作者の思考

海での転石拾い

2016年08月27日

8月も後半に入り海水浴の人たちも落ち着いたようなので、押上の海岸へ遊びに行きました。

この日(23日)は台風が通過した影響により、大気が不安定になっていました。
空は部分的に晴れ間が見られますが、雨雲によって太陽が隠れる事も多かったです。
風は強くありませんでしたが、ムシムシと暑く波しぶきと汗でベタベタになりました(笑)
数人の人たちが海を楽しもうと訪れていましたが、諦めて帰って行く姿が見られました。





浜には流木(ゴミ含む)が大量に打ち上がり、海は濁っていて波も強かったです。
とても楽しめる状態ではありませんが、一通り歩いて綺麗な石を探しました。
流木を見て解るように押し上げる波なので、ヒスイとの出逢いは期待できません。(私の経験上、引く波の方がヒスイと出逢える可能性が高いです)
濁った波の影響で波の中の石を見る事も出来ず、探す範囲が限定されます。





とりあえず迫力のある大きな波だったので、写真撮影を試みました。
しかしカメラを向けると何故か穏やかになり、襲いかかってくるような迫力が無くなります。
思わず「なんてシャイな波なんだ」と、意味不明の言葉を心の中でつぶやきながら、大きな波を待つ時間もおしいので探索に集中しました(笑)




流木や石が大量に積み上がる海岸は歩き辛く難儀しましたが、それでも綺麗な石たちと出逢う事ができました。(ヒスイとも出逢えました!)
上からオンファス輝石1個、ロディン岩2個、ヒスイ(極小含む)2個、玉髄4個です。


特に中央2個の玉髄は質が良く、1個は縞瑪瑙になっています。(でも右の玉髄が最も良質と言えるでしょう)
加工も可能ですが、このままの姿で磨がこうかな〜、でも右のはそのままサンプルとして保管しても良いかもしれませんね。

ヒスイはうっすらと翠がかっていて綺麗、レア度は3くらいでしょうが満足の結果です。(極小のヒスイも、小瓶に集めているので大切に保管します)

短い探索時間(1時間弱)でしたが、転石拾いを楽しむ事ができました。
こういった曇った日はヒスイを探すのが難しいですが、白い石を探していれば石英・曹長石・ロディン岩を見付ける事ができます。(慣れない内は、その延長上でヒスイを見付けられるでしょう)
どれも質が良ければ綺麗な石たちなので、拾っても損は無いかと思います。(ハズレとして、陶器の破片を拾う場合がありますが(笑))

海が穏やかになったら、また遊びに行こうかと思います。



前日に激しい雨が降り続き、糸魚川の各地で土砂崩れがあったようです。
姫川が氾濫する事はありませんでしたが、今後も注意する必用がありそうです。

姫川が荒れる事でヒスイが出たりもしますが、災害と紙一重なのでそこに住んでいる人たちにとっては迷惑なだけでしょう。(喜ぶのは「ガリンペイロくずれ」だけ(笑))

くれぐれも、安全な状態になってから姫川を楽しんで下さい。
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