作者の思考
約束の地を巡る
2015年05月07日
連休の少し前に、お客さんが遊びに来てくれました。
神玉の三貴子を揃えた方で、鉱物も大好きな女性です。
東北新幹線は大変な事になっていましたが、北陸新幹線は何のトラブルもなかったよ
うです。(何事もなく安心しました)
4月の中旬は天気が荒れて心配でしたが、後半からは良くなり(良くなり過ぎ?)絶
好の観光日和となりました。
糸魚川へは、今回で二度目なのだそうです。
前回は殆ど石拾いに時間を費やしたようで、観光スポットへ行くのは初めてのようで
す。
ならば私のお気に入りのスポット(約束の地)で、糸魚川を大いに楽しんで頂きましょ
う!
ご本人の希望により、まずは天津神社へ向かいます。
糸魚川へ到着したのが13時頃だったので、初日は天津神社と石拾いを楽しもうと思い
ます。
非常に天気が良く、夏のような日差しでした。(暑かった〜)
天津神社で糸魚川へ訪れた事の報告をして、奴奈川神社本殿と天津神社本殿にも挨拶
をしました。
ご挨拶を終えたので、姫川へ向かいます。
川幅が広く下りやすい、石の公園がある河口へ行きました。
本流は濁流になっていますが、川自体は氾濫していないので安全に探せます。
前回は海岸だけを探したとの事だったので、今回は河川をメインに探してみます。
流石にヒスイには簡単に出会えませんが、綺麗な玉髄・キツネ石・軟玉と出会えまし
た!
石好きならば、魅力的な石と出会えれば満足で、探す過程も楽しめます。
宿泊は親不知との事だったので、夕食に遅れないように親不知海岸へ移動しました。
連休前だったので人もそれほど多くはなく、ゆっくりと探す事ができました。
ここでは小さな白ヒスイと出会う事が出来て、糸魚川からの祝福を受けたようです。
ちなみに二人とも長靴に履き替えなかった事もあり、波をくらって「別の意味での祝
福」も受けました(笑)
初日はこれで終えて、次の日の遊びに備えます。
二日目は、私の大好きなヒスイ峡と不動滝へ向かいます。
まだまだ雪が残っていますが、気温は暖かく清々しい日でした。
いつ見ても美しい所で、魂が洗われるようです。
厳しい冬を乗り越えて、浪太郎も嬉しそうです。
きっと池の中にいる(かもしれない)、浪太郎や翠も喜んでいる事でしょう。
口に挟まっているヒスイをお客さんに紹介て、口の中を覗き込むように見ました(笑)
普段よりも水が多くなっていて、より神秘的な池となっていました。
残雪のため、周りを歩く事ができませんでしたが、幻想的な景色は十分に楽しめたか
と思います。
舞い散る桜と雪とのコラボが美しく、この時期でしか見られない景色をお客さんと堪
能しました。
何人か写真を撮りに訪れていて、神秘的な高浪の池を楽しんでいたようです。
次は下ってヒスイ峡へ向かいます。
今年も無事に来る事ができました!、芽吹き始めた植物が、萌葱色に輝いています。
湧き水も勢いがすごく、湧くというよりは噴いている感じです。
とても冷たく澄んでいて、真夏だったら飛び込みたいくらいです(笑)
小滝川は濁っていて、雪解けの始まりを伝えています。
これからが本番で、梅雨が終わる頃には少しずつ、いつもの清流に戻っていきます。
お客さんは、この母なる川でヒスイの品々を清めていました。
雪解けのヒスイ峡を楽しんだので、次は不動滝へ向かいます。
小滝からは通行止めで行けなかったので、今井地区から行きました。
相変わらずの素晴らしさ、本気で住みたくなります(笑)
雪解け水で濁った池も魅力的、何かの存在を感じさせてくれます。
色の違う桜がそれぞれに咲いていて、そのコントラストに魅了されました。
仙人がいてもおかしくないなぁ〜、と言いながら奥に進みます。
雪解け水により糸滝も立派で、桜のピンク色と桂の新緑に挟まれて美しく流れていま
す。
そして鳥居から見られる不動滝の水量はもの凄く、辺りを霧で包み込んでいます。
鳥居をくぐって小人化し、不動滝へ向かいます(笑)
水神様の祠にご挨拶をして、近くから不動滝を楽しみます。
風が吹くと、大量のしぶきが舞い上がりマイナスイオンに包まれます。
しかし、あまりに多くのしぶきが舞い上がったので、二人とも水滴だらけになりまし
た(笑)
ちょっとしたミストャワーを浴びた感じで、滝の近くは気温が一気に下がります。
