作者の思考
ヒスイ日和(弥生の壱)
2019年03月05日
三寒四温と言った天候が続き、いよいよ本格的な春の訪れがやってきました。
冬が短かった分、春が長くなるといいなぁ〜、眠っていた細胞が少しずつ目覚めてくるのを実感します。(本当に冬が厳しくなくて良かった)
それでは3月初めの探石記録を書きます。
まずは久々の押上の海岸、休日でもあったので多くの人が訪れていました。(3/3)
快晴とは言えませんが青空も見え、春の暖かな日差しが海岸を照らしていました。(ソーラーパワーも充電できました(笑))
浜の状態は小石が押し上がっていて、速めの波が探石の難易度を高めていました。
押し上がっている場所(海水に濡れている部分)を重点的に探す事が基本となり、残念ながらあまり良い環境ではありませんでした。
一通り歩き見付けたのは大きめのオンファス1個と中くらいのオンファス1個、あとは玉髄が2個でした。
オンファスは平たいので文鎮に良いかも、簡単に艶が出るのも魅力の一つと言えます。(いろいろと活用を考えてみます)
ちょっと時間が余ったので、今度はお馴染みの河口へ行ってみました。
霞がかった春の風景、山の雪が融けるに連れて花粉が多くなるのは恐ろしくもあります(笑)
空には舞い踊るかのような雲が浮かび、清々しい光景を楽しめました。(鳳が舞っているようにも見えて面白い)
河川敷には早めの開花が訪れていて、この小さな妖精たちが「これから到来する再生の季節」をひっそりと告げていました。
その小さい春のカケラをあとにして浜辺に到着。
こちらは押上の海岸より波が弱く、少し砂が多い状態でした。
探し初めて20秒ほど、波により足下にヒスイが転がってきました(笑)
これぞ「ナイスタイミング」ってやつでしょう、探し当てる事の多い中で「向こうからやって来る運」に感謝です。(稀に体験するあるある話)
白地が綺麗なタイプで透明度もある程度あります。(淡い紫が入ったりするタイプ)
転石の姿として練度も錬磨も高くないですが、ヒスイとしての密度が高いので独特の美しさを保っています。
幸先が良かったので気分を良くして歩き川との合流点に到着、特に形状は変わっていないようでしたが、それよりも最初の出逢いだけなのが残念に思えました…。
折り返して歩き、途中で綺麗な石英を発見。
キツネ石と呼ばれるタイプですが石英部分が多く、そこはクリソプレースとして分類しても良い結晶でした。(よってサンプルとして保管します)
しばらくして探し始めた場所(最初のヒスイ転石と出逢った場所)に差し掛かると、群を抜いて白く発光する石に目が行きました。
波で隠れる瞬間に手で押さえて位置を確定させ、ゆっくりと引き上げて確認しました。
パッと見て「青リンゴの果肉?」って思うほど瑞々しく、思わず食べたくなりましたが歯がブッ壊れるので止めました(笑)
これはブドウ石の成分と混ざるタイプのヒスイで、丁度ヒスイが固まっていた部分で割れたようです。(ラッキーでした)
乾くと翡翠輝石が輝き部分的に淡い翠も示していて、光に透過した姿はとても美しいです。
通常のヒスイより「やや堅牢さが劣る」ようで、光沢を出すには一手間が必用になる事が多いです。(私の経験での話)
ともあれ、これでヒスイ転石が2個となりました。
やはり「ヒスイの採取だけ」を考えると河口の方が確率が高いですね…。(面白い水石も多い)
でも練度・錬磨が高いヒスイ転石は押上の方が拾えます。(特に細石は押上でしか揃わない)
それぞれの特徴を認識して、より面白く探石を楽しみたいと思います。(活用法も幅が広がるし)
それはそうとカケラのストラップが仕上がったので紹介します。
「これでもか」ってくらい作りましたが、ストラップにするとそう多くはないです。(カケラを二つで一組としているからでしょう)
いろいろな色で制作し、革紐とウッドビーズ(小さいのもビーズ)を合わせてあります。
