作者の思考
海での転石拾い
2016年12月07日
とても天気の良い日だったので、海へ転石(標石も)を拾いに行きました。
前日も天気は良かったのですが、風が非常に冷たく海へ行く気になりませんでした(笑)
しかし、この日(2日)は初秋を思わせる日差しとなり、上着を脱いでの探索となりました。
まずは押上の海岸から見ましたが、やはり海は荒れていて探せる範囲が少ない…。
右側は無理なので左側へ行くと、数人が同じように転石探しをしていました。
それにしても漂着したゴミがすごい量…、前日がどれだけ荒れたのかが解ります。(そして人間が出すゴミの量も解る)
長めの強い波が押し寄せ、黄色い太陽光の中での探索は初心者には難しいでしょう。
それでも青い空と碧の海を眺めながらの散歩とすれば、気分も晴れます。
少し歩くと平らなネフライトを発見!
天然の磨製石器のようだなぁ〜、研磨するのには丁度良い厚さのようにも思える(笑)
縄文人が「ちょっとした磨斧」を作るのに最適な素材だったのでしょうね。
押上の海岸では、このネフライトとしか出逢えませんでした…。
次は青海の海岸へ行きました。
ここも波が強く、探せる範囲が少ない状態でした。
そして釣り人が多かったので、更に探しづらい環境でした(笑)
面白い石でも在ればと波に気を付けながら探していた最中に、親父が一人の女性に宮崎海岸で拾った綺麗なヒスイ転石を見せてもらったようです。
かなり良質だったらしく、標石(標本となる石)に分類されるレベルのヒスイだったようです。(透明度が高く、明るい翠がフワッと流れるタイプだったようです)
話によれば、朝の5時から懐中電灯で探して見つけ出したのだそうです。
今までの中で最高のヒスイだったようで、その女性は幸せそうに笑顔で話してくれたそうです。(より一層、ヒスイに魅了されたようです(笑))
私も見たかったな…、そうすればサンプルとしての情報が増えたのですが…。
それでも、やはり宮崎海岸は良質なヒスイが拾える事は間違い無いようです。
青海の海岸も姫川河口まで歩いたのですが、全く見つからない…。
なので、さっきの親父の話もあったので、探している人に声を掛けてみる事にしました。
そうしたら、こちらにも良いヒスイと出逢った人がいました!
明るい翠が多く入った大きめの転石で、簡単には出逢えないヒスイです。
私が拾ったと間違われないように、本人の手で持ってもらい撮影をしました。(了承を得て)
この男性も朝7時に来て探した結果、このヒスイを手に出来たようです。
前日は相当海が荒れていたそうで、その波が少し弱まっている今日に狙いを定めて探したそうです。
ここで強く感じた事は、さっきの女性といい、この男性といい、ヒスイ転石への情熱は「半端じゃない」と感じました。
かつては私も持っていた情熱、「数多の加工経験」や「先人たちの標石との出逢い」もあって、私はヒスイに慣れ過ぎた感が否めない気がしました。
行きすぎた情熱(欲)は身を滅ぼしますが、無さ過ぎる情熱(欲)は人間に何も与えてはくれません。
今回の人との出逢いは、初心を思い出させてくれた出逢いだったと思います。
良い人の縁もあったので近くのコンビニ(手作り弁当や焼きたてのパンが美味しいコンビニ)へ、昼食を買いに歩いて来た浜辺を戻っていたら、急にヒスイに出逢いました(笑)
さっき歩いてきたのに何故?って感じで、不思議に縁の回復を感じます。
先程の両名のヒスイには及ばないレベルではありますが、少し翠が入っていて石質も悪くありません。
こっちは親父の足下にありました。
親父に「どこ見てるんだ」と自分の事を棚に上げて、有り難く拾いました(笑)
こっちは少し緑が入っていて、石質もしっかりしています。
乾くとこんな感じ、左のヒスイは翡翠輝石がキラキラ輝くタイプで綺麗です。(この画像では見えないけど…)
右は若干の光沢が見られ、艶が出やすいタイプだと解ります。
更にもう1個、アルビタイトと思いきやヒスイでした。
このヒスイも、淡く緑が浮かぶ部分があり紫が入ったりするタイプのヒスイだと解ります。(これには入っていないけど(笑))
最後は綺麗なロディン岩、牡蠣みたいな姿で面白いです。
磨けば光るので、これも持って帰ります。
行きには出逢えなかったヒスイでしたが、良い人の出逢いが在った後に3個と出逢いました。
面白いな〜、私の石との縁を引き上げてくれたのだろうか?、運気が移ったのだとしたら申し訳ないな…。
不思議な感覚だ…、なんであれ寝ぼけた面をビンタされたように目が覚めました(笑)
今回の転石と、さっきの男性の転石も見ても解るのですが、角張っていてあまり艶やかではありません。
やはり青海川や姫川が近いので、川経由でのヒスイなのでしょう。
押上や宮崎でのヒスイの転石は「曲線と直線とのバランス良く滑らか」と言う特徴が多いかと思います。
これは自然研磨の年月の違いが在るように思えますが、それぞれに魅力がある事は間違い無いでしょう。
個人的な感想は、青海の海岸でのヒスイ転石は「気兼ねしないで加工に使える」ってタイプだと思います。
海岸ごとに特徴があって面白い、今後も自分なりに調べてみたいと思います。
え〜、刮目した後に探したのですが、その後は何も無し(笑)
幻想的な黄昏の海岸を撮影して、この日は帰りました。
ちなみカケラのストラップを作ったので、糸魚川へ遊びに来た際は買って下さいね(笑)
白ヒスイのカケラですが、ほんのりと緑を宿しています。
前日も天気は良かったのですが、風が非常に冷たく海へ行く気になりませんでした(笑)
しかし、この日(2日)は初秋を思わせる日差しとなり、上着を脱いでの探索となりました。
まずは押上の海岸から見ましたが、やはり海は荒れていて探せる範囲が少ない…。
右側は無理なので左側へ行くと、数人が同じように転石探しをしていました。
それにしても漂着したゴミがすごい量…、前日がどれだけ荒れたのかが解ります。(そして人間が出すゴミの量も解る)
長めの強い波が押し寄せ、黄色い太陽光の中での探索は初心者には難しいでしょう。
それでも青い空と碧の海を眺めながらの散歩とすれば、気分も晴れます。
少し歩くと平らなネフライトを発見!