きっと今の水量で滝行をしたら「首が折れるよね」、と話しながら見ていました(笑)
まだ管理棟には管理のおじさんがいませんでしたが、カメムシは大量に発生していま
した(笑)
これからウルルとの闘いもあるので、頑張って頂きたいです。
最終日はフォッサマグナミュージアムへ行きました。
リニューアルされてからは、一度も行っていないので確認を兼ねて見てきました。
相変わらず「カオナシもどき」が、出迎えてくれます(笑)
中の撮影は流石にできませんが、それなりにヒスイが多くなっていて楽しめました。
海岸での転石はともかく、丁度良いサイズの原石を見ると加工したくなるのは職業病
ですね…。
この原石なら「こう切断して、こう研磨する」、そんな事を脳内でイメージして楽し
みました(笑)
その後、疲れを癒す事も兼ねて、大網へ向かいました。
ここは長野県の小谷村になるのですが、糸魚川から近く新潟県のような錯覚を受けま
す。
上に向かうと集落があり、お年寄りが昔ながらの暮らしを守っています。
古民家が多く残っていて、立派な作りの家が歴史を感じさせます。
さっそく、無料の足湯で疲れを癒してもらいます。
肌がスベスベになる温泉で、硫黄の臭いも殆どしません。
場所により深さが違うので半身浴もできそうですが、流石にそこまではできませんね
(笑)
近くには、お堂?があり、その下には温泉が大量に流れています。
源泉から流れ出る温泉は熱く、豊富な湯量を感じる事ができます。
大糸線も大網を通っています。
駅名は平岩で、ほのぼのとした景色が懐かしく、忘れかけている事を想い出させるよ
うです。
かつて大網には叔母が住んでいて、幼い頃に遊びに来た思い出が残っています。
叔母の家は現在、移り住んでくれた若者により守られています。(この話は別の機会
に詳しく書こうと思います)
疲れも癒えたところで、最後の鉱物探索に出ます。
場所は根知付近の、私がモニターをしていて偶然ヒスイと出会った場所です。
探しやすい場所なので、色々な鉱物も楽しめます。
ここでもヒスイとは出会えませんでしたが、石英系や蛇紋系の綺麗な鉱物がありまし
た。
本当に鉱物が好きのようで、2時間近く楽しんでいました。
その後、一緒に夕食をとりながら色々な事を話して、夜の新幹線で糸魚川を後にしま
した。
とても楽しい3日間でした!
これが「自分で作って自分で売る事」を、基本としている醍醐味だと思います。
この事により、作品だけではない領域も共有できるのだと思います。
また会える日を楽しみにしています!
ちなみに、大勢で来られても対応できないので、ご了承下さい。(私が対応できる人
数は1〜2人です)
車が小さいので馬力がなく山道を上がって行くのには限界があるし、何よりも短い期
間で共有し合うのならば少数でなければ不可能です。
私は聖徳太子ではないので、10人の声を同時に聞く事はできませんから…。(半分
の5人でも無理(笑))
まぁ、大勢で来たお客さんなんて、今までにいませんけどね(笑)
神玉の三貴子を揃えた方で、鉱物も大好きな女性です。
東北新幹線は大変な事になっていましたが、北陸新幹線は何のトラブルもなかったよ
うです。(何事もなく安心しました)
4月の中旬は天気が荒れて心配でしたが、後半からは良くなり(良くなり過ぎ?)絶
好の観光日和となりました。
糸魚川へは、今回で二度目なのだそうです。
前回は殆ど石拾いに時間を費やしたようで、観光スポットへ行くのは初めてのようで
す。
ならば私のお気に入りのスポット(約束の地)で、糸魚川を大いに楽しんで頂きましょ
う!
ご本人の希望により、まずは天津神社へ向かいます。
糸魚川へ到着したのが13時頃だったので、初日は天津神社と石拾いを楽しもうと思い
ます。
非常に天気が良く、夏のような日差しでした。(暑かった〜)
天津神社で糸魚川へ訪れた事の報告をして、奴奈川神社本殿と天津神社本殿にも挨拶
をしました。
ご挨拶を終えたので、姫川へ向かいます。
川幅が広く下りやすい、石の公園がある河口へ行きました。
本流は濁流になっていますが、川自体は氾濫していないので安全に探せます。
前回は海岸だけを探したとの事だったので、今回は河川をメインに探してみます。
流石にヒスイには簡単に出会えませんが、綺麗な玉髄・キツネ石・軟玉と出会えまし
た!
