作者の思考

ヒスイ日和(長月の弐)

2017年09月14日

海辺はすっかり秋を感じる風になりましたが、まだまだ気温は高めの日が続いています。

この日は朝から晴れていて、海岸にはヒスイ探しを楽しむ人が訪れていました。(釣り人も)
空には雲が多く浮かんでおり日が出たり陰ったりを繰り返し、変化に富んだ景色を楽しめました(笑)





海も波が強く探索するには疲れる環境でしたが、絶えず変化はするので気合いを入れて探す人には良い状態なのかもしれません。





一通り探してオンファス輝石1個、ヒスイ3個、ネフライト1個、玉髄1個が拾えました。
気晴らしとして探しても、それなりの転石があったので良い出逢いをした人もいたかと思います。





次は青海の海岸を探索、この日も波が強く目が疲れる環境でした(笑)
普段は大きめの石が上がる場所ですが、この日は小さめの石で埋め尽くされていて飾石との出逢いは期待できませんでした。





ここで拾えたのは蛇紋石(岩としてはロディン岩の分類)1個と、珪石(チャート含む?)1個でした。



蛇紋石は「透明感のある枯れ草色の部分」が蛇紋石で、ここがオリーブ色になるとボーウェナイトになるのでしょう。(白い部分は大理石かな?)

珪石は赤色の部分も化石ならば「チャート」となり、玉髄であれば「碧玉(ジャスパー)」となるのでしょう。(多分)
私の目ではチャートにしか見えませんが、分析して見ないと解りませんね(笑)

なかなか面白い石があって良かった、一度持ち帰り特徴を憶えたら海に返そうと思います。


そう言えば、同じ日に北海道から来た女性3人が良質のヒスイ転石と出逢っていました。
そのヒスイは「誰が見ても解るレベル」で、こればかりは縁としか言えないかと思います。
遠い北海道から遊びに来て、とても良い思い出となった事でしょう!

純粋な気持で楽しんでいれば、良い出逢いがあるのだと感じた日でした。
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