作者の思考
新たな秘境へ
2017年06月19日
新たな秘境を目指し、海谷三峡パークに行ってきました。
糸魚川へ移り住んで約11年となりますが、海谷に来たのは初めてでした。
入り口付近は根知のように穏やかな田園風景が続きますが、海谷三峡パークに近づくにつれて歴史を感じる家々が見られ、道も険しくなっていきました。(茅葺き屋根の家も2軒ほどありました)
かなり山奥でしたが田畑がみられ、人の営みを強く感じる地域でした。
とてもミステリアスな雰囲気で、人と自然の融合(即ち幻想と現実の融合)が感じられ、新鮮な感動を体験できました。(どちらかと言えば現実よりの領域かと)
ミステリアスな集落を越えて海谷三峡パークに到着、どこか不動滝を想わす広場がありました。
入口の看板を確認して、一通り園内を歩いてみる事にしました。
まずはメインのキャンプ場、広々として使い易そうです。
浅めの小さな水路にはとても冷たい水が流れ、真夏に足を冷やすと気持ち良さそうでした。
木製のオブジェ(彫刻)も幾つか置いてあって、子ども達の遊び相手になってくれるでしょう。
後方の土手にはオダマキ(日本オダマキ?)が咲いていました。
一輪で咲くもの、日向で咲くもの、日陰で咲くもの、それぞれが生を謳歌しているようです。
どこで咲いても美しい、この記憶もヒスイの景色に見出して制作しようと思います。
左側のテントサイトへ行くと、大量のフキが群生していました。
辛うじて使えるのは、この盛り上がった所だけかな…。
この地域は基本的には山菜の採取を禁止していますが、地元の了承を得ればこのフキは採っても良いかと思われます。(逆に助かるのかも(笑))
キャンプ時に食料として活用できるのも嬉しいですね。(許可を得たらなの話です)
このテントサイトからの眺めは絶景で、遠くに残雪の北アルプスが見られます。
手前の青々とした木々とのコントラストも良い感じで、外国っぽい景色を楽しめて最高です!
ここから右側奥のテントサイトにも行こうかと思ったのですが、草木が生い茂りまくっていたので断念しました(笑)
入口方面の展望台の景色も最高!、そびえ立つ絶壁…、明星山ほど見上げませんが圧倒される景色です。
連なる山々もゴツゴツしていて、海谷渓谷の雄大さも感じられます。
案内の看板にはいろいろな情報が載っていたので、場所を確認しながら楽しみました。
右側には、映画のロケ地となった事を説明する看板がありました。
この映画(楢山節考)を見た事はありませんが、姨捨(家族愛)を題材にしているようです。
とても評価の高い作品のようなので、一度は見てみたいと思います。
この展望台から広場を見ると、右側に炊事場とトイレが見えます。(ほぼ画像には写っていません…)
画像の右側の見切れている建物が炊事場、ここで凍えるような水で顔を洗いました(笑)
最後は帰り道途中で、糸魚川のまちと日本海を撮影しました。
午後になって雲が多くなってしまい霞んでいますが、青空だったら爽快な景色だと思います。
秘境としては今のところ海谷三峡パークが、一番遠い場所にあるのだと思います。
でもその道のりでの景色は、古き良き里山を感じさせて非常に魅力的でした。
一番の衝撃は、あの場所に温泉の高原ホテルの残骸があった事です。
最盛期はどんな感じだったのだろうか…、ボロボロになった建物(かつてホテルだった建物)を見て想いを巡らすと「つわものどもが夢の跡」って感じで面白い。(いや「もののあはれ」ってやつかな…)
一度で良いから活用してみたかった…、でもこの場所で成り立つには会員制でなければ運営は不可能でしょう。(会員制だったのかな?)
