作者の思考
ヒスイ日和(弥生の参)
2018年03月14日
天気が良いけど強風といった日が続き、花粉も飛び始めて日向ぼっこを楽しむにはまだ早いようです。
人間は「知性があっても自然相手に油断する生物」なので、春の喜びに気を抜かず状況を判断して海や河川を楽しみましょう。(油断大敵です)
それでは、まず2月の最終日の探石記録です。(2/28)
曇り空が広がり微睡んだような日でしたが、押上の海岸は歩く事ができました。
早速、誰もいない浜辺を歩き魅力的な石たちを探します。
浜は小石が多く波は長め、砂も多く上がっていたので大物は期待できません。
ちなみに、黄色い物体は巨大なトウモロコシではなく(笑)、特殊な発泡スチロールに棒が付いている物体(漁業用?)です。(持ち上げてジャイアントスイングをしてみました(笑))
どうでも良い遊びをしつつも歩き、ヒスイ転石5個と貝殻2枚(サザエ?)を拾いました。
自然研磨の練度は2個が特別に良く、2個が押上での通常で、1個が浅いです。
しかし表面は全てツルツルなので、やはり押上の錬磨は丁寧なのだと解ります。
この後、河口へ行ってヒスイ転石2個と大きなオンファスを発見。
比べると自然研磨の違いが歴然ですが、加工を考えた場合はこっちの方が良いです。
特にオンファスは石質が良く模様も面白いので、素晴らしい作品が作れそうです。(ブレス用の楕円玉も作れる事でしょう)
青海の海岸や姫川河口でも丸みを帯びた転石はありますが、肌はカサカサの乾燥肌です。
どちらかと言うと硬度の違いを確認するのに良い環境で、青海の海岸や姫川河口で丸まっているヒスイは硬度が低いタイプが多いです。(ただ自然研磨のスタートラインが完全に同じではないので、当然ながら長く研磨されている方が丸みを帯びる)
例外的に底(川底・海底)で錬磨され続けたヒスイ転石は、丸みを帯びながらも魅惑的な肌理の細かさを宿します。(河川や海が大荒れした際に、ごく稀に出現する至宝)
次はやっと3月の探石記録、まずは河口へ行きました。(3/1)
いつものように探しましたが何も無し…、そこで青海の海岸へも行ったのですが大きな波が押し寄せていて探す環境にありませんでした。(砂だらけだったし…)
と、言う事で久々に大野付近へ行ってきました。
こちらは未だに雪が多く残っていましたが、歩くには十分な環境でした。
海では強風が吹き荒れていたのに、それが嘘のように穏やかな時が流れていて、青空の下で石探しを楽しむ事ができました。
結局、この日は何も見付けられませんでしたが、春らしい日和を楽しめたので良かったです。(当然ですが何も拾えない日はある(笑))
河川の土手を彩るフキノトウが芽吹くのは、もう少し先のようです。
後日、再び河口へ行き石拾いを楽しみました。(3/4)
この前と同じように晴れた日でしたが、冷たい強風は吹いていませんでした。
まずは大きめのオンファス1個と、灰色に淡い翠が入ったヒスイ転石1個を発見。
この前のオンファスと同様に良い素材で、加工するのが楽しみです。
ヒスイのカケラは、転石見本にでも活用すると良いのかもしれません。
加工も可能なので、人力で頑張る人は「こういった状態のヒスイ」が使い易いかと思います。
それと穴の開いた面白い石を発見。
風化によるものか、貝類によるものなのか…、完全に貫通していて良い風合いです。
飽きるまで飾って楽しもうかと思います。(満足したら河口へ返す)
次は押上の海岸へ行きました。
海岸には多くの人が訪れていて、やっと旅の季節が訪れたのだと嬉しくなりました。
多くが海を見てからヒスイを探していましたが、なかなか難しいようでした。
いつものように一通り歩き、まずはネフライト5個(上)とアルカリ角閃石岩1個(右下)と発色の良い閃石類1個(一番下)を発見。
この「発色の良い閃石類」は何だろうか?、以前にも拾いましたが名前を確認してません。(他の気になる鉱物と一緒に聞いてみようかな)
ヒスイ転石は4個で、オンファスが2個でした。
ヒスイの4個中3個は自然研磨が良いので磨いて飾石に活用したいと思います。(オンファスは磨いて鉱物見本に活用します)
初心者がパッと見えて解るヒスイではありませんでしたが、これが通常の糸魚川ヒスイだと認識できれば拾える日が来るでしょう。
どうしても拾えない場合は…、物産センターで買って下さいね。(笑)
見本にしながら探せば確立も上がるかと思います。
これから日和が良くなり、待ちに待った再生の季節の到来。
加工するのにも良い環境となるので、趣味の人たちのように遊んでいる場合でもありません。