天然の磨製石器のようだなぁ〜、研磨するのには丁度良い厚さのようにも思える(笑)
縄文人が「ちょっとした磨斧」を作るのに最適な素材だったのでしょうね。
押上の海岸では、このネフライトとしか出逢えませんでした…。
次は青海の海岸へ行きました。
ここも波が強く、探せる範囲が少ない状態でした。
そして釣り人が多かったので、更に探しづらい環境でした(笑)
面白い石でも在ればと波に気を付けながら探していた最中に、親父が一人の女性に宮崎海岸で拾った綺麗なヒスイ転石を見せてもらったようです。
かなり良質だったらしく、標石(標本となる石)に分類されるレベルのヒスイだったようです。(透明度が高く、明るい翠がフワッと流れるタイプだったようです)
話によれば、朝の5時から懐中電灯で探して見つけ出したのだそうです。
今までの中で最高のヒスイだったようで、その女性は幸せそうに笑顔で話してくれたそうです。(より一層、ヒスイに魅了されたようです(笑))
私も見たかったな…、そうすればサンプルとしての情報が増えたのですが…。
それでも、やはり宮崎海岸は良質なヒスイが拾える事は間違い無いようです。
青海の海岸も姫川河口まで歩いたのですが、全く見つからない…。
なので、さっきの親父の話もあったので、探している人に声を掛けてみる事にしました。
そうしたら、こちらにも良いヒスイと出逢った人がいました!
明るい翠が多く入った大きめの転石で、簡単には出逢えないヒスイです。
私が拾ったと間違われないように、本人の手で持ってもらい撮影をしました。(了承を得て)
この男性も朝7時に来て探した結果、このヒスイを手に出来たようです。
前日は相当海が荒れていたそうで、その波が少し弱まっている今日に狙いを定めて探したそうです。
ここで強く感じた事は、さっきの女性といい、この男性といい、ヒスイ転石への情熱は「半端じゃない」と感じました。
かつては私も持っていた情熱、「数多の加工経験」や「先人たちの標石との出逢い」もあって、私はヒスイに慣れ過ぎた感が否めない気がしました。
行きすぎた情熱(欲)は身を滅ぼしますが、無さ過ぎる情熱(欲)は人間に何も与えてはくれません。
今回の人との出逢いは、初心を思い出させてくれた出逢いだったと思います。
良い人の縁もあったので近くのコンビニ(手作り弁当や焼きたてのパンが美味しいコンビニ)へ、昼食を買いに歩いて来た浜辺を戻っていたら、急にヒスイに出逢いました(笑)
さっき歩いてきたのに何故?って感じで、不思議に縁の回復を感じます。
先程の両名のヒスイには及ばないレベルではありますが、少し翠が入っていて石質も悪くありません。
こっちは親父の足下にありました。
親父に「どこ見てるんだ」と自分の事を棚に上げて、有り難く拾いました(笑)
こっちは少し緑が入っていて、石質もしっかりしています。
乾くとこんな感じ、左のヒスイは翡翠輝石がキラキラ輝くタイプで綺麗です。(この画像では見えないけど…)
右は若干の光沢が見られ、艶が出やすいタイプだと解ります。
更にもう1個、アルビタイトと思いきやヒスイでした。
このヒスイも、淡く緑が浮かぶ部分があり紫が入ったりするタイプのヒスイだと解ります。(これには入っていないけど(笑))
最後は綺麗なロディン岩、牡蠣みたいな姿で面白いです。
磨けば光るので、これも持って帰ります。
行きには出逢えなかったヒスイでしたが、良い人の出逢いが在った後に3個と出逢いました。
面白いな〜、私の石との縁を引き上げてくれたのだろうか?、運気が移ったのだとしたら申し訳ないな…。
不思議な感覚だ…、なんであれ寝ぼけた面をビンタされたように目が覚めました(笑)
今回の転石と、さっきの男性の転石も見ても解るのですが、角張っていてあまり艶やかではありません。
やはり青海川や姫川が近いので、川経由でのヒスイなのでしょう。
押上や宮崎でのヒスイの転石は「曲線と直線とのバランス良く滑らか」と言う特徴が多いかと思います。
これは自然研磨の年月の違いが在るように思えますが、それぞれに魅力がある事は間違い無いでしょう。
個人的な感想は、青海の海岸でのヒスイ転石は「気兼ねしないで加工に使える」ってタイプだと思います。
海岸ごとに特徴があって面白い、今後も自分なりに調べてみたいと思います。
え〜、刮目した後に探したのですが、その後は何も無し(笑)
幻想的な黄昏の海岸を撮影して、この日は帰りました。
ちなみカケラのストラップを作ったので、糸魚川へ遊びに来た際は買って下さいね(笑)
白ヒスイのカケラですが、ほんのりと緑を宿しています。