不思議な土地だ、暮らすのに楽ではないのに新しい家があったり、田畑が綺麗に整備されていたりと、人間(生物)としての強さを感じます。
その強さ故のミステリアスな伝説もありそうなので、小説を書くには良い環境なのかもしれませんね(笑)
まだまだ糸魚川には行った事の無い土地が多く残っていますので、まだ見ぬ場所へ今後も訪れたいと思います。(知らない所ばかりだ(笑))
糸魚川へ移り住んで約11年となりますが、海谷に来たのは初めてでした。
入り口付近は根知のように穏やかな田園風景が続きますが、海谷三峡パークに近づくにつれて歴史を感じる家々が見られ、道も険しくなっていきました。(茅葺き屋根の家も2軒ほどありました)
かなり山奥でしたが田畑がみられ、人の営みを強く感じる地域でした。
とてもミステリアスな雰囲気で、人と自然の融合(即ち幻想と現実の融合)が感じられ、新鮮な感動を体験できました。(どちらかと言えば現実よりの領域かと)
ミステリアスな集落を越えて海谷三峡パークに到着、どこか不動滝を想わす広場がありました。
入口の看板を確認して、一通り園内を歩いてみる事にしました。
まずはメインのキャンプ場、広々として使い易そうです。
浅めの小さな水路にはとても冷たい水が流れ、真夏に足を冷やすと気持ち良さそうでした。
木製のオブジェ(彫刻)も幾つか置いてあって、子ども達の遊び相手になってくれるでしょう。
後方の土手にはオダマキ(日本オダマキ?)が咲いていました。
一輪で咲くもの、日向で咲くもの、日陰で咲くもの、それぞれが生を謳歌しているようです。
どこで咲いても美しい、この記憶もヒスイの景色に見出して制作しようと思います。
左側のテントサイトへ行くと、大量のフキが群生していました。
辛うじて使えるのは、この盛り上がった所だけかな…。
この地域は基本的には山菜の採取を禁止していますが、地元の了承を得ればこのフキは採っても良いかと思われます。(逆に助かるのかも(笑))
キャンプ時に食料として活用できるのも嬉しいですね。(許可を得たらなの話です)
このテントサイトからの眺めは絶景で、遠くに残雪の北アルプスが見られます。
手前の青々とした木々とのコントラストも良い感じで、外国っぽい景色を楽しめて最高です!
ここから右側奥のテントサイトにも行こうかと思ったのですが、草木が生い茂りまくっていたので断念しました(笑)
入口方面の展望台の景色も最高!、そびえ立つ絶壁…、明星山ほど見上げませんが圧倒される景色です。
連なる山々もゴツゴツしていて、海谷渓谷の雄大さも感じられます。
案内の看板にはいろいろな情報が載っていたので、場所を確認しながら楽しみました。
右側には、映画のロケ地となった事を説明する看板がありました。
この映画(楢山節考)を見た事はありませんが、姨捨(家族愛)を題材にしているようです。
とても評価の高い作品のようなので、一度は見てみたいと思います。
この展望台から広場を見ると、右側に炊事場とトイレが見えます。(ほぼ画像には写っていません…)
画像の右側の見切れている建物が炊事場、ここで凍えるような水で顔を洗いました(笑)
最後は帰り道途中で、糸魚川のまちと日本海を撮影しました。
午後になって雲が多くなってしまい霞んでいますが、青空だったら爽快な景色だと思います。
秘境としては今のところ海谷三峡パークが、一番遠い場所にあるのだと思います。
でもその道のりでの景色は、古き良き里山を感じさせて非常に魅力的でした。
一番の衝撃は、あの場所に温泉の高原ホテルの残骸があった事です。
最盛期はどんな感じだったのだろうか…、ボロボロになった建物(かつてホテルだった建物)を見て想いを巡らすと「つわものどもが夢の跡」って感じで面白い。(いや「もののあはれ」ってやつかな…)
一度で良いから活用してみたかった…、でもこの場所で成り立つには会員制でなければ運営は不可能でしょう。(会員制だったのかな?)
不思議な土地だ、暮らすのに楽ではないのに新しい家があったり、田畑が綺麗に整備されていたりと、人間(生物)としての強さを感じます。
その強さ故のミステリアスな伝説もありそうなので、小説を書くには良い環境なのかもしれませんね(笑)
まだまだ糸魚川には行った事の無い土地が多く残っていますので、まだ見ぬ場所へ今後も訪れたいと思います。(知らない所ばかりだ(笑))