本海側に人が訪れる理由もなく(笑)、本格的な春(4月頃)までは忍耐の季節となります。
今年に入り糸魚川は雨の日ばかり続いていますが雪じゃないだけ有り難い、健全な精神を保ちながら越冬しようと思います(笑)

それでは1月一回目の探石記録を書きます。

やっと晴れの予報がでましたので、押上の海岸へ初拾いに出かけました。(1/6)
11時頃の押上の海岸、ギリギリ晴れ間は見えますが「ほぼ曇天」です(笑)
雨が降っていないだけでも良かったし、この時期に押上の浜を歩けるだけでラッキーと思い、気を取り直して探石を楽しむ事にしました。





まずは砂と小砂利が多い左側、拾い初めなのでどちら側も歩きます。
風はありませんでしたが波が長く探しづらい…、満潮なので探せる面積も少ない状態でした。
浜には2〜3人程の先客がいて、私と同じく初拾いを楽しんでいるのかと思うと「この天気は残念でしたね」と声をかけたくなります(笑)




波に気を付けながら歩き折り返し地点に到着、ここも砂や小砂利が上がっていましたが、大きめの石たちと交互になっているので探しやすかったです。(歩きやすくもあった)




この時点で見付かったのはオンファス輝石1個、ネフライト3個、シーグラス1個、ヒスイ転石8個(極小のヒスイ転石が7個)、ロディン岩(アケビ石のタイプ)1個です。



光源が乏しいのが残念、それでも色々な石が拾えました。
ヒスイにも出逢えて嬉しい!、拾い初めとしては満足だと言えます。


戻りながら探している最中に太陽が顔を出しました。
これはチャンスと思い、まずは明るくなった浜を撮影、曇天は相変わらずですが輝く石たちは写せたかと思います。





更に途中で見付けた紋様の良い流紋岩と、先程のオンファス輝石・ヒスイ転石・ネフライトも撮影、やはり美しさを魅せるには太陽光が一番です。



ヒスイ転石は太陽光下で光沢や翡翠輝石を確認できたので良かった、良く似たアルビタイトがあるので悩みましたが、一気に疑問は払拭されました。

ちなみにネフライトは、一度波で見失い、後悔があったのでしばらく付近を探していたらテトラの角に打ち上がっていました。(見付けられて良かった)


次は右側、最初より太陽が当たるようになり気温が上がってきました。
長い波が頻繁に寄せてくるので探しづらい状態でしたが、あわよくば赤瑪瑙の大サイズ(拳サイズ)を…、と思いながら歩きました(笑)




期待しながら歩き折り返し地点で撮影、探しながら気付きましたが快晴となりました(笑)
波も刻々と荒くなるのが普通(特に冬は)ですが、今回は逆で少し穏やかになりました。
非常に良い陽気、こんな事なら午後に来れば良かったと毎回後悔しています(笑)




期待した赤瑪瑙はありませんでした…、まぁ、簡単に拾えたら価値無いですよね。
代わりではないですが緑色石英を発見、クリソプレースと言えるのかな?


小さい方はキツネ石を母石としているタイプで、大きい方は黒い軽石?みたいなのを母石としているタイプです。
黒い軽石?タイプは水色っぽい石英が脈で流れている事が多く、母石自体は硬度が低く乾くと白くパサパサになります。(逆に言えば吸水力は優れている?)
磨いて輝く石なのだろうか?、試してみるかな〜。

最後は流紋岩、この紋様が「岩の上で釣りをしている人」に見えたので拾いました(笑)
白い部分は「波」に見えるので、冬の夕方に磯釣りを楽しんでいる人かな?、オレンジ色のシルエットだけなのが良い感じです(笑)




十分楽しんだので帰る事にしました。(十分にソーラーパワーを蓄えたし)
最後に海岸の両サイドを撮影、能生方面に多少の曇りが見られますが、午後は気持ちの良い晴れとなりました。(晴れは3時頃まで続きました)
「午後は晴れて良かった」と言い合える人はおらず(既に帰ってしまった…)、プライベートビーチと化した海岸を後にしました(笑)




これで今年初めの探石記録は終わり、また晴れたら海へ行こうと思います。(暖かくなったら糸魚川に遊びに来て下さい!)
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