やるべき事をやって、求める未来に進みたいと思います。(遊びを原点としているので、分けるのが難しい仕事ですが…)
人間は「知性があっても自然相手に油断する生物」なので、春の喜びに気を抜かず状況を判断して海や河川を楽しみましょう。(油断大敵です)
それでは、まず2月の最終日の探石記録です。(2/28)
曇り空が広がり微睡んだような日でしたが、押上の海岸は歩く事ができました。
早速、誰もいない浜辺を歩き魅力的な石たちを探します。
浜は小石が多く波は長め、砂も多く上がっていたので大物は期待できません。
ちなみに、黄色い物体は巨大なトウモロコシではなく(笑)、特殊な発泡スチロールに棒が付いている物体(漁業用?)です。(持ち上げてジャイアントスイングをしてみました(笑))
どうでも良い遊びをしつつも歩き、ヒスイ転石5個と貝殻2枚(サザエ?)を拾いました。
自然研磨の練度は2個が特別に良く、2個が押上での通常で、1個が浅いです。
しかし表面は全てツルツルなので、やはり押上の錬磨は丁寧なのだと解ります。
この後、河口へ行ってヒスイ転石2個と大きなオンファスを発見。
比べると自然研磨の違いが歴然ですが、加工を考えた場合はこっちの方が良いです。
特にオンファスは石質が良く模様も面白いので、素晴らしい作品が作れそうです。(ブレス用の楕円玉も作れる事でしょう)
青海の海岸や姫川河口でも丸みを帯びた転石はありますが、肌はカサカサの乾燥肌です。
どちらかと言うと硬度の違いを確認するのに良い環境で、青海の海岸や姫川河口で丸まっているヒスイは硬度が低いタイプが多いです。(ただ自然研磨のスタートラインが完全に同じではないので、当然ながら長く研磨されている方が丸みを帯びる)
例外的に底(川底・海底)で錬磨され続けたヒスイ転石は、丸みを帯びながらも魅惑的な肌理の細かさを宿します。(河川や海が大荒れした際に、ごく稀に出現する至宝)
次はやっと3月の探石記録、まずは河口へ行きました。(3/1)
いつものように探しましたが何も無し…、そこで青海の海岸へも行ったのですが大きな波が押し寄せていて探す環境にありませんでした。(砂だらけだったし…)
と、言う事で久々に大野付近へ行ってきました。
こちらは未だに雪が多く残っていましたが、歩くには十分な環境でした。
海では強風が吹き荒れていたのに、それが嘘のように穏やかな時が流れていて、青空の下で石探しを楽しむ事ができました。
結局、この日は何も見付けられませんでしたが、春らしい日和を楽しめたので良かったです。(当然ですが何も拾えない日はある(笑))
河川の土手を彩るフキノトウが芽吹くのは、もう少し先のようです。
後日、再び河口へ行き石拾いを楽しみました。(3/4)
この前と同じように晴れた日でしたが、冷たい強風は吹いていませんでした。
まずは大きめのオンファス1個と、灰色に淡い翠が入ったヒスイ転石1個を発見。
この前のオンファスと同様に良い素材で、加工するのが楽しみです。
ヒスイのカケラは、転石見本にでも活用すると良いのかもしれません。
加工も可能なので、人力で頑張る人は「こういった状態のヒスイ」が使い易いかと思います。
それと穴の開いた面白い石を発見。
風化によるものか、貝類によるものなのか…、完全に貫通していて良い風合いです。
飽きるまで飾って楽しもうかと思います。(満足したら河口へ返す)
次は押上の海岸へ行きました。
海岸には多くの人が訪れていて、やっと旅の季節が訪れたのだと嬉しくなりました。
多くが海を見てからヒスイを探していましたが、なかなか難しいようでした。
いつものように一通り歩き、まずはネフライト5個(上)とアルカリ角閃石岩1個(右下)と発色の良い閃石類1個(一番下)を発見。
この「発色の良い閃石類」は何だろうか?、以前にも拾いましたが名前を確認してません。(他の気になる鉱物と一緒に聞いてみようかな)
ヒスイ転石は4個で、オンファスが2個でした。
ヒスイの4個中3個は自然研磨が良いので磨いて飾石に活用したいと思います。(オンファスは磨いて鉱物見本に活用します)
初心者がパッと見えて解るヒスイではありませんでしたが、これが通常の糸魚川ヒスイだと認識できれば拾える日が来るでしょう。
どうしても拾えない場合は…、物産センターで買って下さいね。(笑)
見本にしながら探せば確立も上がるかと思います。
これから日和が良くなり、待ちに待った再生の季節の到来。
加工するのにも良い環境となるので、趣味の人たちのように遊んでいる場合でもありません。
やるべき事をやって、求める未来に進みたいと思います。(遊びを原点としているので、分けるのが難しい仕事ですが…)