作者の思考
作品紹介
2019年01月20日
今回は「伊邪那美「万葉」-壱-」の紹介します。
緑と翠が交ざり合う万葉のカケラで、大珠である伊邪那美を制作しました。
万葉として分類しているヒスイの中でも特に良質で、母石は前回に誕生したツキヨミと同じです。
画像は「大地から力強く芽吹き、新緑から深緑へと向かう生命」を表現して撮影してみました。
翠と緑のコントラストが美しく、文字通り「太古の森」を見上げているようです。(そこに宿る景色は「木漏れ日」のようです)
曲線に留意しながらもシャープにし、それでいて悠久の時を感じられるように仕上げました。
濃緑の模様の配置にも気を配り、翠・緑・濃緑をバランス良く削り出せたかと思っています。
光に透かすと一層、木漏れ日のような光を強めて再生期が恋しくなります(笑)
きっと古代人も厳冬を越える際には、同じ景色を見つめながら堪え忍んだのでしょう。
約束された芽吹きと隆盛への想い、まさに自然を神として向き合ってきた生命体の羨望が詰まった景色だと言えるかと思います。
今回は珠玉のカテゴリとして制作し、ヒスイのタイプを分類する名前を「そのまま」引き継ぎ、万葉の一作目としました。
一般的に大珠と垂飾はサイズ(大きさ)で分けられているらしいのですが、私としてはサイズ・形状・石質(模様も含む)で分けたいと思っています。(今後から)
よって大珠としての伊邪那美には石質の良いヒスイを用いますが、側面に孔を空けるタイプは垂飾としますので、同レベルのヒスイを用いる場合もあります。
要は「伊邪那美として表現したい」と思えるヒスイで、大珠を作るって事ですね(笑)
これは勾玉の伊邪那岐にも言える事なので、この二つは吟味して作っていきたいと思います。(やはり原点なので大切にしたい)
毎日が厳しい寒さで辛い季節ですが、季節ごとに神は宿り、この厳しい冬にも相対する神は存在します。
ここで何を学べるのか…、古より「神々との交歓」によって創作は進んでいますので、向き合いながら頑張ろうと思います。
緑と翠が交ざり合う万葉のカケラで、大珠である伊邪那美を制作しました。
万葉として分類しているヒスイの中でも特に良質で、母石は前回に誕生したツキヨミと同じです。
画像は「大地から力強く芽吹き、新緑から深緑へと向かう生命」を表現して撮影してみました。
翠と緑のコントラストが美しく、文字通り「太古の森」を見上げているようです。(そこに宿る景色は「木漏れ日」のようです)
曲線に留意しながらもシャープにし、それでいて悠久の時を感じられるように仕上げました。
濃緑の模様の配置にも気を配り、翠・緑・濃緑をバランス良く削り出せたかと思っています。
光に透かすと一層、木漏れ日のような光を強めて再生期が恋しくなります(笑)
きっと古代人も厳冬を越える際には、同じ景色を見つめながら堪え忍んだのでしょう。
約束された芽吹きと隆盛への想い、まさに自然を神として向き合ってきた生命体の羨望が詰まった景色だと言えるかと思います。
今回は珠玉のカテゴリとして制作し、ヒスイのタイプを分類する名前を「そのまま」引き継ぎ、万葉の一作目としました。
一般的に大珠と垂飾はサイズ(大きさ)で分けられているらしいのですが、私としてはサイズ・形状・石質(模様も含む)で分けたいと思っています。(今後から)
よって大珠としての伊邪那美には石質の良いヒスイを用いますが、側面に孔を空けるタイプは垂飾としますので、同レベルのヒスイを用いる場合もあります。
要は「伊邪那美として表現したい」と思えるヒスイで、大珠を作るって事ですね(笑)
これは勾玉の伊邪那岐にも言える事なので、この二つは吟味して作っていきたいと思います。(やはり原点なので大切にしたい)
毎日が厳しい寒さで辛い季節ですが、季節ごとに神は宿り、この厳しい冬にも相対する神は存在します。
ここで何を学べるのか…、古より「神々との交歓」によって創作は進んでいますので、向き合いながら頑張ろうと思います。