石好きならば、魅力的な石と出会えれば満足で、探す過程も楽しめます。
宿泊は親不知との事だったので、夕食に遅れないように親不知海岸へ移動しました。
連休前だったので人もそれほど多くはなく、ゆっくりと探す事ができました。
ここでは小さな白ヒスイと出会う事が出来て、糸魚川からの祝福を受けたようです。
ちなみに二人とも長靴に履き替えなかった事もあり、波をくらって「別の意味での祝
福」も受けました(笑)
初日はこれで終えて、次の日の遊びに備えます。
二日目は、私の大好きなヒスイ峡と不動滝へ向かいます。
まだまだ雪が残っていますが、気温は暖かく清々しい日でした。
いつ見ても美しい所で、魂が洗われるようです。
厳しい冬を乗り越えて、浪太郎も嬉しそうです。
きっと池の中にいる(かもしれない)、浪太郎や翠も喜んでいる事でしょう。
口に挟まっているヒスイをお客さんに紹介て、口の中を覗き込むように見ました(笑)
普段よりも水が多くなっていて、より神秘的な池となっていました。
残雪のため、周りを歩く事ができませんでしたが、幻想的な景色は十分に楽しめたか
と思います。
舞い散る桜と雪とのコラボが美しく、この時期でしか見られない景色をお客さんと堪
能しました。
何人か写真を撮りに訪れていて、神秘的な高浪の池を楽しんでいたようです。
次は下ってヒスイ峡へ向かいます。
今年も無事に来る事ができました!、芽吹き始めた植物が、萌葱色に輝いています。
湧き水も勢いがすごく、湧くというよりは噴いている感じです。
とても冷たく澄んでいて、真夏だったら飛び込みたいくらいです(笑)
小滝川は濁っていて、雪解けの始まりを伝えています。
これからが本番で、梅雨が終わる頃には少しずつ、いつもの清流に戻っていきます。
お客さんは、この母なる川でヒスイの品々を清めていました。
雪解けのヒスイ峡を楽しんだので、次は不動滝へ向かいます。
小滝からは通行止めで行けなかったので、今井地区から行きました。
相変わらずの素晴らしさ、本気で住みたくなります(笑)
雪解け水で濁った池も魅力的、何かの存在を感じさせてくれます。
色の違う桜がそれぞれに咲いていて、そのコントラストに魅了されました。
仙人がいてもおかしくないなぁ〜、と言いながら奥に進みます。
雪解け水により糸滝も立派で、桜のピンク色と桂の新緑に挟まれて美しく流れていま
す。
そして鳥居から見られる不動滝の水量はもの凄く、辺りを霧で包み込んでいます。
鳥居をくぐって小人化し、不動滝へ向かいます(笑)
水神様の祠にご挨拶をして、近くから不動滝を楽しみます。
風が吹くと、大量のしぶきが舞い上がりマイナスイオンに包まれます。
しかし、あまりに多くのしぶきが舞い上がったので、二人とも水滴だらけになりまし
た(笑)
ちょっとしたミストャワーを浴びた感じで、滝の近くは気温が一気に下がります。
きっと今の水量で滝行をしたら「首が折れるよね」、と話しながら見ていました(笑)
まだ管理棟には管理のおじさんがいませんでしたが、カメムシは大量に発生していま
した(笑)
これからウルルとの闘いもあるので、頑張って頂きたいです。
最終日はフォッサマグナミュージアムへ行きました。
リニューアルされてからは、一度も行っていないので確認を兼ねて見てきました。
相変わらず「カオナシもどき」が、出迎えてくれます(笑)
中の撮影は流石にできませんが、それなりにヒスイが多くなっていて楽しめました。
海岸での転石はともかく、丁度良いサイズの原石を見ると加工したくなるのは職業病
ですね…。
この原石なら「こう切断して、こう研磨する」、そんな事を脳内でイメージして楽し
みました(笑)
その後、疲れを癒す事も兼ねて、大網へ向かいました。
ここは長野県の小谷村になるのですが、糸魚川から近く新潟県のような錯覚を受けま
す。
上に向かうと集落があり、お年寄りが昔ながらの暮らしを守っています。
古民家が多く残っていて、立派な作りの家が歴史を感じさせます。
さっそく、無料の足湯で疲れを癒してもらいます。
肌がスベスベになる温泉で、硫黄の臭いも殆どしません。
場所により深さが違うので半身浴もできそうですが、流石にそこまではできませんね
(笑)
近くには、お堂?があり、その下には温泉が大量に流れています。
源泉から流れ出る温泉は熱く、豊富な湯量を感じる事ができます。
大糸線も大網を通っています。
駅名は平岩で、ほのぼのとした景色が懐かしく、忘れかけている事を想い出させるよ
うです。
かつて大網には叔母が住んでいて、幼い頃に遊びに来た思い出が残っています。
叔母の家は現在、移り住んでくれた若者により守られています。(この話は別の機会
に詳しく書こうと思います)
疲れも癒えたところで、最後の鉱物探索に出ます。
場所は根知付近の、私がモニターをしていて偶然ヒスイと出会った場所です。
探しやすい場所なので、色々な鉱物も楽しめます。
ここでもヒスイとは出会えませんでしたが、石英系や蛇紋系の綺麗な鉱物がありまし
た。
本当に鉱物が好きのようで、2時間近く楽しんでいました。
その後、一緒に夕食をとりながら色々な事を話して、夜の新幹線で糸魚川を後にしま
した。
とても楽しい3日間でした!
これが「自分で作って自分で売る事」を、基本としている醍醐味だと思います。
この事により、作品だけではない領域も共有できるのだと思います。
また会える日を楽しみにしています!
ちなみに、大勢で来られても対応できないので、ご了承下さい。(私が対応できる人
数は1〜2人です)
車が小さいので馬力がなく山道を上がって行くのには限界があるし、何よりも短い期
間で共有し合うのならば少数でなければ不可能です。
私は聖徳太子ではないので、10人の声を同時に聞く事はできませんから…。(半分
の5人でも無理(笑))
まぁ、大勢で来たお客さんなんて、今までにいませんけどね(笑)