作者の思考
作品紹介
2019年05月15日
今回は建速素戔鳴尊「千波万波」の三作目を紹介します。
青銅色の地に碧が流れるヒスイで、小サイズの素戔鳴を制作しました。
底知れない海(日本海)を想わせる景色を宿し、特に翡翠輝石の緻密さに優れています。
背景には絶えず変化する大海原をイメージし、波紋が龍脈と重なる事で姿を現す「力の根源(龍)」を表現しました。
シリーズの中では凪の景色を宿している作品となります。
オンファス系なので高い光沢を示し、非常に艶やかに仕上がりました。
今のところ、このタイプの碧ヒスイでの神玉は、こちらで最後となります。
透明度は皆無と言えますが、安定した石質は滑らかな質感を示します。
青銅器のような滑らかな肌には致命的な傷は無く、触れると高い堅牢さが伝わってきます。
今回も満足のいく作品に仕上がりました。(苦労した甲斐があったと言うものです)
絶え間なく訪れる試練に向き合う中で、それを耐え抜く強い意志を宿す事はもとより、一時の休息をもたらす存在となるよう願いを込めて制作した作品です。
気になる事は「四作目はどうしようか?」って事ですね(笑)
魅力的な素材と出逢うのも運なので、いずれ訪れるであろう「その時」に向けて腕と感性を高めたおきたいと思います。(あと購入する資金も稼がねば…)
便乗と同化が繰り返されている今の世の中で、共有の大切さを作品を通して自分なりに伝えて行けたらと思っています。
青銅色の地に碧が流れるヒスイで、小サイズの素戔鳴を制作しました。
底知れない海(日本海)を想わせる景色を宿し、特に翡翠輝石の緻密さに優れています。
背景には絶えず変化する大海原をイメージし、波紋が龍脈と重なる事で姿を現す「力の根源(龍)」を表現しました。
シリーズの中では凪の景色を宿している作品となります。
オンファス系なので高い光沢を示し、非常に艶やかに仕上がりました。
今のところ、このタイプの碧ヒスイでの神玉は、こちらで最後となります。
透明度は皆無と言えますが、安定した石質は滑らかな質感を示します。
青銅器のような滑らかな肌には致命的な傷は無く、触れると高い堅牢さが伝わってきます。
今回も満足のいく作品に仕上がりました。(苦労した甲斐があったと言うものです)
絶え間なく訪れる試練に向き合う中で、それを耐え抜く強い意志を宿す事はもとより、一時の休息をもたらす存在となるよう願いを込めて制作した作品です。
気になる事は「四作目はどうしようか?」って事ですね(笑)
魅力的な素材と出逢うのも運なので、いずれ訪れるであろう「その時」に向けて腕と感性を高めたおきたいと思います。(あと購入する資金も稼がねば…)
便乗と同化が繰り返されている今の世の中で、共有の大切さを作品を通して自分なりに伝えて行けたらと思っています。