作者の思考

河川モニター(11月分)

2015年11月30日

今月は後半から、かなり大気が不安定になりました。
冬の到来と共に晴れの日が少なくなり、寒さも増して滅入ってくる事が多くなりますが、必ず訪れる春を想いながら頑張りましょう。
冬には冬の楽しみ方もありますので、いろいろと挑戦してみるのも面白いかと思います。

今回は、根知周辺の報告です。
大気が不安定になっていたので、晴れたり曇ったりを繰り返していました。
近くの山は紅葉を終え冬支度に入り、「枯れ木も山の賑わい」って感じになっています(意味が違うけど(笑))
遠くの山には雪が降ったようで、だいぶ雪化粧をしています。(まだ厚化粧ではない)






堤防付近は草が生えていて、増水による被害は見られませんでした。
川へ向かう途中の「ちょとした崖」では、流木に草が絡まっているのである程度は荒れた事が見られます。
しかし流木は以前からあったもので、不安定な大気により激しい雨風で崖が崩れ、その草が絡まったのだと思われます。(ここまで水かさが増したという訳ではないかと…、増したとしても短期間だったと思います)
何であれ、この上には、なるべく近づかない方が良いかと思います。






姫川本流は、いつもよりは水が多いように思いました。(11月末にしては)
でも激しく流れている訳でもなく、水も澄んでいるので今のところは穏やかです。
近くに流木がありましたが、これも新たに流れてきたのではなく「多少は場所が移動していた」って程度でした。
それよりもその姿が「大きな口を開けた大蛇」に見えて、こういった所にも神(美)は宿るのだと改めて感じました。(こういった事が神の原点であり、神話の原点であり、鬼の原点でもあり、全ての創作の原点でもあるので非常に面白いです)






ヒスイを発見!、と思いきや残念、ロディン岩です(ロディン岩なので無用に割らないでね(笑))
少し先に行くと破壊された鉱物も発見しました。
こちらはアルビタイトだなぁ〜、ヒスイと間違えたのかな?、でもこれを手刀で打ち割ったとしたら別の意味でスゴイですね…。(超人だ)
まぁ、どっちにしろ「後片づけはしてくれ」って思う。
当然のように割って置いていくのは鉱物への冒涜だ、砕いたのなら全てを活用しろって話ですね。





穏やかな水の流れの中で、美しい翠の植物を発見しました。
現在の季節とこの発色を同時に見ると、今が春先だと錯覚してしまいます(笑)
これを見ると、まだまだ本格的な冬は遠い存在なのだと思えて嬉しくなります。
帰り際に綺麗なネフライトを発見!、この発色は夏を想わせます。
透明度もあり偶然に雲から出てきた太陽にかざすと、木漏れ日を感じる事ができました。



寒さが増してくる季節で、一瞬でも季節を錯覚できる存在に出会うのは楽しいです。
きっと縄文人も同じように自然を楽しんだのでしょう!

この事で、縄文人とも喜びを共有した錯覚を得られ満足です(笑)
人が現実逃避をして得た幻想の世界、逃げてはいますが完全に離れたのではなく、その原点には神(自然)が宿っています。(逃げようとしても、逃げ切れるレベルの存在じゃないし(笑))

一万年も続いた楽園(縄文時代)がエデンの園であったのなら、そこから追放されたイザナミとイザナギが幻想世界を創造したのでしょうね。
イザナミが原点を宿し、イザナギが発想を豊かにして行く…、でもそんなバランスは長くは続かず原点を失ったイザナギが暴走して幻想世界からも逃避していった気がするなぁ…。

どこまでが現実で、どこまでが幻想で、どもまでが幻想の幻想なのかが解らなくなっているように思える。(今の世の中は)
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