糸魚川に遊びに来た際には買って下さいね。(期待しています(笑))
冬が短かった分、春が長くなるといいなぁ〜、眠っていた細胞が少しずつ目覚めてくるのを実感します。(本当に冬が厳しくなくて良かった)
それでは3月初めの探石記録を書きます。
まずは久々の押上の海岸、休日でもあったので多くの人が訪れていました。(3/3)
快晴とは言えませんが青空も見え、春の暖かな日差しが海岸を照らしていました。(ソーラーパワーも充電できました(笑))
浜の状態は小石が押し上がっていて、速めの波が探石の難易度を高めていました。
押し上がっている場所(海水に濡れている部分)を重点的に探す事が基本となり、残念ながらあまり良い環境ではありませんでした。
一通り歩き見付けたのは大きめのオンファス1個と中くらいのオンファス1個、あとは玉髄が2個でした。
オンファスは平たいので文鎮に良いかも、簡単に艶が出るのも魅力の一つと言えます。(いろいろと活用を考えてみます)
ちょっと時間が余ったので、今度はお馴染みの河口へ行ってみました。
霞がかった春の風景、山の雪が融けるに連れて花粉が多くなるのは恐ろしくもあります(笑)
空には舞い踊るかのような雲が浮かび、清々しい光景を楽しめました。(鳳が舞っているようにも見えて面白い)
河川敷には早めの開花が訪れていて、この小さな妖精たちが「これから到来する再生の季節」をひっそりと告げていました。
その小さい春のカケラをあとにして浜辺に到着。
こちらは押上の海岸より波が弱く、少し砂が多い状態でした。
探し初めて20秒ほど、波により足下にヒスイが転がってきました(笑)
これぞ「ナイスタイミング」ってやつでしょう、探し当てる事の多い中で「向こうからやって来る運」に感謝です。(稀に体験するあるある話)
白地が綺麗なタイプで透明度もある程度あります。(淡い紫が入ったりするタイプ)
転石の姿として練度も錬磨も高くないですが、ヒスイとしての密度が高いので独特の美しさを保っています。
幸先が良かったので気分を良くして歩き川との合流点に到着、特に形状は変わっていないようでしたが、それよりも最初の出逢いだけなのが残念に思えました…。
折り返して歩き、途中で綺麗な石英を発見。
キツネ石と呼ばれるタイプですが石英部分が多く、そこはクリソプレースとして分類しても良い結晶でした。(よってサンプルとして保管します)
しばらくして探し始めた場所(最初のヒスイ転石と出逢った場所)に差し掛かると、群を抜いて白く発光する石に目が行きました。
波で隠れる瞬間に手で押さえて位置を確定させ、ゆっくりと引き上げて確認しました。
パッと見て「青リンゴの果肉?」って思うほど瑞々しく、思わず食べたくなりましたが歯がブッ壊れるので止めました(笑)
これはブドウ石の成分と混ざるタイプのヒスイで、丁度ヒスイが固まっていた部分で割れたようです。(ラッキーでした)
乾くと翡翠輝石が輝き部分的に淡い翠も示していて、光に透過した姿はとても美しいです。
通常のヒスイより「やや堅牢さが劣る」ようで、光沢を出すには一手間が必用になる事が多いです。(私の経験での話)
ともあれ、これでヒスイ転石が2個となりました。
やはり「ヒスイの採取だけ」を考えると河口の方が確率が高いですね…。(面白い水石も多い)
でも練度・錬磨が高いヒスイ転石は押上の方が拾えます。(特に細石は押上でしか揃わない)
それぞれの特徴を認識して、より面白く探石を楽しみたいと思います。(活用法も幅が広がるし)
それはそうとカケラのストラップが仕上がったので紹介します。
「これでもか」ってくらい作りましたが、ストラップにするとそう多くはないです。(カケラを二つで一組としているからでしょう)
いろいろな色で制作し、革紐とウッドビーズ(小さいのもビーズ)を合わせてあります。
糸魚川に遊びに来た際には買って下さいね。(期待しています(笑))